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小笠原、人生最多317球 松坂もビックリ

2018年2月15日 紙面から

ブルペンで自己最多の317球目を投げる小笠原=北谷球場で(小沢徹撮影)

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 中日の小笠原慎之介投手(20)が炎の投球だ。14日、北谷でブルペン入り。人生最多、チーム今季最多となる317球を投げ込んだ。13日の夜に松坂、吉見と会食した際に投げ込みを予告したそうだが、想像をはるかに上回る球数に松坂も驚いた。

 「ダァー!」。雄たけびを上げながら、小笠原が魂込めて投げ続けた。肩で息をし、汗がしたたり落ちる。212球目を投げ終えると土がほれ過ぎ、マウンドをひとつ横に変更。それからも「アー」「弱い」と口にしながら、腕を振り続けた。

 317球目を投じるとついに帽子をとった。約1時間40分、オール直球で人生最多の球数。「暖かいと聞いていた。投げ込むチャンスだと思った。200球を超えて良い球が多少あった。身に付いてきているのかな」。すがすがしい表情で熱投を振り返った。

 投げ込みの狙い。一つは下半身主導だ。球数が増え、体が疲れてくると、下半身を正しく使わないとうまく投げられない。だからひたすら投げた。

 もう一つ意識したのは、グラブをはめた右手をしっかり使い、キレのある球を投げることだった。右手を使うのは岩瀬の教えだった。よく助言をもらい、ことあるごとにノートに書いて見返しているという。その中で驚いた岩瀬の言葉が「右手で投げろ」だった。この日は「そういうイメージですね」と、右手と投げる左手をうまく連動させるように心掛けた。

 

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