米フロリダの高校で銃乱射、17人死亡 元生徒犯行か

北米
社会
2018/2/15 8:36 (2018/2/15 8:39更新)
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 【ニューヨーク=高橋里奈】米南部フロリダ州パークランドの高校で14日午後(日本時間15日未明)、銃乱射事件があり、少なくとも17人が死亡、14人が病院に搬送された。米CBSテレビは同高校の元生徒ニコラス・クルス容疑者(19)による犯行だと報じた。動機は不明。警察は逃走した同容疑者を拘束した。

銃乱射事件の起きた高校から解放され抱き合う生徒ら(米フロリダ州パークランド)=AP

銃撃事件があった高校の校舎から避難する生徒ら(14日、米フロリダ州パークランド)=WSVN提供・ロイター

 銃乱射があったのはマージョリー・ストーンマン・ダグラス高校。同州の中心都市マイアミから北に約70キロメートル離れた観光地フォート・ローダーデール近郊の高級住宅街にある。午後2時半ごろ発砲があり、警察当局が駆けつけて厳戒態勢となった。学校は閉鎖され、生徒は避難した。

 米メディアによると、同高校に通っていたことがあるクルス容疑者は校内の火災報知機を鳴らし、混乱を引き起こした後に銃を乱射した。その後、校外で拘束された。

 トランプ米大統領は同日、ツイッターに「悲惨なフロリダ銃撃事件の犠牲者の家族に哀悼の意を表する」と投稿。「米国の学校で、子供も先生も、誰もこんな不安な思いをさせられるべきではない」と続けた。

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