“特別な友人と行きたいレストラン ” ・・・ ですが、今回はシェフのスペイン土産に魅かれ
、一人銀座のヒロソフィーへ行って来ました
【ヒロソフィー銀座】 とは、あの天才シェフ 山田宏巳氏のプライベートイタリアンレストラン
山田シェフは、現在日本にいる天才シェフたちの中でも群を抜いた天才
・・・ 実際、天才と言われているシェフたちでさえも、
“山田シェフの食感性はハンパない” と口を揃えている位です
そしてその天才振りは一般にも証明
・・・ フジTVの
あの
『料理の鉄人』 でも、2戦
2勝
と、他を全く寄せ付けない強さを示しています
それではスペイン土産と共に
、これぞ天才シェフのイタリアンをご紹介させていただきたいと思います
交詢ビル4Fにあるヒロソフィーエントランス
ここは満席のご案内が仕舞われる日はありません
レセプション
こちらの絵は東京芸大教授でもある世界的画家 宮迫正明氏の作品です
ダイニング
ココは山田シェフのプライベートレストランであるため、シェフの目が行き届く範囲の限られた席数です
だから家具にも拘りがあり、椅子は全てカッシーナ
・・・ 座り心地抜群
私は当然、シェフの立ち位置付近のカウンター席をオーダー
この日は山田シェフのリストランテヒロ20周年を記念し、あのフランク三浦とのコラボでプロデュースされた限定腕時計付きです
目の前はボ ~~~ ンとオープンキッチン
包み隠さず丸ごとオープンなところ
・・・ 安心そのものですよね
ここで、ヒロソヒーオリジナルのフォカッチャの焼き上がり
~~~
たっぷりのオリーブオイルがリアルにフツフツいっています
玉ねぎの甘みが癖になりそう
~~ ローズマリーとグリーンオリーブの風味が堪りません
~~~
更にはゲランド塩が力強さを主張している絶品フォカッチャ
・・・ こんな作品見たことない
天才 山田宏巳シェフ
ヒロソフィーへ通うお仲間はみんな、この
“HIRO×フランク三浦” の腕時計を持っています
そして今回は、スペインの長旅から帰ってきたばかりのシェフもお土産も楽しみ
~~~
先ずは目の前にトウモロコシが
・・・
住田さんから
“どうぞ” を差し出されて
・・・
未来の巨匠頑張れ
~~~
そして中は
・・・
ポレンタ こちらはトウモロコシの粉で作ったお団子です
モッチモチお団子の中にプチプチトウモロコシが弾けて楽しい
~~~ ・・・ 完全に病み付きです
ゴールドラッシュの冷静スープ こちら、トウモロコシよりもトウモロコシ
・・・ この日もまた、行き成り食の不毛地帯へ介入です
トウモロコシの旨味を無駄なく、ギュ~~~ッと詰め込んだ超濃厚スープ
・・・ スッゴイ満足度大
う ~~~ ん、初っ端から、メロメロ
~~~
スペイン産 サーモン筋子のカラスミとキャビアの冷静パスタ 早速スペン土産
・・・ サーモン筋子のカラスミって初めてです
こちらのサーモン筋子のカラスミは、よく見掛けるボラの卵巣のカラスミなどに比べ、フレッシュ感があってとても滑らか
~~~
こちらを、キャビアと極細冷静パスタと共にいただけば
、も ~~~ ココは龍宮城かしら
・・・ コレは間違えなく、龍宮城食です
そしてコノ絶妙な味や食感のバランス
・・・ これぞ正に、元祖・天才シフと言われる 山田シェフの人並み外れた観ですね
知多半島産 平貝とイサキの入り酒 江戸時代、台所では魚の臭みを消すため、梅と鰹の出汁と酒に浸けておいたのだそうです
・・・ こちらはその現代版
日本人魂をそそられま す
和良川産 鮎のフリット こちらは鮎を三枚におろし、中へ塩漬けしたフグの白子を入れ、また元に戻して揚げたものです
表面パリッパリの中は鮎の苦みと濃厚なフグ白子
・・・ イヤイヤ、ココは龍宮城でなければ何処なのでしょう
そして目の前で真剣に料理する天才 山田シェフ
・・・ この姿、とっても好きです
スペイン産 生アーモンドと毛蟹のパンナコッタ またスペン土産
・・・ 生アーモンドです
毛蟹をパンナコッタに絡め
、生アーモンドと共にいただけば、やはりココは龍宮城かしら
・・・ コレも間違えなく、龍宮城食です
そしてコノ想像も付かないコラボ
・・・ この発想こそが、山田シェフが元祖・天才シェフと言われる所以ですね
釜石産 ウニのパスタ こちらはミョウバンを使わない海水に浸かったままのウニ
・・・ 風味が一際豊かです
ソムリエの藤井さん、
“シェフはいつも食材の注文は一番良いものを持って来て ・・・ そうでなければいらないから と言うのですよ” と ・・・
その一番良いウニをたっぷりとパスタに絡めていただけば
、も ~ 口の中はウニの風味で充満
~~~ またまた龍宮城食だ
~~~
コレ程風味豊かなウニは
、そしてコレ程幸せなパスタは
、人生で早々何度も出会えるものではありません
・・・ ココは最早この世の龍宮城
山田シェフに脱帽
焼尻島産 サフォーク 丹後産 玉ネギ こちらのサフォークは最高級のミルクラムです
(サフォークと聞いて感動し過ぎ、お写真を撮り忘れてしまいました ~
・・・ このお写真は前回いただいた知多半島産 ミルクラムちゃんです
)
四代目徳次郎 天然氷のかき氷 八女抹茶ソース、キャラメルソース、イチゴソースを掛けて 芋アイスを乗せて 錦胡麻をトッピン 真夏のかき氷
この氷、肉眼でも氷の結晶が分かる位
、結合がしっかりとしている氷
・・・ だから、室温でも解けないのです
そして八女抹茶
とキャラメルソース
とイチゴソース
が氷に浸み込んで ・・・ も ~~~、どうしよ
~~~
錦胡麻のトッピングが全体を引き締め、和を感じさせてくれます
こちらは単なるかき氷ではなく、正に食べる氷のアートです
・・・ 実にお見事
ハーブティー
ここでお客様もお帰りになった頃
・・・
シェフがチョコレートを湯せんに掛け、スペイン土産の生アーモンドをくぐらせています
ワ ~~~、人生初 生アーモンドチョコだ
~~~
ここで分かったコト
通常のアーモンドチョコは、香ばしさはあるものの、後にアーモンドのコクが残らないお子様のおやつ
しかし生アーモンドチョコは、香ばしさはなものの、いつまでもアーモンドのコクが残り、チョコとの絡みがまったりとした大人のデザート
こちらはスペインの一般スーパーで見つけた
水牛のバター
ブリオッシュに乗せて試食させていただいたのですが、余りのサッパリ感に驚き
・・・ いくらでもいただけるバターです
~~~
シェフ ~~~、いろいろどうも御馳走様でした
~~~
ヒロソフィーはいつ訪問しても、本当に、不毛地帯へ足を踏み入れている感大
・・・ だからココは、
“特別な友人と行きたいレストラン ” でしたが、今回は完全に、
“独り占めしたいレストラン ” 一人だとシェフも空間も全部一人占め
・・・ ちょっと味を占めてしまったかも
そして私自身、元祖・天才 山田シェフに、食の引き出しを奥へ横へドンドン広げられている感大
・・・ シェフの料理観に益々魅せられている私です
次回はどんな料理で私を魅了してくださるのか
・・・ とても楽しみです