3日ほど前、Twitter上で一人旅うんぬんの話が盛り上がっていた。
ちょうどその頃僕は、テラスハウス雄大のことで頭がいっぱいだったため無視していた。
今さら考えてみようと思う。僕のことをよく知る人は、僕が一人旅ばかりしていると思っている。でも実際は半々で、誰かと行くことも多い。
一人、二人、三人四人
今までの旅行を振り返ってみると、
一人
- ベトナム
- チェコ
- タイ
- ニューヨーク
- 東欧周辺一ヶ月
- 香港
誰かと
- ヨルダン(会社の同期と4人)
- インド(会社の同期と2人)
- コタキナバル(会社の人と3人)
- ケアンズ(会社の人と4人)
- ケベック(シェアハウスの人と2人)
- デトロイト(カナダ人夫婦と3人)
- キューバ(小学校の同級生と2人)
- 中東周辺一ヶ月(チェコ好きさんと2人)
ちょうど半分ぐらいに分かれた。誰かと行った旅行は、ヨルダン、インド、コタキナバル、ケアンズがプライベートツアー旅行(団体ツアーじゃないやつ)、発案は僕、デトロイトとケベックが僕以外の発案で個人旅行、キューバと中東は二人でプランを決めた。
さて、問題のツイートに戻ろう。
ちなみに僕は自分でプランを決めても、みんなに気を遣って楽しませたりはしない。それでも一人旅も友達との旅行も均等に経験している僕からすれば、どちらもいいところがあり、どちらも楽しめる。
一人旅のいいところ
一人で旅行するにあたって、一人ならではのいいところを少し挙げてみよう。
全部自分で決められる
一番のいいところは、やはり行き先を自分で決められるところだ。初めて一人で海外へ行ったベトナムは、戦争関連の場所ばかり周っていた。チェコではフランツ・カフカ関連の場所ばかり周っていた。こういう旅行は一人でないとできない。よほど趣味が合う人と行ったとして、せいぜい二人の旅行だ。
数人となると無難に誰でも楽しめるありきたりな旅行が基本になる。もしくは興味のない場所にも付き添いのような形で行く羽目になる。それが必ずしも悪いことではなく、興味のなかった場所に意外な発見があったりもするんだけど、やっぱり誰も興味が無いような行きたいところを集中して周れるのが、一人旅の醍醐味だと言える。
人と絡みやすい
旅行先では現地の人と会話することが多い。あらかじめ連絡を取り合って現地で会うこともあれば、偶然知り合った人と話すこともある。もしくはホステルなんかに泊まると旅行者同士で会話する。会話は全て英語。こういう触れ合いは、誰かと一緒に旅行しているとなかなか難しい。
予定を変更しやすい
最後、予定を変更しやすい。僕は一人でも誰かとの旅行でも、事前にかなり綿密に計画を立てて旅行するんだけど、一人だったら簡単に変更できる。時間が余ったり、思ったより退屈だったりすると予定していなかった場所へ出かけたりする。こういうことは誰かと旅行していると難しい。意見が一致しないと行動に移せないから、別行動をとることもある。
誰かと旅行のいいところ
誰かと旅行するからこその楽しみ方ももちろんある。中には僕だけで他の人には当てはまらないこともある。
暇を潰せる
誰かと旅行していいところは、常に話し相手がいることだろう。旅行は待ち時間や移動時間が長い。暇で暇でしょうがないときもある。誰かと旅行していればそういう時間はほとんど無い。暇というだけでなく、意見や感想をその場で共有できるのも誰かと旅行する特権だ。
荷物を見てもらえる
意外と重要なのが、荷物を見てくれる人がいることだ。一人だとトイレに行くだけでも重い荷物を持ち歩かなければならないが、誰かいれば置いておける。これがすごく有難くて、旅行がかなり楽になる。
店に入りやすい
最後に、僕はレストランなどの店を選ぶのが苦手で、どこに入っていいかわからない。あまりにも選べないから、一人旅行では入る店まで事前に調べて決めたりすることもある。誰かがいると、勝手に選んで決めてくれるから楽だ。
食事だけでなく、土産物屋や何かわからない場所など、行き当たりばったりで物を決められないたちだから、そういうときに好奇心の赴くまま選んでくれる人がいると心強い。これは僕にとってのメリットでしかない。
一人旅がすごい?誰かと旅行できるのがすごい?
元ツイートの「一人旅すげーって言われるけど誰かと旅行できる方がすげー」って意見は、どっちもすごくないと思う。旅行なんて遊びなんだから、すごいとかはない。どちらにもそれなりの楽しみ方があって、行き先次第、相手次第という面が大きい。誰かと行くにしたって、ツアーガイドや接待旅行じゃないんだから、楽しませてもらえるつもりのような人とは行かなければいい。行ったら行ったで、各々が各々の感性でそれなりに楽しんで帰っていくもんだ。
これまでの旅行のことは旅行カテゴリにまとめてます。