日本のアニメや食などを海外に売り込む官民ファンド「クールジャパン機構」(東京)の幹部らからセクハラを受けたとして、元派遣社員の20代女性が計2千万円の損害賠償を求めて東京地裁に提訴したことが15日、分かった。セクハラ被害を訴えて労働組合を結成した後、派遣更新を拒否されたことが、不当労働行為に当たるとも主張している。提訴は13日付。
女性の代理人弁護士によると、被告は機構や機構幹部、当時機構幹部だった復興庁幹部など。女性は「会社はセクハラやパワハラ行為を認めてほしい」と話している。
機構は取材に「訴状が届いていないので現時点ではコメントできない」と答えた。
【共同通信】