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休むことも株式投資の戦略の1つ!相場の格言から学ぶ「休むも相場」

株式投資は常に何かしようとしなくても良いんです!休むも相場!

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今回は、投資の格言にある「休むも相場」という言葉から見えてくる、「行動を起こさないことの大切さ」について考えていきたいと思います!

時には休んでも良いんだよ!?

 

目次

 

株式投資をする人によく見られる「何かしなくていけない!」という強迫観念

株式取引をしていると、常に「何か行動を起こさなければいけない」という気持ちになってしまう人って結構多いんです!

 

「株価が上昇しているから何かしなくちゃ!」

「株価が下落しているから何かしなくちゃ!」

「株価が動いてないけど何かしなくちゃ!」

 

ちょっと落ち着け!!(笑)

 

人の心理とは面白いもので、周りの状況が刻々と変化していくと、

「自分も何かしなくてはいけないのでは?」と考えてしまうものなのです。

 

例えば自分が寝っころがって横になっている目の前で、周りの人達が忙しそうに作業しているのを見たら、

「…自分も何かした方が良いのかな?」って思っちゃいますよね?

 

「い~や、私は寝続けるね!」という神経が図太い人は別ですが(笑)

普通の人は行動を起こしたくなるものです。

 

これは株式取引でも同じで、目の前で株価が上に下にと行ったり来たりしていると、

「何かしなくちゃいけないのかな」という気持ちになってしまうものなのです。

 

そして、客観的に見ても動くべきではない時に動いてしまったり、

当初の計画に合わない行動を取ってしまったりということは、

株式投資でうまくいかないという人や初心者の人によく見られる傾向です。

 

株で大負けした時は、焦って早まった行動を起こしやすくなる

特に行動を起こしたくなる状況は「株で大負けしている時」です。

大きく資産を減らした時は、「損失を早く取り返さなければ!」という気持ちになりますので焦って早まった行動を起こしがちになります。

運が良ければ損失を取り戻すこともできるかもしれませんが、

そういった心理状況で株式取引に挑むと、焦りや混乱から客観性を見失い、判断にミスが生じる恐れがあります。そんな時こそ冷静にならなければいけません。

 

株で大勝ちしている時も、おかしな行動を起こす人が居る

逆に、株式投資で大勝ちしている人でもおかしな行動を取り始めるという人は居ます。

「勝った銘柄が大幅に上昇していくことに気を大きくして、どんどん買い増していったら結局高値掴みになってた」とか、

「上昇相場に気をよくして、当初決めていた資金管理のルールを無視して、全ての資金を投入した途端に暴落が始まった」など

欲に溺れて、合理的でない行動を取ってしまう人も多く居ます。

 

そんな時に思い出したい投資の格言、「休むも相場」

大負けした時や大勝ちした時、人は冷静さや客観性を失いやすい心理状態になります。

そこで生まれた投資の格言が「休むも相場」です。

「休むも相場」とは、常に市場に参加し続けていると、客観性を失いやすいので、

その時には、一度市場から身を引いて冷静に頭を冷やしましょうという意味を持つ格言です。

常に市場に資金を投入し続けなくても良いのです。

「常に行動を起こし続ける=パフォーマンスが高まる」というわけではないのですから。

 

株式投資で儲けている人は、勝てると判断した時にしか動かないから勝っている

当たり前のことなのですが、 株式投資で儲けている人は、勝てる時に動いています。

うまい人は敗色濃厚の時には、一旦引きます。そして次のチャンスをじっと待って、

「これは勝てる」と判断した時に動くのです。

誰だって株式投資で損をするのは嫌ですよね。それならば、状況が思わしくない時に動くのではなく、勝てると判断できた時に動けば良いわけです。

勝てないと判断した時は、参加しないという選択肢を取ることも立派な戦略の1つなのです。

 

常にフルインベストメント状態じゃなくてもいい

フルインベストメントとは、投資可能な資金を全て投入するということです。

常にフルインベストメント状態じゃないと気が済まないという人も居るのですが

これもあまり良いことではありません。

自分が不利な状況や、雲行きが怪しい地合いの時は、一旦資金を引き上げてお金を休ませるという選択肢も時には必要です。

儲けることに頭が行き過ぎると、いつの間にか膨らんでいるリスクの大きさに気付くことができなかったりします。

株式投資では常に有利な立場で立ち回ることを心がけてください。

 

それでも休むのは嫌だなと思う時は 

「相場から資金を引き上げている間に、チャンスを逃してしまうかもしれないから休みたくない!」という人も居ると思います。その気持ちもわかります。

資金を引き上げている間に、大きなチャンスを逃すことだってあり得ない話ではないですよね。

だから、休む休まないは自己判断で行えば良いと思います。

 

ただし、冒頭でお話ししたように、市場に参加し続けるのであれば、常に何かしなければいけないという行動の仕方は控えるようにしましょう。

行動を起こす前に、一度冷静に考えてみてください。

「その行動は的確と言えるのか」を。

 

勝率の高い計画を建てて、それを実行することに徹し、雲行きが怪しければ素直に退く…というように合理的な行動を選択するように心がけましょう。

衝動的な行動を取ることを優先するのか、勝つための行動を優先するのかを常に天秤にかけて考えるのです。

 

言うは易し行うは難しで、結局、株式投資にはメンタル面の管理が大切

しかし中には「わかってはいるんだけど、余計なことをしてしまうんだよなぁ」という人も多いでしょう。

あんまり株について考えすぎていたり、必要のない時にずっと株価をチェックし続けていたりすると、

何か行動を起こしたくなってきてしまうので、そういった部分も気をつけてみてください。

 

そしてそういったことを抑えるためには、結局の所、メンタル管理に行き着くのだと思います。

株式投資は自分との闘いのような部分がありますので、そこを制することが出来れば、勝つ確率はグンと上がっていきます。

自分で自分を不利な立場に追い込むような行動を取る必要はないのです。

 

休むことも株式投資の戦略の1つ!相場の格言から学ぶ「休むも相場」・まとめ

機会があった時で良いのですが、一度相場から一歩退いて、

客観的な立場から市場の流れや人の感情をよく観察して見てみるというのも、良い経験に繋がりますので、試してみるのも良いかと思います。

当事者でなくなることで見えてくる景色というものが、きっとありますから。

 

 

※投資はすべて自己責任で行いください。

 

株式投資のメンタルケアについて書いた記事はこちらになります!

www.saru-kabu.com