衝撃の8.25事件
2016年8月25日、Sexy Zoneの菊池風磨(21)が、同じくSexy Zoneでシンメトリーの中島健人(22)のTDCホールで行われたソロコンサート#Honey♡Butterflyのオーラスを見学したこと。
中島健人くんと菊池風磨くんが入所したのは2008年。かつての所属グループB.I.Shadowの時からシンメとして組んでおり、2011年結成のSexy Zoneでもシンメとなった二人。自分たちのことを「寄り添って共にしてきた相棒」「隣に絶対必要な存在」と表現している二人。
一体、何故この案件がこれほどまでに騒がれたのか。
まず一つ目。昨年、風磨くんは「メンバーのソロコンには行かない」と宣言していた。今夏の熱いふまけんを堪能した私たちからすれば、色々突っ込みどころはあるが、当時は風磨くんのキャラクター(ツンデレ系統)的に納得できる部分もあった。初めてのソロコンに気恥ずかしさもあったのかもしれないし、ファンには到底分からない気持ちも渦巻いていたのかもしれない。
何より二つ目。風磨くんの反抗期。これを書くと長くなるし、本人が「長い反抗期だった」と言うほど長い期間だったのでここでは省略しますが。でも確かに風磨くんと健人くんには、ぎこちない時期が、喧嘩していた時期が、全く喋らなかった時期があって。健人くんに見向きもしないこともあった彼が、シンメの距離感を保つことに人一倍拘っていた彼が、相方のライブにわざわざ足を運ぶとは思えなかったわけ。
(*追記* 風磨くんは、2017年になってからツアーのパンフレット等で「2016夏に反抗期が終わった」とよく話しています。「中島とがっつり仲良くなったのも大きいんじゃん?」とのことで、きっかけの一つに8.25も含まれているかもしれません。)
しかし、私は世界がふまけんを中心に回っていることを忘れていました。
当日、彼はTDCに現れた。少し周囲を気にしつつも、相方が一心に歌い、踊る姿を真剣に見学した。しかも山下智久さんが途中から入って来たのに対し、彼は最初からいたとのこと。
以下MCタイムにて
中島)今日は山下くんが来てくれてます。(モニターに映る風磨くんを発見し)…え?!?!なんで…。
菊池)…。
山下)(そんな二人を見兼ねて)風磨でーす!
菊池)お邪魔してます。菊池です…。
山下)何でぎこちないの(笑)この前風磨とご飯食べた時にね、一緒に行こうって誘ったら、(風磨くんが)「ちっす」って。
菊池)(ソロコンに行く)きっかけがなかなかなくて。やっぱり相棒のライブなので。きっかけを作ってくれた山下くんには感謝したいです。忙しいみたいなので、皆さん、たくさん蜜を吸わせてやってください。
中島)…。マジか…マジかよ…!
…何だ、この気まずさは???
終始ぎこちない二人。一瞬で雰囲気が変わる会場。動揺して何も喋れない健人くん。もはや相手にされていないハニー。人類のキセキ、ふまけんのキセキ山P先生!至福以外の何物でもない!
中島)ありがとう、来てくれて!
菊池)こちらこそ、見させていただいて…。
(会話は映像に残されていないため、ニュアンスで受け取ってください)
MC後、「ハニーと山下くんと風磨に聴いてもらいたい」と言って歌ったディアハイヒールでは手が震えていたとのレポも。にも関わらず、最高の#Honey♡Butterflyオーラスを魅せた健人くんはやはりプロである!拍手喝采!これであなたも今日から健人担!
シンメ大好物ジャニヲタが「ふまけん爆発」「TDCに墓を建てる」「山Pお菓子贈るから住所教えて」などと非常に盛り上がったのは言うまでもない。
そうして、8月25日、ふまけんの新たな歴史を刻んだ一日は幕を閉じた。
…はずだった。
それで終わらせてくれないのがふまけんだということを、私はまたしても忘れていたのだー!!!
さて、ここからが本題ですよ!!!
以下8.25に関する余韻まとめ。
余韻の先駆けとして、初めに起こった9月3日健人くんと佐藤勝利くんのらじらー(毎週土曜22:10〜NHK)がこちら。
中島)世界で一番来ないと思ってた奴が、来たわけよ。だから、それは世界で一番嬉しかったかもしれない。
(中略)
佐藤)風磨くんも、健人くんのハニーだったということですね。
中島)あいつも俺のハニーでした。
あいつも俺のハニーでした。あいつも俺のハニーでした。あいつも俺のハニーでした。あいつも俺のハニーでし(強制終了)。
そしてこれに続く、以下怒涛のふまけんラッシュである。
中島)俺、この間のソロライブを見に来てくれたのが衝撃的だった。「世界観がすごい確立されてる」って感想を言ってもらったのも、すごくうれしかったし。
菊池)甘いせりふを言えたりとか、キャラが一貫してるのは見てても面白いし、俺らとしても助かる。
(月刊TVガイド 11月号)
菊池)楽屋でお疲れーなんて言った時に、今日お前ハニーだからって言ってくれて。(中略)良いとか悪いとかじゃないんだよね。中島健人っていう一つのブランドになってたから。
(9月27日風磨くんと松島聡くんのQRzone)
-菊池さんは中島さんの公演を見に行かれたそうですね?
菊池)もう…一つのブランドというか。"中島健人"っていう色を出し切ってたので。本人からも感じるように、本当に良い悪いとかそういう次元じゃなくて。1つのブランドになってると思うんで。それは…良かったなと思いましたね、見られて。
中島)……(照)。
(TVfan 11月号)
健人くんの好きなところはどこですか?と雑誌で聞かれると、99%「甘いせりふを言えるところ」と答える風磨くん。
以前、ふまけんの対談で「あいつ(健人くん)って変わってるよね、って言われてムカついた。中島をバカにしていいのは俺だけ」と言った風磨くん。
いずれも、健人くんのことを一番に理解した彼ならではの発言だなあと思う。健人くんの個性を全て肯定しようとする風磨くん。世間に中島健人というブランドを確立させようとする風磨くん。
中島)オレ、来るって知らなかったんですよ!(目をまん丸にして)もう、衝撃的…でしたね!"なんで来た!?"って最初は。ホ、ホントに聞いてなかったし。意外中の意外すぎて。世界で一番来ないと思ってたヤツが!来たから!だからこそやっぱり、世界で一番嬉しかったかなって感じでしたね。うれしかったですけど、その後のピアノでミスりそうになりました。それは彼のせいです(笑)。ピアノって止まると時止まっちゃうからミスタッチ許されないのに!
-菊池さんも、中島さん=バタフライに蜜を吸われたということ?
菊池)そうですね(笑)。
中島)そうなん…すか(笑)。男女問わず蜜を吸いにいきましたからね。
健人くんは、言葉で言い表すのも申し訳ないくらい100%のアイドル、いや200%のアイドルであり、仕事中に隙など見せるはずがないのだ。
なのに、なのに。悔しい哉、中島健人が唯一ミスしそうになる原因=菊池風磨なのであった…。ケントのことはフーマに任しときゃええんや…。 by重岡大毅
おそらく二人の間には、シンメトリーの関係を維持するうちに自然とできた線引きがあったのではないだろうか。その一つのラインが「互いのソロコンに干渉しない」ことだったのかな。それは仲良い悪いなんて別次元で。ジャニーズ事務所の他シンメにはなかなか見られない関係の、言わずともできていた線引きだった。それを今回風磨くんが見事に壊してきた。だから健人くんにも動揺が生まれたし、少なからず、夏以降ふまけんには何かが起きている、と思う。
過去の雑誌の発言などから、風磨くんはあまり"ふまけん"についてファンから干渉されたくないのではないか、と勝手に思っていた。だが、自分たちのタイミングでふまけんを魅せていきたいだけなのかもしれない。というかそうであってほしい。笑
「オーラスなのに」「ふまけんの美談にしないで」ファンの中ではそんな意見もあったよね。でも、あの夏私たちが目にしたのは、確かにふまけんだったんだ。本人が内心どう思っていようが、ファンがどう解釈しようが、ただ、ふまけんだった。あの時間は、あの空間は、二人だけのためにあった。
また、オーラス話とは関係ないけれど、こんなことも語る風磨くん。
(メンバーの松島聡くんからふまけんのシンメとしての関係性を聞かれ)
菊池)シンメって必ずしも相棒じゃないかっていうと、そうでもない気がしてて。あれって結局位置の問題だから。俺と中島って、なかなかない組み合わせっていうか。位置だけで組まされてないシンメ感はあると思う。ジャニーさんにオーディションの日から一緒にしてもらって、ずっと一緒にやっていくことで。だから相棒感みたいなものが出ると思うんだけど(略)
(TVnavi 11月号)
俺と中島ァの運命物語が長すぎて省略。風磨くんごめん、愛は伝わった。要約して「普通のシンメは位置の問題だけど俺らは入所時からの運命で相棒」でいい??
風磨くんは、シンメを「位置だけの問題」と言う。シンメはJr.界隈ではすぐ位置が変化したり、デビュー組でも片方が欠けたりと、不安定な存在だからだろうか。風磨くんとよく絡む、俗に言う風磨会のメンバーは全員Jr.であるし、Sexy Zoneと同年代のデビュー組も少なく、Jr.の流動的なシンメの形ばかり目にしているはずだ。
健人くんと風磨くんがオーディションの日から今日まで共に年数を重ね、共に芸能界という貴重な場で活動してきたこと。Jr.時代もデビュー後もずっとシンメトリーのままであること。お互いの存在が確固たるものであること。ファンとしてこんな幸せはなかなかないので、日々有難く応援しようと思います!!好き!!
そして聡ちゃんにシンメを語るふまけんが、無敵以外の何物でもなかった。年齢が家族構成のようなグループSexy Zone。年上が年下にあれこれ教え、年下が年上の背中を見て育っているSexy Zone。年上シンメが年下シンメにシンメ論教えるSexy Zone。うわあ〜〜何この完璧設定〜〜時代よ早くSexyたちに追いついて〜〜(沼に浸かるなら今からでも遅くない)
-中島さんは、菊池さんのことを"風磨"から"菊池"と呼ぶように変わりましたが。
中島)お互い20歳になったから世間的なことと、フルネームで知ってもらおうっていうのも含めて、ですね。
菊池)でもこの間、下の名前で呼んでましたよ(笑)。「風磨」って。
(TVfan CROSS vol.20)
健人くんの一言一句、何月何日何時何分に言われたかまで正確に覚えていそうな風磨くんに執念を感じますね!(雑)
そもそも健人くんは風磨くんが20歳になったから菊池呼びし始めたはずだけど、他メンバーが20歳になっても苗字呼びにはならない気がするんだよね。きっと風磨くんだけだよね?知ってる……………
中島)そんな俺の音楽を聞きに来てくれてうれしかったのは、もちろんいちばんはハニーだけど…絶対に来ないと思ってた風磨が見に来てくれたのは2番目に、すごくうれしかった。(中略)動揺して全然しゃべれなくてハニーたちにも申し訳なかった(笑)。風磨は「相棒のライブを見に来た」って言ってて、終わったあと楽屋で感想を聞いたら「よかったよ、ブランドが確立されてた」って。衝撃の8.25!(Myojo LIVE! 夏コン号)
こうして衝撃の8.25は生まれたのであった(完)
そうですよ、「衝撃の8.25」ってファンが勝手に冷やかしたタイトルじゃないですよ、中島健人発信ですよ!!!!この事件が語り継がれ、二人の伝説として残っていきますように。
運命よりも近くて奇跡よりも確かなシンメトリーよ、どうか永遠なれ(感涙)
菊池)見させていただきましたけど、本当すごいな。"中島健人"っていう一つのブランドだな
中島)マジ?(笑)
菊池)次はディナーショーで見たいとさえ思わされましたよ(笑)
中島)あー。考えたことなかったけど、ディナーショーいいな。やってみたいな(笑)
菊池)中島健人の世界以外の何ものでもないって感じだったね
(中略)
菊池)新しいながらも、中島健人ブランドができてましたよ
中島)だったら最高だな!
(ザテレビジョンzoom vol.26)