お金2.0から読み解く個人アフィリエイターがブロガー化するべき理由

こんにちは、進撃する人(@mikasa_afilli)というアカウントでTwitterをやっております。

 

 ずーっと前にブログやってましたが、そのブログは色々ありまして消してしまいました。

 

改めてはてなブログで軽くブログを書いていこうと思います。(5記事以上書く感じになったら独自ドメインを使っていこうかなと思います)

 

今回、ちょっと前のつぶやきが少しバズッたので、なぜこのツイートをしたのか自分なりに書いていきたいと思います。

 

 

 

イケハヤさんとひつじさんにシェアされたこともあり、100ファボくらい付きました。

共感してくれている人も多い反面、昔からサイトアフィリエイトをしている人にはピンとこない人も多かったんじゃないかなと思います。

 

それもそのはず、サイトアフィリエイトで稼ぐのが年々難しくなってきたとはいえ、まだ雑記ブログよりは遥かに稼ぎやすいです。

 

でもそれも2年以内にアフィリエイターよりもブロガーのほうが稼げる(金銭面だけではなくあらゆる面で優位性がある)ようになるのではないかと考えてます。

ちなみにこの話は、ここ1年の仮想通貨の盛り上がりやGoogleの規制、人気Youtuberの誕生、すべてつながってると考えてます。

 

アフィリエイターがブロガー化するべき理由

アフィリエイターがブロガー化するべき理由をつらつらと書いていこうと思います。

検索からのSEO集客がレッドオーシャン化していく

これはアフィリエイトサイトを作っている人は感じていることでしょう。

僕も感じています。

自分がさぼり気味なこともありますが、日に日にアフィリエイトサイトで順位をキープするのが難しくなってますよね。

みんなが「稼げるキーワード」で上位表示を目指すため、自分の順位を上位表示でキープし続けるのが難しくなってきました。

これまで以上にパイの奪い合いが激化してきたわけです。

こうやってお互いがお互いのパイを奪い合う業界っていうのはパイを奪い合いながらみんながそのまま沈んでいく...というのはよくある光景だと思います。

これまではもう少し緩いパイの奪い合いだったのですが、最近は激化してきました。

アフィリエイトが割りに合わなくなってきた」と感じている人は多いのではないでしょうか?

またアフィリエイトだけにとどまらず、メルカリ転売なども「稼げるビジネス」と言われていましたが、情報がオープンになりこぞってみんなが参入したため規制がかかったり、競合が多すぎて利益が出にくい状況になっているようですね。

 

有用性としての価値と内面性としての価値

ここでタイトルの「お金2.0」の一文を引用しますが「価値」には大きく分けて3つあります。

それは

  • ①有用性としての価値(役に立つ、有益、儲かる)
  • ②内面的な価値(愛情、共感、興奮、好意、信頼)
  • ③社会的な価値(個人の利益ではなく社会全体の持続性を高める活動)

標準的なアフィリエイトサイトは主に①の有用性としての価値が中心です。

しかし、お金2.0では

 

社会的に価値のある取り組みは利益を出しやすくなっている一方で、利潤のみを徹底的に追及する事業は短絡的な利益を求めすぎて消費者に避けられてしまうか、過剰競争に巻き込まれて長期的には収益を出しにくくなっている

 

こう述べられています。

まさに今のSEOアフィリエイトの状況に陥っているわけです。
ライバルが増え、コンテンツ競争になり、終いにはgoogleの規制に巻き込まれる。。。


私たちアフィリエイターは現場で全く同じことを感じているはずので、この部分は腑に落ちるのではないでしょうか?

 

今後は「役に立つこと(=有用性のある価値)」よりも「内面的価値」に価値観がシフトしていく

有用性としての価値は現在、レッドオーシャン化しているうえに有用性価値に特化しているアフィリエイトサイトはユーザーリテラシーの上昇とともに少しずつ避けられていくようになってもおかしくはないんじゃないかなと思います。

もしくは検索エンジンの検索結果が、1位はGoogleのAIが作ったコンテンツになってしまうような未来も近いうちにくるかもしれません。

またこの傾向はアフィリエイトにも限りません。

AIとブロックチェーンの誕生によって「役に立つこと」の価値は今後ますます機械に代替されてしまいます。

どんどん「役に立つ、有用性がある」こと、つまり資本主義に価値はなくなっていくでしょう。

そこで今後は「内面的価値、社会的価値を提供できる人にお金が集まっていく」といわれています。

 

実際、今の若い人たちは高級車を持ちたがらず、高級時計に興味はなく、持ち家にもこだわらないという傾向があります。

では何に時間とお金を使っているのかというと「経験、コンテンツ閲覧、SNS」ですね。

 

おしゃれなカフェでインスタにパンケーキをアップする女子大生(おしゃれなカフェに価値を感じ、インスタで承認欲求を満たす)、Youtuberの動画を見る学生(面白い、興味深い、共感する、好きという感情を満たしてくれる)、ブロガーのコンテンツ(自分と似ている人の文章に共感、考え方のシェア)ですね。(そもそも若い世代は無料コンテンツで満足してるのであまりお金を使わなくなってるわけですね)

つまり

このような情報発信者のコンテンツに人々は時間やお金をかけていくわけです。

上記で「有用性価値に特化しているアフィリエイトサイトは避けられる」と書きましたが、これがブロガーだと逆の現象が起きます。

SNSでちゃんと情報発信して、自分の言葉でブログを書き、読者に「共感、好意、面白い」という感情を生み出してくれるブログを数カ月あるいは数年間情報発信し続ければ「信用」が生まれます。

すると「よくわからんアフィリエイトサイト」よりもどう考えても「信用できる人が紹介してるもの」を買うでしょ?

知らん営業マンの営業では買わないけど、信頼してる友達や家族の紹介ならすぐに購入すると思います。

ブログを持って「独自の経済圏」を作る人がものすごく増えている

またお金2.0で書かれている重要なキーワードとして「独自の経済圏」があります。

これはコミュニティを主体とした経済圏のことです。

例えば、コミュニティビジネス(オンラインサロン)がありますね。これは独自の経済圏といえます。
また、仮想通貨も「独自コミュニティの経済圏」を発展させるためにの通貨(独自トークン)として誕生しました(通貨によって存在意義は異なりますが、独自コミュニティの通貨として誕生したものは多い)

 

例えばRippleだとRipple社が発行している通貨XRPがRipple独自の通貨となります。

「自分が発行する通貨(独自トークン)を持つ人」はまだ少ないですが、「自分の経済圏」を持つブロガーはめちゃくちゃ増えてます。アフィリエイト以外にもマネタイズポイントは作れます。

  • オンラインサロン
  • note
  • 独自有料コンテンツ
  • 直接契約の広告
  • 投げ銭での収益

パッと思いつくのはこんなもんですけど、多分まだまだ腐るほどあります。

この流れから考えられることとして、今後は「枠組みの中で競争する」のではなく「枠組み自体を作る競争」の流れに変わっていくと考えられます。

もちろん、「サロンとか叩かれそうだから嫌だな」って気持ちは凄くわかります。

だからみんなサイトアフィリエイトをやるわけだし、被リンク打ったりしているわけですよね。

ですが、どう考えても今の「サイトを作ってアフィリエイトリンクを張るだけ」という状況で持つのはせいぜい1年くらいなんじゃないかと思ってます。(組織でやるなら話は別ですが)

よって不安定な日銭サイトを作るよりもそろそろ独自の経済圏を持つ方向性に切り替えていく方が賢いんじゃないかなって思ってますね。(note売ったり、サロンやるのは批判されがちですが、知ったこっちゃあないです。人の目を気にしてる時点で負けです)

「いつ」切り替えるのかが問題ですが、仮想通貨で散々思い知った通り先行者優位です。もう本格的にブログ作って独自の経済圏を作っていった方がいいと思いますよ。

 まずは今のサイトをキープしながら徐々にブログで影響力を作っていくことをおすすめします。

ブロガー化すればアフィリエイターが持っていない「社会資本」を手に入れることができる

また 見落としがちな部分ですが、SNSやブログで手に入れることができる人付き合い(=社会資本)は貴重なものだと思います。

橘玲さんの「幸福の資本論」によると人が幸福に生きるためには

  • 金融資本(貯金、株、不動産)
  • 社会資本(人脈、人間関係、人付き合い、家族、友人、社会とのかかわり)
  • 人的資本(お金を稼ぐスキル、能力)

の3つをある程度満たすことが幸福の条件といわれています。

アフィリエイターの方は「金融資本(お金、貯金)」を圧倒的に満たしている人は多いですね。

しかし、その反面、あんまりTwitterやっていない専業アフィリエイターは(自戒ですが)社会資本が圧倒的に欠けているのではないかと思います。

また、アフィリエイトで稼げなくなったときに稼ぐための人的資本がないことがプレッシャーでいまいち、安心感を得られない方が多いのではないでしょうか?

幸福の資本論によると「上記の3つをバランスよく満たすことが大事だが、全部満たせる人はそれほどいないので2つ満たすことを目指そう」と書いてあります。

Twitterをちゃんとやっていればある程度の人付き合いはできますが、人付き合いがアフィリエイターに偏ってしまいますし、そもそもほとんどTwitterをやっていない人は社会資本が欠けている方も多いんじゃないでしょうか。

 

 

そこで、ブロガーになることによって自分と似たタイプのフォロワーが増えれば必然的に社会資本を満たしやすくなります。

 

例えばこの前、「今夜はヒトデ祭りだぞ!」で有名なブロガーのヒトデさんが「コワーキングを作りたい」とつぶやいたところ

と、協賛者が複数名出てきました。

これはヒトデさんがブログとTwitter上で大きい人脈・影響力(=強力な社会資本)を持っているからこそ、なしえたものです。

本当の意味で幸福になるためには金融資本と同じくらい大事なものだと思いますよ。マジで。(一時期引きこもってたので人間関係の大切さを思い知らされました涙)

記事を書くためにツイ禁するのではなく生き残るためにTwitterを頑張る時代

そして、界隈では「記事を書け!とにかく記事を書け!ツイ禁してでも記事を書け!」といった風潮が一時期ありました。

 

当時(2年前)はそれでもよかったと思うし、ブログ書くくらいなら稼げるサイトを作るために頑張った方がいいと思ってましたが、今は違うと思うんですよね。

ちゃんとブロガーやるなら自分の考えをしっかりフォロワーに伝えるためにブログだけではなくTwitterを頑張る(というか好きなことを発信する)必要あります。

少なくとも僕が知っている人はTwitterで年間1000万近くのマネタイズができていますよ。(オンラインサロンなどで)

 

 

今後は「努力、根性、気合い」でアフィサイトを更新していく時代ではなくて、Twitterで自分の私見をつぶやき、ブログで自分が興味ある事を発信する「遊びと仕事がごちゃ混ぜになる時代」なんじゃないかと思います。

 

「遊びが仕事になる」というと、今の常識では批判されそうですが、どう考えてもそういう流れになっていくでしょう。

 

 「好きなことで生きていこう」は正しいと思う

 で、まとめに入りますが、この「お金2.0」には「情熱を向けられることを頑張ろう」という結論で締められています。

 

というか、どの書籍も結論が「好きなことをしよう。ではなければ続けられないし、生き残れないよ」ということが書かれています。

 

いや、マジで残酷な世界になるなって思いますよ。

 

 

自分も人ごとじゃなくて、売り上げがかなり落ちており、正直日々悩んでましてどういう方針に舵を切ればいいのか常日頃考えてます。

 

そこで、数年後のことを考えるとそろそろブロガーシフトしていった方がいいかなと考えるようになりました。

好きなことがあれば「特化ジャンルブロガー」でいいと思います。

好きなことがなければ雑記ブロガーでいいと思います。

ブロガーとしてその時に自分が好きなことを発信して2年後に目が出るつもりでブログを育てていき、独自の経済圏を持つといいんじゃないかなって思ってます。

(まずは難しいことを考えずに今やってるジャンルのSNS作って運用させてブログっぽくして実験してみることをおすすめします)

 

長々と書きましたが、「アフィリエイトで稼ぐための10個の方法!」みたいな記事じゃなくて申し訳ないです。

 

全ては僕の仮説ですが、正しいか否かの答え合わせは2年後になりますね。

 

 

↓お金2.0読んでない方は動画でも簡単に見れます↓

 

 

*今後未来はどうなっていくんだー!?って方に以下の書籍を読むことをおすすめします。

 

お金2.0 新しい経済のルールと生き方 (NewsPicks Book)
幸福の資本論
新しい時代のお金の教科書
LIFE SHIFT(ライフ・シフト)