恵美

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彼女は鞭打たれることと自分の愛液で汚れた俺のを舐めまわすことと聖書が大好きで後ろ手に手錠をして鞭打ちながら後ろから突いていてもいつのまにか神の忠節な愛の説明を始めたりする変な女だった。

SM混じりのセックスをした後に湿っぽいシーツの上でホテルの備え付けの聖書を一緒に読んだりした。
両親共に熱心な教会員で父親はアル中の牧師
本人は看護師と風俗のダブルワーク

「良心痛んだりしないの」俺が聞くと「痛むわけがない」と自信満々で言い切る彼女のことが俺は大嫌いだった。

「ねえお話ししよう」毎晩のように彼女は連絡をしてくる「ねえこんどはいつセックスしてくれんの」「ねえ奥さんと別れて結婚してよ」「奥さんとどんなセックスしたの」
彼女は俺が嫌う言葉を見事なまでにピンポイントで口にする。

俺はおまえが嫌いだ。
何度も俺は彼女にそう言う

もう連絡しないでくれ
精子と時間が勿体無いからもうおまえとは会わない

怒り狂った彼女は電話を切るが暫くしたらすぐにLINEしてくる。
不思議なもので切り捨てれば切り捨てるほど絡みついてくる
いつもそう。その繰り返し。
デート代は必ず相手が持つと確信して平気で河豚とか食べに行く。
お行儀が非常に悪い女。テーブルマナーとかではなく人としての本質的なところで行儀が悪い。
プライドも高いのだろう。
田舎の中途半端な金持ちの典型か、

今しがたも彼女から連絡があった
セフレとのセックスが楽しくないし興奮しない。それと父親が牧師を辞めたらしい。
ほんとどうでもいい。
当然のように返信はしない。

ブロックしても良いのだが何となく放置
LINEの未読数が凄まじい数になっていく、、




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