もともと訳の解らないことを言うＤＥＢＵだが、最近「何の根拠もないのにイキって知ったかぶりの変な断定」をするようになった。
「～ですからね」
「は？」
多分テキトーなことを言っている。

まぁ制作のキャリアもできて、社長になって、部下もできて、ちょっと格好も付ける必要があるのだろう。
しかし聞いてるこっちが恥ずかしくなる時がある。

多分人のこと言えない。
僕も彼くらいの歳の頃、同じようにイキった発言をしていたものだ。
なんだろうねあの妙なプライド。解らないことには首突っ込まなくていいのに、変に知ったかをしたがるあの感じ。

昔と比べると、今は知らんことは知らんと言うし、門外漢の部分には口を出さなくなった。
恐らくそれは、自信が付いたのだと思う。
十分多くのことを知ったし、学んだから、その範疇だけで勝負できる。
だからその範疇外の知らんことは知らんでいいし、知らんからと言ってプライドが傷つくこともない。

今もネットでイキってる若者（若くないのもいるだろうが）の多くは、自信がないのだろうね。
だから見当違いのことを敢えて言ってしまう。
それを見るにつけ、昔の自分を見るようで、むず痒いのだ。