海自ヘリから部品の一部落下か
海上自衛隊舞鶴航空基地に所属するヘリコプターから部品の一部がなくなっていることが13日、わかり、自衛隊は飛行中に落下した可能性があるとみて調べています。
海上自衛隊舞鶴地方総監部によりますと、13日午後6時半頃、舞鶴航空基地に所属するヘリコプター「SHー60K型哨戒機」の機体を点検したところ、胴体の左側に取り付けられていたボルト1本と付属するワッシャー3個がなくなっていることがわかりました。
ボルトは長さが約2.7cm、幅が約1.1cmの鉄製で、重さは約8gだということです。
また、ワッシャーは直径1.2cm程度でステンレス製やアルミ製だということです。
ヘリコプターは13日午前11時過ぎに舞鶴飛行場を離陸して京都市、名古屋市、伊豆大島などの上空を飛行して千葉県の館山飛行場に着陸しその後、同じようなルートを通って午後5時前に舞鶴飛行場に戻ったということです。
海上自衛隊は、ボルトが飛行中に落下した可能性があるとして、飛行ルート上の自治体などに連絡をいれましたが、これまでのところ、被害の報告などは来ていないということです。
海上自衛隊は「早急に原因を究明し、再発防止に努めたい」としています。