【1月30日 CNS】中国・チベット自治区(Tibet Autonomous Region)商務省と順豊速運(SF Express)は22日、初めてとなる貨物運送専用の航空便航路をチベットまで結ぶ「『インターネット+(プラス)物流』全面戦略提携構築協定」に調印した。この日は、第1号となる順豊のボーイング757-200Fがラサ(Lhasa)に到着した。これにより、ネットショッピングで買った商品の配送も早くなる。

 この協定は、チベットでの電子商取引の発展を加速するのが目的。物流の質、効率性と安全性を向上させることで、効率的な物流の発展につなげ、「インターネット+」と呼ばれる運営モデルを促進する。

 チベット自治区商務省の周彗(Zhou Hui)副商務長は、「順豊の物流と低温を維持できる物流体系の利点を活かし、チベットの雪原地帯で採れる農産物の販売と、農牧業地域の電子商取引企業の急成長を促す。また、販売チャネルを拡大して物流業界の向上を実現させる」と話した。(c)CNS/JCM/AFPBB News