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愛知下り坂、追突頻発 岡崎の国道1号、多重事故現場
十五日朝にトラックや乗用車計六台が絡む追突事故が発生した岡崎市舞木町の国道1号の舞木町東交差点。過去にも追突事故が度々発生している。「下り坂で止まれないのか、赤信号なのに、無視して突っ込む車をよく見かける」と話す地元住民が多い。 現場は豊橋方面から交差点までの三百メートルにわたり、3%の下り坂(水平方向に百メートル進むと三メートル下る)が続く。付近に住む主婦(34)は「トラックが急ブレーキを踏む音が頻繁に聞こえる。今日も急ブレーキの音が聞こえたと思った直後に『ドーンドンドン』と衝突音が聞こえた」と話す。 国土交通省名古屋国道事務所によると、この交差点では二〇〇八~一一年の四年間で複数の車が絡む追突事故が計九件発生。事故を減らすため、一一年に交差点の手前に「追突注意」や点線の表示、右折用の車線を設置。その後は追突事故は減少傾向にあるという。 地元の無職男性(68)は、交差する市道から国道に出る際、信号が青色でも信号無視の車が来ないか、常に注意して進むという。「マナーの悪いドライバーを減らさなければ、事故は起き続けるのでは」と話していた。 (森田真奈子) 今、あなたにオススメ
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