五木寛之の百寺巡礼 「築地本願寺、金閣寺、高野山」
2018年2月16日(金) 22時00分~22時54分 の放送内容
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最終更新日:2018年2月9日(金) 10時14分
外観が異彩を放つ築地本願寺(東京都)と足利義満の建造物の1つ金閣寺(京都府)、そして弘法大師空海が深山の地に開いた密教の修行道場・高野山(和歌山県)を訪れる。
番組内容
- 築地本願寺
- 銀座に程近いビル街にあり、その外観が異彩を放つ、浄土真宗本願寺派の関東の拠点。本尊・阿弥陀如来立像を安置する本堂に設えられた椅子やパイプオルガンは、伝統的な日本建築の内陣に見事に調和している。関東大震災で伽藍を焼失後、冒険家でもある第22代宗主・大谷光瑞と希代の建築家・伊東忠太が、古代インド様式でこの寺院を共作。同じ頃にアジアを旅していた2人が、仏教の源流への思いを結実させた建物だ。
- 金閣寺
- 正式名称は、北山鹿苑寺。室町幕府三代将軍・足利義満は出家後、左大文字山の裾野に広大な山荘を築いた。その建造物の1つが金閣。この地に華麗な北山文化が花開いた。しかし、権勢の絶頂で義満が没すると、跡を継いだ息子は建物の多くを解体。戦火を経て残ったのは金閣のみだった。500年後、1人の学僧の放火で金閣は全焼。人々の熱い思いにより再建された金閣は、権力の象徴から美の象徴となって、今も輝いている。
- 高野山
- 弘法大師空海が深山の地に開いた密教の修行道場。一山全体を境内とするこの寺の名は総本山金剛峯寺。中心伽藍の1つ、根本大塔の内部には曼荼羅世界が広がり、参拝すれば仏と結縁(けちえん)できるとされる。また、奥の院の大師御廟前の燈籠堂にはあまたの灯篭に灯りが点り、その荘厳さは五木も息を飲むほど。空海は没したのではなく入定した、つまり、今も生きているとされ、燈籠堂には毎日食事が奉げられている。
出演者
- 旅人
- 五木寛之(作家)
初回放送日
2018/2/16
番組概要
「寺」…そこには“現代の日本人が忘れかけた大切なもの"との出会いが待っている…。作家・五木寛之が、日本列島の北から南まで百の寺々を巡りながら、日本人の原風景を見つめ直した「百寺巡礼」。この人気番組が時を経て、レギュラー番組として復活!「寺」の長い歴史の中で培われてきた情緒と物語を、五木寛之独自の視点でひも解いていく。
番組ホームページ
<番組ホームページはこちら!> www.bs-asahi.co.jp/itsuki_100ji/
制作
BS朝日、ViViA
その他
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