店員の顔は、化粧で誤魔化せないニキビ跡が大量にあって肌は茶色だ。
そして、目が小さすぎるのを無理して大きくしようとして真っ黒だ。
自分も小さい目に、ニキビ跡の凹凸だらけでこめかみは抉れていてドロドロベタベタな皮膚だ。
店員は自身も持つ忌々しいと思っているものが目の前に現れて、ついつい睨んでしまったのかもしれない。
ある会社の入社試験を受けに行く時に服装と髪型をしっかりさせたが、グロテスクな皮膚はどうにもならない。
中高の時に持病の副作用で起きた激しい吹き出物や炎症の爪痕はどうにもならないのだろうか。
自己啓発的なことを言われることもあるが、変にソフトをどうにかしようとしてもハードウェアがボロボロならどうにもならない。
就活で如何に非営業職に就くかを考えているが、なんというのか学歴も相まって失敗しそうだ。
どうにもならなくて、終わるのだろうか。
持病と容姿がどこまでも、響いて行く。