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70%健康マガジン
辻野将之監修。肩肘張らない健康メルマガ、更新はお休み中ですが、おもしろバックナンバーが見れます。登録しておくと、たま~に健康情報が届くかも。
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新年あけましておめでとうございます!

 

旧年中は多くの皆様に大変お世話になりました。

多謝!!

2017年は激動の(自分の中で)の一年で

おもしろい人生の岐路を体験しました。

詳細は書ききれないので割愛しますが

とてもいい波に乗れているような気がします。

 

2018年はその流れを上手く乗りこなして

新たな活動を開始していきたいと考えております。

 

今年は日本食事療法士協会を通じて

食と健康の専門家である「食養生コーディネーター」の育成など

食養生の啓蒙活動を中心に

治療院の新たな店舗開業も準備しております。

 

そして、おもしろい流れの一つとして

冒頭の御舟祭りで有名な穂高神社にご縁ができ

神社内の店舗をお一つお借りすることになりました。

 

穂高神社はご近所で氏神様のお祀りする神社であり

私自身、氏子(うじこ)として何か盛り上げる一助となれば幸いです。

地域に地盤と実績がある強力な方々との提携も決まり

店舗の大枠は固まりつつあります。

 

何をしようかワクワクしております。

 

そんなわけで、今年は戌年らしく

駆け回るとしになるのでしょうか。

 

今年もよろしくお願いいたします!

 

追伸(1月の告知)

とても魅力的で、ぜひ多くの人に観ていただきた映画の

上映会があります。安曇野・東京ともに私も参加します。

食と健康に関心のある方々との
ご縁や再会を楽しみにしております!

 

 

 

JUGEMテーマ:日記・一般

| 個人的な話 | 05:14 | comments(62) | trackbacks(0) |
鍼灸師という業界の枠を超えたい

「フジテレビのライバルは日本テレビではなく、恋人からのLINEになるのだ」

Yahoo!ニュース記事、堀江貴文氏の言葉)

 

たしかに。今は時代の変わり目だ。

 

業界の壁が崩壊している今、何をすればいいのかその答えの一つが多動力なのだろうか。

 

堀江さんはほんとうに面白い人だ。

堀江さんのような世の中を動かす側の人には

職人的な考え方は理解できないのだろう。

 

ただ、激動の時代の波にのるためには

多動力が必要というのはよくわかる。

 

私自身も鍼灸師の諸先輩方からは

「お前は鍼の修業にもっと専念しろ」と

怒られそうなぐらい、いろんなことをしてきた。

 

鍼灸の理論と技術を本気で取り組みだすと

たぶん一生かかっても終えれないだろう。

だからかどうかはわからないが

治療家でありながら食事の研究を

深堀りしている鍼灸師は意外とすくない。

 

食を正すと心身の状態が変わるという感覚は

同業者の鍼灸師より、音楽家などアーティストの方が

共感してもらえることが多かった。

 

私は鍼灸の治療もしているが

食養生のセミナー講師や雑誌の連載、食養生の実践と研究もしている。

まあ、ここまでは大きなずれはない。

 

その他に、宿泊型治療施設の企画・運営

味噌・醤油など発酵食品の試作と製造、酒蔵の営業業務

会社経営、宿泊業のコンサルタント、日本食事療法士協会の主催

地域市民団体の運営、農業(手伝い程度)、子育て、投資、などなど

鍼灸の技術の研磨以外のことをいろいろしている。

特の会社の経営となると、資金繰りから商品企画やWebサイトの作成

製造業務に営業、広告まで業務範囲は多岐にわたる。

 

職人的な鍼灸師からみると

そりゃ怒られるね。「ちゃんと修行しろ」って。

 

確かに鍼の技術には関係ないことばかりだ

しかし、人の心身を整えるための「治療」という広い視野でみた場合

確かに点と点がつながり他の治療家にはできない治療感覚を

身に着ける事も出来ている気がする。

 

賛否両論あっていい。

鍼灸の専門学校に入学した当初は

日本一の鍼灸師になる。なんて宣言していたが(笑)

今は、日本一の鍼の技術習得は目指していない。

世界一の鍼の技術を持つ人も

世界一の醤油も紹介できる

そんな治療家?でありたい。

 

冒頭の引用元

堀江貴文氏「多動力こそが最も重要な能力だ」(東洋経済オンライン) - Yahoo!ニュース

 

| 個人的な話 | 07:28 | comments(166) | trackbacks(0) |
韓国のTV「チャンネルA」に取材されました。

韓国のテレビでお米の胚芽の特集!
玄米人気が韓国でも出てくるのでしょうか。

勝手に「お米=日本」だと思っていましたが
韓国もお米の国です。

 

韓国在住の友人によると

韓国では幼稚園~高校の給食でパンが出ることはなく

主食はお米だそうです。

取材依頼が来た際は、体験者を連れてくるということだったので

かってに美人モデルだと勘違いしておりました。 

いらしたのは、糖尿病持ちの64歳の男性俳優さんでした。。。。

 

期待値が高かった分、拍子抜けでしたが

素敵な俳優さんでした。

 

そして先日、韓国でTV放送されたようです。
26:56あたりから10分弱ほど、登場しています。

https://youtu.be/4o9l0xl9ZME

 

 

会場&養生食の提供していただいた一絲の皆様
せっかくのお休みなのに
ご協力ありがとうございます。
多謝!!

 

撮影後は、「玄米どぶろく」的なお酒を振る舞いました。

福源酒造の「88純米酒」と「88純米にごり酒」

このお酒は、大吟醸の真逆、削らないお酒です。

一物全体食!!

この時の様子は福源酒造のfecebookでも紹介されています。

 

ちなみに
世界で一番米を食べている国はどこでしょうか?
(一人当りの消費量が多い国)

第1位は日本

ではなく
1位バングラディッシュです。
2位、ラオス
3位、カンボジア
4位、ベトナム
5位、インドネシア
・・・・・・
15位、韓国
・・・・
50位、日本

だそうです。

あら、低いね。
なんせこの50年で消費量は半減という
激減の一途をたどっているから当然なのか。。。

http://tg.tripadvisor.jp/news/graphic/eatrice/

| 東洋医学 | 23:47 | comments(3) | trackbacks(0) |
富士山静養園

富士山静養園に行ってきた。

ここは、朝霧高原診療所 院長の山本竜隆医師が運営する養生施設。

医学博士で統合医療のスペシャリストでもあるの山本先生は

富士山静養園を著書でも警鐘を鳴らしている「自然欠乏症候群」の対策や

自然環境保護活動の拠点としている。

 

今回は11月19・20に開催された

日本食事療法士協会の主催するイベントの

気をめぐらす食養生入門」に参加して来たのである。

食養生コーディネーターの有資格者を含む

15名で一泊二日で富士山静養を贅沢に堪能してきた。

 

先ずは富士宮へ向かう道中から美しい

紅葉はやや終りかけであることと天候の悪さを差し引いても

山の彩は美しかった。

 

到着後

良導絡の測定器で身体の五臓六腑の状態を数値化し

私、食事療法士の辻野による「はじめての食養生講座」があった。

 

そして、みなさんお待ちかねの夕餉。

 

講座中に好い香りが漂ってきて

参加者の食欲を刺激し、話が耳に入らなかったのでは(笑)

 

夕餉は山本先生の奥様が作る養生食

これが旨い!満たされ感が高くデザートいらず。

でも手作りデザートまでついてきた。

こんな食事を毎日していたらどんなに幸せだろう。

 

しかも、美人でおきれいな奥様は

なんと元宝塚なのである!

そんな方に養生食を作っていただけるなんて

幸せ倍増である!

 

 

夕餉の後は山本竜隆先生による健康講座「病気にならない食習慣」

先生の話は以前に聴いたのだが

また新鮮な驚きとともに聴き入る。

先生の熱い思いに感動し、すっかり山本先生のファンである。

 

近くに人気のない別荘街があり、一軒だけ明かりがついていたが

それ以外に明かりはなく夜は真っ暗で星空がめっちゃ美しい。

(翌日知ったが、明かりが灯っていた一軒は山本先生の自宅とのことでした)

 

 

翌朝は6時から車で10分ほどの日月倶楽部に移動して朝日を拝む。

ツリーテラスの上からだと海まで見渡せる。

 

最高の絶景スポットを発見!

日の出と富士山の両方が拝めるなんて最高に贅沢な朝で

早起きしても全く苦にならず、ただただ喜びである。

 

 

その後、静養園に戻り、朝散歩&富士山の湧水の”お水取り”
山本竜隆先生のご案内で2万坪の自然林の中を散歩し

富士山の湧水を汲みます。

 

先生自ら水の中にジャブジャブ入って

水を汲んでくれることも。

美人には優しい?

 

もとい、みんなに優しい先生が

大自然の魅力を紹介してくれるのである。

早朝の散歩は見るものすべてが美しく

こんな環境での朝散歩なら早起きが苦手な人でも取り組めそうな気がする。

 

 

二日目の講座は「自分でできるツボ治療」と題して

実は鍼灸師でもある私を中心に正しいツボ押しの実習。

前日の良導絡の診断も活用しながら

自分で自分を治す技術を体感しながら体得していただいた。

 

食養生では朝は発散の時間帯で

食べ物を口に入れるより前に

活動し排泄をしておくことが好ましいとしている。

 

6時から散歩など活動してからの

10時の朝餉とは理想的である。

旨い!富士山を拝み活動した後のせいもあり

食欲モリモリで玄米のおかわりもいただきました。

 

プログラム終了後

せっかくの富士宮だということもあり

観光して帰ることに。

 

この近辺で有名なのは・・・

「やっぱり富士山でしょう!」

 

しかし、さすがにノリでちょろっと登れるような山ではない。

なんてったって、富士山は日本一高いお山なのである!

 

結局、希望者数名と静養園の近くにある

山本先生おすすめの滝にいった。

 

更に、富士山本宮浅間大社にも

ご挨拶をしてきた。

 

そして、雄大な富士山を西から眺めながら

北アルプスのふもとである安曇野へと戻って来たのである。

 

この度は山本竜隆先生をはじめ

奥様やスタッフの皆様には本当に感謝感謝である。

ご参加していた皆様も感謝感謝!

また、企画や準備など当日のサポートをしていただいた

協会の事務局にも感謝感謝。

多謝!!

 

富士山静養園には

私が理想とするような環境や施設があった。

そして山本先生夫妻や優秀なスタッフもいる。

 

参加者の声に「ぜひ定期的に通いたい」というのもあった。

私もその意見に同館である。

 

これは定期的に開催していきたい。

次は初夏の6月あたりの静養園を観てみたい。

 

一般も受け入れている日月倶楽部

今回ちらっと見てきたが

こちらの施設も環境も魅力的で

富士山がでーんと見える景観も魅力的であった。

 

日月倶楽部にも一度、泊りに行きたいものである。

| 食養生施設 | 22:59 | comments(165) | trackbacks(0) |
清酒の異臭の勉強会

昨日、ちょっとご縁があって

長野県酒造組合が主催する

「貯蔵・出荷管理講習会」に参加してきました。

 

そこでは

「清酒製造における異臭とそれらの発生要因及び対策について」

の専門家の先生の講演がありました。

 

面白いのは、実際に標準見本としての

お酒がずらりと並び、きき酒体験ができるのです。

 

お酒のにおいに関して

私は「いい香り」「嫌なにおい」

(↑二択とは表現が貧相な・・・)

これぐらいであとは臭いが強いか弱いか

そんなていどの表現力しか持ち合わせていませんでした。

 

ところが「清酒フレーバー」としては

なんと大きく分けて42種類もあるようです。

 

会場では代表的な15種類の「きき酒」ができ

参加者の酒蔵関係者は熱心にその香りを

感じ、また「けもの臭」だとか「ひなた香」「木香様臭」などなど

様々なにおいの表現を書き留めていました。

 

その道のプロとなるとさすがです。

そして答え合わせをします。

はい、まったくわかりません。

確かにそれぞれ臭いが異なることはわかります。

だが、それが「かび臭」なのかなんなのか

その判別まではできません。

 

4時間の間に「きき酒」と「講習」がみっちりと詰まっており

とても面白かったです。

 

答えをみて、そして講習を受けてから

再度、臭いを嗅いでみると

確かにそれっぽい匂いがそれぞれします。

 

今回の見本は「オフフレーバー」といって

清酒には好ましくない臭いの代表たちが並んでいました。

 

確かに「酪酸」のにおいはキビシイ臭いで

「げろ」の臭いでした。(これはダメだとさすがにわかった)

※業界では「渋柿香」といい「銀杏、チーズ様の臭い」と表現するようです。

 

しかし、その中で「老香」は

私にとってはいい香りに感じました。

 

またフェノール臭は

清酒にとっては「オフフレーバー」ですが

ワインやバイチツェンビール(ドイツ)では「特徴香」として

好まれていたりもします。

 

清酒の業界で、優秀とされるお酒をつくるために必要なことと

その対策などとても興味深く有意義な内容でした。

 

そして、もう一点おもしろかったのは

「カビ臭」のお話

 

カビ臭の原因物質としてTCA(2,4,6-トリクロロアニソール)

というのがわかっているのですが、

 

なんとその原因は「防カビ剤」や「塩素漂白」だそうです。

 

製造工程で使用する道具や、資材置き場としての木製パレットなどを

衛生的に処理するためにしている行為が

実は「カビ臭」の一因になっているようです。

 

防カビ剤を使っていることが

「カビ臭」の原因になるとは皮肉ですね。

 

ここで学んだことは、とても有意義で

清酒の業界での活用はもちろん

私が個人的に製造している味噌や醤油の仕込みや

保存にも活用できそうです。

 

今回の講習を通じて

日本酒の奥深さとその魅力に

あらためて気づかされました。

 

ありがとうございます!

 

| 東洋医学 | 11:48 | comments(262) | trackbacks(0) |
なぜ、不健康食品を食べてしまうのか

テーブルにお土産にいただいたお菓子がある。

Web上の写真(ライセンスフリー)を引用のため何かは不明です。

 

明らかにメーカーの利益優先でつくられた食べもの風の品。
防腐剤がたっぷりで栄養欠落どころか
体内の大切な要素を浪費してしいそうな食品。
そして食べた後には胃もたれを引き起こし

後悔することがわかっている。

 

でも、、、つい食べてしまう。

なぜだろう。


それは異時点間の選択

もっとも困難な意思決定でもあるからである。

 

今の快楽(脂質や糖などの栄養の容易な補給)と

将来の健康という異なる時点のものを

きちんと比較し選択するということが

脳の構造上難しいらしい。

 


1980年にコーネル大学の経済学者、リチャード・セイラーがその理由を検証した。
セイラーによると、異時点間の選択の非合理性を理解する唯一の方法は

人間の頭が単一の意思決定者であるとは考えずに、「二つの半自治的な自分」から成る

ジョイントベンチャーだと考えることだ、という。


この「半自治的な自分」の一方をセイラーは「近視眼的な実行者」と呼ぶ。

すなわち、手っ取り早い満足感だけに関心がある自分だ。

 

もう一方は、将来を見据えた「計画者」で

実行者を管理しようとすることを任務としている。


・・・この二つの自分は「単一時点で衝突し」

その衝突の結果、よくない意思決定を下してしまうことだ。


なぜ

1980年代終盤には、脳スキャンなどの新たな医療技術により

「人間の意思決定プロセスは二つの大きく異なる

脳内プロセスどうしの争いのようなものだ」ということが

実際に確認され始めたのだ。

 

一方には、高い認知プロセスがある。

これにあたるのが、前頭前皮質という脳の比較的新しい部分で

複雑な問題解決や抽象的な考えを司る。

 

もう一方の部分は比較的古い部分で、主に辺縁系

またの名を「爬虫類脳」といいい、危険やセックスなど

存在に関係する活動への本能的なアプローチを司る。

この前頭前皮質が将来どんな不都合が表れるかを

想像できるのに対し、辺縁系はそうした将来的な結果に関しては

まったく関知しないという奇妙なカップルはすべてにおいて異なっている。

[「衝動」に支配される世界 我慢しない消費者が社会を食いつくす」

ポール・ロバーツ著 神保哲生解説 東方雅美訳 ダイヤモンド社より引用]

 

食べると「旨いが死ぬ」or「食べなければ生き延びる」

という選択肢ならだれでも容易に後者を選べるだろう。

 

問題は、近代の科学の進歩のおかげで

生み出された農薬、食品添加物、薬品などは

ただちに健康に影響のでない。

 

食べものには、残留農薬、食品添加物が含まれる。

人の生命や健康に対するリスクと有用性を秤にかけ

有用性が勝れば、これを是とする考え方が行政や食品メーカーなどの主流となっている

 

リスクが全くない、ゼロリスク論は

個人的には目指したいがあくまで理想論である。

 

一般的にはネグリジブルリスク論が採用され

リスクがあっても化学物質を使用することの有用性が勝る時には許可されている。

 

※ネグリジブルリスク論:些細なリスクがあっても

それに勝る有用性があれば、使用を認めてもいいという考え方をいう。

毎日一定の量を摂取しつづけた場合、10~100万人に一人が

あらたに死亡したり重篤な疾患になるリスクをいう。

[食の安全事典 山口英昌監修 旬報社]

 

宝くじより当たる確率が高そうだとか

単体で認可されているといっても複合でのリスクはどうなのかとか

通常の人より敏感だとどうなるのかとか

想定されているより大量に食べた場合はとか

 

そんなことはさておき

 

将来得られるであろう利益(不健康にならない)

というものは、とてもイメージし辛く、後回しにされる。

 

そして「近視眼的な実行者」が勝ってしうのである。

 

 

身体に悪いとわかっていても

つい食べてしまう自分を許してあげることにしよう。

そう、それは「爬虫類脳」があるかぎり仕方ないこと。

 

ただ、危険な誘惑の多い現代社会を

健康で乗り切るためには、将来どんな不都合が表れるかを

想像できる前頭前皮質を日々鍛えていくしか無いようである。

 

誘惑が目の前にやってきた時

衝動で行動する前に、一息ついて

冷静に、そして客観的に異時点間の選択をし直してみる。

 

そんな訓練を積み重ね「計画者」を育てていこう。

健康の知識があるなしに限らず

異時点間の選択は間違えるものだと認識した上で。。

 

| 東洋医学 | 18:33 | comments(200) | trackbacks(0) |
食育推進委員

私、安曇野市の

食育推進委員に任命されました。

 

本日、平成28年度 第一回安曇野市食育推進会議が

安曇野市の穂高健康支援センターにて開催されました。

 

そこで安曇野市長のお名前で

「人事通知書」を頂戴したわけです。

 

二年間の任期ではございますが

安曇野市食育推進委員として微力ながら

地域に貢献させていただきます。

 

そして、本日さっそく

実績や計画さらに今後の方向性などの協議がはじまり

10名近くの市の担当者と15名の委員による会議がありました。

 

市の担当者による過去実績をまとめた資料や

食育推進の目的提示や理念、方針はとても素晴らしく

委員会会長や市の担当者の能力の高さを感じることができ

とても安心感を得ることができました。

 

そうは言っても、ただ参加して聴いているだけなら

私が貴重な時間を割いてまで委員参加した意味がないので

適度に質問と意見を発言しておきました。

 

特に感じたのは

資料の中では素晴らしい文言が並んでいるのですが

この内容が市民に伝わらないと意味がないです。

 

たとえば「糖分の摂りすぎや運動不足等の生活習慣が

市民の健康状態の現状の結果を招いている可能性が考えられる」として

具体的に、学童期から摂取を控えることが必要だと書いています。

 

※本文「糖分、特に菓子やジュース、アルコール等の単糖類をよく摂る食習慣は

特定健診を受ける40歳から74歳までの世代だけのものでなく

親、祖父母から子へつながってきく可能性が高い習慣です。

特定健診を受けた後の保健指導のみならず、乳幼児期、学童期からの

食生活を見直すことにより長期的な視野に立った

生活習慣病の予防を行うことが大切です。」

 

この素晴らしい考え方が書かれた

「安曇野市食育推進計画(第2次)」は

平成26年3月に安曇野市が作成しています。

 

そこで、これらはどこまで学校給食の現場に反映されていますか?

と質問したところ、情報共有することが可能な会議は開催されているが

各、給食センターの管理栄養士さんの任せで

特に指示もしなければ、どうかえたかのフィードバックも特にないようでした。

参加していた教諭の話では、変わっていないようです。

 

それより、え、なんでそんなことを突っ込むの?

といった雰囲気があり、今日わかったことがあります。

 

別管轄への干渉の難しさや

影響力の無さを自覚しているというか

できないものだと思い込んでいるように感じました。

 

自分たちの中でできることは

もちろんしっかり推進するが、別組織(例えば給食センターや学校)へは

情報を提供はするが、具体的に何かを共同で推進するとかは少ないようです。

 

普通の企業なら、「いい商品を作りました」で

終わりでなく、そこから「いかに売れるか」を模索するわけです。

そのために別の会社とも必要に応じて連携したりもします。

 

しかし、どうも「いい商品づくり」に全力投球で

あとは店頭に並べたら終わりといった雰囲気で

どうやったら売れるか(活用してもらえるか)と考える時に

どこの組織と連携すべきかという発想がもっとあればいいのにと感じました。

いい商品なのに、目だたないという非常にもったいなさがありました。

 

そのあたりを、今後は打破するお手伝いをしていきたいです。

せっかく民間からの委員参加なので

民間の感覚をお伝えしていきたいものです。

 

ここでは書きませんが

民間企業ではあり得ない感覚がちらほら・・・・。

予想はしていましたが、あらためて驚きました、

(私と同様、民間参加の人なのにって方も)

 

 

まだ、今回は様子見でおとなしくしておりましたが

安曇野でも医療費が増大し続けているという問題があり

また、変革には時間がかかるものなので悠長にはしてられません。

 

次回からは安曇野の未来のため積極的に参加していきます。

 

日本の食文化を変えることを目標に活動している私としては

地元、安曇野市からいい流れを作っていきたい。

| 食事療法士活動 | 21:36 | comments(248) | trackbacks(0) |
アレルギー医療革命

「アレルギー医療革命 花粉症も食物アレルギーも治せる時代に!」NHKスペシャル取材班 (著) 2016/3/25文藝春秋

大反響の「NHKスペシャル」を書籍化!

以下≪≫は文藝春秋の作品紹介

≪大反響の「NHKスペシャル」を書籍化!

 

これまでアレルギーの”常識”とされてきた数々の情報。
「一度発症した花粉症は治らない」
「アレルギーになりたくないなら、アレルゲンをとにかく排除する」
「アレルギー予防のために、離乳食はゆっくり進める」
「卵などのアレルギー食品は赤ちゃんに食べさせないのがベター」
「妊娠中、授乳中の母親の食事が子どもをアレルギーにする」……。

これらはすべて、間違いでした!

20世紀後半から、先進国で爆発的に増加したアレルギー。
日本では国民の4人に1人が花粉症を、
赤ちゃんの10人に1人が食物アレルギーを発症しています。

アレルギーパンデミックとも言われるこの状況を打開する手はないのだろうか?
最新研究に迫ろうと始動した取材班が直面したのは、
医療の常識が根底から覆ろうとしている衝撃の事実でした。

カギを握る存在として注目されるのが、日本人研究者が発見した
新たな免疫細胞「Tレグ」です。
この細胞の働きが分かったことで、アレルギー発症メカニズムの解明が進み、
完治を目指す根治療法の研究が世界中で始まっています。

世界中の最新研究を丹念に取材し、アレルギーの予防と完治に向けた実践的な情報が詰まった一冊です。≫

 

 

他者や異物を攻撃する免疫システム

その暴走がアレルギーだとされている。

 

これまではアレルゲンを避ける対症療法が主で

暴走する免疫の機能抑制を研究してきた。

免疫の抑制は外敵から守るシステム自体を低下させ

アレルギーは落ち着いたが、他の病に侵されるリスクが生じる。

 

これまで、難航していた

現代医学的なアレルギー治療の分野に

新たな免疫細胞「Tレグ」の発見が

一石を投じ、新たな展開を見せたようだ。

 

どうやら免疫には

攻撃を抑制するシステムも備わっていて

それが正常に働いているかどうかが

アレルギー発症に大きく関与しているという説だ。

 

この新たな視点が、アレルギーの治療に大きな光を差し込んだのである。

 

そもそも東洋医学的なアプローチだと

気のめぐりを中心に見ていくのでこれらの科学的な新発見は特に影響しない。

 

しかし、私自身

既存の科学的な視点でのアレルギー予防の常識が

刷り込まれていたことを、この本を読んでいて気が付いた。

 

冒頭の作品紹介にあった

「アレルギーになりたくないなら、アレルゲンをとにかく排除する」
「アレルギー予防のために、離乳食はゆっくり進める」
「卵などのアレルギー食品は赤ちゃんに食べさせないのがベター」
「妊娠中、授乳中の母親の食事が子どもをアレルギーにする」

 

これらは古い考えが基になって信じられてきた

ある種の迷信みたいなものであると、この本では紹介されている。

 

アメリカ小児学会の指針では

2000年には根拠となる研究や調査はほぼ存在しないにもかかわらず

「妊娠中、授乳中の母はアレルギー食品を避けること」

「乳製品を与えるのは1才以降、卵は2歳、ナッツや魚は3歳以降」

としていた。

 

ところが2008年には

「妊娠中、授乳中、離乳食でアレルギー食品を避けても

アレルギー予防に効果があるという科学的根拠はない」

と変更されているのである。

 

指針では「食べることが有益な可能性」には触れていないが

そんな研究データも出てきたようである。

 

事例として、妊娠中に徹底してアレルギー食品を我慢して

生まれてくるわが子がアレルギーにならないようにする母親も取材している。

 

しかし、皮肉なことに

真逆の「妊娠中に母親が食べた方が発症率が低い」という

データもあり、その結果として2008年の指針が変更された。

 

日本でも当然その影響を受け

食品アレルギーの可能性の高い食品に接するのは

遅い方がいいという考えが浸透している。

 

我が家も、お蕎麦は離乳食が始まってもしばらくは

意識的に遅らせた方がいいという情報を鵜呑みにし

気をつけようとしていた。

実際はわりと早めに食べてしまっていたが・・・。

結果おーらい?

 

本の中では、もう一つ興味深い説が紹介されており

アレルギーになるかを決定するのに

アレルゲンが皮膚から入るのが先か腸からが先かが重要と言っている。

 

≪≫内引用

 

≪「アレルゲンが腸から入るか、皮膚から入るか、それはアレルギーになるか、ならないかを決定づけるレースのようなものです。先にその異物を腸から吸収できれば、攻撃を止めるTレグが作られ、体は異物を受け入れる。でももしその異物が皮膚から先に入ってしまえば、私たちの免疫は異物を攻撃対象として記憶する。

そして、アレルギーになってしまう。つまり、腸からいち早く入るようにする。それこそがアレルギーの予防を可能にする大きなカギだと考えられます。」≫

 

興味深い内容の本であることと

視聴者を飽きさせないテレビ番組が元になっている本なので

読み進めるのを楽しめる展開でおもしろかった。

 

腸が未完成な赤ちゃんのころに

どんどん異物を送り込むのは

アレルギーとは別の意味でリスクがありそうなので

これらの説を鵜呑みにするのも気をつけたい。

 

特に牛乳など動物性たんぱく質は別のリスクがある。

 

なので早期の離乳は、やはりおすすめできませんが

母乳以外は極端にゼロにするというのも

ある意不自然なのかもしれませんね。

 

 

同書の中でも紹介されていましたが

家畜とともに幼少期を過ごすとアレルギーになりにくいというデータがある。

異物である雑菌の中で成長することで

適切な免疫を獲得するからだといわれている。

 

これは、アレルギーが現代的にいう清潔な環境というものが

生み出した現代病といわれるゆえんである。

 

どうしても、現代人は

赤ちゃんが何か口に入れたら「ばっちよ」と止めたり

先回りして、身の回りを抗菌グッツばかりにして

殺菌消毒にやっきになり

免疫を獲得する場面をどんどん奪っているのでしょう。

 

一つ言えるのは

ほっとくと、赤ちゃんはいろいろ勝手に口にいれる。

これを極端に避けることはアレルギー的にはマイナスになる。

食べ物も、不潔といわれるものも。

 

衛生観念は大切ですが

行き過ぎた潔癖は自然との隔離であり

逆に不自然な環境を形成してしまいその代償として

アレルギーが生まれてきたとも言える。

 

現代が生み出した新たな病気であるアレルギーは

過去の常識があてはまなない。

そのメカニズムの解明も予防法や治療法も

これからどんどん変革をしていくのでしょう。

 

今回紹介した説も含め

最新だからと鵜呑みにすると、情報に振り回され

努力のわりに結果がついてこないという悲劇を生む。

 

昔ながらの生活や、自然と調和した暮らしというものを

もう一度見つめなおす機会ととらえて

本質を見抜く力を身に着けていけるようにしたいものである。

 

 

 

JUGEMテーマ:健康

| 本の感想 | 11:34 | comments(169) | trackbacks(0) |
味噌は財産!

3年以上前に味噌を仕込んだ樽を

感謝の気持ちを込めて洗浄しました。

 

旨い味噌を醸し、そして

保存し続けてくれて本当にありがとう!

 

本日残りの味噌を取り出し

しばしお役ごめんでございます。

感謝。

 

 

こないだの三連休は移動が多かった。

土曜日に東京で食養生ジュニアコーディネーター養成講座を開催!

無事9名の食養生仲間が誕生!

 

日にちをまたぎながら安曇野に戻り

息子の散髪などを楽しみ、その日の夜にはつくばまで移動開始。

 

またまた食養生ジュニアコーディネーター養成講座の

臨時開催があり、また90分4コマの講義をしました。

会場↑つくばカピオ

 

つくばの街並みはすっきり感があります。

電線が無いせいかな。

 

企画から準備手配をしていただいた

日本食事療法士協会、茨城支部長の広木仁先生

ありがとうございます!

 

そして、また日付をまたぎながら帰宅。

 

出張以外にも、地元の幼稚園での講演など

この一週間はわりと出歩いており、家のことが滞っていた

今日この頃。

 

明日から息子も夏休みになるので

本日は家のことをしようと決めました。

 

そして、はじめたのが

冒頭の味噌樽のお片付け。

 

天気がいいので今年仕込んだ梅を干し

そして醤油の腕まくり

 

2013、14、15年に仕込んだ醤油樽がずらり!

4家族で共同で仕込んだ醤油で16年のは別の場所に。

 

東京から信州に引っ越してきて6年目

稼ぎ得られるお金とはまた違う

貴重な財産をたくさん得られている気がします。

 

醤油をまぜながらいつも思う。

これらの保存食は、なんてすばらしい財産なんだろうか!

何かあってもこれで生きていけるなぁ~。

と。

 

通常の流通には乗らない

素材や仕込みなどこだわりの発酵食品たち。

お金では買えない生きる糧たちです。

 

味噌がカビるなど、まだまだ課題があり

日々勉強、実験中ですが

旨くて、そして健康維持ができこりゃ最高やね。

 

金銀財宝を蓄えている気分にひたり

ニヤけながら見回りました。

 

これを読んでいただいた方。

我が家の財産自慢に

お付き合いいただきありがとうございました。

 

 

 

 

| 東洋医学 | 11:40 | comments(202) | trackbacks(0) |
神々の魔術 
グラハム・ハンコック著
「神々の魔術 失われた古代文明の叡智」を読んだ。

今回は食養生とは全く関係のない
完全趣味の読書です。


教科書的な人類の歴史では
我々と同じ頭脳、同じ姿を持つ現生人類が誕生したのは20万年ほど前
そして、今から6,000年前にシュメール文明が生まれたとしている。

精神的な成長は置いといて
人類の文明は右肩上がりに進歩してきたことになっている。

これはあくまでも有力視されている一説に過ぎない。

専門家の中では認められていないが
はるか昔に人類は高度な知識を持つ先行文明を築いており
何らかの原因で消滅し、また起こりという変化を繰り返してきた。
そういう伝承や説も多々ある。

ただ、証明が難しいのと、歴史観が覆るような説は
受け入れたくない方々の抵抗もあり、正式には認められていない。

私は個人的には歴史が好きで
また既成概念を打ち壊すような新説には
とくに興味関心がありワクワクする。

東洋医学の歴史を学ぶことも
鍼灸師の勉強の一環でもあるが趣味的にも楽しい。
歴史全般好きだが、特に日本の歴史と古代史は大好物である。

そんなわけで、20年前の大ベストセラー
グラハム・ハンコックの神々の指紋はとても衝撃的で
数千年前の王の墓だと習って信じていいたが
時代もさらに遡り、建造された目的も別という新説に衝撃を受けた。

(余談だが、漫画では浦澤直樹氏のMASTER KEATONが好き。)

先日、「神々の魔術」が2016年2月29日に出版された。

その後、同氏の続本は読んできていたが
さほど魅力を感じずにいた。

それは、2011年の原発事故以降
現世界で起きている事象や社会の仕組みの事実などが衝撃的過ぎて
過去の歴史の検証への興味が相対的に薄れていたように感じる。

とはいえ、読んでみた。

歴史の新事実や新説を検証するだけかと思っていたが
驚くことに、近い将来起こりうる地球規模のリスクである
天体衝突の可能性について言及しているという内容だった。

新たな遺跡の発見などから
超古代文明に関する証明の裏付けを重ねてい行く内容でもある。
これはこれで興味深い。

地球の歴史として12,800年前氷河期の終わり頃に
地球を襲った大激変が存在する。
多くの科学者がこの時期に分裂した巨大彗星の大きな破片が
地球に衝突した(ヤンガードリアス天体衝突)と多くの科学者が確信している。

今から12,800年前、氷河期を終え
徐々に温暖に移行していた地球は
元彗星の破片の帯の中を通過し直径五キロから一キロの複数の破片
数個が衝突し、一気に氷河期に舞い戻る。
そして11,600年前、に地球は再び元彗星の破片の帯の中を通った。
それは前と同じように劇的な結果を生み
ヤンガードリアス期が終了した。
結果として現在のような温暖な地球になった。

この地球の内なるバイオリズムの中では
イレギュラーな変化をした時期であるヤンガードリアス期は
天体衝突が原因だという。

昔、大変なことがあったんだね。では済まされない。
ハンコック氏が紹介するこの説によると
ヤンガードリアス期の事件は、運悪くたまたま宇宙から飛来した
天体衝突ではないようである。

遥かに大きな巨大彗星の破片にすぎなかったというのだ。

しかも、その牡牛座流星群は
距離は三億、幅は3,000万キロメートルを超える
巨大なドーナツのような形状である。

この元彗星の破片の帯が宇宙には存在しており
地球は年2回、この帯の中を通ることになっている。

他に発見されている50ほどの流星群との違いは
牡牛座流星群には巨大な物質が山ほどあるということだ。
きわめて巨大な天体の分裂でできた残骸群で
直径一キロ以上の小惑星が100~200個ほど軌道上に存在する。
惑星系の周辺に広がっていいないことから
1回または一連の崩壊はここ2,3万年以内に起きたに違いないとされる。
(地球の歴史からするとめっちゃ最近)

他の流星群同様、そこに含まれる粒子の大半は
天体ショーとして楽しめるごく小さな隕石にすぎず
地球への脅威にはならない。

しかし、時折、牡牛座流星群の中でも
危険なエリアを通過することがある。

この危険エリアとの遭遇は過去、人類に劇的な影響を及ぼしている。
そして12800~11600年前に地球を変貌させた
彗星と私たちの関係は、まだ切れていないという事実が驚愕である。
というよりも関係復活の可能性が高いのだ。

クリューブとネイピアの研究には故サー・フレッド・ホイルや
数学者・天文学者のチャンドラ・ウィクラマシンゲ教授も重要な貢献をしているが
これによって恐ろしい可能性が浮上した。

軌道の計算上、近い将来(2030年ごろ)
地球は再び、牡牛座流星群の危険エリアと交差する。
これは現在の地球が直面する最大の衝突リスクであり
そしてその状態が今後数十年は続くと警告している。


天体衝突で有名なのは
650万年前に恐竜を絶滅させた小惑星がある。
直径10キロしかなかったが
それでも地球規模の火災の嵐を引き起こし
世界を永久に変えてしまった。

地球に隕石が衝突するのは
数百万年に一度しか起こらない出来事の話ではないようだ。


古代の遺跡は、単なる墓や住居跡ではなく
未来人、つまり私たちへのメッセージを記録しているものがある。

天文学では現代人並み、またはそれ以上の叡智をもっていた
古代人は、12,800年前の出来事から
その事実と次回起こりうる事態を
我々に伝えようとしていたのだろうか。

この説が事実だとして
巨大地下シェルターを購入する財力もないので
自分には何をすればよいかわからないが
一日一日を充実したものにしていこうと思う。












 
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