ガルシア「サインワカリマセン」　複雑すぎる日本流…勉強シマス！

　新外国人のオネルキ・ガルシア投手（２８）がベースボールと野球の違いに直面した。投内連係に加わったキューバ出身の左腕は、二塁けん制のサインを理解しきれずに困惑。全体練習後にはブルペンで補習授業を受けた。

　「最初はこんがらがった。米国だと捕手からのサインは（指の）タッチが１つか２つだけ。日本では６度、７度とタッチする」。繊細な連係を求める日本の野球。多少の精神状態の乱れもあったのだろう。バント処理ではボールが手に付かず、叫び声を上げた。「他の投手ができている。自分はできなかった。その悔しさもあったし、試合でも勝敗に直結するプレーだったから」