感動生中継!坂上忍の勝たせてあげたいTV〜第33回読売新聞社杯全日本選抜競輪〜[字] 2018.02.12
おととしのKEIRINグランプリ。
坂上さん、こちらです。
優勝したのはベテラン、村上義弘選手。
坂上の前で男泣き。
42歳で頂点に。
しかしこの後、苦難の一年を迎える。
実況
村上、椎木尾と続いて近畿勢。
近畿勢3人が落車。
1年間でなんと3回、落車での骨折。
その影響で、7年続けていたグランプリの出場が去年、途絶えた。
数々のタイトルを獲得し、18億円も稼いできたレジェンドが、ついに引退…!?そんなうわさが駆け巡った、しかし…。
現役続行宣言。
なんでも聞きに来い…と、言われたので。
この『アウトレイジ』感プンプンの、クセが強い男は一体?素通りしておこう。
呼び止められた。
頂点をきわめた2人のアスリートに密着。
現役レジェンドに危機。
手を差し伸べたのは、美女と野獣?そして1億円を2回ゲットした男が、坂上忍に平謝り。
向井
ちょっとサングラス取ってもらっていいですか?
現役時代は、数々の高級車を乗りまわし、その風貌から「ボス」と呼ばれた後閑信一。
レースでも迫力満点。
G13賞。
12億円を稼いだレジェンド。
しかし…。
後関
我が競輪人生に悔いはありませんでした、ありがとうございました。
47歳の今年、引退。
引退した後閑が現役を続行の村上選手を直撃する。
ここで2人には、気になることが。
後閑が4つ年上だが、相手も現役の超大物。
緊張の一瞬。
果たして…。
さらに…。
向井
すいません練習中に。
あら、こんなことまでしていただいて。
ところが、差し入れにボスがいちゃもん。
それでは今こそ語り合っていただこう。
場所は祇園。
村上選手が行きつけの高級イタリアン。
実は…。
競馬界のレジェンドで大親友・武豊騎手夫妻と食事したお店。
向井
高級感が伝わってきますよね。
奥様の直美さんも同席、乾杯。
メーンディッシュはこちら。
A4黒毛和牛フィレ肉のロースト。
まるでグルメ番組のよう。
そこで…。
群馬のツッパリが競輪選手になった。
そして今、グルメリポーターを目指し、人生初食リポ。
後閑
じゃあ、すみません。
失礼します。
向井
初食リポですよね。
いきなり変なところから、いいですよ、食べ方はそれぞれですから。
じゃ俺もと村上選手が挑戦。
平打ちのパスタ、タリオーニノレソレというアナゴの稚魚が味のアクセント。
3人の娘さんを持つ村上夫妻。
家庭を支えるのは直美さん。
時には、競輪に打ち込む夫の練習にも姿を見せる。
実は、元自転車部のマネジャー。
食料の買出しや、練習着の洗濯を現場でもサポートする。
まさに夫婦二人三脚で競輪人生を走ってきた。
去年の末、引退を決意した後閑。
実は村上選手に電話で引退を報告したという。
現役時代の後閑も村上選手と同じく、けがの連続。
瀕死の重傷を負うなど、大けがをするたびに復活してきた。
まさに後閑と同じ道を歩む、村上選手。
尊敬する先輩の引退にこみ上げるものがあった。
このとき後閑は、お前はまだ戦える、と伝えた。
実はそれを確信したレースがあったという。
去年7月の小松島G3決勝。
注目されていたのはスーパールーキー太田竜馬選手。
21歳、圧倒的なスピードを誇るニュースター。
対する43歳の村上選手。
肋骨を折って復帰したばかり。
年齢差22歳。
勢いある若手と、どう戦うのか。
実況
残り2周回だ。
4番の太田が挑んでいきます。
受けて立つ王者、1番の村上。
つっぱって、ここから反撃する。
4番の太田、どうか!?村上と肩を並べて先頭、変わった。
1番の村上が番手。
収めるか!?4コーナーを通過。
逃げるのは太田。
番手1番に村上、軍配上がって外からもう一度、2番の阿竹が踏みなおしていく。
しゃくって、5番の西岡。
アクシデント発生も、先頭1番・村上に代わって、後ろは4番の太田。
外から行くのは阿竹。
さらには5番車、7番車の村上か。
阿竹、迫れない。
1番・村上義弘。
手負いの43歳、スーパールーキーの挑戦を力でねじ伏せた。
後閑が村上選手へ託したいものが。
それは現役時代に愛用していたタイヤをしめるレンチ。
通常のものより、持ち手が細い特注品。
あえて握りにくくすることで、力が加減できるという。
村上
ありがとうございます。
向井
そんな大事なものを…。
坂上
この人相は祭日の昼には、NGだと思います。
大丈夫なんですか?望月
今年最初G1。
第33回読売新聞社杯全日本選抜競輪決勝です。
年末のKEIRINグランプリ出場権の懸かる大一番を四日市競輪場から生中継します。
ゲストをご紹介します。
今年1月、現役を引退された後閑信一さん。
そして武井壮さんです。
坂上
後閑さん、もう外していいんじゃないですかね?この人相で俺より年下なんだよ。
俺、敬語使いそうになっちゃったもん。
後閑さんも1月に引退されて、もしも引退されていなかったら、このレース、決勝戦。
残ってるかもしれないですから。
引退してちょっとしか時間たってないかもしれないけどどうですか?後関
自分も全日本選抜競輪に選抜メンバー入っていったもんですから、走るつもりでいたんですけれど、やはり、G1タイトルを取るとなると、自分の足では届かないなと思いまして、その時が引退かなと思いまして、引退を決意したんですけれど。
坂上
村上さんと親交があって、村上さんも後閑さんの背中を追って、今まで頑張ってこられたと思うんですけれど、後閑さんが思う村上選手の強さって何ですかね?後閑
グランプリも2回取りまして、G1タイトルも6回取ったわけですよ。
いい時もあったんですけれど、1年間に何度も骨折をして、また復活してというか、何度でも立ち上がってくる姿というか。
栄光と挫折を極めた男かなと思いますね。
坂上
後閑さんも村上さんもカッコいいんだよ、とにかく。
武井
競輪のレジェンドって男気を感じるのはなんなんでしょうかね。
坂上
太もも、エンジン、命をかけて頑張ってますから、今日も熱いレースが繰り広げられると思います。
望月
続いては、こちらです。
坂上忍に謝りたい競輪選手がいる。
それは浅井康太選手。
一体なぜ謝りたいのか?時はさかのぼり、2014年の特別番組。
もしKEIRINグランプリを勝ったら賞金は何に使う?という質問をした時、浅井選手の答えは、これ。
「家を買う」。
すると、KEIRINグランプリ2015。
競輪界の頂点を極めた。
その優勝賞金は…。
これ本物です。
ど〜んと、1億円。
これだけあれば、あの夢も…。
ということで、その1か月後。
本当に相談。
結局、このロケでは家を買わなかったが、その後も2年間で2億7000万円の賞金を上積み。
さすがにもう家を買うだろうということで、武井壮が浅井選手を直撃。
家を建てる時は、坂上に相談すると言っていたグランプリ王者。
なんと浅井選手、坂上に相談せずに家を買っちゃった。
じゃあ見せてくれと、武井が潜入。
坂上に相談なく、広〜い敷地にフルオーダーの立派な家を建てちゃった。
にもかかわらず、こんなお願いが
実は浅井家の、ちゃんこくんと、ジャックくん。
まだお家がない。
まるで坂上をじっと見つめているよう。
めちゃくちゃ稼いでいるのに、坂上におねだり。
ちゃんこくんと、ジャックくんからもお願いワン。
それはともかく庭と呼ぶには、ちと殺風景な広い土地があるのだが。
実はここに自分専用の道場を建てるという。
15畳ほどの広さで、こだわりは開放感。
全面ガラス張りになっている。
ところで浅井選手といえば独特なトレーニング理論の持ち主。
いつも一見、妙な動きをしている。
中臀筋とは、お尻の横側にある筋肉のこと、なんというか、ぶっちゃけよく分からない。
ここでトレーニングのクセが強い浅井選手による生活に役立つかもしれない体の使い方3連発。
まずは、歯磨き法。
トイレの座り方。
そして、寝る姿勢。
浅井選手はこんなふうに寝るのだが、ここで武井も。
こうした独自の理論で、数々のビッグレースを制覇してきた浅井選手にとても感謝している人物が。
練習の合間を縫って、ビシッとスーツ姿で姿勢よく訪ねたのは、四日市市役所。
浅井理論の立ち方で、ある人を待つ。
現れたのは…。
こちらは四日市市の、森智広市長。
一体何が?
実は浅井選手に感謝している人物とは、四日市市の市長さん。
一体なぜだろう?と思っていたら。
市長さんの言う、チャンスとは?「工場夜景の聖地」と呼ばれる四日市市。
多くの観光客が訪れているが、実は今回の全日本選抜競輪。
三重県の競輪場にとって初めてのG1。
つまり、さらに全国にアピールするチャンス。
そこで、話は去年12月にさかのぼる。
KEIRINグランプリ2017。
2度目の頂点を目指す浅井選手には、ある思いが…。
四日市で生まれ、四日市で育った。
とうとう地元に家まで建てた。
そんな中。
地元初のG1開催が迫っている。
盛り上げるためにも勝ちたい。
坂上も見守る中。
浅井選手は、どんな走りを見せるのか。
実況
号砲が鳴ってスタートを切っていきます。
4番の深谷が先頭でバックストレッチ。
後ろから9番・浅井。
後方から1番・新田きているが、届くのか。
苦しいか。
先頭は深谷。
後ろから3、5、8、突っ込んでくる。
落車があった、先頭は9番の浅井。
後ろから武田。
9番・浅井。
浅井康太選手。
グランプリ2度目の優勝。
大歓声に応える。
笑顔も見せた。
ところが、突然男泣き。
それは、地元の仲間たちに囲まれた瞬間だった。
2度目のKEIRINグランプリ制覇を成し遂げた裏には、地元を思う、熱い気持ちがあった。
ところで、今回、注目した選手は、この後、行われる決勝に進出できたのか。
昨日行われた準決勝3レースで、それぞれ3着以内に入った9選手が決勝進出となる。
浅井選手は準決勝に進めなかったが、村上選手に注目。
3着以内なら決勝進出。
そのレースをご覧いただこう。
残り1周。
村上選手が先頭へ。
このままいけるか。
実況
5番の椎木尾がマーク、新田が一気にやってきました。
直線です。
新田がどうやら捉え切りました。
見事2着で決勝進出。
全日本選抜競輪の決勝に進んだのはご覧の9選手。
以上のメンバーで決勝を争います。
坂上
残念ながら浅井選手、決勝には残れなかったんですけれど、そんなことより…うそつき!相談しろよ!何で買っちゃってんだよ。
武井
いろいろあったみたいでね。
でも浅井君はキッチンの上のシャンデリアみたいなやつは、忍さんにすすめられたやつを買ったと、ご安心ください。
坂上
見事な家でしたね。
村上選手、後閑さんからいただいたレンチを使っての今回の決勝ということですけれど、勝てる見込み、あるんじゃないですか?後閑
村上君は何度も奇跡を起こしてるので期待できますね。
坂上
どんなレースになるんでしょうか。
いきなりのG1復活タイトル奪取となることが、あるかもしれないですからね。
望月
レースの見どころを伺います。
四日市競輪場の中野さん。
坂上
今回、面白いメンバーそろいましたけれど、どんなレースになりそうですか?中野
近畿が4人そろって、古性を筆頭に並ぶということと、関東が吉澤に平原。
残りの3人がそれぞれ単騎を選択したということで、調子とか力からいうと、やっぱり新田が抜き出てるんじゃないかな、という感はあるんですけれど、平原も、大宮記念で失敗してますので、一緒に走った吉澤が、その失敗をしないようにということで2人でうまく走りたいという話もありましたし、近畿4人そろうとね。
やっぱり後手はうまくいかないので、逃げるのは古性じゃないかなと。
そこへ吉澤が思い切ってどこから仕掛けていくか。
短くなってしまうと、新田のまくりが飛んでくると、そんな展開になるんじゃないかなと思いますけどね。
坂上
番組では村上選手に注目させていただいてるんですが、村上選手が勝つとしたら、どんな展開なんですか?中野
古性が逃げて、バック過ぎまで持って、そこから村上が出ていく。
後ろで吉澤と新田とか、ここらへんがもつれないとちょっと難しいでしょうね。
力でみんな飛んでくると思います。
望月
いよいよ選手もバンクに姿を現しました。
ここからは、実況の筒井さん。
よろしくお願いします。
実況
第33回全日本選抜競輪G1。
スタートの時を迎えました。
勝てば賞金2990万円と、年末のKEIRINグランプリの出場権を獲得できます。
このレース解説はミスター競輪こと、中野浩一さんです。
このメンバー、ご覧になっていかがですか。
中野
比較的、自騎タイプが多いので、結果として単騎の選手が増えたと、その中で近畿が4人いますから、普通は4人結束すると、非常に強いと優勝する確率が高いとは言われるんですが、今回うまくいくかなっていうところですね。
実況
4人の結束に対抗する選手としては、まずはスピードが最上位といってもいいでしょう。
1番の新田祐大。
中野
新田君はこの後、世界選手権もありますのでコンディションとしては非常にいいんじゃないかなと。
あとは吉澤純平が昨日も思い切って仕掛けて振り切ってますので、平原がつくということで、このあたりも、あまり遅めの仕掛けじゃないなと早めになれば近畿と関東がやり合うという展開も十分考えられます。
実況
伏兵としては中野さんも九州出身ですが、佐賀の中野
山田英明、3日間いい感じで1着とってますから、ここは当然優勝を狙っていると思いますね。
実況
果たして誰がこの全日本選抜競輪を制して、まず最初に年末のKEIRINグランプリの出場を獲得するのか、注目の一戦。
ファイナリスト9名を紹介しましょう。
実況
以上9名による対戦です。
第33回全日本選抜競輪、決勝戦です。
9名の選手が続々とハンドルを握っていきます。
5番の平原康多。
最後にハンドルを握ります。
号砲が鳴ってスタートを切っていきます。
決勝戦スタートです。
まずはスタートのポジションですが、8番の原田研太朗が前に上がって、先頭を誘導していきます。
2番手、1番の新田祐大。
4番手には6番の山田英明。
3番の吉澤純平が5番手。
3番古性優作、9番の村上義弘、7番の村上博幸が現在は8番手。
4番の椎木尾拓哉、再後方。
これから地区ごとにまずはラインを作っていって位置取りを決めて行こうという9名の選手です。
中野
前のほうにいる選手は単騎ですから、このあたり、どういう並びになるかですね。
近畿勢がやっぱり後ろに構えたので、最終的にはおさえて先行したいという形ですね。
実況
前から見ていきましょう。
先頭誘導員の後ろは8番、徳島の原田研太朗です。
パワーを秘めている選手ですよね。
中野
まくりに威力がありますので、下がって、どこから仕掛けるか。
新田君と前後がどうなるかですね。
実況
2番手、1番・福島の新田祐大。
このレースが終わると、2月末の世界選手権にも出場することが決まっています。
仕上がり具合はどうですか?中野
今年1月マイアミで合宿をやっているので、それなりに仕上がってると思います。
実況
2番の茨城の吉澤、調子のいい選手。
茨城の吉澤の後ろに5番、埼玉の平原。
黄色のユニホームです。
今年は、トレーニングを昨シーズンのものに戻して調子を取り戻しています。
茨城、埼玉と関東の2人です。
この2人、どう立ち回りますか?中野
大宮競輪の失敗がありますから、平原君が内に差さないで、自分でも仕掛けることができるような、位置取りをすると思います。
実況
5番手の位置。
6番、佐賀の山田英明です。
今シリーズは3連勝で決勝戦に勝ち上がってきました。
中野
昨日の準決勝は平原君より前で戦おうということで気迫を見せましたから。
関東ライン、追走と言ってもいいのかもしれないですね。
実況
3番、大阪の古性優作。
赤のユニホーム。
現在は6番手、この後ろに9番、京都の村上義弘、村上兄弟のお兄さん。
さらには7番、京都の村上博幸。
弟が続いて最後方、4番・和歌山の椎木尾拓哉。
近畿の4名のライン。
早くも前に上がってきました、まだ残り2周半というところです。
中野
これで吉澤が下がりましたね。
実況
吉澤、黒のユニホーム7番手まで車を下げて単騎の競争。
山田と関東ラインの後ろに続いています。
間もなく残りが2周というところ。
先頭誘導員の後ろは8番の原田がいて、後ろ1番の新田祐大。
3番手から古性が後ろを見ながら徐々にペースを上げようというところ。
すくってきた6番の山田英明。
それを見て、3番の古性が前へ上がってきた、残り1周半の鐘が鳴った。
3番の古性、赤のユニホームが飛び出した。
2番手、9番の村上義弘。
近畿勢4名が前に出ました。
2番の吉澤。
現在5番手。
外から上がって行こうというところ、これを見て、飛び出していった紫のユニホーム、9番の村上義弘、先頭。
その後、7番の村上博幸。
続いていく。
外飛んできた、白のユニホーム1番の新田祐大、外から新田、新田だ。
突き抜けた。
豪脚一閃、新田祐大。
中野
強いですね。
やはりね。
余裕を持って走っていましたね。
実況
昨年のMVP。
今年もホワイトタイガーが咆哮です。
確定まで少々お待ちください。
実況
新田祐大のガッツポーズです。
望月
レースを振り返っていただきましょう。
中野
古性は取りあえず先行する気で、いますから。
先頭取りました。
吉澤が中段で、まくりを仕掛けるんですけれど、それを平原が追うという、新田が立ち直って村上義弘が出ていきます。
この外を新田がもう豪快にまくるわけですね。
本来、平原も伸びてもいいんですけれど、ちょっと村上博幸に1発もらって、先が伸びませんでしたね。
坂上
新田選手、次元が違うというかすごいですね。
中野
やっぱり世界を目指している選手ですから、トップスピードは一番ありますよね。
坂上
届くのかな、と思って見てたんですけれど、きっちりまくりきって、中野
四日市、比較的直線が長い方なので4コーナーを回ってしまうと伸びてくると。
坂上
村上選手も、ちゃんと仕事しますね。
中野
よく粘りましたね。
やっぱり古性が逃げただけあって、2着にしっかり残ってますからね。
坂上
古性選手もしっかり仕事されたんじゃないですか。
中野
とにかく、自分が先行したんですけれど最後、村上君が自力に転じて、あわやというところまで行きましたからね。
坂上
今年も新田選手は中心に回っていきそうな気がしましたね。
中野
今回、アジア選手権に行った渡邉一成君と深谷君が参加してませんから。
彼らもこんな感じで走れると思いますので。
望月
確定が出ました。
第33回全日本選抜競輪決勝。
1着は1番、2着9番、3着7番、配当はご覧の通りです。
坂上
見事なレースでした。
後閑
各選手が自分の仕事を果たしたレースでしたね。
坂上
後閑さんが注目したのはどこでしたか?後閑
古性選手の主導権と吉澤選手がどこでたたくかですね。
その間隙を突いて、山田選手と新田選手じゃないですかね。
坂上
新田選手は、強かったんですけれども、ちょっと平原選手、伸びなかったですね。
後閑
7番の博幸君にブロックされたので、ちょっとそこがコース取りが重かったと思います。
望月
インタビューの準備整ったようです。
聞き手
優勝しました新田祐大選手です、おめでとうございます。
新田
ありがとうございます。
聞き手
今どんな気持ちですか?新田
よかったなとホッとしています。
聞き手
新田選手は今年初のレースでした。
最高の形でしたね。
新田
今年始まってから日本代表の激しいトレーニングがあったので、その成果が出せればと思って、今回やってきました。
坂上
おめでとうございます。
新田さん強すぎ。
すごい!新田
グランプリの時に期待に応えられなかったので、よかったです。
坂上
見てて本当に届くかなとハラハラドキドキしてたんですけれど、強い勝ち方、されますね。
新田
僕も同じような気持ちでした。
坂上
世界と戦うっていう走りに僕でも感じましたけれど、今日スタジオに後閑さんが、いらっしゃってるんで。
後閑
祐大、おめでとう。
桁違いだね。
新田
ありがとうございます。
まだまだ力不足です。
後閑
今、走ってたら勝てなかったよ。
新田
いや、負けちゃいますよ。
後閑
日本の競輪とオリンピックを目指して頑張ってね。
新田
ありがとうございます。
武井
おめでとうございます。
アスリートとしての能力が、やっぱり他の選手を一段上回ってたなというのを感じて、本当にいいトレーニングが、できてるんだなというのを見せていただきました。
新田
こちらもいろいろアドバイスをいただいてるので。
それがしっかり力に出せたと思います。
坂上
新田選手、本当におめでとうございました。
後閑さん強いわ。
後閑
強いですね。
桁違いですね。
坂上
目指してるところが一つ二つ上のところで、やってらっしゃるのかなっていう気がした。
あらためて。
武井
食事を一緒に行かせてもらったりするんですけれど、アスリートとして最高峰のレベル望月
全日本選抜競輪。
すごいレースとなりましたが、東京オリンピックを目指すこの選手からも目が離せません。
2年前のリオオリンピック。
男子競輪で、メダルを期待された男がいた。
脇本雄太選手。
このレースで1着になれば2回戦進出。
実況
脇本が出て行く、残り1周2番手に上がる。
ここを超えられるか。
2着以下なら、メダルの夢はかなわない。
果たして…。
まさかの1回戦敗退。
リオで、世界のトップとの差を痛感した脇本選手。
その差は、埋まるのだろうか。
ペダルを踏みながら自分に問いかけた。
それでも脇本選手は決めた。
東京オリンピックでメダルを取る。
世界との差を埋めてみせる。
去年12月。
チリで行われたワールドカップ。
世界の強豪が出場する国際大会。
その決勝。
リオオリンピック銅メダリストとともに、脇本選手も進出。
世界との差は埋まるのか。
残り2周。
脇本選手は最後方から徐々に進出。
残り1周。
ついに先頭へ。
見事1着。
ワールドカップ競輪での金メダル獲得。
これは日本にとって、14年ぶりの快挙。
優勝会見で口にしたのは…。
亡き母への思いだった。
次の目標は今月末から行われる世界選手権。
坂上
ぜひ頑張っていただきたいと思います。
脇本選手の強さってどこなんですか?後閑
トップスピードを維持する能力が高いというところですね。
坂上
本当に東京オリンピックでは是非ともメダルを取ってもらいたいし、僕なんか、本当に取れるだろうなと思ってくるよ。
武井
可能性ありますよね。
まだ2年ありますし。
今のチーム、すごい良い環境でトレーニングをしているので。
世界が手に届くところに、そろそろ来るんじゃないかなって思いがありますね。
望月
東京オリンピックにつながる主な大会なんですけれど、こちらになります。
坂上
最後に聞きしたいんですけれど、今日の結果を受けて、今年の競輪界。
キーマンは誰になるでしょうか?後閑
新田選手になっちゃいますかね。
坂上
やっぱりそうですか。
今日の走り見てると、村上選手もまた今年もやってくれそうな気がしますね。
後閑
そうですね。
魂の走りが見られると思います。
楽しみです。
レンチも私も喜んでいます。
坂上
今年も競輪界、熱そうだ2018/02/12(月) 15:55〜16:50
読売テレビ1
感動生中継!坂上忍の勝たせてあげたいTV〜第33回読売新聞社杯全日本選抜競輪〜[字]
坂上忍の競輪愛があふれ出す感動生中継!武井壮は競輪王者・浅井康太を直撃!元競輪選手・後閑信一はパンサー向井慧と共に取材した村上義弘夫婦の覚悟に涙・・・
詳細情報
出演者
【MC】
坂上忍
【進行】
望月理恵
【スタジオゲスト】
武井壮
【スタジオゲスト】
後閑信一
【解説】
中野浩一
【実況】
筒井大輔
【インタビュアー】
望月杏夏(中京テレビ)
【VTR出演】
向井慧(パンサー)
番組内容
四日市競輪場で行われる「第33回読売新聞社杯全日本選抜競輪」を実況生中継。MC坂上忍、望月理恵を中心に、ゲスト武井壮、後閑信一が競輪選手について熱く語り合う。武井はグランプリ王者・浅井康太を取材。マニアックな技術論で意気投合した2人だったが、浅井の新事実に武井が絶句。元競輪選手・後閑信一はパンサー向井と村上義弘選手のところへ。村上選手の奥様と共に囲んだ食事の席で語られた、その覚悟とは?
ジャンル :
スポーツ – 競馬・公営競技
スポーツ – オリンピック・国際大会
ドキュメンタリー/教養 – スポーツ
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