挿絵表示切替ボタン
▼配色







▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる
レジェンド 作者:神無月 紅

レーブルリナ国

しおりの位置情報を変更しました
エラーが発生しました
1641/1641

1641話

「おおおおおおおおおおお! レイだ、レイが来てくれたぞ!」

 トレントのもりに冒険者の声が響く。
 その声には歓喜が含まれている。
 実際、トレントの森に配属された冒険者達にとって、レイという存在はまさしく救いの神と言ってもよかった。
 木を伐採するにも、デスサイズであっさりと切断することが出来る。
 伐採された木も、アイテムボックスに収納して運ぶことが出来る。
 そして、最近トレントの森に住み始めたモンスターに襲撃されても、圧倒的な戦力がある。
 トレントの森で働いている者達にとって、大きな戦力となるのは確実だった。

「おお、レイ、やっと来てくれたか!」

 冒険者だけではなく、樵の方もレイの登場に喜ぶ。
 幾ら木を伐採しても、それを運ぶのがどうしても遅くなるので、最近は仕事が滞り気味だったのだ。
 実際、トレントの森には伐採された木が数十本置かれている。
 伐採自体は順調に進んでおり、以前レイが見た時よりも森の範囲はかなり少なくなっていた。
 だが、その分伐採された木材が回収されていないのだ。

(こっちに回す人数をもっと増やせば、解決出来ると思うんだけどな。それが出来ないのは……何か理由があるのか? まぁ、増築工事の現場の方でも仕事はあるだろうし、こっちは俺がレーブルリナ国に行く前にかなり進めたから、まだ余裕がある……のかもな)

 セトから降りて周囲に倒れている木々を見ながら、レイは早速近くにある木をミスティリングに収納する。
 レイが働き始めたのを見て、セトは翼を羽ばたかせながら再び空に向かう。
 周囲の警戒、そしてトレントの森に住み着いたモンスターを倒す為だ。

「こっちはこっちで適当に伐採されている木を収納していくから、他の連中は自分の仕事をやってくれ。俺が来た以上、木をこっちで余らせるってことはしないからな!」
『おおおおお!』

 叫ぶレイに、樵達は何故か声を揃えて叫ぶ。
 樵達の中には、以前レイとトラブルを起こした者も含まれている。
 だが、そんな樵達であっても、やはり仕事の出来るレイは大歓迎なのだろう。
 特に今は、冬の間に工事する分も含めて出来るだけ多くの木を伐採する必要がある。
 ここで手を抜き、もし冬に増築工事に使う木材が足りなくなれば、最悪冬にここまでやって来て木の伐採をしなければならなくなのだ。
 樵達にとって、そんなことは絶対にごめんだった。
 ギルムは辺境だけあって、街の近くでも強力なモンスターが姿を現すことは珍しくない。
 ましてや、冬ともなればその季節特有のモンスターが姿を現してもおかしくはない。
 一般人よりは腕に自信のある樵達だが、だからといってモンスターを相手に出来るかと言われれば、それは否だ。
 そんな訳で、樵達は自分達のノルマを果たすべく、すぐに木を切り始める。

(まぁ、本当に冬に木材が足りなくなるのなら、それこそ俺が頼まれそうだけどな)

 冬に樵を派遣するとなると、護衛も必要となるし、伐採した木を運ぶ者達も必要となる。
 雪が積もっている中でそのようなことをするのは、非常に困難を伴う。
 だが、レイを派遣すればデスサイズで伐採し、ミスティリングに収納可能となる。ギルムとの行き来に関しても、セトに乗って移動するのであれば数分程度で到着する。
 どう考えても、樵や冒険者を複数派遣するよりは、レイを派遣した方が手っ取り早いのだ。
 ……問題は、レイがそれを引き受けるかどうかといったところだが。

「うわ、すげえ……嘘だろ。あんなに次々と木を収納してやがる」
「ああ、お前は見たことがなかったのか。あの男がレイだよ。深紅」
「それは分かってるんだけどな。グリフォンに乗ってるんだから、そんな奴は深紅以外にいないだろ。……にしても、あんな小さな奴がなぁ……」

 少し離れた場所では、樵の護衛としてトレントの森にいる冒険者達が会話を交わしていた。

(ちょっと前までは、冒険者達も金を稼ぐ為に木を伐採してたけど……それをやらなくなったのも、やっぱり木を運びきれなくなったからか?)

 そんな風に疑問を抱きながらも、伐採された木は次から次にミスティリングに収納されていく。

「グルルルルルルルル!」

 不意に聞こえてくる鳴き声。
 それがセトの鳴き声であると知っているレイは特に驚くようなことはなかったが、何人かの樵や冒険者は突然聞こえてきたセトの鳴き声に驚きを見せる。

「あれはセトの鳴き声だから、気にしなくてもいいぞ!」

 妙な勘違い……それこそモンスターが襲撃してきたと勘違いされないようにと、レイが周囲にいる者達に叫ぶ。
 セトの鳴き声は特徴的なので、殆どの者がその鳴き声をモンスターの襲撃だと勘違いするようなことはなかったが、何人かはレイの言葉を聞き、露骨に安堵の表情を浮かべている。
 セトのことを知っていても、普段の大人しいセトしか知らない者であれば、敵と戦う時のセトを見て驚いても不思議ではない。
 そうして少し達……

「グルルルルゥ」

 翼を羽ばたかせながら、セトが戻ってくる。
 前足で掴んでいるのは、オークの死体。

「オークか。……厄介な」

 食べる方としては、オークという肉は美味で助かる。
 だが、オークというモンスターの習性を考えると、このような近くにオークがいるというのは、到底喜べるものではない。
 それが分かっているのか、セトの持ってきたオークの死体を見た者の表情は厳しくなっている者が多い。
 特に厳しい表情を浮かべているのは、女の冒険者だ。
 当然だろう。男であれば殺されるだけですむが、女がオークに捕まれば最悪の未来しか存在しないのだから。
 他の者達を見回し、レイはセトに声を掛ける。

「セト、ありがとうな。オークは取りあえず俺が預かっておくよ」
「グルゥ!」

 レイの言葉に、セトは嬉しそうに鳴き声を上げる。
 褒めて、褒めてと頭を擦りつけてくるセトを撫でながら、レイは口を開く。

「それで、オークだけど……他にもいたか? 集落を作ってるなんてことはないよな?」
「グルゥ!」

 セトの鳴き声は、周囲で様子を見ている者には何と言っているのか分からなかったが、相棒のレイにはその意味が分かった。
 ……この辺、ビューネの言葉をしっかりと理解しているヴィヘラと、同じようなものなのだろう。
 ともあれ、レイは周囲で自分達の様子を注視している者達に向かい、頷きを返す。

「大丈夫だ。取りあえずオークの集落はこの辺にはないらしい。勿論オークがいた以上、完全に安心出来るって訳じゃないだろうが」

 レイの言葉に、それを聞いていた全員が安堵の息を吐く。
 オークはギルム周辺にいるモンスターとして考えれば、それ程強力なモンスターという訳ではない。
 だが、その凶暴性や習性という意味では、最悪の存在の一つでもある。
 もっとも、オークの肉はそのランクに比べて美味なので、文字通りの意味で美味しいモンスターでもあるのだが。

「じゃあ、セト。オークを見つけたら、これからも積極的に狩っていってくれ。いいか?」
「グルゥ!」

 レイの言葉に短く鳴き声を上げるセト。
 セトが何を言っているのかは分からない他の者達だったが、それでも今はセトが何と言ってるのかを理解出来た。
 つまり、積極的にオークを狩ると、そう言っているのが分かった。
 自分の返事で周囲の人達が喜んでいるのを理解したのか、セトは嬉しそうに喉を鳴らす。

(うん、それはいいけど……こうなると、すぐに向こうに戻ることも出来なくなるな)

 増築工事の仕事が一段落したら、一度向こう……スーラ達の方に戻ろうと考えていたレイだったが、オークがトレントの森にいると知ってしまえば、すぐにそうする訳にもいかない。
 また、レイにとってもオークというのは格好の美味しい獲物でもあった。
 もっとも、トレントの森の広さは相当なものだ。
 オークやゴブリンのように、入り込んでいるモンスターの数がどれだけ不明なのかが分からない以上、完全に殲滅するといった真似は不可能に思える。
 幾らセトの五感が鋭くても、トレントの森に入り込んでくる方が多ければ、どうしようもない。
 セトが倒している間にも、モンスターの数が増えてくるのは当然のことなのだから。

「取りあえず、トレントの森にいるモンスターはセトに任せて自分達の仕事をしてくれ。俺達が森の中を動き回ってモンスターを倒すよりは、そっちの方が効率的だろ」

 そう告げるレイだったが、実際にはここの護衛に回されている冒険者は決して腕が立つ訳ではないというのも、モンスターの対応に回らせない理由だった。
 腕の立つ冒険者は、他にも幾らでも仕事がある。
 何より、こうしてギルムが増築工事をしている間も、普通の依頼がギルドでは募集しているのだ。
 護衛、討伐、採取、調査……その他諸々。
 そのような依頼は、当然のようにこの増築工事の仕事を目当てでギルムに来たような者達に任せる訳にはいかない。
 結果として、以前からギルムにいるような腕の立つ冒険者は、自然とそちらの依頼を受けることが多く、半ば必然的に棲み分けのようなものが出来つつあった。
 もっとも、それはあくまでもそういう傾向にあるというだけで、ギルムにやってきたばかりの腕自慢がギルドで依頼を受けては失敗したり……実力や運が足りていれば成功させたりとすることもある。
 また、逆に以前からギルムにいた冒険者が、気まぐれや小遣い稼ぎのような感覚で増築工事の手伝いをすることもあった
 そういう意味えは、今日ここにいる冒険者達は典型的に増築工事で仕事を求めてギルムにやってきた者達なのだ。
 そのような人物に、トレントの森でモンスターの討伐を頼める程、レイは気楽な生活はしていない。

(まぁ、ゴブリン程度のモンスターなら問題はないんだろうけど……もしこの連中の手に負えないようなモンスターが出てくれば、それは死でその未熟さの代償を支払うことになるしな)

 レイにとっても、そのような真似はさせたいとは思わない。

「グルルルルゥ!」
「おう、頑張ってくれよセト」
「何か美味そうなモンスターがいたら、こっちにも連れてきてくれよ」
「馬鹿、美味いモンスターってのは、基本的に高ランクモンスターなんだぞ? それを俺達がどうこう出来る訳ないだろ」
「オークとかなら、俺でも何とかなるかもしれないだろ!」
「無茶を言うな、無茶を。一匹ならともかく、二匹、三匹ともなればどうなるか……それは考えるまでもないだろ?」
「ぐっ、そ、それは……」

 畳み込むように言われた男は、それ以上反論出来ない。
 実際、何が出てくるか分からない以、下手をすればランクBモンスターといった高ランクモンスターが出てくる可能性もあるのだ。

(まぁ、ランクAモンスターの存在は特に気にする必要はないだろうけどな)

 セトのようなグリフォンを含め、ランクAモンスターというのは普通に暮らしていればまず一生遭遇することはない。
 冒険者として活動していても、それこそ一生に一度目にすることが出来れば幸運な存在だった。
 もっとも、ランクAモンスターというのは当然強力極まりないモンスターだ。冒険者がそんなモンスターを遭遇すれば、それこそそこで命を落とすことになるのは確実だろうが。
 そういう意味でも、一生に一度と表現出来るのかもしれない。

「ほら、話してないで仕事をしろ、仕事を! お前達の仕事は、俺達の護衛だろうが! 俺達が木を切ってる間にモンスターに襲われたら、どうするつもりだ!」

 樵の一人が、低い声で怒鳴る。
 その声は、護衛を任された冒険者にして怯んでしまうかのような迫力を持つ。
 その怒鳴り声で、トレントの森についてのモンスターの話はなし崩し的に終わってしまう。
 それを確認し、樵の男はレイに向かって声を掛ける。

「レイ、お前も伐採した木を全部持ったら、さっさとギルムに運べ。今はまだ大丈夫だが、向こうでは大分木が少なくなってきてるらしいからな」

 冒険者達に怒鳴った時と同じような、低い声でレイに告げる樵。
 その言葉にレイも頷き、残っている木を次々にミスティリングの中に収納していく。
 そんなレイの姿を見て、他の冒険者達もそれぞれ自分の仕事に戻る。
 幸い……というのがこの場合正しいのかどうかは不明だが、今日から暫くの間はレイがトレントの森に来るという話は前日からきちんと通っており、伐採された木をギルムまで馬車で運ぶといった仕事はしなくてもいい。
 それだけここに来ている冒険者の数も少ないのだが、積み込みや荷下ろしで極端に体力を消耗する仕事をしなくてもいいというのは、冒険者達にとっては幸運だった。
 こうして、冒険者達はレイが来てくれたことを喜びながら、自分の仕事をしっかりと専念するのだった。

評価や感想は作者の原動力となります。
読了後の評価にご協力をお願いします。 ⇒評価システムについて

文法・文章評価


物語(ストーリー)評価
※評価するにはログインしてください。
感想を書く場合はログインしてください。
お薦めレビューを書く場合はログインしてください。
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。

この小説をブックマークしている人はこんな小説も読んでいます!

フェアリーテイル・クロニクル ~空気読まない異世界ライフ~

※作者多忙につき、当面は三週ごとの更新とさせていただきます。 ※2016年2月27日、本編完結しました。  ゲームをしていたヘタレ男と美少女は、悪質なバグに引//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全228部分)
  • 27078 user
  • 最終掲載日:2018/02/03 07:00
とんでもスキルで異世界放浪メシ

※タイトルが変更になります。 「とんでもスキルが本当にとんでもない威力を発揮した件について」→「とんでもスキルで異世界放浪メシ」 異世界召喚に巻き込まれた俺、向//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全404部分)
  • 36289 user
  • 最終掲載日:2018/02/12 22:04
ニートだけどハロワにいったら異世界につれてかれた

 ◆書籍⑧巻まで、漫画版連載中です◆ ニートの山野マサル(23)は、ハロワに行って面白そうな求人を見つける。【剣と魔法のファンタジー世界でテストプレイ。長期間、//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全193部分)
  • 26507 user
  • 最終掲載日:2018/01/13 21:00
二度目の人生を異世界で

唐突に現れた神様を名乗る幼女に告げられた一言。 「功刀 蓮弥さん、貴方はお亡くなりになりました!。」 これは、どうも前の人生はきっちり大往生したらしい主人公が、//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全392部分)
  • 33760 user
  • 最終掲載日:2018/02/12 12:00
失格紋の最強賢者 ~世界最強の賢者が更に強くなるために転生しました~

とある世界に魔法戦闘を極め、『賢者』とまで呼ばれた者がいた。 彼は最強の戦術を求め、世界に存在するあらゆる魔法、戦術を研究し尽くした。  そうして導き出された//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全176部分)
  • 25450 user
  • 最終掲載日:2018/02/07 00:59
蜘蛛ですが、なにか?

勇者と魔王が争い続ける世界。勇者と魔王の壮絶な魔法は、世界を超えてとある高校の教室で爆発してしまう。その爆発で死んでしまった生徒たちは、異世界で転生することにな//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全537部分)
  • 29019 user
  • 最終掲載日:2018/02/03 23:34
八男って、それはないでしょう! 

平凡な若手商社員である一宮信吾二十五歳は、明日も仕事だと思いながらベッドに入る。だが、目が覚めるとそこは自宅マンションの寝室ではなくて……。僻地に領地を持つ貧乏//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全205部分)
  • 36537 user
  • 最終掲載日:2017/03/25 10:00
異世界迷宮で奴隷ハーレムを

ゲームだと思っていたら異世界に飛び込んでしまった男の物語。迷宮のあるゲーム的な世界でチートな設定を使ってがんばります。そこは、身分差があり、奴隷もいる社会。とな//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全221部分)
  • 30031 user
  • 最終掲載日:2017/11/30 20:07
黒の召喚士 ~戦闘狂の成り上がり~

 記憶を無くした主人公が召喚術を駆使し、成り上がっていく異世界転生物語。主人公は名前をケルヴィンと変えて転生し、コツコツとレベルを上げ、スキルを会得し配下を増や//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全505部分)
  • 27491 user
  • 最終掲載日:2018/02/12 18:00
転生したらスライムだった件

突然路上で通り魔に刺されて死んでしまった、37歳のナイスガイ。意識が戻って自分の身体を確かめたら、スライムになっていた! え?…え?何でスライムなんだよ!!!な//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全303部分)
  • 34132 user
  • 最終掲載日:2016/01/01 00:00
Re:ゼロから始める異世界生活

突如、コンビニ帰りに異世界へ召喚されたひきこもり学生の菜月昴。知識も技術も武力もコミュ能力もない、ないない尽くしの凡人が、チートボーナスを与えられることもなく放//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全444部分)
  • 25074 user
  • 最終掲載日:2018/02/03 01:00
賢者の孫

 あらゆる魔法を極め、幾度も人類を災禍から救い、世界中から『賢者』と呼ばれる老人に拾われた、前世の記憶を持つ少年シン。  世俗を離れ隠居生活を送っていた賢者に孫//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全127部分)
  • 33093 user
  • 最終掲載日:2018/02/03 03:49
進化の実~知らないうちに勝ち組人生~

柊誠一は、不細工・気持ち悪い・汚い・臭い・デブといった、罵倒する言葉が次々と浮かんでくるほどの容姿の持ち主だった。そんな誠一が何時も通りに学校で虐められ、何とか//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全116部分)
  • 26374 user
  • 最終掲載日:2018/01/09 00:01
金色の文字使い ~勇者四人に巻き込まれたユニークチート~

『金色の文字使い』は「コンジキのワードマスター」と読んで下さい。 あらすじ  ある日、主人公である丘村日色は異世界へと飛ばされた。四人の勇者に巻き込まれて召喚//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全824部分)
  • 32233 user
  • 最終掲載日:2017/12/24 00:00
ワールド・ティーチャー -異世界式教育エージェント-

世界最強のエージェントと呼ばれた男は、引退を機に後進を育てる教育者となった。 弟子を育て、六十を過ぎた頃、上の陰謀により受けた作戦によって命を落とすが、記憶を持//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全179部分)
  • 29359 user
  • 最終掲載日:2018/02/01 04:25
異世界はスマートフォンとともに。

 神様の手違いで死んでしまった主人公は、異世界で第二の人生をスタートさせる。彼にあるのは神様から底上げしてもらった身体と、異世界でも使用可能にしてもらったスマー//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全461部分)
  • 26286 user
  • 最終掲載日:2018/02/06 21:36
奪う者 奪われる者

佐藤 優(サトウ ユウ)12歳  義父に日々、虐待される毎日、ある日 借金返済の為に保険金を掛けられ殺される。 死んだはずなのに気付くとそこは異世界。 これは異//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全242部分)
  • 25185 user
  • 最終掲載日:2018/02/13 18:00
魔王様の街づくり!~最強のダンジョンは近代都市~

 書籍化決定しました。GAノベル様から三巻まで発売中!  魔王は自らが生み出した迷宮に人を誘い込みその絶望を食らい糧とする  だが、創造の魔王プロケルは絶望では//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全216部分)
  • 25381 user
  • 最終掲載日:2018/02/09 19:00
私、能力は平均値でって言ったよね!

アスカム子爵家長女、アデル・フォン・アスカムは、10歳になったある日、強烈な頭痛と共に全てを思い出した。  自分が以前、栗原海里(くりはらみさと)という名の18//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全264部分)
  • 25198 user
  • 最終掲載日:2018/02/13 00:00
盾の勇者の成り上がり

盾の勇者として異世界に召還された岩谷尚文。冒険三日目にして仲間に裏切られ、信頼と金銭を一度に失ってしまう。他者を信じられなくなった尚文が取った行動は……。サブタ//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全865部分)
  • 25592 user
  • 最終掲載日:2018/02/13 10:00
デスマーチからはじまる異世界狂想曲( web版 )

◆カドカワBOOKSより、書籍版12巻+EX巻、コミカライズ版6巻発売中! アニメ放送は2018年1月11日より放映開始です。【【【アニメ版の感想は活動報告の方//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全566部分)
  • 41657 user
  • 最終掲載日:2018/02/11 21:20
無職転生 - 異世界行ったら本気だす -

34歳職歴無し住所不定無職童貞のニートは、ある日家を追い出され、人生を後悔している間にトラックに轢かれて死んでしまう。目覚めた時、彼は赤ん坊になっていた。どうや//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全286部分)
  • 32163 user
  • 最終掲載日:2015/04/03 23:00
境界迷宮と異界の魔術師

 主人公テオドールが異母兄弟によって水路に突き落されて目を覚ました時、唐突に前世の記憶が蘇る。しかしその前世の記憶とは日本人、霧島景久の物であり、しかも「テオド//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全1382部分)
  • 30630 user
  • 最終掲載日:2018/02/13 00:00
聖者無双 ~サラリーマン、異世界で生き残るために歩む道~

地球の運命神と異世界ガルダルディアの主神が、ある日、賭け事をした。 運命神は賭けに負け、十の凡庸な魂を見繕い、異世界ガルダルディアの主神へ渡した。 その凡庸な魂//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全363部分)
  • 27902 user
  • 最終掲載日:2018/01/07 20:00
マギクラフト・マイスター

 世界でただ一人のマギクラフト・マイスター。その後継者に選ばれた主人公。現代地球から異世界に召喚された主人公が趣味の工作工芸に明け暮れる話、の筈なのですがやはり//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全1792部分)
  • 30126 user
  • 最終掲載日:2018/02/13 12:00
異世界転移で女神様から祝福を! ~いえ、手持ちの異能があるので結構です~

 放課後の学校に残っていた人がまとめて異世界に転移することになった。  呼び出されたのは王宮で、魔王を倒してほしいと言われる。転移の際に1人1つギフトを貰い勇者//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全193部分)
  • 29793 user
  • 最終掲載日:2018/02/10 00:00
Knight's & Magic

メカヲタ社会人が異世界に転生。 その世界に存在する巨大な魔導兵器の乗り手となるべく、彼は情熱と怨念と執念で全力疾走を開始する……。 *お知らせ* ヒーロー文庫よ//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全137部分)
  • 25557 user
  • 最終掲載日:2018/02/12 04:07
ありふれた職業で世界最強

クラスごと異世界に召喚され、他のクラスメイトがチートなスペックと“天職”を有する中、一人平凡を地で行く主人公南雲ハジメ。彼の“天職”は“錬成師”、言い換えればた//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全304部分)
  • 40367 user
  • 最終掲載日:2018/02/10 18:00