SNSの功績というか、好悪ある中で評価できるところと言えば、「何もかもが相対化される」ということだ。
だからポタクやアンチの価値観も相対化される。

だから彼らは自分達の脆弱さを「数字」で補強しようとした。
「売上」をちらつかせて業界を恐喝したのだ。

しかし、とうとうどこもかしこも爆死状態で、勝ち負けが付かなくなった。
ポタクが弱くなったのはこの辺からだろう。

彼らに論理的な武器などもともとない。だからすぐに相対化される。
価値相対主義の粋とも言えるサイバースペースで、彼らは日に日に居場所を失っている。

僕は同様にオタク的価値観で猛威を揮っていたネトウヨ、そのバックアップによって跳梁跋扈したアベも、どこかでつまづくと思っている。
アベの幼稚な「独裁者ごっこ」も、じきに相対化されるだろう。
せいぜい幼稚な改憲・加憲に血道を上げているがいい。
「全権委任法」とか出されるよりはずっとマシだ。


「ネタとガチ」でも言ったことだが、ネタに飽きたらガチになり、ガチが怖くなればネタと化す。
そういうインタラクティブな運動の全体を、冷静に判断することが、今後必要になるだろう。
真面目な人間程混乱するかも知れない。