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Re: 小説は何冊ぐらい読めば良いですか (No.110464への返信 / 1階層) - クロウド

　読むべき理由1、物語の類似パターンを知る。
　読むべき理由2、小中学校の国語で習う内容との違いと共通点を自覚する。
　読むべき理由3、知らないという言葉だけでパクリ否定できる時代ではない。むしろ、これを知らないのかと言われる。
　読むべき理由4、運良く数冊の研究だけでデビューできましたと言った作家は大抵一冊以降の消息不明。
　読むべき理由5、楽して近道というものはない。あるように見えても上に同じ。

　千冊は小説でなくてもいいのです。児童書でも詩篇でも絵本でも、物語として分析でき、文字で再編できるものであれば。
　ただ読む『だけ』で苦労とか時間の無駄と思うのでしたら、スコップとツルハシの使い方を教わるか、コンビニのバイトリーダー目指したほうが身のためです。私の知りうる数読むことを否定した方の末路がそこですので。

[No.110465] 2018/02/11(Sun) 13:06:26

Re: 小説は何冊ぐらい読めば良いですか (No.110464への返信 / 1階層) - 薔薇騎士

> 一年ほど前から小説を書き始めましたが、よく「小説を読め」という助言を見かけるのですが、何冊ぐらい読めば良いですか。といいますか、そもそも小説をそんな大量に読むことって必要ですか。YouTubeでみたのですが、とあるプロ作家は「千冊読め」といっていました。

石田衣良さんが言ってましたね。
例えば推理小説を書くなら、推理小説を1000冊読めば、ほとんどのパターンを頭の中に入れることができるし、そのうち20冊くらいは感銘を受ける作品に出会えて自分の作品の土台にすることができると。
大雑把な数値ですので、プロレベルの作品を書くためには、だいたい800～1200冊と考えていいでしょう。

アマチュアレベルなら500冊程度で十分です。
ほぼ半分のパターンは頭の中に入りますし、10冊くらい感銘を受けた本と出合えるので、それを土台にできます。

仲間内レベルで受け狙いなら100冊で十分と言うことになります。
1割のパターンを頭の中に入れて、感銘を受けた本が2冊。それを土台に書けばかけそうでしょ。

作家になろうなんて考える人は、少なくとも小学校のとき1年に50冊くらい読んでいるでしょうからそれだけで300冊、中学校までだと450冊、高校卒業までに600冊ですから、だいたい計算が合って来ると思います。

編集者になろうなんて人も一流大学のトップクラスの成績で読書好きでしょうから、それ以上読んでいるでしょう。

そういう人に認められるには1000冊くらいが最低ラインとはいい線行っていると思いますよ。

[No.110466] 2018/02/11(Sun) 13:49:31

Re: 10～20冊 (No.110470への返信 / 3階層) - コポイ

> 小説は今まで四、五十作ぐらい読みました。

じゃまぁそれで十分でしょう。
まあそりゃ読んだほうが読まないよりかはいいんでしょうけど、時間がかかるわりに効果は……って個人的には思うので、あとはどれだけ面白い設定なりストーリーなりが思い付けるかでしょう。それは個人的には冊数はあんま関係ないんじゃないかなと思います。
ぶっちゃけ、こういう問題って「書ける人は書けるけど、書けない人は書けない」ってことになっちゃうんじゃないですかねー。要は創作で大成するのにカリキュラムなんてないので、もう結果勝負でしょう。小説家なんてプロかノンプロか、売れてるか売れてないか。結果ですよ。
大量によまずに大成したひともいるし、1000冊読破して大成したひともいる。
あとはもうご自分で決めて、信じて進むしかないんじゃないですかね。それで壁にぶつかったらまた考えてください。

[No.110473] 2018/02/11(Sun) 16:06:36

Re: 小説は何冊ぐらい読めば良いですか (No.110471への返信 / 3階層) - クロウド

　暗記する必要はありません。よほど記憶に残った作品について皆さんお話できても、あまり出来の良くない話についてはあらすじ程度の記憶だったりします。
　なかには駄作であっても細かく語れる方もおりますが、その方は自分の小説が書けるメソッドが構築されてあり、かつ、どんな切り口からでも連携させていける力量があります。こういった方は話芸の芸人に多いですね。

　最初の内はまず普通に読んで、二回目は一度目を踏まえて分析し、三度目は分析の確認、というのがベタですね。紙、今ならタブレットでもに書くのは二回目以降。
　分析と確認という工程があって知識も技術も蓄積されるものです。

　とはいえ、実際に書くのは、創作と分析のそれぞれのメソッドがある程度構築されるまでと、その後に興味を持った作品ぐらいでいいでしょう。その他は分析しながら読んで暇みて読み返すくらいです。
　読み返すというのは実は大切なことで、前に読んだ時と今の知識や技術量で読んだ時では別な解釈や見落としていた技術の発見があったり、逆にすごいと思ったことが実は悪手であったと気付くこともあります。
　また、忘れたと思っていても再読することで記憶が連鎖することもあり、脳科学的にも有用です。ですので読んだ本は手放すというのは金銭と空間以外に利益はありません。

　作家の村上龍氏は著書十三才からのハローワークにて、作家は最後に選択するべき職業だと述べております。簡潔に説明すると、それだけの経験と知識が無ければ書き続けるのは難しい、ということです。
　焦って読んでも勿体無いとか、自身より書ける人間は読書の蓄積が自身より早くて多いんだから当然なんだ、くらいの気持ちでかまえて自身の本当のペースを見付けることが実は必要であったりします。

　別枝にされた質問についてですが、関連性が感じられない質問で首を傾げると共に、別になんとも思いませんとお答えしておきます。
　

[No.110475] 2018/02/11(Sun) 16:58:22

Re: 小説は何冊ぐらい読めば良いですか (No.110464への返信 / 1階層) - オルト

創作に教科書はないので、既存作から学んでいくしかない。
読んで、コツを覚えて、成立する話が書けりゃとりあえずは問題ない。

要するに「見て覚える」という過程で「何回見りゃいいですか」と言ってるようなもの。
人それぞれ。
覚えた後だって読めば新しい発見があるし、そうでなくとも新しいモノが出て来るしで「もう読まなくていい」って事はないから、そういう意味じゃ終わりは無いんじゃないかな。

物語ってのはある程度のパターンがあって、千冊読んだってそのパターンはたかが知れてる。
読んでそれが理解できるようならとりあえずは十分じゃないかな？
パターンが理解できりゃ、自分なりに話を組み立てることが出来るから、自分で自分の「お話の方程式」を作れる。

早けりゃ１００も読めば理解できるだろうし、遅くても５００くらいでわかるんじゃないかな。
そうやって基礎的な事を覚えたあと、どんな応用があるかと５００も読めば、相当に展開方法のレパートリーが増えるし、その理解が身についてりゃ、たぶんプロとしても通用するんじゃないかな。

[No.110476] 2018/02/11(Sun) 19:06:31

Re: 小説は何冊ぐらい読めば良いですか (No.110472への返信 / 3階層) - 薔薇騎士

> 作家になろうと思ってる人って小学校のときからそんなに読んでるんですか。高校大学ぐらいに作家になろうって軽い感じで志してなれちゃったみたいな人が多い印象でした。

もっとたくさん読んでいると思いますけど……。
と言うか、本が好きで小説が好きで、クラスでも1、2の読書量で……って人がプロになると考えると自然でしょう。
野球が好きで野球部のエースで4番で、毎日素振り200回と5キロのランニングを欠かさず、それでもプロ野球選手になるのはむずかしい。

プロになる人からすれば、みんなやっているからって軽い気持ちでやっていることです。

1000冊なんて、本好きなら数年でクリアできる数字です。
そんなに本を読むのが好きじゃないんだけどな……という人が書いた本って読む気する？

[No.110477] 2018/02/11(Sun) 19:21:35

Re: 小説は何冊ぐらい読めば良いですか (No.110464への返信 / 1階層) - 日水

> 一年ほど前から小説を書き始めましたが、よく「小説を読め」という助言を見かけるのですが、何冊ぐらい読めば良いですか。といいますか、そもそも小説をそんな大量に読むことって必要ですか。YouTubeでみたのですが、とあるプロ作家は「千冊読め」といっていました。

　そんなに読む必要はないと思いますね。小説読むのは書き方を知るというのが一番大きくて、かなりの時間をかけて思想や構成なんかを他人の創作物からわざわざ抽出して分析する必要はないと考えます。そんなことをしなくても、あなたなりの発想で書けるはずです。
　やはりタイムコストがかかりすぎるのがネックでしょう。そんなことしてる暇があったら書いたほうが絶対にいい。
　まあ貴方がこの作品は本当に面白いっていうのがあればその作品を研究すればいいと思いますが、そういうものがなければ、かいたほうがいいですよ。
　まぁなにはともあれ、千冊はいらんでしょ。譲歩したって本当に面白いと思った作品１，２冊だ。で、そういう本に出会えていないなら、もうそれはそれとしてあきらめて、割り切って執筆に専念すべき。

[No.110480] 2018/02/12(Mon) 02:17:10

Re: 小説は何冊ぐらい読めば良いですか (No.110464への返信 / 1階層) - 真水

このような質問をするということは、今まであまり小説を読んでなくて、千冊読めなどと聞いて不安になったのでしょう。

小説を書き始めたら小説の読み方が変わるはずです。読者としての読み方から作者としての読み方に変化します。もしもまだ読者としての読み方しかせず、今後も同じような読み方しかできないのなら、何冊読んでもあまり意味はないでしょう。書くために力となるのは、書き手としての読み方をした場合です。読者時代に何冊読んだかを気にする必要はありません。書き手であることを自覚してから書き手の読み方で何冊読んだかが重要です。あなたの場合はこれからの問題です。

書き手としての読み方には、自分の書き方を創り向上するための精読と、書く素材を求めるための乱読があります。どちらも必要です。
精読では千冊も読めるわけがない。十冊でも十分。百冊読んだら大したものです。自分の執筆で生じる疑問や悩みをぶつけ解決を考えるために読みます。書くことについて答えのない問題と取っ組み合うために読みます。
乱読では千冊は多くないです。千冊は暇人なら一年で読む程度の量です。

[No.110484] 2018/02/13(Tue) 01:45:45

Re: 小説は何冊ぐらい読めば良いですか (No.110464への返信 / 1階層) - あまくさ

千冊というのは、まあ、誇張でしょうね。ただ、本の好きな人なら、別に必要なくても普通にそれくらいは読んでいるものです。

小説を書くためには、小説を千冊読まなければならないか？
そういう意味なら、何とも答えられないとしか言いようがありません。

闇雲に量をこなすのではなく、様々なタイプの小説をまんべんなく読んでおいた方がいいとは言えます。
しかし、そのためには何と何を読めばいいのかということが、小説をあまり読んだことのない人には分からないでしょう？
取りあえず何冊か読むうちに自分の好き嫌いも見えてくるし、興味を持てば同じような傾向のものを他にも読んでみたいと思うようにもなります。そして、内容の似通ったものを何冊か読むうちに、まったく違うタイプの小説も存在することが何となく視野に入ってきたりもします。

要は、読書の経験値を増やすということ。そうすることによって、やがては小説というものの幅の広さ、奥行きの深さ、その全貌が見えるようになってくるのです。
ですので、ある程度数をこなすということは、やはりバカにはなりません。
何冊読めば「見切ったな」と実感できるようになるかは、人それぞれ。
早い人は２～30冊でそう思うかもしれませんし（自惚れかどうかはさておくとして）、千冊かかる人もいるかもしれない。
そういうことでしょう。

[No.110488] 2018/02/13(Tue) 21:04:30

Re: 小説は何冊ぐらい読めば良いですか (No.110496への返信 / 5階層) - 薔薇騎士

> イメージですが、そういう人って批評家とか編集者とかになってるきがします。小説が好きすぎて、小説を神聖化しすぎて自滅してなにもかけなかったってイメージを僕は持っています。

そのとおりですよ。
あなたが最初に提示した動画で、石田衣良先生もおっしゃっているじゃないですか。「編集者は変態なので膨大な量の本を読んでいる」と。
で、作家はそこまでいかないでいいから、１０００冊程度は読もうと言っているのです。
１０００冊って膨大な量ではなく、ほどほどの量でしかありません。
赤川次郎の作品だけ読んでも600冊、ペリーローダンシリーズだけ読んでも500冊、これだけで超えちゃいます。

> むしろ読んでみたい。そういう人が書いた小説。

ネットにたくさん公開されているので、遠慮無くバンバン読んじゃってください。

[No.110500] 2018/02/14(Wed) 20:10:28

Re: 小説は何冊ぐらい読めば良いですか (No.110468への返信 / 3階層) - 水すまし

「読書をしなくても小説家になれる」という主張の根拠によく引合いに出される作家さんですね。

まず、注意すべきは、森博嗣氏がどういう人物かです。
ウィキペディアでもウェブの記事でもいいので、経歴や逸話をご覧になりましたか？「天才」もしくは「小説の神に愛された人」というのが、私の受けた印象です。
こういう人物の持論は、当然説得力はありますが、一般人には当てはまらないとんでもない前提がもとになっている場合も多いので要注意です。

ところで、以前、気になって森博嗣氏の作家修業の持論を著作で調べてみたことがあります。「読書は不要」の部分ばかり有名ですが、次のような要約がより正確だと思います。

「読書で過去の事例を学んでも模倣しかできない。そんな暇があるならたくさん書いてその経験からオリジナルの創作論を確立しろ」

これ、楽どころか超スパルタです。一般的な作家修業のアドバイスでは、読書を通して先人から教えてもらえばいいとしているものを、自力で見つけろと言っているわけですから。
ちなみに、森博嗣氏は、長編小説を2～3週間で書くそうです。「たくさん」は最低、それぐらいのスピードを想定していると思われます。
森博嗣氏の持論を根拠に作家修業するなら、読書をしない代わりに、長編小説を年20本くらい書くべきですね。

最後に、主観的な意見をひとつ。大学時代、創作関係のサークルにいたので、作家志望者はけっこう見てきましたが、読書は不要と主張する人は、努力が嫌いなただの怠け者が多かったです。
ばらまんでぃさんが彼らと同じ手合いでないことを願っています。

[No.110502] 2018/02/14(Wed) 21:28:02

Re: 小説は何冊ぐらい読めば良いですか (No.110502への返信 / 4階層) - ばらまんでぃ

> 「読書をしなくても小説家になれる」という主張の根拠によく引合いに出される作家さんですね。

揚げ足取りに思われたら心外なのですが、読書をしないではなくて、「小説を読まない」です。
読書自体は絶対に必要だと僕は思いますよ。ただ、それが小説じゃなくていいってだけ。他人の小説を千冊とかよんで要素を抽出とかそういうことをしなくてもいいってだけ。

> 「読書で過去の事例を学んでも模倣しかできない。そんな暇があるならたくさん書いてその経験からオリジナルの創作論を確立しろ」

僕が読んだ限り「デビューするのにもっとも手っ取り早いのは他人の作品なんて読んでないでとにかく書くことだ」でした。↑も確かに言っていましたが、森博嗣が最も言いたかったのはたぶんこっちかとおもわれます。エッセーの最初のほうのページにいきなし書いてありましたし。

[No.110503] 2018/02/15(Thu) 01:15:09

何冊でも何年でも、できるようになるまでやる (No.110464への返信 / 1階層) - 下っ端モヒカン

　最初からなんですが、かなりきついことを敢えて申し上げてみます。

　ばらまんでぃさんのご質問のなさり方と回答された方々への応答を拝読してみますと、情報不足、補足とは言えない感じの情報の後出しなどが散見されるようです。

　つまり、説明の仕方が上手ではない。質問や補足で必要な情報整理ができておらず、その場その場での思い付きにようですらある。40～50冊ほど読まれたということですが、その効果が出ているとはいえないように思います。

　これは、友人などとの会話だと、事前に互いが相手についてよく知っているため、問題はありません。しかし、いかんせんここは見知らぬ他人同士でやり取りする場です。以前からおられる方々同士では、友人同士の会話に近くても成立しますが、今、ここではそうではないですよね。

　必要なことを全て、しかし簡潔に述べる必要があるわけです。実は、そのことは小説でも同じです。見知らぬ他人の読者に、事前・事後を問わず、何の説明もなしに文章だけを見せて分かってもらうのが小説ですので。

　このスレッドで、かなり話が進んでから、ようやく1000冊の元ネタの動画を紹介されておられました。遅いではないですか。最初に見せておかないと質問意図が分からないし、回答する方々に無駄な手間をかけてしまいます。

　しかも、元ネタの動画は「1000冊の読書」だけではないですよね。1000冊は書きたいジャンルを1000冊ですね。かなり大事な部分です。なんでもいいから小説1000冊ではない。そこを踏まえないと回答も的外れになってしまいます。

　それだけではないですよね。動画では、3年かかるということも言っている。3年かけろという意図がありそうです。そして、そう言っている相手（受講生？）は若い人です。若い人に3年かけて書きたいジャンルの小説を知ってくれ、それには目安としてそのジャンル1000冊読めばいいよ、ということです。

　まだ注意すべき点があります。ある講師の意見であるということです。その講師としては、3年、1000冊で何とかなると思っている。だけど、別の講師がいたとして、同意するかどうかは不明です。別の講師が別の意見を言ったら、どうするんでしょうか？　意見を聞いたほうが取捨選択するしかないですよね。

　それだけじゃありません。ある講師の「3年、1000冊」を受け入れたとして、そこだけ満たせばいいのか。そんなことはないはずです。ある講師は、小説執筆の上達過程の全体像を思い描いているはずです。そのための、上達段階に応じた練習方法も考えているはず。全体のカリキュラムということですね。

　カリキュラムをつまみ食いしていいのか。違いますよね。3年・1000冊だとして、カリキュラム全体を構成する一部でしかないはずです。

　そして、別のカリキュラムもあるはずです。仮に別のカリキュラムで「長編執筆10作まではとにかく書け。悩んで止まるな。10作までは書いただけで上達する」があったとします（出典は忘れたけど、個人的には有力な説だと思う）。でも、それの前提として「3年・1000冊」があるとは限りません（確か、そんなのはなかった。「ともかく書いてみろ」みたいな趣旨だったので）。

　もし、まだ小説の書き方が定まらない、我々のような初心者がいろんな講師の意見を混ぜたら危険です。でたらめなカリキュラムになるからです。でたらめなカリキュラムからは、でたらめな知識しか構成されません。

　これは、守破離（しゅ・は・り）ということでよく説明されます。習得の三段階です。ご存じかもしれませんが、一応の説明をしてみます。

　守：一つの流儀だけから学ぶ。他流からのつまみ食いは厳禁（混乱して上達が止まる）。
　破：守で得た基礎力を使って、他の流儀から使える点を盗む。
　離：破で応用力がついたら、自分流を確立していく。

　小説もこういう段階で上達するものと思います（もちろん、天才や、小説以外で小説のテクを身に着けた人等々は別）。

　まずは「守」ですよね。1000冊を推奨する講師の見解が気になるとしても、1000冊だけ気にしても無意味だし、下手すると有害にすらなります。いろんな見解の「いいとこ取り」をしようとするなら、「守」ができて「破」に入ってもよくなったときでしょう。

　でも、まだ注意点があります。ご質問は「何冊読めばいいのか？」で、意図するところはおそらく、「何冊読んだら一人前の作家（志望者）になれるか？」でしょう。

　その発想が間違っています。こなせば終わる作業やノルマじゃないんです。もし書きたいジャンルの本を読むのが修行になるとすれば、「人に読んでもらえる小説を書けるようになるまで読み続ける」です。

　目的と手段を取り違えたら、全ては徒労となってしまいます。

[No.110509] 2018/02/15(Thu) 12:05:39

Re: 小説は何冊ぐらい読めば良いですか (No.110476への返信 / 2階層) - ばらまんでぃ

> 創作に教科書はないので、既存作から学んでいくしかない。
> 読んで、コツを覚えて、成立する話が書けりゃとりあえずは問題ない。
>
> 要するに「見て覚える」という過程で「何回見りゃいいですか」と言ってるようなもの。
> 人それぞれ。
> 覚えた後だって読めば新しい発見があるし、そうでなくとも新しいモノが出て来るしで「もう読まなくていい」って事はないから、そういう意味じゃ終わりは無いんじゃないかな。
>
> 物語ってのはある程度のパターンがあって、千冊読んだってそのパターンはたかが知れてる。
> 読んでそれが理解できるようならとりあえずは十分じゃないかな？
> パターンが理解できりゃ、自分なりに話を組み立てることが出来るから、自分で自分の「お話の方程式」を作れる。
>
> 早けりゃ１００も読めば理解できるだろうし、遅くても５００くらいでわかるんじゃないかな。
> そうやって基礎的な事を覚えたあと、どんな応用があるかと５００も読めば、相当に展開方法のレパートリーが増えるし、その理解が身についてりゃ、たぶんプロとしても通用するんじゃないかな。

わかりました、ありがとうございました。

[No.110515] 2018/02/15(Thu) 13:11:10

Re: 10～20冊 (No.110473への返信 / 4階層) - ばらまんでぃ

> > 小説は今まで四、五十作ぐらい読みました。
>
> じゃまぁそれで十分でしょう。
> まあそりゃ読んだほうが読まないよりかはいいんでしょうけど、時間がかかるわりに効果は……って個人的には思うので、あとはどれだけ面白い設定なりストーリーなりが思い付けるかでしょう。それは個人的には冊数はあんま関係ないんじゃないかなと思います。
> ぶっちゃけ、こういう問題って「書ける人は書けるけど、書けない人は書けない」ってことになっちゃうんじゃないですかねー。要は創作で大成するのにカリキュラムなんてないので、もう結果勝負でしょう。小説家なんてプロかノンプロか、売れてるか売れてないか。結果ですよ。
> 大量によまずに大成したひともいるし、1000冊読破して大成したひともいる。
> あとはもうご自分で決めて、信じて進むしかないんじゃないですかね。それで壁にぶつかったらまた考えてください。

わかりました、ありがとうございました。

[No.110516] 2018/02/15(Thu) 13:11:30

Re: 小説は何冊ぐらい読めば良いですか (No.110484への返信 / 2階層) - ばらまんでぃ

> このような質問をするということは、今まであまり小説を読んでなくて、千冊読めなどと聞いて不安になったのでしょう。

はい。「千冊！？　嘘つけ、そんないわんわ」って思いました。

> 小説を書き始めたら小説の読み方が変わるはずです。読者としての読み方から作者としての読み方に変化します。もしもまだ読者としての読み方しかせず、今後も同じような読み方しかできないのなら、何冊読んでもあまり意味はないでしょう。書くために力となるのは、書き手としての読み方をした場合です。読者時代に何冊読んだかを気にする必要はありません。書き手であることを自覚してから書き手の読み方で何冊読んだかが重要です。あなたの場合はこれからの問題です。
>
> 書き手としての読み方には、自分の書き方を創り向上するための精読と、書く素材を求めるための乱読があります。どちらも必要です。
> 精読では千冊も読めるわけがない。十冊でも十分。百冊読んだら大したものです。自分の執筆で生じる疑問や悩みをぶつけ解決を考えるために読みます。書くことについて答えのない問題と取っ組み合うために読みます。
> 乱読では千冊は多くないです。千冊は暇人なら一年で読む程度の量です。

わかりました、ありがとうございます。

[No.110519] 2018/02/15(Thu) 13:16:38

最初に言った通り (No.110520への返信 / 5階層) - 下っ端モヒカン

> あ、そうなんですか？　では何を言いたかったのですか？

　最初に申し上げた通りですよ（No.110509↓）。
http://www3.rocketbbs.com/731/bbs.cgi?id=kouryu&mode=res&no=110509

　誤読で何か仰っられたようですが、実質的に内容に一度も言及して頂いてはおりませんが。

　ここまでやり取りさせて頂いて、他の方々とのやり取りも拝読してみて、分かったことがあります。

　ばらまんでぃさんは、どうやら文章をほとんど読めておられません。40～50冊お読みになったそうですが、内容を正しく理解なさった可能性は低いと思われます。

　1000冊という目安があるとしても、普通に読んで理解しての1000冊であると思われます。今のように読んでおられても、1000冊読んでも効果はあがらないと思われます。

[No.110523] 2018/02/15(Thu) 13:57:41

Re: 小説は何冊ぐらい読めば良いですか (No.110517への返信 / 7階層) - クロウド

　反論にも反証にもなっておりません。異常例では反論は成立しません。またこれに関しては水すましさんのレス程度のことを理解した上で引き合いに出しているものだとばかり思っておりましたが、違うのですね。

　では、他の方の為にひとつ。

　さる出版(非小説系)の責任者の方とお話する機会があったのですが、その時のお話。

　定期的に小説を読まずにデビューしました、みたいな奴はどこにだって生えてきやがる。だけども、そんなセールをすると賞味期限が短かい。実際に研究なしで合格してもプロにするためも教育で消えちまう。編集は可能性で拾っているんだが、そいつを実力と勘違いしてやがるからな。だから、なんだ。しっかり苦労してデビューを受賞をしましたって奴と小説知らなかった天才風の奴と定期的に回るパターンなんだが、苦労人パターンはセール期間は十分あるが、天才風はだんだんと短かくなっている。つーか逃げる。
　自身で書いた物の欠点を分析できる知性と語学能力、理論を整える力。正確に意図を伝えられる文章構築能力。それがある人間だけが、他人の作品を読まずに書いて成功する。どれかひとつでも欠けていたなら、そりゃ無理ってか普通は全部持ってねぇよな。
　だったら、自分の書きたいもので食うつもりなら、運で速いデビューするよりも、実力派で勝負したほうがまだ潰しがきく。
　書くことは間違いなく必要だ。のっぴきならない数読んで研究した事と自作を比較しては書き直しな。ラノベに行けるか、だけじゃないて文壇に行けるか、それとも他の書く仕事に行けるかって選択肢はそれで生まれる。

　最後の一行が大切なことに見えますが、そこに至るまでの論が本体です。これでもかなり簡略化しました。実際はもっと色々とあったのですが、この方、この時酔っ払いの大トラでしたのでもっとヤバイことも言っておりましたので割愛。

[No.110524] 2018/02/15(Thu) 14:13:53

最初に言った通り（二度目） (No.110529への返信 / 9階層) - 下っ端モヒカン

> ？書きながら読むでもなければ、読みまくってできるようになってから書き始めるでもないとなると、どういうことのなるのでしょうか。

　最初に申し上げた通りですよ（No.110509↓）。
http://www3.rocketbbs.com/731/bbs.cgi?id=kouryu&mode=res&no=110509

　誤読で何か仰っられたようですが、実質的に内容に一度も言及して頂いてはおりませんが。

　ここまでやり取りさせて頂いて、他の方々とのやり取りも拝読してみて、分かったことがあります。

　ばらまんでぃさんは、どうやら文章をほとんど読めておられません。40～50冊お読みになったそうですが、内容を正しく理解なさった可能性は低いと思われます。

　1000冊という目安があるとしても、普通に読んで理解しての1000冊であると思われます。今のように読んでおられても、1000冊読んでも効果はあがらないと思われます。

[No.110530] 2018/02/15(Thu) 14:27:12

Re: そろそろ飽きた() (No.110536への返信 / 14階層) - ばらまんでぃ

> > 題名だけのわけないじゃないですか。
>
> 　ほほう。さっきこうレスしたわけですよね？
>
> > Re: 最初に言った通り（二度目） - ばらまんでぃ
> > 題名しか読んでいません。
> > [No.110532] 2018/02/15(Thu) 14:29:42
>
> 　な、な、なんと！　ご自分で書いた、約5分前の、たった10文字程度すら覚えていらっしゃらないとは。
>
> 　まあ、覚える気がないもんは覚えないんでしょうな。これじゃ何やっても無駄なわけだ()。
>
> 　そろそ飽きました。何か新しい芸でも見せてくれない限り、何か書く気は起きませんな。では。

あ、入れ違いでしたね……。

[No.110538] 2018/02/15(Thu) 14:43:15

質問したのに締めようとしたんだよね (No.110540への返信 / 17階層) - 下っ端モヒカン

　再確認しましょうかね。これが13時22分の終結宣言（題名）。

> 13:22、応答を締め切ります。ありがとうございました�... - ばらまんでぃ - 2018/02/15(Thu) 13:22:34 [No.110521]

　いい？　13時22分、あなたが書いたんですよ？

　で、その直前、私へのレス。

> Re: そんなことは言ってない (No.110518 への返信) - ばらまんでぃ
>
> あ、そうなんですか？　では何を言いたかったのですか？
> [No.110520] 2018/02/15(Thu) 13:17:49

　分かりますね？　13時17分に、あなたは私に質問をしているのです。しかし5分後に自分で応答を締め切っちゃった。

　質問したこと、すっかり忘れてないと、こんなことできないですよね？　現に今もすっかり質問したこと忘れて、

> いや、ああ書けばもうレスこないかなとおもったんですよ。でも、レスが来たのでまた書き始めました。

と言ってるもんねえ。質問したこと覚えてれば「ああ書けばもうレスこないかなとおもった」なんて言い出さないよね？

　ほらね、私が言ったこと、どんどん当たってるでしょ？

　あのねえ、何か言えば言うほどあなたが困るようにしたのは、あなた自身なんですよ。直前のレスだけに無秩序に反応して書き散らかした結果がこれ。大丈夫？

[No.110546] 2018/02/15(Thu) 16:13:22