さいはての石の下のアレ

描いたものをお求めくださる方あって、人生なんとかなりました｡･ﾟ･(*´Д｀*)･ﾟ･｡

2018年2月14日 at 6:37 PM コメントをどうぞ

日本漫画家協会ホームページで、緊急声明が公開されました。

「海賊版サイトについての見解」
https://www.nihonmangakakyokai.or.jp/?tbl=information&id=7015

漫画を考え、描き、かたちにした本人に
まったく利益がいかないかたちでの作品の消費が、
漫画や漫画家の存在そのものに、危機をもたらしている。
漫画を描くことで暮らし、生きる人々の集まりの日本漫画家協会が
こういった警鐘の声明を出さざるを得ない

現実に、今、本当に
「そういう状況である」ことに
震撼致します。今、涙ぐみながら申し述べさせて頂きますが、

本当にほんとうに私の人生は、
「描いたものに対価を払い、お求めくださった御方」の
ご存在によって、なんとかなったので御座います！！

私のじんせい

どことも知れぬ冷たい暗がりで半分水に浸かって死んでいる、
もしかしたらこんなな事態も、と、うかぶ自分の人生に対する恐怖のヴィジョン。
でも、そんなんなんなかった、絵を、マンガを描いて生きてこられた。

きのうだってハヒハヒ全生命力を投入して「ＳＦなたのしいかんじ」の絵を描いた、

　昨日の私のやくわり
それが自分の仕事であり、この世界での役割であった。

それは、掲載誌、単行本一冊々々、絵、一枚々々、
お求めくださった「あなた様」が、
夢想でも空想でもなく、現実にこの世界においでだったからです。

本当にほんとうにどうもありがとう御座います！！

願わくば、心より願わくば、
人生をなんとかするために、描く、書く、作る、といった
方法を与えられている者が、
その方法で、生き、暮らしてゆける世界でありますように。

マンガを好きな、
第二次大戦の終結とともにやってきた
マンガを自由に描ける状況の中、
手塚治虫先生、ちばてつや先生はじめ、
多くの先達によって築かれた「マンガいずる国」
さらに、そもそも戦前から
その先達たちが「マンガ大好きマンガファン」で
あった、そんな尊いマンガの国の皆様が、

日本漫画家協会の声明をとおして
マンガを描いて生きる生き方が、
なりたたないほどの恐慌が、
静かに、しかし確かに、今、起こっている、
そのことに、

気付いてくださいますように。

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とか、泣きイキオイでいっきに書かせて頂きましたが、
この最果ての石の下までご覧になってくださるであろう、
稀有な、コミケ様でも、展覧会でも、また、
単行本刊行に際しても、お世話になっております方々の
ご尊顔が次々脳裏に思い浮かび、「付いてくださいますように」て、
って思いますばかりです。

あなた様のお幸せを、いつの日も、感謝とともに、
ケムが出るほどお祈りし申し上げております。

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