追記(2018.02.06)
Buddy Sound Worksに預けたまま行方不明になったGibson J-200の続報。
なんと、マーチンD-15も預けたままになっとることが判明。
マーチンにもヘッドにハンサムとデカデカと彫ってあるんでそんなD-15を見かけたらご一報を!
東北の震災後はウクレレばっか弾いとるけど、元々はギターで曲作ったりソロライブをやっとった。
だってロックスターになりたかったんだでね。
バンドを始めたばっかの二十歳ぐらいの時(1993年ぐらい)に泉谷しげるさんの奥尻支援ゲリラライブを見て自分一人でも唄を唄えるようになろうと思って数千円の安いギターを買ったのが最初のギター。
そんで2000年にデビュー前からハンサム兄弟のライブを見にきてくれとった椎名林檎ちゃん率いる発育ステータスと2マンライブを新宿リキッドルームでやって、その時のギャラで買ったギターがこのGibsonのJ-200というアコギ。
ワシが初めて音楽でちゃんとしたギャラを手にした証として無理して買ったJ-200。
そんなJ-200には苦い思い出がある。
一言で言えば19歳でバンドを始めようとした時に何も知らずに4万5千円だと思って買おうとしたら45万で買えんかったって苦い思い出(笑)(詳しくはこのブログで)
それもあってプロになった証としてJ-200が欲しかったんよ。
ちょうどその頃、音楽を一生やるために地元に帰ることをやめたんけど、その決意を忘れんために買ったばっかのJ-200のヘッドに彫刻刀で無造作に「ハンサム」って彫った(笑)
アホだら?(笑)
でも今も昔もいつだってマジだ(笑)
一生ハンサムを背負って生きていくって決意の一刀彫り。
ハンサム兄弟で年間200本近くの全国ツアーをぐるぐる回っとった時代もずっと一緒だったし、ライブ以外でも仲間の結婚式とかでお祝いの唄を唄わせてもらう時もいつだってこいつが相棒だった。
2010年にヤマハからギターをサポートしてもらうようになってからは公なステージでは弾いとらんけど、J-200が一生もんの相棒には変わりがなかった。
近年は契約上ヤマハのギターを弾く機会が多かったもんで映像を探してもYouTube上にはこれぐらいしかなかったけど、何百回と一緒にステージで闘ってきたかけがえのない相棒。
いい音だら?
そんな大切な相棒であるGibson J-200が行方不明になっとる。
最近、SNSで話題になっとるBuddy Sound Worksの山本誠氏に預けたまま連絡つかず、、、
預けたのはフェイスブックの記事によると2014年10月29日。
https://www.facebook.com/han363/posts/10205344324517706
Big Fat Dummyに積んで高円寺のBuddy Sound Worksまで持ってったんよ。
その頃、すでにウクレレばっか弾いとって仕事的にはなくても困らんかったもんで「急ぎじゃなくても大丈夫です」ってお願いした。
でも3年以上経っても戻ってこず、連絡もつかんくなるなんて、、、
預けた時はまだ店もあったし、普通に営業しとったもんで、騙すつもりだったとは思いたくない。
だで、いつか帰ってくるだろうって事を荒げずに待っとったんけど、数日前にHANZI BANDの猫背からこのブログのことを教えてもらって愕然とした。
http://yaplog.jp/hiroshi_garage/archive/5697
今でも何か事情があって連絡がつかんくなっとるだけだと信じたいけど、他にも関係者からいろいろ状況を聞いたら被害者が多すぎて完全にアウトだと言わざるを得ない。
楽器を愛する仕事を20年以上やって来た人が、バンドマンから大切な楽器を預かったまま行方不明になるなんて、、、
怒りというより、山本さんの身の安全が心配だし、ただただ悲しい。
ワシのJ-200は本物のギブソンとは言え2000年製のレギュラー製品だし、何度も修理しとるし、何よりもヘッドに「ハンサム」って彫ってある。
だで売っても大した金額にはならんと思う。
でもワシにとってはプライスレスなギター。
絶対に帰って来て欲しい。
山本さん、もしこのブログ読んでくれたらワシのJ-200を返してください。
それとみんなの楽器を返してあげてください。
万が一、ヘッドに「ハンサム」と彫られたGibson J-200を見かけたらSNSでもメールでもいいので連絡して欲しい。
ハンサム判治のtwitter
判治大介のFacebook
https://www.facebook.com/han363
「疑わしきは罰せず」という、近代法の基本原則があるもんで罪が確定するまでは犯人だと決めつけちゃいかんだけど、楽器が返ってこないという実害を受けとる人が数えきれんぐらいおる事実があるもんでブログで書かせてもらった。
山本さんも人の親。
息子さんにとってはサンタクロースだったはず。
とにかく1日でも早く山本誠さんの身の安全と楽器の安全を確認したい。
ハンサム判治さんの読者になろう
ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります