今回の記事では、プロミスの金利4.5%はどれくらい使えば適用されるのか?についての口コミ&評判をまとめてみました。
- プロミスの基本情報
- プロミスの金利
- プロミスで金利4.5%にするには?
- 増額しながら金利を下げる
- 増額申請の審査
結論として、プロミスで金利4.5%で借入を行うには年収が最低でも1,500万円必要になって来ます。
金利4.5%で利用するには、500万円の利用限度額が認められる必要があるので、詳しくは記事をご覧ください!
プロミスでの借入についての基本情報
プロミスで借入申し込みをするためには、いくつかの条件があります。
申し込み条件 | 年齢20~69歳・安定収入 |
本人確認書類 | 必要 |
収入証明書 | 借入希望額50万円以上・他社借入と希望額を合わせて100万円を超える場合に必要 |
実質年率 | 4.5~17.8% |
利用限度額 | 1~500万円 |
審査時間 | 最短30分 |
申込方法 | ウェブ・電話・店頭・自動契約機・FAX |
申し込み条件に「安定収入」とありますが、主婦・学生・パート・アルバイトであっても安定した収入がある場合は申し込みが可能です。
ただ、本人確認書類は運転免許証などの提出が必要になりますし、条件によっては収入証明が必要になります。
プロミスの金利適応について
プロミスの金利は4.5~17.8%です。
プロミスでは利用限度額が500万円となっており、金利が4.5~17.8%と借入を申し込んだ人の金銭的状況を調べて借入限度額を算出しています。
限度額が10万円であれば、その限度額に見合った金利17.8%が適用されます。
利息制限法
日本の貸金法には、利息制限法というものがあり、以下のように定められています。
第一条 金銭を目的とする消費貸借における利息の契約は、その利息が次の各号に掲げる場合に応じ当該各号に定める利率により計算した金額を超えるときは、その超過部分について、無効とする。
この利息制限法のもと、最初に借り入れをする元本の額によって金利の制限があるため、カードローンの金利には幅があります。
そしてその利息などの制限・第一条の中に、以下の記述があります。
元本の額(利用限度額) | 利率(上限の金利) |
10万円未満 | 年2割 (20%) |
10~100万円未満 | 年1割8分 (18%) |
100万円以上 | 年1割5分 (15%) |
表のそれぞれの金額よって計算された利率を超える部分は無効となると言うことが書かれています。
例えば9万円を借りた時の利率が22%だとすると法律で定められた上限の金利が20%ですから22%だと2%が超過しているので、この2%の部分が無効になる、つまり支払う必要がない金額と言う事になります。
プロミスで金利4.5%にするための適応条件は?
プロミスで金利4.5%が適用されるのは相当難しくなっているようです。
実際にプロミスコールに連絡をして聞いてみました。
金利が4.5~17.8%と表記がありますが、4.5%が適応されるのはどういう人ですか?
広告などでは4.5~17.8%という表記となっておりますが、新規でのお申込みのお客様は17.8%からの金利となっております。そこから継続してご利用いただき、なおかつ高額の借入(500万円)を借入されるお客様へ、お得意様としてご案内させていただいております。
長い実績と信頼関係が重要ということですか?
おっしゃる通りでございます。ただ、正直申し上げますと、現在はほとんど4.5%の金利で対応されるお客様はいらっしゃいません。日本の法律には総量規制という法律があり、年収の3分の1までしか借入することができないのですが、プロミス最大の500万円だと、最低でも年収が1,500万円以上必要になります。そうなると申込みされるお客様や、審査に通るお客様も少なくなってきてしまうのが現状です。
プロミスで借入の申し込みをする場合、総量規制という年収の1/3を超える金額を貸してはならないと言う法律を守る必要があります。
この総量規制は貸金業を営む全ての会社が守らなくてはならない決まりがあり、この法律を軸に考えると、限度額500万円を借入するには最低でも年収が1,500万円ないと、法律的に借りられないと言う事になります。
このことを考えると初回申し込みの時点で限度額500万円が借りられて金利が4.5%になると言う事は現実的ではありません。
金利4.5%は限度額500万円に適用されますので、この金利で借入を行うのは厳しいと言わざるを得ませんね。
増額しながらプロミスの金利を下げる
プロミスとの取引で実績を作って増額申請をします。
問い合わせでも担当の方が話してくれていたように、現実的に金利4.5%を適用してもらうには、まずはプロミスとの取引において実績を積んで信用を得ながら増額申請をして行くのが良いでしょう。
信頼関係を構築して増額申請を行えば、増額審査に通る可能性もアップします。
しっかりと返済期日と返済金額を守って取り引きを行えば、プロミスから増額の提案を受けることもあるかもしれません。
どこの会社でも、信頼出来る相手との取り引きは喜んで行うものなので、返済期日を忘れない様にスマートフォンのカレンダー機能を活用してアラーム設定をするか、メールでのお知らせを設定すると良いでしょう。
プロミス増額申請の審査
プロミスでは増額申請をすると審査が行われます。
プロミスでの増額には2つのパターンがあります。
- プロミスから増額の案内が来る
- 自分で増額申請する
ここでは自分で増額申請をすると言う仮定でお話を進めます。
まず増額申請の方法ですが、プロミス会員サイトにログインした状態で「限度額変更申し込み」のボタンをクリックしてフォームを記入してウェブから申し込む事が出来ます。
増額の申し込みをするといくつか確認をされた後で審査が行われ、プロミスとの取り引きで真面目に返済を行っていたと言う実績がポイントになってきます。
その他、抱えていたローンの残高が減ったり、給料が上がったりと言う良い変化があれば、審査に通る可能性は高まると言えるでしょう。
あくまでも公正な審査を行いますので、担当者が増額はまだ出来ないと判断すると審査に通らない事もあります。
その他プロミスの増額審査について詳しい内容は下記の記事を参考にしてください。
プロミスでの増額される金額は?
プロミスで増額申請をすると、どのくらいの金額まで増額出来るのでしょうか?
これは増額申請をする前の限度額で変わって来ます。
増額申請をする前の利用限度額が5万円の場合は、最大30万円程度になる可能性があり、増額する理由、つまり資金の使用目的が教育など前向きなものである場合は審査が通る可能性が高くなります。
逆に増額申請前の利用限度額が50万円の場合は、まずは+5万円の55万円になるようです。
どちらにしても、総量規制と言う法律によって、借りれられる限度額が決まります。
その人の年収の1/3までの金額になりますので、年収が150万円の人であれば最大50万円の融資が可能と言う事になり、増額申請をしても年収が変わらない場合は、増額審査にはなかなか通りにくくなります。
申し込みをする時の金銭的状況で審査の結果が変わってくるので、もし現在の利用限度額が年収の1/3と同じであれば、年収がアップしない限り増額は出来ません。
そう考えると、やはり金利4.5%でプロミスを利用するのは現実的な話ではなくなります。
実際に、そこまで借入を行うのであれば、銀行などのローンを利用しようと考える人の方が多くなるようです。
まとめ
- プロミスでは年収の1/3までの金額を借入可能(他社借入も含んで1/3)
- プロミスで金利4.5%になるのは利用限度額500万円だけ
- 増額申請を行って金利を下げていくのがベスト
プロミスで最低の金利4.5%での借入を行えるのは利用限度額が500万円の人だけになります。
初回借入申し込みでいきなり500万円の限度額を認められるのは難しいので、プロミスとの取り引きで信頼関係を作り増額申請を行って行くのがベストです。
実際に500万円を借り入れるのが現実的ではないので、そこまでの申し込みをする人は稀であると言えるでしょう。