退屈な日々が続いている。
心は刺激を求めながら、その一方で、リスクは極力とりたくないというアンビバレンツな状況になっていて、徒労感だけが蓄積している。
去年は、銀行のNISAやらいうのに預けたら、15万円もすってしまった。150万円から15万円も減るというのは、精神的にくるものがある。
(今見たらもっとやられていた…)
しかも、投資信託で、国内物を150万円、海外物を150万円と、半々で買っていたのに、国内物を早々に手放してしまった。
その後、海外物は10パーセントマイナス、国内物は20パーセントプラスになったから、より大きな痛手をこうむる結果になってしまった。
つまり、売った方が上がって、持ってる方が下がった。あのとき買ったあとに放置しておけば、トータルで今ごろ10万円くらいプラスになってたんだよ。
これは、誰も責めることができなくて、僕のダメさ加減がモロに露呈してしまったカタチになる。
だから僕は、その負けを、いやプライドを取り戻そうと、仮想通貨に手を出そうとしていた。ところが、取引口座の審査に通らなくて、そうしているうちに、コインチェックの事件が起きて、ビットコインは大暴落した。
もしも、口座の審査にすんなり通っていたら、今ごろ僕はまた50万円くらいやられていたに違いない。結果として助かったのだから、この運は大事にしたい。
そこで、あふれるマネーを今後どうしようか迷っている。静岡銀行のインターネットバンキングでは、定期預金の1年もので0,2パーセントのキャンペーンをやっている。
これは、100万円預けると1年後に1500円増える。300万円預ければ、4500円増える。これはなかなか魅力的な気がする。
ただ、そうするには、まず、静岡銀行のインターネット口座を作って、それから預けるための300万円をおろして振り込まないといけない。これがけっこう面倒になる。
だけど、そうやってまごまごしていると、手に入るはずだったマネーは、僕の指先からすり抜けていく。こうやって、ぼーっとしているうちに消えていく。
低金利の普通預金に眠っているマネーは、利息を生み出しているのに。
そうやって、無為にして消えてしまったマネーの差額は、どこへ行くんだろう。
この世は、謎だらけだ