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DAZN、プロ野球11球団やB.LEAGUEなど配信拡充。Jリーグや欧州サッカーも強化

 スポーツ映像配信サービス「DAZN」は、2018年に配信するスポーツコンテンツの発表会を開催。プロ野球を強化し、11球団のオープン戦や公式試合を配信するほか、新規獲得したバスケットボールB.LEAGUEを含むラインナップを紹介した。

DAZNがプロ野球を大幅拡充

 プロ野球は、サービス開始時より配信している広島東洋カープと横浜DeNAベイスターズに加え、セ・リーグはヤクルト、阪神、中日、パ・リーグは日本ハム、楽天、西武、ロッテ、オリックス、ホークスのライブ配信が決定した。巨人を除く11球団が配信されることになる。

 基本的に各球団のオープン戦一部と、公式戦主催試合を配信するが、広島については広島県内でのライブ配信は対象外。また、中日は公式戦は主要試合に限られる。

 その他、昨シーズンに続いて配信するJリーグは、J1、J2、J3の全試合を配信。また、2017-18シーズンの欧州サッカー5大リーグ、日本のプロ野球やメジャーリーグベースボール(MLB)、モータースポーツ、バレーボール、格闘技など国内外130以上のコンテンツ、年間7,500試合以上の配信を行なう。

Jリーグも引き続き配信

 欧州サッカーは、プレミアリーグ、ラ・リーガ サンタンデール、UEFAチャンピオンズリーグ、UEFAヨーロッパリーグ、UEFAスーパーカップを配信。プレミアリーグとラ・リーガは毎節全試合、UEFAは2018-19シーズン~2020-21シーズンとなる。なお、ブンデスリーガは2017-18シーズンで配信終了となる。

欧州サッカー

 男子プロバスケットボールB.LEAGUEは、DAZNではB1リーグを中心に配信予定。既報の通り、ソフトバンクが運営する「スポナビライブ」は5月31日をもってサービス終了となるため、スポナビライブ会員向けに、通常1,750円のDAZN月額料金を980円で提供する移行プランも用意している。なお、ソフトバンクとしてもB.LEAGUEの配信は引き続き行なわれ、詳細はソフトバンクから改めて発表される予定。

B.LEAGUEなどを新規追加

 15日の発表会では、ジェームズ・ラシュトンCEOは、2018年のDAZN新規獲得コンテンツなどを紹介した。また、DAZNでは日本のスポーツシーンを盛り上げることを目的に、国内外で活躍する選手らを「DAZNアンバサダー」に任命して活動を行なっている。その取り組みについては、マーケティング・パートナーシップ バイスプレジデントの大崎貴之氏が説明した。

 スペシャルゲストとして、元プロ野球選手で解説者の多村仁志氏と、元メジャーリーガーであり解説者の小宮山悟氏が来場し、ラシュトン氏や大崎氏とトークセッションを行なった。

 会見の模様は追って掲載する。

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