こんにちは、理系の学部を出て、理系な仕事についているアルパカです。
理系人間といえば、合理的、データが好き、数字が好き、自分で理解するまで調べるのが好き、という特徴をどれか一つは持っていると思います。
高校の理系クラスとか、大学の理系学部とかって妙に心地よいですよね。あれは、上で述べたような行動原理・思考の人間が多いからではないでしょうか。
理系が世間に接すると
さて、そんな理系な我々ですが、部活動や、サークル、会社という「世間」と向き合うと、大きなズレを感じると思います。
「自分の中の当たり前」が通じない。「自明」なことが、理解されない。どう考えてもこちらの方が「合理的」なのに、みんなそれを選択しない。
どうしても自分は正しいと思ってしまうので、そんな世間から、離れたくなると思います。
とはいえ、飯のため、生きるため、社会に迎合し、今日も生きていくしかないと割り切っている人も多いでしょう。
感性との出会い
世間・社会の中でなんとか生きていったとしても、また別の問題があります。
そう、女性と接することです。
男性、女性と2分する大雑把な分け方はあまり好きではありませんが、脳の作りの違い、生物としての作りの違いから、男性と女性には明らかに差があると思います。
私の個人的感想ですが、やはり「感性」的な人が、女性には多いです。
論理的に喋る女性ももちろんいますが(私の周りは仕事柄みんなそうです)、感性が優先されることが多いです。
こちらとしては「論理がわからない」と困惑しますが、結果的には感性で選んだ道が正しいことも多くあって、よくわからないけどスゴイ、となることもしばしば。
世間から見た「理系」
「理系夫とテキトー奥さん」、この本では、テキトー奥さん(感性的な方)から見た、理系夫の姿が描かれています。
コミックエッセイなので、気軽に、こんなことあるよな、こんな人困るよな、と笑いながら読めます。
そして読み終わって気づきました。あれ、これ自分だ。
一例としては、
- 「なんで?」「根拠はなに?」といちいち確認する
- 大学時代から家計簿をエクセルでつけていて、誰よりも細かい
- 料理する時、理論を持ち出す
- 美術館で鑑賞の仕方に困る
自分としては当たり前の行動ですけど、コミックのネタになる程度には、大多数の行動ではない、と自覚させられます。
試し読み
というわけで、理系の方は世間からどう見られているかにハッとさせられる一冊です。
あと、こんな理解のある奥さん、素敵ですね。
途中まで無料で読めます。面白いので是非!