現金大国日本に重いコスト ATM維持に年2兆円

経済
2017/12/24 22:00
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日本経済新聞 電子版
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 同僚と楽しく飲み、最後に割り勘。そんな場面はまだ多い。クレジットカードや電子マネーが浸透したとはいえ、便利な決済手段として現金は重宝される。だが、現金決済を支えるのに年間2兆円ものコストがかかっていることをご存じだろうか。フィンテックや銀行の構造改革の影響がATMなど既存の決済網にも及びつつある。(大島有美子)

 日本人は現金好きといわれる。ボストン・コンサルティング・グループの推計によると、日本…

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