自転車ライド専用バッグをブランド別にご紹介

Photo credit: tejvanphotos on Visual Hunt / CC BY

自転車通勤を始めようと思うと、まず検討しなければならないのがバッグです。最近では、自転車通勤でなくとも、スーツにリュックという方も時々見るようになりましたが、多くの場合、手下げタイプのバッグで通勤しているのではないでしょうか。

シティサイクルなら前のカゴにバッグを入れて自転車に乗ることもできますが、クロスバイクやロードバイクとなると、背中に背負うもしくは肩から掛けるタイプのバッグが必要です。

両手をしっかり使えるようにという意味では、アウトドア用のリュックでも良いのですが、自転車のライドを前提に考えられたバッグがオススメです。今回は自転車通勤に使いたいおしゃれなジテツウ用バッグについてお送りいたします。

CHROME

メッセンジャーという職業をご存知でしょうか?ニューヨークは渋滞が激しく、書類をバイク便でも届けるのにも苦労していたそうです。そこで注目されたのが自転車。1秒でも早く書類を届ける為、渋滞の街を自転車で駆け抜けます。それがメッセンジャーです。そのメッセンジャー用のバッグを作っているのがCHROMEというメーカーです。

YALTA 2.0

Chromeの代表的なバッグといえばYALTA(ヤルタ)。CHROMEの中で1番人気のバッグです。
容量も29Lと大きく、PCやファイル、書類の他にも着替えや水筒もスッポリ入るので実用性が高く使いやすいのが特徴です。また、サイドのジッパーを開くと、メインコンパートメントとは別に背中に当たる部分にPC専用スリーブがあります。マジックテープで固定することができ、PCをしっかりと固定してくれます。

CHROMEのバックパックで頼りになるのが、縫製と生地ががしっかりしていること。素材は1,000デニールトラックタープアウターシェルが使用されています。使っていてもヘタらないので長く愛用できるのも嬉しいポイントです。

背中に当たる部分のパッドにはEVA樹脂と呼ばれる素材が採用されています。軽量で弾力性に富んでいるのでとても背負い心地が良く、フィット感を向上させ、バッグの安定感を保ってくれます。EVA樹脂はバスマットなどにも使われているお馴染みの素材なのですが、バックパネルに使用することで、これほどまでに性能を発揮するとは思いませんでした。またこの素材は水分を吸収しません。そのため汗を吸収してしまうことがなく、メンテナンスに気を使うこともありません。

ストラップの形状も特徴的です。首の後ろを回るように取り付けられたストラップは、肩からズレ落ちるような感覚が全くありません。自転車を漕いでもバックパックが背中で動かないというのは、自転車に乗っていて最も嬉しい機能ではないでしょうか。

私もCHROMEのバッグを使っていますが、背負った時の安定感は群を抜いています。
背中に背負った時のフィット感が高く、バッグとして容量や使い勝手といった機能の他に、自転車に乗っていてズレないという機能にも着目されているのは、メッセンジャーバッグを作り続けているCHROMEならではです。

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Motor Barrage LpatopBag

ちなみに私が愛用しているのはMOTORシリーズのバッグ。自転車ではなくバイク用のバッグとして展開しているシリーズです。CHROMEといえば、赤と黒のイメージが強いのですが、少し雰囲気の違うシリーズです。

素材にはハイデンシティーバリスティックナイロンが使用されていて頑丈な作りになっています。織り上げたようなディディールがシックでありながら高級感があり、CHROMEの他バッグにはない雰囲気を持っています。

写真では少し大人しく見えますが、実際に手にとって見たときの、このバッグの良さを感じると思います。実際に私も売り場で実物を見て、惚れ込んでしまいました。

私物を撮影

MISSION WORKSHOP

The Vandal

MISSION WORKSHOPで特に注目度が高いのが、The Vandal。最も特徴的なのが、用途に応じて容量を30Lから65Lに拡張できてしまうところです。自転車で突如大きなものを運ばなくてはならない事態になっても、このバッグなら対応可能です。通勤でこのような事態に直面することはあまりありませんが、季節に応じて着替えなど内容も大きく変わるので、容量の心配をしなくて良いというのは、大きな安心材料です。また、サイドのストラップを調整することで、バッグの開き具合を調整することができ、自在に容量をコントロールできます。

プロも御用達とあって、細部まで機能が追求されています。防水対策においては、素材はもちろんのこと、ジッパーも全て止水ジッパーになっていて、雨の侵入を完全にシャットアウト。容量を大きくしたときに露わになる部分も防水素材を使用しているので、容量を大きくしても雨が内部に侵入することはありません。

バックルは樹脂製と金属製の2種類のラインナップ。金属製のバックルは、オーストラリアの軍隊でも使用されている高性能なバックルが採用されていて、細かいパーツへのこだわりも一流です。バックルは毎日使うので特に重要な箇所です。何年も使用するうちに劣化してしまいがちな部分ですが、世界一の耐久度を誇るCobraという金属製バックルを使用しています。

容量にばかり注目されがちなバックパックですが、MISSION WORKSHOPのアイテムは見た目のデザインも洗練されています。シンプルでありながら、機能を最大限に追求したデザインは、使い心地においてもファッションアイテムとしても十分に満たしてくれるクオリティです。

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Fitzroy

ミッションワークショップのバックパックの中で、更に目を引くのがFitzroyです。とにかく背負った時の形がカッコいい!バックパック特有のゴロッとした感じがなく、シャープなレンタングルに銀色のシンプルなバックルが映えます。

素材には、PTFE にラミネートされた1000D VX コーデュラ リップストップナイロンが使われており、頑丈で高い防水性を備えています。見た目の質感が特に良く、シックな素材感はおしゃれなタウンユースだけでなく、通勤中のスーツにもマッチします。薄っすらとプレスされた「斜め格子」のパターンがMISSION WORKSHOPのロゴマークを彷彿させるところもポイントです。

容量も36Lと通勤には十分な大きさです。特に大きな容量が必要なくて、おしゃれな路線を選びたいならFitzroyがおすすめではないでしょうか。

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Cote&Ciel

防水性や機能性はさておき、おしゃれなデザインで選びたいならCote&Ciel(コートエシェル)のバックパックがおすすめです。初めて目にしたのは、Appleのオンラインストアでした。布を折りたたんだような、そのフォルムがとても印象的で、機能重視と思いがちだったバックパックのイメージを180度変えさせられました。

ISAR

グレー、ライトグレー、ブラック、ネイビーとオーソドックスなカラーバリエーション。サイズはSとMとLに別れています。Mでも15インチのラップトップPCが収納でき、そのポケットはパッドで覆われているので外部の衝撃からPCを守ってくれます。

一番気になるのは防水性です。一見ジャージのような素材に見えるこのバッグ。さすがに雨には弱いのではないかと思っていましたが、素材はエコ・ヤーンと呼ばれるペットボトルから再生成されたエコ素材。見た目からは想像もつかない防水性で通勤中の雨も弾き飛ばしてくれます。自転車通勤中にリュックごと水没するようなことはまずありませんので、十分な防水性ではないでしょうか。

チェストバンドがないので、自転車を漕いでいるときの安定感は劣るものの、背中に面するバックパネルは背中から少し浮くような構造になっており、背中が蒸れない工夫がなされています。激しいライドで大きく左右に揺れるようなことがなければ、全く問題ありません。

外側にはファスナーのポケットがあり、財布やスマートフォンなどすぐに取り出しやすいという利便性も兼ね備えています。まさに機能、容量、おしゃれと3拍子揃ったバックパックで、タウンユースから雨の日の電車通勤においてもスーツに馴染んでくれるという優れものです。

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NEW NILE

よりシンプルなデザインなのがNEW NILE。ポケットが全く無い外観はハイテクかつ洗練されたデザインを感じさせてくれます。ボディ部分はコーティングされたポリエステルでしっかりと撥水してくれます。
ストラップのバックルは金属と樹脂を組み合わせ、良いアクセントになっていて、軽い操作だけでシェルを体にしっかりフィットさせてくれます。

内部の構造はとてもシンプル。背中側に最大15インチのラップトップを収納するクッション付きのポケットと、メインの収納スペースがあるだけです。ポケットが多いと分類にはメリットがありますが、内容物のサイズのバリエーションに対してはデメリットがあります。その点、シンプルな構造なだけに使い道を選びません。

驚きなのがリュック側にナイロンフードを備えていて、フードを頭に被ることができます。シンプルなデザインを追い求めたバックパックをお探しならNEW NILEがおすすめです。

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バッグにこだわると自転車通勤はもっと楽しい

Photo on Visual hunt

今回はおしゃれなバッグについてご紹介いたしました。ハンドルを握るために両手を開けるにはやはりバックパックですね。そしてバックパックといえば容量と機能性が重視されますが、自転車通勤ではおしゃれも重要です。ビジネスユースに必要な機能を兼ね備えながら、すれ違い様や信号待ちで目を引くデザインやブランドイメージで、自転車通勤を楽しんでみてはいかがでしょうか。


chario
みなさんこんにちは!charioです!これから自転車通勤を始めたいと思っている方や、始めて間もない方の良い情報源になれば嬉しいです!
クロスバイクで自転車通勤はじめよう!ブログ

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