じゃにおたいちねんせい

ゲルツカ2人旅

生まれて初めて Endless SHOCK を見た

私は2017年の頭に突然ジャニオタになった。せっかくジャニオタになったからには、いつかEndless SHOCKを見たいと思っていた。これは初心者による非常に勝手なイメージなのだけれど、下記3つはいろいろ細分化されたジャニオタの中でも抜きん出てやばいイメージがある。

1.Endless SHOCK

2.滝沢歌舞伎

3.無所担

いややばいって何だよって話なんだけれども、ここへ行ったら戻れないファイナルステージというか、手を出したら最後抜け出せないというか、ゴールドエクスペリエンスレクイエムというか…私はこの3つを恐れていた。

 

恐れていたのに

2年目で手を出した)^o^( *1

 

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ジャニオタとして1年目を終え、感覚としてはようやくチュートリアルを終えたところ。1年の流れやチケット業務、現場でのお作法など一通り学んだ。まだまだヒヨッコポケモントレーナーなのにトキワタウンからうっかり左へ曲がってチャンピオンロードを目指してしまった。そんなことになってしまった全ての原因は私のジャニオタ史(いちいち大袈裟)に彗星の如く現れたふぉ〜ゆ〜および松崎祐介さんのせいである。わーーーーい!銀河で一番かっこいい松崎祐介さん*2が出るステージを見たーーーーい!というジャニオタとして大変シンプルな動機により、これまで抱いていた畏怖は何処へやら。脊髄反射で申し込んでいた。

 

Endless SHOCKと言えば、日本一チケットが取れない舞台だとジャニオタになる以前から聞いていた。自担命型錦戸担歴??年の友人も「あれ一度ハマったらやばいぞ」って言ってた。錦戸くんが出てた年のを見て衝撃のあまり暫くチケット探したらしい。ヒェ。マジカァ…もし当たったらどうしよう…

当たった。

やるじゃん私のザキ名義(褒めて伸ばすスタイル)

 

突然ですがここでチケットがご用意されたその日の私のツイートをご覧ください。このアカウント、近しい友人にのみ存在を明かしているひみつの鍵垢なので探さないでください。鍵垢だけど。落選祭りだったからビビって別界隈のアカウントで発散してたの。

 

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おちつけ。

 

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投稿時間23:22

 

当落メール受信時、たまたまGACHI落ち仲間の某白米氏とスパゲッティを食べていた。介護ありがとう。

 

初期衝動は凄い。私がこのブログを始めた1つ目の記事はまあまあバズったのだが、はっきり言ってもう二度とこれより面白いブログは書けない自信がある。生まれてはじめて受ける衝撃はその界隈においてはもう二度とない。はじめては大切にしたい。

そんな感じで、初めてのSHOCKはあえてのノー勉で行こうと決めていた。とは言えふぉ〜ゆ〜がラジオや雑誌で内容にガンガン言及する。私はそれら全てをひたすら右から左へ受け流していた。幸い専門用語が多く耳に入っても意味がわかっていなかった。なんならSHOCK済の今でもソリタリって結局どの部分なんや…と思っている。

 

そんなEndless SHOCKに対する前知識は、

 

1.光一くんが階段から落ちる(やばい)(なんで?)

2.光一くんがフライングする(かっこいい)

3.しょーますとごーおんという呪文

4.こっしーステフォ脇毛事件*3

 

以上。

 

というか、公式サイトにストーリーが書いてないんですけど…?考えるな感じろってこと?

 

チケットが来た。

正直に告白すると、席はなかなかに後方で「は??????これでS席ならいっそ全席Sでよくない???????????松崎くんちょっとこっち来て??????」 と暫くキレ散らかした。

 

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通路を挟んで1列下がればA席なので差額4000円キャッシュバック。しかもかなりサイド。当たったのは素直に嬉しいけれど運があるんだか無いんだか。 今思えば心臓発作を起こして即死しないための配慮だったのだろう。

 

キレ散らかしたがそれも3日でおさまり(3日もキレていたことに関しては反省しているから許してほしい)SHOCKがめちゃくちゃ楽しみになった。演者もファンも、皆が夢中になるSHOCKとは何なのか、それをもうすぐ目撃できるのかとワクワクしながら毎日を過ごした。ちょっと待って、期待し過ぎて逆に楽しめなかったらどうしよう、楽しみにしている今が一番楽しいかもしれないから当日が来なければいいのに、なんてメンヘラみたいなことを言っていたが、

 

 

なんだかんだ前日はうかれぽんちだった。(ちなみにこの時点で神田沙也加さんがリカ役をされていたことは知らなかったので中の人ギャグになっているのは偶然)

 

そして当日。

 

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うおおおおおおおおおお

 

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かっこいい!!!!!!!!!

 

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満員御礼ヒュウッ!!!!!!

 

はじめての帝国劇場。オリジナルフォトで自担がホワイトボードを用いて「shockとは!?」と語りかけてきた。今日その答えが分かるのだろうかと思いながら「松崎さんのオリジナルフォト、とりあえず5セットください」と言った。とりあえずって何だよ居酒屋かよ。

 

私は舞台の感想をまとめるのが苦手だ。どうやってまとめればいいのかマジで分からない。パパオーも、セカロマも、ですとらっぷも、GACHIも、りさ子も*4、えび座も、ぼく友も、それはそれは楽しかったのだがブログには出来なかった。それらしきタイトルが付いたものは感想ではなく行動記録。感想は半端な下書きが残っているだけ。それでもSHOCKのことは何か残したいと思った。泣いた。震えた。アドレナリンを出し切った。全身から汗が吹き出た。チケット代13000円は安すぎる。Endless SHOCKの舞台を踏んできた自担最高かよ。Endless SHOCKに出会えて幸せだ。死ぬ前に最後に見る舞台を選べるならEndless SHOCKにしよう。

 

以下は未SHOCKの方は読まないでくれ頼む。私は何も知らずに入って本当に良かったと思いました。大したことは書いていないけれど、それでも演出や物語の鍵となる部分に触れます。

 

 

 

 

 

 

 

そんなの聞いてないョ!

Endless SHOCKのコーナー!

(ドンドンパフパフ〜)

 

 

 

・ずっとクライマックス見てる感じ

ステージ上の人口密度やばい。人が多いっていうだけで既に豪華なのに、その道のプロフェッショナルたちが主演堂本光一さんのもとに集まった。やばい。つよい。とんでもない。息を吐く間もない。1分前の私にはおおよそ予想もつかない展開がずっと更新されていく。思考する間もなくひたすら一流の世界を見せつけられる。全編クライマックス。

 

・舞台って、ステージって、そんなことまで出来るんだ!

 2階席から見下ろすので舞台装置の転換がよくわかる。そもそもセットにめちゃくちゃお金がかかっていて、車が空を飛んだ時はさすがにブッ飛んだ。舞台が光って上下して回ってスモークとレーザーがブワアァァァ!なんじゃこりゃあああああ!と思いきや、何もない舞台に照明ひとつでグッと訴えかけてくるシーンもあった(ユウマに青い照明が集まるシーンなんだけどポンコツゆえ何のシーンか思い出せない)舞台ってそんなことまでできるんだなぁと感動した。

2階だから1階の客席降りのシーンは見切れて見えないのだけれど、左右に映像として写してくれたのでとてもありがたかった。フライングのシーンは逆に1階席からは見辛いはずなのだけれどそこも映像で見せてくれて、素晴らしい心遣いに感動。

 

・出演者全員ダブルキャスト疑惑

 冷静に考えてあの運動量おかしくない?そもそもお着替えが速すぎてびっくりする。本当は全員双子でダブルキャストなんだよね?特に光一さんは1ステージあたり最低でも3人できれば6人は居てくれないと困るんですけど。

そもそも私だってただの客のくせに「30分じゃ回復できないから休憩2時間にして!!!!」って幕間にツイッターで暴れたくらいだ。演者はみんな双子でダブルキャストに違いない。そうでないとしたらこの人達の体力精神力はいったいどうなっているんだ。完全に私のキャパを超えていたので無意味な陰謀論を唱え始めました。なんていうか、みんな凄く良い医療保険に入っていて欲しい。

 

・えっちょっと待ってフライングって1回じゃないの?

フライングがあるのはワイドショーなどで見て知っていた。フライングって体力的になかなかお辛いんでしょう?股が痛いんでしょう?(GACHIで得た知識) だからなんとなくフライングは1回だと思い込んでいた。わりと序盤でフライングして、意外と登場早かったなーなんて思っていたらその後何度もするんだもの。目ん玉飛び出た。フライングするコウイチはそれはそれは本当に綺麗で、空を飛んでいるような、海を泳いでいるような、妖精の粉で浮いているような、ああ〜〜〜〜〜〜〜〜美しかった。(語彙力の消失)

 

・えっそこで階段落ちするの!?

 階段落ちがあるのはワイドショーなどで見て知っていた。しかもかなり急勾配で高いところから落ちる。あんな場所からあんな形で落ちるのだから、その後のことを考えればクライマックスに配置するのが自然だろう。なのに1幕ラストで落ちるなんて聞いていない。えっ?それ以降どうするの?30分しか休憩ないよ?2幕はコウイチ出ない感じ?と思ったら2幕でもガンガン踊って飛んで信じられないような見せ場を演じてくれる堂本光一さん。完全に私の理解の範疇を超えている。申し込み時点では「13000円…さすがSHOCK高い…」と思っていたが、1幕終わり幕間での私のツイートがこちらです。

 

・コウイチィィィィィィィィィィ

えーーーーーーん2幕明けでコウイチが…コウイチが!!!!(;;)(;;)(;;)そんなのひどいよぉ(;;)(;;)(;;)そんなの聞いてないよぉ(;;)(;;)(;;)(;;)(;;)って病院のシーンでマジ泣きしたんだけどリピーターにとっては大前提だからここでエグエグ泣いたのちょっとはずかしい。でも絶対にまた泣く。コウイチ(;;)

 

・そんな形で2階に来る人、初めて見た

Endless SHOCKでいちばん印象に残っているシーンはここだ。2幕、梯子のシーン。

開場後、気合いを入れてかなり早めに座席についていたので2階から天井を眺め、なんかよくわかんない装置がいっぱいあるわぁーきっとあれが音響や照明にアレするのね!さすが帝劇!(語彙力)と思っていた。まさか天井から梯子と出演者が出て来るなんて思わないじゃん?????えっなにこれどうしようと思っていたらフライングしたコウイチは空中ブランコのように梯子を渡る。2階だからそれが本当によく見えた。今にもこちら側にコウイチがやって来そうな迫力。Endless SHOCKはすべての座席で楽しめるとはこのことか。と思っていたら、コウイチは本当に2階に降り立った。1階からフライングして2階に来た人を私ははじめて見た。2階に立って高貴なお顔でゆっくりこちら側を見回すコウイチを見て、私は全身から汗が吹き出し泣いて震えて過呼吸になった。なんじゃこりゃあ!!!!

 

・コウイチは神様

フライングでコウイチが2階席に降り立った時、神様だと思った。ライバルが黒ければ黒いほどコウイチが神格化される。ライバルはそれはそれはイヤーな役で、でもとても人間臭くて大切できっととても難しい役で、あの若さでライバルを演じる中山優馬くんはとんでもない人だ。ゾンビのシーンは何が起こっているのか全く分からなかったけれど物凄く引き込まれた。その後ユウマの告白を聞いてあのシーン全て合点がいった。

コウイチは神様だった。役としてのコウイチも、あのステージをこなす堂本光一さんも神様。堂本光一さんは沢山危険な演出をこなすけれど、不思議と怖いとは思わなかった。常にヒエェェェェとは思っていたが、全くハラハラしなかった。この人は絶対に大丈夫だという説得力が凄かった。1幕を見終えて、なるほどそーゆーかんじねー2幕ではもう何が起きても驚かん!!!!と思ったけれど、あんまりの衝撃に全身からいろんな汁が出た。比喩ではなく本当の意味で命を削って舞台に立っている。これがスター、いや、神か。人は自分の理解を超えるもの(=神)を見ると、国境や文化を超え皆手のひらを合わせる習慣があると何かの漫画で読んだことがある。詳細失念。私がコウイチを見た時もそうだった。気づいたら手のひらを合わせ神を見つめていた。

 

松崎祐介 かっこよすぎて辛い

 私はコウイチが見たいんだよォォォォォ!!!!!!!!なのに!!!!自担が!!!!かっこよすぎて!!!!なんか!!!!もう!!!!どこに居てもわかる!!!!つい見ちゃう!!!!かっこいいむりすき!!!!!!!!!!!!えーーーーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

自担が出ているから見に行った舞台だけれど、そもそもEndless SHOCKが好きだと思った。もっとちゃんとコウイチを、全景を見たいのに、自担ロックオンするとどうしても視野が狭くなる。かっこいいから。特にペアダンスと石器時代とゾンビと夜の海、あと噂のたすき掛け…あれはいかん…いかんぞォ…

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しつこいけれどEndless SHOCKが好きだ。物理的にも精神的にも、もっといろんな角度から見たい。ああこれは一度自担不在のEndless SHOCKも体験しなければ。

 

・なんかもう凄すぎてまだ内容まで踏み込めない

ここまで内容への言及はほぼゼロである。もちろんストーリーも素晴らしかった!コウイチの気高さとか、ユウマの苦悩とか、コシオカの立ち位置についてとか、マツザキ辛かったやろな…とか、夢とは?強さとは?正しさとは?バラバラになりかけたカンパニーがコウイチを通して再生するシーンなんてギイィィって歯を食いしばりながら泣くくらい感動していたんだけどまだまだ私はこの内容まで踏み込めない。なぜだ?SHOCKが凄すぎて私のキャパでは受け止めきれないからだ。くやじいィィィもっかい見たいィィィえぇーーーーんジタバタ(幼女)

 

追記:チケット譲のご連絡を数件頂いているので追記させて下さい。

わたくしクレジットカード枠で3月にもう一枚おさえてあります!紛らわしい書き方をしてしまって申し訳ないです。また当方関西在住のためこれ以上の遠征は厳しく、次のSHOCKで2018は最後にします。ご連絡ありがとうございます。お気持ち大変嬉しかったです。

 

 

 

 

Endless SHOCKは覚悟していた以上にとんでもなかった。そこには神様がいた。出演者はその神様の背中を見て育ったのか。そう思うと出演者全員愛さずにはいられない。 

一公演一公演、出演者全員が命を削りながら全力であたり、そしてどの座席でも楽しめる。その精神が好きだ。私も"Show must go on"って思えばなんでも頑張れる気がする。こんなにも素晴らしい舞台に出会えて本当に嬉しい。私のジャニオタレベルがまた1つ上がった。

 

 

 

*1:厳密に言えばあと数日で2年目

*2:ぴたラジ2013.05.11参照

*3:こっしーの脇毛はステフォで間引かれているのではないか?という疑惑。こればっかりは受け流せなかった。ぴたラジより

*4:「りさ子のガチ恋♡俳優沼」これだけnotジャニ舞台