「DTM」を始める前に!
そもそも「DTM」とは一体何なのか、
DTMの定義、DTMでできることやメリットについてご説明したいと思います。
DTMって何?
「DTM」とは、Desk Top Music(デスクトップミュージック)の略で、
パソコンを使用して音楽を作ること全般をDTMと呼びます。
ソフトウェアに演奏データをプログラムして(「打ち込み」といいます)制作することを指す場合が多いですが、
ある程度生演奏の録音が混じっていてもDTMといいますし、全てが生演奏でもパソコンで編集していればDTMということもあり、定義はわりと曖昧です。
海外では「コンピューターミュージック」と呼ばれています。
「コンピューターミュージック」「打ち込み」と言うと、ピコピコな音というイメージがあるかもしれませんが、
ロック、ジャズ、ヒップホップ、フルオーケストラ、映画音楽など、どんなジャンルの音楽でも作れます。
今の時代はパソコンの高性能化が進み、DTM関連の機材やソフトも高機能・高音質化しているので、
使用する機材や技術次第では、生演奏とほとんど聞き分けができないくらいのクオリティーに仕上げることもできます。
パソコンでの音楽制作・録音作業というのはプロの現場でも一般的に行われています。
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DTMでできること、メリット
DTMでは大まかに、
・ゼロから自分の思い通りに音楽を作る
・歌や楽器の演奏を録音して、編集する事ができる。
・楽器が演奏できなくても簡単なマウス操作で、ソフトウェアを使用し様々な音色を奏でたり、歌を歌わせる事ができる。
・音のデータを繋ぎ合わせたり、不要な部分をカットしたり、加工することができる。
・パソコンを楽器の様に演奏させることができる。
こういったことが可能です。
使用する機材や技術によってはプロレベルのクオリティに仕上げることもできます。
またDTMでは、
・楽器が演奏できなくても楽曲制作ができる
・パソコン1台で様々な楽器の音を同時に出せる
・他にメンバーがいなくても一人で楽曲制作が完結できる
といったことが大きなメリットと言えるでしょう。
DTMにおいては、自分で楽器を演奏できなくても、マウスでカチカチと演奏の情報を入力するだけで、パソコンに演奏させることができます。
もちろん楽譜が読めたり、ある程度の楽器の知識はあった方が制作作業もスムーズですが、演奏技術がなくても音楽が作れるというのは大きなメリットです。
また、パソコン一台で様々な楽器の音を同時に出せるので、色々な楽器が同時に演奏されるような曲も一人で鳴らすことができます。
全ての生楽器を揃える必要もありません。
もちろんDTMにおいても、パソコンやその他の必要な機材、ソフトウェアなどを購入しなければなりませんが、生楽器をたくさん所有する必要がないため場所をとりません。
もともと自分が持っていた楽器以外の音も楽曲に取り入れることができるのも嬉しいですね。
一人で行える反面、機材ソフトなどの使い方や様々な作業に対する、知識・技術などが必要になりますが、
楽曲制作に必要な機能はおおよそ全てパソコンに備えられるので、知識や技術さえあれば、「演奏・録音・編集作業」といった音楽制作全ての工程を一人で完結させることができます。
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今回は、「DTMとは何なのか」ということについてご説明しました。
次回は、「DTMに必要なもの」や「DTMでは具体的にどんな作業をするのか」等、ご説明したいと思います。
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