さほど親しくなく、数年ほど会ってもいない知り合いから、突然のライン。
なぜIDを知られているのか?あ!電話番号か!!
と気づいてロックかけても、時すでに遅し。
もう送られてきてしまったメッセージ、うっかりつけてしまった既読。
「既読」にしてしまったからには、とりあえずお返事するのが大人の対応かと、メッセージに目を通しましたが、一瞬にして後悔。
雪と寒さを理由に、早朝ウォーキングしなかった自分に後悔。
ウォーキングしておけば、こんなことにはならなかったかもしれないのに…。
原稿用紙2枚くらいのボリュームに、ぱっと見ただけでおなか一杯。
句読点の使い方が独特、というか、ほとんどない。
電話だったら、息つく間がなく、聞きながら窒息しそう。
『久しぶりっていうか私さ最近すごくたいへんで困って聞きたいことがあって
ごめんね心配かけちゃって、だけどほら気になると気にしちゃうじゃない?(以下略)』
…もう、冒頭だけでおなか一杯。
心配してないし、申し訳ないけれど貴方の事情に興味ないし、という心の声は届かない。何?このやるせない片思い感。
しかも、これ以下の文章で聞きたいことは不明。ただの世間話。ただの愚痴。
しかし既読にしてしまったからには、何か返信をしなければという謎の義務感から絞りだした一言。
『そうですか』
5文字。ごもじ。これが精神的に精一杯。
即既読になるよね。そして来るよね、お返事。
『そうなのわかってくれる?ありがとうほんとたいへんでさ~(中略)心配してくれてありがとう、でも気にしないでね私元気なんだ(以下略)』
まさかの原稿用紙2枚おかわり。
・自分の辛さを理解してくれた感謝
・さらに自分の辛さの説明(というか愚痴)
・自分を心配してくれたことによって私が気疲れしたのではないかという心配
・結局はとても元気に楽しい日常を送っているという報告
5文字から、これだけのことを(勝手に解釈して)読み取る読解力・想像力!
もはや感動しかない。けれど、私が国語の先生だったら0点つけます。
やるせない思いをぶつけたら、長いブログになったなぁ。
でも、これ以上にながいラインだったなぁ。
長文をスマホで打ち込める技術もすごいなぁ。
とりあえず、雪がやんだら早朝ウォーキングに挑戦するか…
やっぱり寒いからウォーキングは春になってからだなぁ…