おはようございます、梅つま子です。
絵本袋、お着替え袋、上履き袋を作りました。
ようやく…すべて完成しました。
というわけで、幼稚園グッズ作り、完結編です!
作り方
この3つに関しては、手持ちのプリントを見て作りました。
ミシンを買ったときか、布を買ったときかにおまけでついてきた「入園セット・レシピ」みたいなプリントが家にありまして。
そのプリントに、作り方が書いてあったので、そちらを参考にしました。
ですが、もし、ネット上で作り方を探すなら。
今回、コップ袋などの巾着袋の作り方でお世話になった「NUNOTOIRO」さんのところで、レッスンバッグ(絵本袋)、上履き袋、お着替え袋の作り方が公開されています。
なので、バッグ作りがわからないけど手作りされたい、という方は、こちらを見たらいかがでしょう。
↑写真つきで、初心者にもわかりやすいと思いました。
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絵本袋
表は、キルティングで。
そして裏地は、柄物のオックス。
美味しそうなイチゴ柄で作りました!
ポケットは、ランチョンマットで使った無地オックスでつけていて、ふちにレースをあしらいました。
色はローズピンクを使っています。
ローズピンク、 穏やかな色味で、よかったです!
レースはこちら。
ポケットには名前をつけました。
(画像上では、加工していますが、名前は、綿テープに黒い刺繍糸で刺繍しています。)
完成図
ここでも、ロータリーカッターの威力を実感しました。
キルティングのように厚みのある生地でも、問題なくいけました!
カバンテープは、ダイソーのものを使いました。
ピンク・ベージュ・茶色のトリコロールは、チョコっぽくておいしそうな配色です(笑)
ショルダーひもをつけることになっていましたので、プラスナップでとめてます。
このショルダーひもにも、名前をつけたほうがいいかも?
(そんなに簡単に外れはしないし、なくさないだろうとは思いますが…。)
プラスナップなので、付け外しが出来ます。
プラスナップで留めてはいけないという禁止もなさそうなので、大丈夫だと思いますが、よくないようなら、あとで上からミシンをかけて、縫いとめてもいいかなと思っています。
Dカンと、調節用の部品をつけて、長さを調節できるようにしました。
これも、ダイソーのものです。
ぬいぐるみの「ぴよちゃん」のためのバッグを作った経験が、そのまんま、このバッグ作りに生かせました。
裏地がかわいい件。
イチゴの柄のこの生地、おすすめです!
かわいいんだけど、ほんの少しリアルなので、大人っぽすぎず、子どもっぽすぎず。
絵本を入れるバッグになるので、絵本を楽しむ時間が、ケーキを食べる時間みたいにわくわくタイムになるといいね!という気持ちを込めました。
たくさんのおいしいイチゴケーキ(=楽しい絵本)に出会えますように。
続いて、お着替え袋です!
お着替え袋
使った布はこちらです。
なんとも、ガーリーな!
ガーリー過ぎて、自分では選ばない生地だけど…、娘は喜んでくれました。
この、ドレス柄がいかにも「お着替え」な雰囲気を演出してくれるかな?と。
完成図
お着替え袋は、あえて裏地をつけずに作ってみました。
理由は、カバンに入れることもあるかもしれないからです。
裏地をつけると厚ぼったくなって、カバンに入らなくなるかも?と思ったので。
(といっても、裏地をつけたところでハンカチ1、2枚くらいの厚みだろうし、薄手の裏地くらいじゃ、あんまり変わらないかな?^^;)
ポケットをつけました。
泥んこの汚れ物が出たときなど、ビニール袋に入れて帰れるように…。
(泥んこ、そのままお着替え袋に入れられちゃうだろうな~!でもポケットがあると、きっと何かと便利ですね!)
小学校でも同じのを使えるはず、と期待です!使い続けておくれ。
裏地がなくても、裏がきれいに出来るやり方を調べました。
ぬいしろの始末(見えるとこ・折り伏せ縫い&袋縫い編) | nunocoto
切った所をこのように、くるっと処理しています。
こうすると、布のほつれが出てこないようです。
切り替えの部分はこうなってます。
持ち手はいらないかな?と思っていたのですが、あとからプラスナップでつけました。
こうやって壁などに引っ掛けるときは役立ちます。
ベビーカーなんかに引っ掛けられることも多くなりそうなので、便利に使えたらいいな。
上履き袋
つくらなくてもいいか、と思ったのですが、勢いに乗って、作ることにしました。
生地は、お着替え用の袋と同じやつです。
切り替えて、下はデニム生地です。これはダイソーで買いました。
完成図
デニムなら汚れに強いかな?と期待を込めて。
これ、最後に作ったので疲労困ぱい、お名前タグを縫い込むのを忘れてしまいましたー!
もういいか(涙)
さてさて!
おーい、娘や。
こっちにおいで。
ファッションショーしてよー。
娘に持ってもらいました。
遊びに行きたかったようで渋る娘を説得して、持ってもらいました。
おや、右手、右手。
そんなに緊張しなくていいよ。
そうそう、そんな感じでポーズしてね。
壁からとったり、かけたりする練習もしておこう。
やっぱり持ち手があるといいよね。ちょっとつまんで持ち上げるときとかね。
取ったどー、みたいになってる。笑
このカバンテープは、平たくて、4歳児も腕に通しやすいみたいです。
うん、はい、いいねーかわいいねー!
ご協力ありがとう。
(このあと娘は、パパと一緒に公園へと飛び出していきました。)
セルフ反省会
さてさて。
手作りしてみた結果をつれづれに語ってみたいと思います!
手作りできてよかった
今、ちまたでうわさになってる「あたしおかあさんだから」。
私は、我慢できない系主婦なので、あたしおかあさんだけど「きーっ、集中しないとできない!時間くれ」と当たり散らして何とか仕上げました。
楽しくて幸せそうな母でいられるよ、自由な時間をくれたら
(梅つま子 心の短歌)
そんなわがまま系主婦な私を動かしたのは、最初に思った気持ち、「そこに1mmでも楽しめそうな要素があるなら、お金を払って人に譲り渡すなんてもったいない!」それだけです。
ケチ&やってみたがり&我慢がきかない性格でして…。
結婚しても子ども産んでも、この性格直らないな。むしろ加速してるかもな。
別に、「手作りしたほうが娘が喜ぶ」「愛情が…」とか思っていたわけではないんです。
おかあさんだから手作りしなきゃ、と思って作ったわけではありません。
単に、私が楽しそうだなと思い、作ってみたらやっぱり楽しかった。
そんな感じです。
で、作ってみたら、あちこち残念ポイントはあるけど、いちおう形にはできたので、「やればできるじゃん。へへ」ってちょっとは思いました。
学生時代から、家庭科はあまり得意なほうではなくて。
さらに、裁縫が入ってくると、ただでさえそれほどでもない家庭科の成績が1ランク下がる気配だったので、この点を克服できたのはとてもよかった…!
子どもが生まれなかったらミシンを買うこともなかっただろうから、これも娘が開けてくれた可能性の扉ですね。
でも、子どもが生まれなかったら、もちろんその時間は別のことをしていて、別の経験が出来たと思うから、いくつかある人生の選択の分岐点でこっち行ったらこうだった、っていうことだな。うん。
性格とか時間の使い方とか出会いとか環境とか、そんなもろもろで過去の自分も現在の自分もある。
過去の自分や、かつて自分がしていたことを、ことさらに持ち上げる必要も、逆に過小評価する必要もないんだな。
私がこれまでやってきたことも、今の私がやってることも、すごいことといえばすごいことだけど、たいしたことじゃないといえばたいしたことじゃない。
手芸好きだな
手芸って、家事のひとつでしょうか?
これも一つの家事と数えていいなら、手芸は楽しい家事です。
他方、料理はちょっと苦痛な家事。
ときめきを感じるのは、今のところ、だんぜん手芸のほうなんですね。
そんなもんだから、「手芸が楽しい」、と思えるそのときめきを、料理に振り分けられないか?と思いました。
何でだろう、手芸に関しては、事前に調べたり、作ってる過程で創意工夫を凝らすことを面倒だと思わないのに、料理だとちょっと億劫なのは。何でだろう。
向き不向き?
それとも、手芸は、たまにやるから楽しくて、料理は毎日のことだから重苦しいのかな?
手芸にかける気持ちが、料理に向いたら、生活の質が上がりそうなんですよね。
私は手芸好きだからやるけど、手芸をしないお母さんももちろんありだと思っています。
幼稚園グッズに関しては、誰かが作ったものを購入するのも、誰か上手な知り合いに頼むのも、既製品を買うのも、悪いことだと思わないです。
だけど、自分の料理の腕前に関しては、思うことがあります。
「外食するのやお惣菜を買って帰るのも悪くないけど、でも自分で作るのがもっと楽しくなったり、献立作りも盛り付けも配膳も片付けも含めて、もっと気楽にスムーズに、出来るようになったらもっといいよね」、と思っているんです。
そのあたりの思いの不均衡は何なんだろう。
私が料理にコンプレックスを感じてるってことなのかしら。
まさに自分が思った「そこに1mmでも楽しめそうな要素があるなら、お金を払って人に譲り渡すなんてもったいない!」これを料理に適用すると、料理も楽しめる要素はたくさんあるはずなんだけど、料理に関してはなんだか妙に、しり込みするというか、面倒や自信のなさが先にたつんだな。。。
それはどうしてだ、どうしてよ、どうしてなのよ。
まあ、あきらめるのはまだ早い。
吉本ばななさんが「適した時期、方法、工夫があれば、どんなことにも魔法がかかり、良いリズムができる(『毎日っていいな』p.73) 」って書いているので、料理に関しても魔法がかかるって信じます。
■吉本ばなな『毎日っていいな』は、「毎日っていいな」と思わせてくれる本でした。■
ほめるところを無理くり探そう
話を戻して、今回作った幼稚園グッズの話。
私の場合、ミシンソーイングは(「も」、ともいう)、見えないところ適当だし、技巧もセンスももうひとつなんだけど、自分で自分の幼稚園グッズ作りのよかったところを挙げるなら、「布選び」かな?
かわいくてそれなりにお安い布を、実物が手にとってわからないネットで、よく選んだと思う。
布を実際手にしてがっかり、ということはまったくありませんでした(自画自賛!)
普段からネットショッピングに精を出している成果が出たかな。笑
特に、大柄な花の布に合わせた無地オックスのローズピンク(ランチョンマット)とウィローグリーン(お弁当袋)は、自分好みの配色に出来ました。
道具が大事
ロータリーカッターを買ってよかった。これに尽きます。
布をまっすぐ切る、ということができれば、幼稚園グッズ、半分は出来たといっても過言ではないですよ!
幼稚園グッズ作りは、いわば「四角い袋祭り」。
カーブはほぼ皆無で、まっすぐ切ることが非常に多いのですが、そのぶん、きれいに直線で切ることが、作品のクオリティに直結しますね…。
まっすぐ切れないとやり直しになり、布が足りなくなる!という悲劇に繋がりやすい。
逆に、きっちりかっちりまっすぐ切れると、次の作業(ミシンがけ)への弾みになります。
ロータリーカッターで切ったものはクオリティも高く、時短にもなる。非常に優れた道具でした。
これぞ、いいことずくめです。
ロータリーカッターで布を切るときに必要なのは、ロータリーカッター本体とA3のマットと、定規(できれば金属製のものだと安心です)だけです。
定規に関しては、私が使っているのは、片側にだけ金属エッジが入っている定規ですが、こういう、金属製の定規があると便利ですね。工芸好きの父が、実家で父がよく使っていました。
娘の好みとの兼ね合い
自分好み…そう、娘からは「ピンクと紫」の要望が出てたんだけど、紫はあまり生かせませんでした!
紫、あまり、私の選択肢になくってですね(汗)
その代わり、ソフィアのお弁当箱が紫だし、バランス取れたかな?!
グリーンは、お弁当袋には使いたい色だったんですよね。
お花畑の中でご飯食べてるみたいで、楽しいかなと。
母の趣味の押し付けかもしれないけど…気に入ってくれているみたいだし、要所要所は娘の好みを尊重したつもり!
そして毎日洗うのは私(夫も洗うけど)。
幼稚園グッズは、私が洗ってて、「うん、やっぱりかわいい」と思えるものでありたいので、私の好みと娘の好みの兼ね合いで、まずまずのところに落ち着いたのではないの?と思ってます。
最後のほうは疲れ果ててしまって、作っている最中は非常にげんなりもしてたのですが、ふり返れば作業としては、まずまず楽しく出来ました。
あれだけ「どうしよう」と思っていたのに、終わってみれば、「なんか、まだ作れちゃうかも?」なんて錯覚が。^^(やめておきなさいつま子)
もうミシンは片付けてしまったのですが、4月の入園までに、もし作り足したいものが出来たら作ろうかな?
お友達の出産のニュースも入ってきたので、久しぶりにスタイや王冠を作るのもいいかなーなんて思っています!