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レジェンド 作者:神無月 紅

レーブルリナ国

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1640/1640

1640話

 領主の館に到着したレイ達は、すぐに中に通される。
 門番達もレイ達とは当然のように親しいし、上からもすぐに通すように言われているということもあり、待たせる必要はなかった。
 相変わらず領主の館の側には商人達が集まっていたが、すぐに中に入ってく様子を見た商人達は非常に羨ましそうな視線を向けるのみだ。

(以前に比べると、商人の数が減ったな。これもダスカー様が必死に捌いたおかげか? もしくは、ダスカー様に会えないと判断して他の儲け話を探しにいった可能性もあるけど)

 商人の数が少なくなったことを考えつつ、領主の館に入り……

「エレーナ様ぁっ!?」

 瞬間、そんな声が周囲に響く。
 誰がそのような声を発したのか、それは考えるまでもなく明らかだった。
 そこにいたのは、名前を呼ばれたエレーナにとっても……そして他の面々にとっても見慣れた、ショートカットの女。

「アーラ、待たせたな。今帰ったぞ」

 エレーナは、アーラと同様に嬉しそうな笑みを浮かべて言葉を返す。
 そんなエレーナの姿に、アーラは本当に……心の底から嬉しそうにしながら頷く。

「よくご無事で……」
「そこまで感動されると、こちらも少し困るな。毎日のように、対のオーブで話していただろう?」
「勿論それは分かっていますが、それでもやはり、こうして直接見ることが出来たのは嬉しいんですよ」

 それこそ嬉しさのあまり、もしくは感動のあまりだろう。普段は気の強いアーラの目尻には薄らと涙すら浮かんでいた。

「えっと、その……アーラ様?」

 そんなアーラの様子を見て困ったのは、レイ達をダスカーの下に案内する為にやって来たメイドだ。
 執務室に案内しようとして来てみれば、いきなりこのような展開になったのだから、戸惑うのも当然だろう。

「レイ、私は少しアーラと話していく。ダスカー殿に対する説明は任せてもいいか?」
「ああ、それは構わない。アーラも色々と心配だっただろうし、こっちは任せてもいい。ただ、後で顔は出してくれよ」
「うむ」

 エレーナの立場は、貴族派から派遣されてきている人物というものだ。
 そうである以上、今回の一件についてはきちんとエレーナも話を聞いておく必要があるだろうと破断してのレイの言葉だ。
 エレーナもそれが分かっているからこそ、即座に頷いたのだろう。

「じゃあ、そういうことで。ダスカー様のところに案内してくれるか?」

 レイの言葉にメイドは頷き、エレーナとアーラの二人をその場に残して歩き始める。
 もっとも、向かう先は何度となくレイも行ったことのある執務室なので、本来ならば案内役の類はいらないのだが。
 それでもこうして案内役を用意するのは、この機会に乗じて何か妙なことを考える者もいるからだろう。
 レイ達がそのような行動をとると思っている訳ではないが、やはり万が一という危険を考えれば自由にさせる訳にもいかないのだ。
 ……実際、アーラとエレーナにも一人のメイドがついている辺り、そこは徹底していた。

「ダスカーも、大分疲れてきたんじゃないかしら。ここはやっぱり、私がその疲れを癒やしてあげる必要があるわね」
「止めてやってくれ」

 悪戯っぽく告げるマリーナに、レイは思わずそう告げる。
 実際、ダスカーにそのような真似が出来る人物はそう多くなく、マリーナはその筆頭だろう。
 ダスカーがそれを望むかどうかといったことはともかくとして。

「あら、でも仕事に疲れたダスカーを寛がせるのは必要なことでしょ?」
「それは否定しないけど、そのせいで余計にダスカー様が疲れたりするようになれば、意味がないと思わないか?」
「そう?」
「えっと、その……出来れば程々にしておいて貰えると……」

 レイとマリーナの会話を聞いていたメイドが、ダスカーを庇うようにそう告げる。
 ダスカーに仕えるメイドだけに、現在の忙しさがどれだけのものなのかは当然知っていた。
 そんなダスカーをこれ以上精神的に疲れさせるのは、出来れば避けたい。
 そう思っての言葉だったが……

「あら、気分転換は必要よ? 今のダスカーは、忙しくて精神的な余裕がないもの。なら、それを少しでも解決してあげる必要があるでしょ?」
「それは……」

 ダスカーだけではなく、その部下達にも色々な仕事が割り振られており、忙しいというのは間違いなく事実だった。
 それでも、マリーナが言うようにからかうような真似をしてもいいのか……そう思ってしまうのは、やはりメイドだからこそだろう。
 尊敬すべき主人のダスカーが、マリーナにからかわれることで本当に気分転換になるのか、と。
 そんな疑問を抱き……だが、それでも歩いている以上、当然のように目的地に到着してしまう。
 このままダスカーにマリーナ達が来たことを知らせてもいいのか。
 一瞬そう迷うも、そもそもメイドの自分がダスカーを尋ねてきた相手を……それも、ダスカーが呼んでくるように言った相手を勝手に帰すようなことは出来ない。
 メイドとしてのプライドから、そのような真似が出来る筈もなかった。

「失礼します、ダスカー様。お客様をお連れしました」
「おう、入れ」

 執務室の扉の先から聞こえてくる声に、メイドは扉を開ける。
 レイが見ても相変わらず豪華な扉の向こうにいたのは、執務机にある書類の山に埋まっているかのようなダスカーの姿だった。
 それでも、以前……レイ達がジャーヤに対する報復を依頼された時に比べれば、書類の数は大分少なくなっているのだが。

「冷たい飲み物と、何か適当に摘まめるものを持ってきてくれ」

 ダスカーの命令に、メイドは一礼すると扉を閉めて去っていく。
 それを見送ったダスカーは、持っていた書類をテーブルの上に置いてレイ達の方に近寄ってくる。

「よく戻ってきてくれたな。正直、ここまでことが大きくなるとは、思わなかったぞ」

 レイ達が戻ってきたことに、本当に安堵したのだろう。ダスカーは心の底から嬉しそうに笑みを浮かべ、ソファに座るように促す。
 対のオーブでそれなりに話していたので、元気だというのは知っていた。
 それでも、やはり対のオーブで見るのと直接見るのでは大きく違ったのだ。
 奇しくもそれは、アーラがエレーナを見て嬉しく思ったことと同じだった。

「そうですね。正直、俺もあそこまで大事になるとは思ってませんでした。もっとも、ギルムにとっては悪くない結果だったみたいですけど」

 千人近い人材の確保というのは、ギルムにとって決して悪くない結果だった。
 おまけに千人近い女は全てが美女、美少女と呼ぶくらいには顔立ちが整っている者達なのだから、ギルムの領主としては喜ぶべきことではある。
 他にもレジスタンスとして活動していた者達や、その者達を運んでくる馬車や馬というのも、増築工事をしているギルムにとってはあって困るものではない。
 そして、ダスカーに半ば首根っこを押さえられている形となっているゾルゲー商会の存在も悪いものではない。
 勿論良いことばかりという訳ではない。
 千人近い女は洗脳されて娼婦をさせられていたということもあり、男とい存在嫌悪感を持っている者も多い。
 また、ギルムに来る途中で自分の故郷に帰ったり、立ち寄った村や街に住むことを決断する者もいるだろう。
 レジスタンスの者達は、ダスカーがまともな統治をしているのであれば問題がないが、傲慢な貴族となってしまえば、過去の経験から再びレジスタンスとしての活動を始める可能性が高い。
 そしてゾルゲー商会は、最初はともかく、将来的に地盤を固めた後は商売として成り立つのなら犯罪組織とも取引をすると明言すらしている。
 結局レイ達が率いていた者達は、きちんと対処すればギルムにとって大きな利益となるが、下手な対処をした場合はギルムにとっての害悪とすらなる。

(まぁ、その辺りは俺は関係ないか。ギルムにまで連れてくれば、あとはダスカー様の手腕次第だな)

 そう思いつつも、レイはダスカーの手腕については心配していない。
 何だかんだと、ギルムをここまで問題なく運営してきたのだから。
 実際には細かい問題は色々とあったが、それは大きくなる前にきちんと解決してる。
 であれば、そこまで心配する必要はないというのがレイの判断だった。
 当然その辺りはダスカーもきちんと理解しており……

「だろうな」

 レイの言葉に、喜びながらも難しい表情を浮かべるという複雑な真似をしながら、そう告げる。

「その辺りはダスカーの腕の見せ所でしょう? それに、前に言ってたじゃない。自分がこのギルムをミレアーナ王国でも最高の都市にしてみせるって」
「マ、マリーナ! それは、子供の頃の話だろう!?」

 マリーナの口から出た言葉に、ダスカーが慌てたように叫ぶ。
 子供の頃……それこそマリーナにプロポーズをした前後の話だ。
 その時のことを持ち出されるのは、ダスカーとしては絶対に止めて欲しいことだった。
 強面のダスカーが慌てているという光景は、レイにとっても珍しい……訳ではない。
 レイと一緒にいる時はともかく、マリーナと共にいる時はからかわれることが多いのだから。
 そんなダスカーだったが、先程のメイドが紅茶と食べ物を持って執務室に戻ってくると、何とか体裁を繕うことに成功する。

「では、ダスカー様。私はこれで失礼します」

 メイドが一礼して出ていくと、ようやくダスカーはマリーナに対して口を開く。

「全く、マリーナはいつも変わらないな」
「そう? ダークエルフだからね。でも、それが嬉しいんでしょ?」

 悪戯っぽく笑みを浮かべて告げるマリーナに、ダスカーは何かを誤魔化すように皿の上にあるサンドイッチを口に運ぶ。
 それに続くように、レイやビューネもサンドイッチを味わう。
 お茶のお供ということで、しっかりとしたサンドイッチという訳ではなく、一口で食べられる程度のサンドイッチだったが、その中身はハムやチーズ、野菜、魚、肉、と様々な具材が混ざっている。
 レイやビューネにとっても、十分満足出来る味だった。
 そうしてサンドイッチを食べ……やがて、旅をしている時の話になる。

「砂上船を宿代わりにか。……千人だろう? 大丈夫だったのか?」
「普通なら食料やその他物資を保存しておく胴体部分の倉庫に、かなりの人数が入ったので、何とか。もっとも、それでもかなり密集していたのは事実ですけど」
「そうか。……だが、その砂上船もなくなったとなると、これから厳しくなるな。日中は暖かいとはいえ、朝や夜は大分涼しくなってきたし」
「そうですね。でも、涼しくなってきたであって、冷えてきたや寒くなってきたって感じじゃないんだけ、まだすごしやすいとは思いますけど。野営用の寝具とかもそれなりにゾルゲー商会が仕入れている筈ですし」

 秋に向かっているとはいえ、まだ夏である以上、毛布の一枚でも着て寝ていれば寒くて凍える……といったことはない。
 それに、多少寒くても馬車で眠れば雨風といったものは防げる筈だった。

「ギルムの領主としては、色々と手を打った以上、出来るだけ多くの者が無事ここに到着してくれると嬉しいんだがな」
「そうですね。俺も折角助けた以上、生き残って欲しいですし。取りあえずこっちの仕事に若干余裕が出来たら、また向こうに顔を出してみます」
「……セトがいるというのは、つくづく便利そうだな」

 しみじみと告げるダスカー。
 セトの移動速度は、そこれそ馬車と比べても遙かに上だ。
 ミレアーナ王国に入ってからスーラ達と別れたとはいえ、二日もしないでギルムに到着出来るというのが、その移動速度を表している。
 ダスカーのような立場の者にしてみれば、そんな移動力を持つというのは羨ましい以外はないだろう。
 もっとも、だからといってまさか自分の部下にグリフォンを従魔にしてこいなどと言える筈もないのだが。
 そのようなことを言った場合、それは遠回しに自殺しろと言ってるのと同じようなものだし、何よりそれ以前にグリフォンのような高ランクモンスターとはそう簡単に出会えることはないのだから。

「そうですね。俺もセトがいてつくづく助かってます。……それで、早速ですが仕事の話ですが」
「ん? ああ、そうだな。レイは当然木材を運ぶ為にトレントの森に行って欲しい。正直なところ、樵が頑張ってくれているのはいいんだが、木を運ぶ方に手が回らなくなってきている。モンスターも最近は出てくるようになったらしいしな」
「でしょうね。トレントの森そのものに襲撃されるということがなくなれば、当然のようにモンスターは増えてくるでしょうし。……分かりました。こっちの方で手を打っておきます。セトに任せれば、モンスターは好きに倒してくれるでしょうし」

 そう言い、他の面々についての仕事についても話をするのだった。

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