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【SS】淫魔文香「飛鳥君……あそびましょう?」- 1 :初投稿です:2016/09/19(月) 04:56:13 ID:aFR5dvYg
- ・R18、男の娘もの。
・ホモ表現、逆アナルなどの描写もあり
・飛鳥君(♂)、ありす君(♂)がサキュバス文香に弄ばれるだけ
・(ンミナミィの描写は)ないです
- 2 :1:2016/09/19(月) 05:03:28 ID:aFR5dvYg
- 「……どうです?その子の具合は……?」
魔王城、全ての魔物が集まる場所。その一室に三人の人物がいた。
一人は椅子に座って分厚い本を読みながら、先の質問をした人物。
一人は誰かの股の下に座り一心不乱に何かをなめている人物。
そして最後の一人が
「ふん。こんな程度、ボクにとってはどうってことないさ」
この場においては最も異質な、すなわち魔物を狩ることを生業とする者。
そしてある目的をもってこの城に乗り込んできた者。すなわち勇者である。
不覚をとった。想定外の出来事だった。魔族の卑劣なる罠にまんまとかかった。
そんな理由を後付けしてみても王国の姫、蘭子を救わんとする飛鳥の魔王征伐が当の魔王によって阻まれたのは結局のところ飛鳥自身の慢心と油断が大きかった。
魔王に自身の魔力をすべて吸収された飛鳥は内心死を覚悟していた。否、その程度のことしか想像できなかったというべきだろう。よもや魔王が自分にのしかかり、そのまま犯されるとは!
女性経験のない飛鳥と生まれながらのサキュバスにして淫らなる魔王、美波とでは初めから勝負がついていた。一瞬にして童貞を奪われ、自分ですら認識していなかった身体中の性感帯を暴かれ、若く雄々しい精を搾り取られた。捕食と見まごうまでの一方的なセックス。王国の勇者は城の魔物全員が好色な笑みを浮かべる中ただただ絶叫し、魔王の中で幾度となく果て力尽きた。
- 3 :1:2016/09/19(月) 05:05:35 ID:aFR5dvYg
- 「かわいかったですよ……?美波ちゃんに組み敷かれて……許して許してって泣き叫びながら……情けなく漏らしちゃう飛鳥君……」
「あれはぁ…ゆ、油断しただけだ。道中の君たちがあまりにも歯ごたえがなかったのでね。魔王程度片腕で倒せる、と、ぅ…そこはぁ…」
飛鳥はそれ以来城の一室で軟禁されている。不定期にやってきては彼をからかい暇になると帰っていく魔族の見張りを不審に思いつつも、飛鳥は彼の決意をもう一度組みなおした。
確かに魔力は奪い取られた。しかし奪い返す方法が見つかれば…いくらでも取り戻すチャンスはあるのだ。何より大事なのはここが魔族の中枢であり、蘭子姫がここにとらわれているという事実。彼女を救出するにはむしろまたとないチャンス、捲土重来の機をうかがうのだ。自分には偉大なる王が、剣を学んだ師が、蘭子姫が、親友の魔導士ありすがついているのだ。
飛鳥はそう自分自身に言い聞かせ、美波による日々の蹂躙をひたすら耐え忍んでいた。
「ふっ、ぁ…そ、それにしても、キミがボクを呼び出すなんて。魔王にっ…怒られるんじゃないのかい?」
「大丈夫ですよ……美波ちゃんにはきちんと……"ペット"を借りるねって……メモに書いておきましたから」
「はぁ、は…あぁっ!…キミたちはほんとに、組織だっての行動ができな…!っぅぅぁぁあぁ…!」
今日飛鳥がわけのわからない言葉遣いをする金髪の悪魔に案内された部屋は、連日呼び出されていたかの魔王の部屋ではなかった。部屋を開けた瞬間に立ち込めるどこか懐かしい香り、まるで天を衝く山々のように並び立っている本棚、読書用だろうか落ち着いた色合いの机と色合いを合わせた椅子、それらからは明らかに雰囲気の浮いた拘束台。
そんな部屋の中で飛鳥を待っていたのは豊かな黒髪の魔族、確か文香と名乗っていたはずだ。それからフードを目深にかぶった小柄な人物。
警戒をあらわにした飛鳥を当然のように魔法で拘束した文香は、しかし自分では飛鳥に触れず代わりにフード姿の人物が飛鳥にひたすらの奉仕をし始めたのだった。
- 4 :1:2016/09/19(月) 05:24:48 ID:aFR5dvYg
- 「それで……彼女はうまくやれていますか……?先ほどから…ずいぶん悩ましい声をあげていますが……」
椅子に腰かけ、タイトルすら読めない分厚い本をめくっていた文香が静かに問いかける。外見だけなら清楚な人間の文学少女に見える彼女は、自身がサキュバスであることを誇示するかのように蠱惑的な底知れぬ瞳で拘束された哀れな勇者と彼を一心に慰める自身の従者を見つめていた。
- 5 :1:2016/09/19(月) 05:31:41 ID:aFR5dvYg
- 「ふ…ふふ…サキュバスの力はこの程度なのかい?こんな、低俗なものにボクは屈しな、ぅ、あぎ、ぃい」
「そう言う割には……ずいぶん…辛そうに見えますが……」
飛鳥の言葉はある程度の実感を伴ったものだった。皮肉なことに、腰から下がすべてとろけるような魔王の寵愛を何度も受けていた彼は、実際のところこの奉仕をある程度耐える余裕があった。
- 6 :1:2016/09/19(月) 05:37:10 ID:aFR5dvYg
- 「まだまだっ…。ボクには守るべき人と仲間を背負っているんだ。だから、こんな程度のことぉ…!」
首を振るようにして飛鳥はそう返す。心を強く持つと決めたのだ。この程度の奉仕に耐え切れなくてどうして使命が果たせよう?
それに対して文香が返した答えは意外なものだった。
「仲間……ですか。いい時間ですね…少し……焦らしてあげましょう?」
そう語りかけられたフードの人物は口を大きく開けると、飛鳥のモノをそっくり口内に咥え込むとじゅるりじゅぷりとたっぷり時間をかけての運動を始めた。
「あなたの仲間といえば……武内さん……ずいぶんと苦労させられました……ここにはいませんが……お元気ですか?」
「か、彼がいなくても、ボク一人で十分キミたちを圧倒して見せるさ。必ず、ね」
ゆったりとしたディープスロートに耐えながら飛鳥は気丈に答えてみせる。
彼の仲間であり剣術の師でもある武内は飛鳥が十分に戦えるようになったと判断した後、別方面の要塞攻略に赴き二人はお互いの無事を祈って分かれた。
楽々攻略できると思われていたその要塞は思わぬ代償をもたらした。飛鳥に送られてきた手紙にはある魔族と交戦した際に不慮の事故が起こったこと、その事故の処理のために少なくとも十か月ほど要塞付近から離れることができないと記されていたのだ。
- 7 :1:2016/09/19(月) 05:38:01 ID:aFR5dvYg
- 「そうですか……動けない彼の代わりを……果たせているとは言い難い現状ですね……淫魔にもてあそばれて笑われる……」
「ぐ、ぅっ。…あの人はボクを認めてくれたんだ!果たしてやるさ、必ず!」
「かわいらしい声の宣言ですね……他の仲間というと……蘭子姫。彼女は仲間……?友人…?護衛対象…?あるいはもっと……妬けてしまいますね……」
「彼女は、ボクが護る大切なものだ!それを、そんな言葉で…!」
文香が放つ煽るような言葉に飛鳥は下半身の疼きをこらえて反論した。自分の中で姫をどう想っているかなんて、自分が一番よくわかっている。だがそれは隠し通すべきもの。そして、彼女のような淫らな魔族に茶化されていいような関係では断じてない。
怒号ともとれるその発言を聞いてもなお、文香の嫣然なる笑みは揺るがない。意味ありげに目元を細めては淫唇から次の言の葉を紡ぐ。
「それから……王宮の魔導士と…仲がよかったはずですよね……。最少にして最優の魔導士……でしたか」
「ぅ、ふぁ…よく知っているな。そうさ、ボクがいなくてもありすがいる。彼がサキュバスに対するアンチマジックを開発すればっ、ぉ、ぁ、キミたちの、力はむに、ぃぃッ…!」
「ほら……気をゆるめると出ちゃいますよ……?それにしても……アンチマジックとは……さすが天才魔導士ですね」
「当然さ。ボクのしんゆッ、う、だからッ、ね」
- 8 :1:2016/09/19(月) 05:38:36 ID:aFR5dvYg
- フードの人物は会話中も常に運動を続けていて、飛鳥は必死にそれを無視しようとより一層会話に集中せんとする。それは何としてでも射精をしまいとする至極当然の行為であり、
「そのアンチマジック……失敗しちゃいましたよ……ふふふ……残念ですね…?」
それゆえに衝撃的な発言を受けた彼の脳内は一瞬にして空白が埋め尽くす。
「な、に…?」
「嗚呼……イイ顔……わずかな希望を打ち砕かれた……哀れな仔羊の顔…」
恍惚と語る文香は開いていた本を閉じて、飛鳥を見下すような笑みを浮かべた
- 9 :1:2016/09/19(月) 05:39:59 ID:aFR5dvYg
- 「わざわざ魔王城まで出向いてくれて……私の目の前でその魔法を使ったんです……ですがあの程度の構成術式など……私はずいぶん前に開発してしまいましたよ?」
「うそ…うそ、だぁ、そん、なぁ、あぁぁ!」
「その時の顔……嗚呼…思い出すだけで高ぶってしまいます…!」
その心の隙を突くように口淫は激しさを増し、飛鳥は精神でも肉体でも限界が近づきつつあるのをどこか呆然と感じていた。
「この本……見覚えあるでしょう…?」
机の上からすっと見せた青地の装丁の本は確かにありすの持ち物であり、
「ひぃ!や、やぁ、ぁああぁ…!あ、ありすは!ありすを、うぁぁあ、どこえぇ!」
動揺して拍動が激しくなる心臓の音と既に先走りがだらだらあふれ始めた肉棒をしゃぶる水音が飛鳥の耳を脳を侵し、口から悲鳴とも嬌声ともつかぬ叫びを上げさせる。
「……ふふ……嗚呼…なんてかわいらしい……なんて無様で愛らしい勇者……安心してください。きちんとこの城でかわいがってあげましたから……」
「そんな、あひィ!?バカなぁあああ…!ボ、ボクは信じない!そんなこと!そんな、うそはつうじにゃあぁぁ!?」
いよいよ激しい動きになったフェラチオを涙ながらに耐えながら必死に否定を繰り返す飛鳥。しかしその口からは涎が垂れ、四肢はガクガクと痙攣じみた動きを繰り返し、絶頂の瞬間が近いことを示している。
- 10 :1:2016/09/19(月) 05:40:46 ID:aFR5dvYg
- 「会いたいですか…?いいですよ……会わせてあげますよ」
「…だって……ほら」
「目の前にいるじゃないですか……あ、り、す、ちゃ、ん」
激しい口の動きで頭から外れたフードの中からあらわれた顔は飛鳥がよく知る顔だった。
優秀な魔導士にして、一番の親友の、見慣れたはずの顔。
しかしいつも飛鳥と談笑をかわす口は今まさに同姓である飛鳥の肉棒から精を搾り取らんと下品な音を立てながらと線の通った鼻は若いオスの香りに夢中だと言わんばかりに広がり、凛々しい眉は娼婦のように媚びへつらった歪んだ表情を形作っている。
「あ、りす…?…あ……!あぁぁ……!」
何よりも飛鳥を絶望させたのはありすの瞳。こちらをねめつけるように見つめるその瞳に明るい意思は無く、昏くよどんだ浅ましい欲望で満たされたソレは否応もなくサキュバスの眼光を思い起こさせる。
- 11 :1:2016/09/19(月) 05:41:06 ID:aFR5dvYg
- 「やだ…やだぁ!ウソ!ウソだぁ!?こんな、こんにゃの!ボクは、ボクはぁあっ……!?」
飛鳥を支えていたナニカが頭の中で崩れ落ちた。目の前の現実を逃避しようとすればするほど、快感が飛鳥を現実へ縛り付ける。
「こんなのちがうのぉ!ありすっ!?ありすじゃないんだッ!ありえにゃっ、むりぃ!?いああぁぁっ!?ああああああ!?」
頭を振り乱し固定された四肢を振り回し、飛鳥は叫ぶ。狂っているのだ。自分か目の前の現実が。そう考えないとやっていられない。それじゃあボクは、ありすは、ありすがボクのを。ボクは一体なんのために。なにを希望にすれば。夢なんだ、これは嘘でぜんぶがゆめでありすもボクもきっと。
「あらあら……そんなに暴れて豚みたいな声を上げて……ありすちゃん…トドメをさしてあげて……?」
その言葉を受けてありすはさらに深い所へと飛鳥の肉棒を誘い込む。ぬちゃりと喉を通るうちに皮がめくられ、一番敏感な部分がありすの喉奥にぐい、ぐいと押し付けられる。
その異質な柔らかさに耐えられるほど飛鳥にはもはや余裕がなかった。
「ああぁぁあぁあああ!やだ、やだ、やだやだああああああああ!?ゆるして、ゆるひれよぉ!はぁあぁ!?ほぉおおおおぉ、ォオォオ!」
絶望に支配された頭の中で溜まりに溜まったピンクの閃光がむちゃくちゃにはじけ飛び、勇者と呼ぶには小さな体は激しく震えケダモノのような叫びで救われることのない許しを請いながら、屈服のあかしをかつての親友の口に大量に送り込んだ。
- 12 :1:2016/09/19(月) 05:42:17 ID:aFR5dvYg
- ひとまずここまで。残りはまた後日投下します。
途中でNGにひっかかったけど結局何がNGワードだったのかわからない
- 13 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/09/19(月) 05:45:53 ID:CsLd95vQ
- 朝っぱらからふざけやがって!
- 14 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/09/19(月) 05:51:04 ID:aFR5dvYg
- 武内P離脱が完全に美嘉の妊娠ビームですね…
- 15 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/09/19(月) 06:01:58 ID:7/YSViTU
- 10ヶ月動けないって武内くんサイドが孕んでますねこれ
- 16 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/09/19(月) 06:54:43 ID:YBjRKHgY
- ちくしょう勃起がはんぱねェ
- 17 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/09/19(月) 09:51:36 ID:P/CYUg/k
- ま~た飛鳥くんが淫魔の肉玩具にされているのか(歓喜)
- 18 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/09/19(月) 21:04:29 ID:CDsyM83c
- もう待ちきれないよ!早く射精してくれ!
- 19 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/09/20(火) 09:43:21 ID:IL1CQuTo
- ありすはくんなのかちゃんなのか
どちらでもおいしい
- 20 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/09/20(火) 09:56:43 ID:Ds/9JFVA
- 同性って書いてあるしありすくんですねこれは
早くケツアクメ決めてほしいぜ
- 21 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/09/20(火) 10:39:01 ID:IL1CQuTo
- >>20
あっそっかあ…(池沼)
同じ男ならちんぽの扱いが上手くなるのも早そうですね
- 22 :再開いたします:2016/09/21(水) 04:11:27 ID:RxrmZSQk
- 「が、ひぃ……は、ぁぁぁああぁぁ……」
涙を流し力なく痙攣する飛鳥。だが股間にしゃぶりつくありす精巣を押し出すように刺激しながら、少しでも多くを搾り取ろうとする。
尿道に残った精を吸い出そうとするたび飛鳥の口から意味をなさない悲鳴があがった。
ぴくぴくと蠢いていた飛鳥自身が静かになったのを確認すると、ありすはようやく喉奥からゆっくりと引き抜いた。名残惜しそうに肉棒から口を離すと、唾液でぬめつくソレがまた軽くひくついた。
あすかはゆらりと首をもたげ飛鳥の顔をじっと見つめると、やおら拘束された飛鳥にしなだれかかってきた。
「ありす、ごめん。ボクは…なんてことを」
キミだと分かっていれば、こんなこと、なんとかこらえて、本当にすまない。
焦点の合わない目でありすを見ながら、うわごとのように謝罪を繰り返す。勇者として、親友として、彼をもっと早く助け出せなかったことをただ悔やみ嘆くことしか今の飛鳥にはできなかった。
言葉を受けたありすの表情は見えない。しかし動きを止めて、飛鳥を見てゆっくりと微笑むと
大きく口を開け、飛鳥から搾り取った白濁を彼の眼前に嬉々として晒した。
- 23 :1:2016/09/21(水) 04:12:17 ID:RxrmZSQk
- 「えぁ…?あり、んぐぅ!?んん、んぅ、んん…!」
その動きに虚をつかれ呆けた飛鳥の半開きになった口に、次の瞬間ありすの舌がねじ込まれそのまま唇同士が重なり合った。
口の中に入ってきたありすの舌は熱い。裏の歯列をなぞるようにして動きながら飛鳥の舌を絡めとらんと迫っていく。
かつて共に夢を語った友人の、雄弁なその口が、いまや自分を犯しているという現実。
必死に押し戻そうと試みるが腕を拘束された状態でできることはたかがしれていた。ありすにそっと頬を固定されるだけで抵抗は無意味になる。真っすぐに顔を見つめるありすの瞳には情欲の炎がありありとうかがえた。
そのままありすは次の行動に移る。一方的な口づけを続けながらぶくぶくと頬を奇妙に膨らませる彼に必死な飛鳥は気づけない。準備が済んだありすは口伝いに唾液混じりのねばつく液体を流し込み始めた。
「んん!んーっ!」
行動の意図が分かった飛鳥は必死に逃れようとするがなすすべなく。彼は親友から自分の精液を口に注ぎ込まれた。多少薄まっているとは言え美味とは到底言えない味。吐き出そうとするもありすの口の中に戻された後また自分に戻ってくる。
それだけは嫌だ。飛鳥は必死に抵抗しようとした。しかし既に彼は哀れな獲物でしかなかった。
ありすが軽く身じろぎして足の爪先がわき腹を触れる。その些細な刺激でさえ倒錯した状況に混乱する頭を機能停止に追い込むには十分すぎた。
水際での防衛はついに緩み、だらしなく口を開けているだけになった飛鳥の喉に自身の青臭い精液が入っていく。粘つくそれは喉内に留まろうとするも間をおかずやってくる新たな混濁液に流され落ちていく。
- 24 :1:2016/09/21(水) 04:13:02 ID:RxrmZSQk
-
全てが終わりありすが上体を起こしたとき、飛鳥の心は完全に目の前の淫らな存在に吞まれていた。目はうつろで首にも力が入らず口周りはお互いの唾液と自らの子種で汚れている。街中で暴漢に犯された少女のような姿を国を救うはずの勇者が晒していた。
「自分のスペルマは美味しいですか……?随分と蕩けきった顔ですよ……」
いつの間に近づいてきたのであろうか、耳元から囁きかけられる文香の声に返す気力もない。
「…親友にペニスを吸われて情けなく漏らし……さらに口づけで犯された挙句……自分の精液で喉を穢される……あぁ、なんて無残な勇者の散り際でしょう」
しっとりとした声で語られる自分を嘲る魔族の声も遠い。もう自分は無理なのだ。寝かせてほしい。そんな弱気な心が飛鳥の胸に染みていく。
「安心してください……飛鳥君の旅の顛末は私が包み隠さず語ってあげますから……」
もう静かにしてほしい。ボクは無力だったのだ。ボクは何もなせずに朽ちていくのだ
「頼れる親友も愛しい姫もきちんと……私たちで可愛がって…最期まで飼ってあげますからね…?」
- 25 :1:2016/09/21(水) 04:13:32 ID:RxrmZSQk
-
「…それは」
「……はい?」
「それだけは…許さないぞ。…ボクはこの国を守るために来たんだ。くじけている暇はないんでね」
姫。その言葉が飛鳥に活力をもたらした。ほんのわずかな希望でも、それだけは捨てるわけにはいかない。
蘭子姫を救い出せば希望は膨らむはずだ。そうすれば、洗脳されてしまっているありすだって救い出すことができるかもしれない。
「悪いけどね、ボクは…キミたちには屈しない」
歯を食いしばりながら、強がりながら、それでも勇者は魔物を睨みつけた。
「…ええ、そうでなくては……。美波ちゃんから借りたモノを壊してしまうのは……避けたいですからね…」
その視線を受けた魔物は嫣然と目を細め舌先を艶めかしく揺らめかせる。おいしい馳走を目で楽しむかのように。
- 26 :1:2016/09/21(水) 04:14:12 ID:RxrmZSQk
- 「…文香さま。私、ちゃんとやりましたぁ」
一触即発の空気は甘ったるい雰囲気を帯びた声で崩される。それは飛鳥がよく知っている声であり、全く知らない声色でもあった。
「ありす、キミはなぜこんな…」
飛鳥の問いかけに応えず、ありすはとろけた声で文香にねだる。
「ですから、褒美をください。もう、待ち切れないんです、どうか…」
「ありすちゃん……そうですね、よくやってくれました……ただ」
親友の豹変に戸惑う飛鳥をよそに、文香は笑みを浮かべながらとろけた表情を浮かべるありすの頬に指先でそっと触れると、
パンッと乾いた音が響き、ありすの華奢な体は拘束台の上から床へと投げ出された。
突然の暴力に言葉もない飛鳥。それを尻目に、ありすの頬を平手打ちした文香は拘束台に腰かけるとまるでそこに床しかないような鋭さでそのハイヒールを突き立てた。
- 27 :1:2016/09/21(水) 04:15:19 ID:RxrmZSQk
- 「家畜は許可なく言葉をしゃべらない……忘れてしまったのですか?…呪文は全て洗い流しましたが……脳の容量までは変えていませんよ?」
背中に、頭に、臀部に。横たわったありすに対して文香の足先は容赦なく突き刺さる。
ローブ越しとはいえかなりの苦痛をともなうはずの攻撃に、しかしありすは苦悶の声は上げれど、全く防御する様子がない。
「ああ、飛鳥君と話したから…自分がまだ人間のつもりに戻ってしまいましたか……失礼ではありませんか?まだ主人である私が喋っていたでしょう……家畜に割り込む権利があると?」
「ンギィ!ング、ギニィィ!」
ありすの口から悲鳴が漏れる。しかしそれはどこか甘美を帯びた音。
「…思い出してくださいね…?あなたに普段許された啼き方は一つだけ……ほら、早く啼きなさい」
「ひぃぃ!ぶひぃ!ぶひぃぃ!」
人ならぬ生物の啼き声をあげるありすの表情は苦痛と喜悦に染まっており、表情が見えない飛鳥からでも大声で叫ぶその声は紛れもなく官能の響きであることは容易に分かった、分かってしまった。
「ぶひいい!ぶひぃ!…ひぃぃ!ぶひ、ぶひぃぃ!」
「ご機嫌伺いですか……?やめてください…家畜に許可なく靴をなめられるなんて……大人しく這いつくばっていてください…」
そう言って無表情にありすの顔を蹴り飛ばした文香は、言葉は発しなくとも激情を浮かべる飛鳥に笑顔で向き直る。
- 28 :1:2016/09/21(水) 04:15:45 ID:RxrmZSQk
- 「……どうかしましたか?そんなに…怖い顔をして」
「ありすに、何をした…」
「何を…と言われても。好きにしただけですよ…?」
「答えろ!貴様っ!洗脳したのか!?ありすを救い出したらお前だけは許しておかない!」
とぼけるような文香の態度に耐えかねて、飛鳥は怒りを爆発させる。
その怒りを前にしても、文香は余裕ある笑みを絶やさない。顔をすっと近づけて唇を動かす。
「美波ちゃんからこの子を自由にしていいと……そう言われただけです。…家畜のこともありすちゃんがきちんと了承してくれましたよ……?」
「ふざけるな!ありすがそんなことを言うはずがない!説明しろ!お前が何をしたか!なぜこんなことをしたのか!」
「ふふふ……ありすちゃんも同じことを言っていました…『なぜこんなことを』と……」
白濁が生乾きになった飛鳥の唇をそっと撫で、その指先を舐めとりながら文香は嗤う。
「いいですよ……教えてあげます…ありすちゃんにしたことを…」
「聞いたことを……後悔しないでくださいね?」
- 29 :1:2016/09/21(水) 04:18:35 ID:RxrmZSQk
- 今回の更新は以上になります。
(短い上に濡れ場も少なくて)すまぬ…すまぬ…
- 30 :1:2016/09/21(水) 04:20:37 ID:RxrmZSQk
- ほんとはありす君ビンタするつもりなんて一寸たりとも無かったんです。
ただ動画見てて平野店長のガチビンタに草生やした後、トロ顔ありす君に文香がガチビンタするの想像したら…
なんていうか……その……下品なんですが…フフ……
『勃起』……しちゃいましてね……
- 31 :カフェオレ:2016/09/21(水) 04:39:11 ID:???
- その言い方だとまるで陰茎をそそり立たせたみたいな言い草だな……
- 32 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/09/21(水) 08:02:36 ID:bTZ5BmQs
- 変態だ!!変態>>1だ!!
- 33 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/09/21(水) 10:41:42 ID:rtj71dRg
- ちくしょう勃起がハンパねえ
- 34 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/09/21(水) 13:00:28 ID:7t1HMDUk
- ビンタどころじゃないだろ!いい加減にしろ!
- 35 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/09/22(木) 23:47:32 ID:QdmeNgcY
- ふみふみにいじめられるとかありすくん羨ましいなあ…
- 36 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/09/23(金) 01:54:00 ID:JP5TJSWU
- ありす(♂)のデカマラに掘られる飛鳥くん(♂)スレを思い出した
- 37 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/09/23(金) 02:04:59 ID:90lmQMSw
- 【閲覧禁止!!!】
リアル18歳のお○ぱい
これはリアル・・・。
http://ultraparadise.doorblog.jp/
- 38 :再開いたします:2016/09/30(金) 17:33:25 ID:LeLT9rB.
-
「今更命乞いなどしません。私にも誇りがあるので」
明確な意思を持って敵に立ち向かい、敗れても光を失わない強い瞳。それが文香がありすを自分で調教すると言い出した理由だった。
現に今、衣服を剥かれ手首と足首に浮遊する枷をはめられ大の字で文香の前に突き出された状態でも、彼は臆することなくそう言ってのけた。
だからこそ、と文香は内心身もだえする。今からの調教が楽しみだというものだ。
「これ以上の辱めは不要でしょう…魔導士にとって魔法が効かないことほど屈辱はありません」
「相手が悪かったですね……あなたの実力があれば…普通の魔族なら簡単に狩れていたでしょう……」
残念でしたねと彼の体に密着し、首元にふーっと息を吹きかける。押し殺された悩まし気な声。
「あ、あなた自らが私を倒しに来たのですか?そんな油断しきっていると返り討ちにできそうですね」
「それはできないでしょう……?あなたも察している通り…その枷は捕らえた者の魔力を消費して動きますから……」
人差し指を首元から胸元へつーっとなぞりながら文香はささやく。ありすの顔が羞恥からみるみる赤らむのも見逃さない。
「あなたのような若い才能が育っているというのは……素晴らしいことですね。もっとも……ここで終わってしまいますが…」
まだ筋肉はついていないものの若々しくハリのある胸板に円を描きながら淫魔の魔手はさらに下へと伸びる。
「さっきから何を…殺すなら早くしなさい。敵の情けは受けません」
「物騒ですね……私はあなたを殺すつもりなんてないんですよ…?」
へその横あたりを軽く撫でまわしながら文香は言葉を続ける。
「少し遊んでから……あなたが望むなら解放してあげようかと……」
「は…ふ、ふざけないでください!遊びだなんて…私があなた方の下らない遊びに屈するとでも?」
- 39 :1:2016/09/30(金) 17:34:31 ID:LeLT9rB.
- 魔手はついにありすの股間に到達すると、ともすれば女性に見えてしまいそうなありすを男性たらしめる部分をやんわりと握る。
先ほどまでのささやかな愛撫でいきりたち、皮を被った先端からの汁気を帯びたソレは文香の手に収まるサイズではあるものの、若さゆえか鼓動をドクン、ドクンと伝えてくる。
「な、なにを?そんな汚いところを持って何をする気ですか?」
「おや……サキュバスの生態をご存知なら…おのずとわかるでしょう?」
「くっ…こんな程度の嫌がらせに頼るとは、魔族の底が知れます」
「私たちにとってココから出てくる精は……とぉっても美味しいごはんなんですよ…?」
「そ、そんなことは知りません!今すぐ離しなさい!」
「やめてあげませんよ……フフ…」
慈母のような表情を浮かべながら悪魔は小動物を愛玩するように棒を撫でまわす。
普段生活する際には気にも留めないような僅かな感触。だが、美女が自分の背後から熱い吐息を吹きかけているという状況下でのそれはありすの自制心をぐずぐずと溶かすのに十分すぎた。
「張り具合からすると……これで最大でしょうか。……くすくす」
「ひゃっ、ふぅっ、何が面白いんですか…!」
「ご大層な口の割には随分と……男性として貧相だなと、思っただけですよ」
あくまで手はやんわりとなだめすかすようにしつつ、文香は会話でありすの精神を揺らす。
- 40 :1:2016/09/30(金) 17:35:05 ID:LeLT9rB.
- 「撫でているだけなのに必死に自己主張して…弱い犬ほどよく吠えるとは言いますが…」
「ひっ、んっ、くぁっ…」
ありすの耳朶にじっとりとした文香の声がじょじょに浸透していく。
「ビンビンになってるのにまだ皮かぶり……魔導士様、こちらの方も鍛えたほうがよろしいのでは」
「んん…ふぁっ…あ、くぅぅ……」
清らかな透き通る彼女の声は明らかに愉悦の響きを帯びており、ありすは返答として押し殺した嬌声をあげるしかない。
「…おや、もう先走りがこんなに……分かっていますか?これはセックス本番じゃないんですよ?…それどころか戯れですらないんですよ?」
「―――ッアァ?」
不意に先端に掌を押し付けられそのまま数度ぐりぐりと刺激を加えられ、ありすは思わず口を大きく開く。
しかしその衝撃と快楽からかかすれた音しか出ない。
背後の文香がにんまりと笑ったことにも気づかず、不定期に先端にかかる暴力的な圧力に涙と涎を垂れ流しながら必死に声を抑えようとする。
だがもはや、我慢の限界などとっくに擦り切れていることは他ならぬありすがよく知っていた。
「今あなたの一番大切なところをずり、ずり、って潰されてるんですよ?怒らないんですか?……涎垂らすほど気持ちいいですか…そうですか」
左手で亀頭に刺激を与え続けながら、右手で背中をつーっとなぞると、空中に拘束されたありすの体が快楽の刺激の逃がし場所を求めて激しく痙攣する。それを愉しみながら文香はありすの精神までも犯しにかかる。
「惨めったらしく皮を被って……撫でられるだけでガチガチに興奮して……乱暴に扱われて浅ましく汁を垂れ流す…」
ふぅっとありすの耳に息を吹きかけながら、文香は手の動きを一気に早めてこの哀れなオスにトドメを刺しにいく。
- 41 :1:2016/09/30(金) 17:35:41 ID:LeLT9rB.
- 「いいですよ、虐められて絶頂するところ見せてください……正直、がっかりですよ…味にも期待できませんし」
「い、ひぃぃっ?…ま、まって!ちが、ちがいまひゅからぁ!とめて、とめてどめでぇ!に゛ゃぁぁ…!」
「ふぅ……どうぞ存分にイき狂ってください……あなたができる最期の普通の射精ですから」
「なにぃ?…にゃにいってりゅのぉ?……あ、あぎぃ、いぎゅ!いぐぅぅぅぅっ!」
勢いよく発射された精液は先端を覆う文香の掌に包み込まれ、指の間からぶしゅぶしゅと下品な音を立てて手の甲に流れ出ていく。
散々いたぶられた男性器からはありすの経験にない量の精液が長々と発射され、四肢をでたらめにぴくぴく動かしあーあーと白痴のように意味のない声をあげながら、ただこの快楽の嵐が過ぎ去るのを待つしかない。
「前言を撤回いたしますね……こんなにか弱く惨めな精など…とても補給できたものではありません」
理性も思考も飛びきった空白の脳に、耳元から聞こえる文香から絶対強者としての言葉が刻まれていく。
「……負け犬チンポ…マゾチンポ…ゴミチンポ…」
ぼそぼそと低く囁かれる罵倒はありすの理性を削り取っていく。
「……雑魚チンポ…変態チンポ…子どもチンポ……こんな粗末なモノで女性を満足させられるとでも…?」
抑揚なくつぶやかれる言葉に呼応するように、文香のたおやかな手はありすの小さな肉棒をぐっと握りしめ射精したばかりの鈴口を指先で容赦なく責め立てる。
「イ、ギィィィィッ?」
「こんな風にされても奥からどんどん汁が溢れてきますよ…使い道なんてないのに…」
- 42 :1:2016/09/30(金) 17:37:02 ID:LeLT9rB.
- ペニスの震えが止まるとようやく文香は白濁にまみれぬちゃぬちゃと音を立てる手を離した。
「ほら、見てください……あなたのゴミのような精子がこんなにも……気持ち悪い…」
ずいとありすの顔の前に手を突き出しながら手の開閉を繰り返すと、白磁の肌が精子に覆いつくされていく。
その光景はまだ放心していたありすの本能が高ぶるには十分すぎるほど蠱惑的であった。
「……はぁ…本当にどうしようもないですね……」
「ひゃひ!ま、まだ出したばっかりだから…やぁ、離してぇ…」
「思ってもないことを……こうされたいんですよね?……精子を無様に噴出しながら…私の手の中でぶちぶちって潰してほしいんですよね?」
「ちがッ!そんにゃの思ってないのぉ!」
「浅ましい……どうですか?自分の精子が何億と殺されていく音は……生物として劣等だからこんなことされても興奮するんですよ…」
文香の手に着いた既に固まりつつあるカピカピの精子と新たに供給される我慢汁が混ざり合って下品な水音を奏でる。
その音がありすの二度目の屈服がそう遠くないことを如実に示していた。
「おねがいですぅ!やめて、とめてください!すぐ、すぐにでちゃいまひゅかりゃぁ!」
「自制もできない……意志薄弱…あなたを信じていた人たちに心から同情します……こんな無様な賢者など…去勢して奴隷にでもしたほうがよほど役立ちますよ」
「あー…あー…!もうでる、でる、でますぅぅ!いひ、ひひひぃぃいぃ!」
文香のにちにちという手の動きの激しさが増し、奇声を上げながらありすが射精しようとした瞬間、
「……だから、私がきちんと管理してあげますね……カスみたいな精でこれ以上汚れが増やさないように」
ガチンッ!と下半身に響く音が鳴り響き、ありすは身を震わせる。
その震えは射精に至るのに十分なものであったが…彼の肉棒は激しく悶えながらも透明な汁を吐き出すに留まっていた。
「あ…へぇ?今…私、出たのに…なんれぇ?」
自分に何が起こったか分からないありす。その身を再びあの鉄のカギが閉まる音が震わせる。
- 43 :1:2016/09/30(金) 17:40:35 ID:LeLT9rB.
- 「これで射精を止めました……あなたの男性としての機能は平均より遥か下ですので…何の問題ないですよね」
小首をかしげながら悪魔の宣告をする文香。
絶句するありすに文香は慌てたように次の句を継ぐ。
「ああ、心配しないでください……確かにあなたの精は期待外れで何の役にも立たない代物でしたが……」
「私があなたを受け取った以上……きちんと教育して…この城で存在意義を持てるようにしますから…」
- 44 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/09/30(金) 17:41:58 ID:RC2ZOAyk
- がんばれ>>1ァ ふんばれェ(やんややんや)
- 45 :1:2016/09/30(金) 17:47:14 ID:LeLT9rB.
- 意味をとりかねるありすは不意にぞくっとした感覚を覚え反射的に腰を前に逃がそうとする。しかし拘束がそれを許さない。
「魔族の中には娘たちも両性具有の娘も多くて……その欲望を持て余し気味なのが課題でしたから……」
そう語る文香はありすの背面、不浄の穴周辺を白濁にまみれた手で甘く掻いている。
彼女が省略した言葉を聡明なありすは本能的に理解してしまった。そして自分がこの後ナニをされるのかも。
ようやくありすは本当の意味で理解する。サキュバスという魔物の恐ろしさを。
彼女らは自分の欲のためならばどこまでも残酷なのだ。たとえ他人を虐げ、時としてその肉体を修復不能に傷つけたとしても―――
「こっちの穴をしっかり開発して……ご奉仕できるようにしてあげますね?」
「……やだ…いやだ……」
時として人間の精神を粉々に粉砕し、理性と尊厳をむしり取ったとしても、彼女らはいつも通りの笑みを浮かべるのだろう。
「改めてよろしくお願いします……男性失格のありすさん…」
「や、ぃやあああああああああぁぁぁあぁぁ!」
- 46 :1:2016/09/30(金) 17:51:24 ID:LeLT9rB.
- NGワードがよく分からなくて何回か書き直したから文の繋がりがちくしょう!
(頑張って週1更新を目指すので)よろしく。
あと男の娘になってほしいアイドルのアイデアをください飛鳥君がなんでもしますから
- 47 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/09/30(金) 17:53:14 ID:RC2ZOAyk
- (莉嘉を)よろしく
- 48 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/09/30(金) 17:55:13 ID:upsUYPbo
- 藍子くんオナシャス!
- 49 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/09/30(金) 17:59:51 ID:0GikNFjs
- これから飲み会なのにシコりたくなっちゃったよヤバイヤバイ…
肉体改造されておっぱい付けられた巨乳アイドルとかいけそう
拓海くんとか拓海くんとか
- 50 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/09/30(金) 18:36:37 ID:PTlWAXtw
- この前のダンジョンや先人の未央との奴が良かったから莉嘉(食い気味)
- 51 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/09/30(金) 22:20:23 ID:jAcTZX6c
- やっぱり男の娘化しても違和感無いのは莉嘉ですかね
- 52 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/09/30(金) 23:22:27 ID:uj7U/kx.
- ^~
- 53 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/09/30(金) 23:29:20 ID:4wSue8qc
- サキュバスサイドに付いてるドS極まりないみりあくんはどうですかね・・・
- 54 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/10/01(土) 00:46:33 ID:doWz.PCI
- もしコミカライズするならA-10が合いそうなスレ
- 55 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/10/01(土) 01:16:06 ID:WucJPa2s
- ありふみ大好きなんだけどこのSS見てると性癖歪みそうでやばいやばい......
でもビンタはいやーきついっす
読むけど
- 56 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/10/01(土) 01:51:12 ID:BWvlQiaE
- (ビンタどころの騒ぎじゃ)ないです
ありす君これ精神崩壊しそう…しそうじゃない?
- 57 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/10/01(土) 01:52:41 ID:bG9llQ8.
- ダンジョンスレの後だとまあ平気でしょ(感覚麻痺)になっちゃう
- 58 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/10/01(土) 11:38:17 ID:QeilCbb.
- ありすくん堕ちるの早過ぎィ!相変わらずのクソザコですね…
小淫魔千枝ちゃんが見てえなあ…
- 59 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/10/01(土) 11:41:40 ID:yFDdaxd.
- でも自分よりはるかにチンポのデカい文学美少女に徹底的に罵倒されながら手コキされて
その上尻まで掘られたらそりゃ雌堕ちするでしょ、ぜひありすくん(♂)には飛鳥くん(♂)かふみふみの子供を邪悪な魔術で身ごもってほしいですね。
- 60 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/10/01(土) 13:23:37 ID:MCFTOsOM
- ダンジョンスレとかいうNaNじぇい民のハードルを引き下げた罪深いスレ
- 61 :再開いたします:2016/10/02(日) 02:56:04 ID:0QijPW26
- 「確か……こう、でしたか」
「お願いです!やめてください!もう、もう来ませんからっ!」
叫び続けるありすを無視して文香が両の手を打ち鳴らすと、浮遊している枷が下へと移動しありすの身体を床に四つん這いの状態にさせた。
「…一体どんな技術でこんな道具が……博士の才能には驚くばかりですね」
「嫌だ…お願いです。どうか…やめてください…」
プライドを投げ捨てた必死の懇願の言葉もどこ吹く風と、文香はありすの菊門をぬちぬちと指でこねくり回す。
ありすの精液がゼリー状となり尻に塗り込まれ、本来他人に汚されてはならない地を白く染める。
「精としては不合格ですが……潤滑油としてなら使えるでしょう…」
「ひ、あっ、ふぅっ、や、やめて…それ、それ、いやです!お願い、もう…ウギィィアァッ!」
なおも許しを請い動かせる部分をばたつかせるありすは突然の痛みに悶絶する。
悲鳴をあげ大きく開いてしまった口。そこへ白い手がするりと入り込み舌をむんずと掴んだのだ。
「……ありすちゃん?…まだ立場が分かりませんか?……あなたは今、私が生かしてあげているんですよ?」
「ォ…キヒィ……ゴヘンハァィヒ……」
言葉は淡々としながら、しかし指は容赦なく舌をねじ切る勢いで摘まみあげる。
「手足を切り刻まれ…顔をミンチにされ…下等な魔族の食料になる方がいいというのであれば……今からでも遅くはありませんよ?」
「ゥルィ…ユルヒテ、クラハァ……」
舌を摘ままれ満足に返答もできないが、無意識に謝罪の言葉を口にしようとするありす。
目の前の魔族は静かに、だが確実に激怒していた。なぜか、など分かるはずもない。ただ恐ろしかった。
自分の男としての機能を弄ばれ否定されたことでもはや彼は以前までの自信を喪失しかけていた。
目の前の彼女の怒りの源が理解できない。一挙一動で自分の命はあっさり潰されることは理解できる。
ならば、彼女に従うしかないじゃないか。そうしなければ自分は…
「……許可なくしゃべることを禁止します。破れば……分かりますね?」
人差し指が舌の表をつんと突く。ただそれだけの動きで、その箇所から熱いものが噴き出した。
遅れて舌が鉄の味を脳に伝える。
恐怖、怖気、敗北感。首を必死に縦に振るので精いっぱいありすを文香は何も無かったかのように微笑んで、口から指を引き抜いた。
- 62 :1:2016/10/02(日) 02:56:42 ID:0QijPW26
- 「……あぁ、勿論あえぐのは好きにどうぞ?…動物だって嬉しければ啼きますよね」
そう付け加えた文香は今度は両手で穴に触れ蹂躙する。
目視が不可能な位置で不意に入り口を押し広げるような動きを加えられ、ありすの身体がびくんと震える。
せめて喘ぎ声は出すまいとありったけのプライドを寄せ集めた彼は歯を食いしばり唇を引き絞る。
それゆえか、さんざに押し広げられた後ろの穴につぷりと指が入ってくる衝撃でも悲鳴は押し殺される。
「…なるほど。頑張るんですね……クスクス…」
だがしかし文香にとってはその抵抗すらもむしろ愉悦の源。
軽く入れる。軽く抜く。また入れる。わずかに関節を折り曲げる。
この動きだけで背中をひくひくさせ、太ももに鳥肌がたちぴくっと震える。
「なんとかわいらしい……そんな反応をされたらますます…昂ってしまいます。…んちゅぅ」
「あひゃ⁉」
尻たぶに口を寄せ軽く吸うと流石に予想外だったのか声が漏れる。
それをきっかけに文香はさらに奥へと指を沈めていき、ありすの背中に顎を乗せて彼に語り掛ける。
「今人差し指が全部埋まっていますよ……こうやって曲げてあげるとどんな声を出すんですか?」
「んんぅ!くっ…ふぅ…うぅっ…」
「曲げたまま戻ってくると……」
「きひ…!イッ…あぁはぁ……」
「……随分スムーズですね?…ああ、分かりました」
アナルから指を抜きありすが切なげに悲鳴を上げる中、文香は得心が行ったようにつぶやく。
「こんなに可憐ですからね……さぞや先輩方に可愛がられたのでしょう?」
「ふぅ…ふぁぁっ……」
「道理で嫌がったはずですね……でも私は丁寧に調教してあげますからね?ありすちゃん?」
- 63 :1:2016/10/02(日) 02:57:41 ID:0QijPW26
- 「…ふ、くうっ……その、話は拒否します…」
「………ふむ?」
「…それに、ありすちゃんというのをやめてくださ…イッ⁉ゴァ…カヒィ…!ゲッ…」
反論しかけたありすは腹部からの強烈な衝撃にのたうち回るような痛みを覚える。
全身を投げ出そうにも地面に四肢が固定されているので、自然、尻を押し上げるような無様な格好にならざるをえない。
「勝手にしゃべるなと…言いましたよ…ねぇ?」
「へごっ!ふひ、ふ、ぬぅぅっ!…や、やぁぁぁあぁあぁ」
文香は無表情に今度は二本の指を躊躇なく突き立て、そのままグリグリと穴を抉るように動かした。
「あなたの過去なんて…畢竟どうでもいいんですよ……それよりも、私に言われたことを守れないのは何故ですか?」
指が増やされ、みちみちと肛門の筋肉が拡張される。
漏れる苦痛の声。そしてわずかに、しかし隠し切れない媚び。
「これでも感じるのですか……私が開発する前から所詮豚でしかなかった、と…」
容赦のない勢いで引き抜かれた指にはてらてらと光る腸液がまとわりつき、文香はそれを無表情で見つめる。
「もう一度だけ言います……許可なく喋らないでください?」
「ぐぁ…ガッ…!おっ、おっ、おぁはぁ…い、ひ…」
腸壁の天井を奥から手前まで中指で無造作に引き抜かれつつの言葉は悶絶するありすの精神に痛みとともに刻み込まれる。
文香の仕置きはありすの反応が希薄になるまでしばらく続けられた。
- 64 :1:2016/10/02(日) 02:58:08 ID:0QijPW26
- 「さて……気を取り直して…本格的に始めましょうか…」
苦痛と衝撃で意識を喪失しかけていたありすは違和感によって覚醒する。
文香が人差し指と中指で尻穴を軽く広げ何かを呟くと、ゆるゆるとしかし確実にその中が広がりはじめていた。
内側から押し広げられる感覚だが痛みはない。かつてこの中に暴漢の汚らわしいモノがぶち込まれた際の感覚とは全く違う。
むしろ、何かを期待して自分から開いているのだと錯覚するほど緩慢な悦楽が背筋を震わせる。
「…風の魔術の応用です……痛くないでしょう?…大人しくしているなら、もっともっと気持ちよくなれますよ…」
囁きかけられるその言葉に無意識に安心してしまう。
たとえそれが見え透いた宥めすかしだったとしても、今自分が感じている気持ちよさがそれを否定させてくれない。
「ああ…だいぶ開いてきましたよ?……入口がひくひくしています…期待、していますよね?」
「ぅ…ぁはぁ……」
しばらくしてからのその言葉にありすはうめき声で返す。その声は戸惑いと甘美を含んでいた。
「…はい。今指が二本入りました……全然わからないでしょう?…こうやって壁に触れない限り…」
「あっ…ふぁぁ…ふぅ、ふぅ…んん…」
すりすりと指で優しく擦られると自分でもはっきりわかる媚びた声。
その声を恥じる前に次の刺激が脳をとろめかし、また切なく吠える。
「そう……そうやって素直に喘いでください…きまりを守る子はもっと気持ちよくなれます」
先ほどの折檻とはまるで違う愛撫。慰めの言葉は快感に後押しされてありすの思考を支配する。
喋らないでいれば、大人しくしていれば、もっと気持ちよくなれるという言葉。それが残された理性を静かに食い破っていく。
- 65 :1:2016/10/02(日) 02:59:38 ID:0QijPW26
- 「あ、ぁぅぅ……⁉あっ、あっ!ぃ、んぁぁっ!」
「……ここ、他と違うのが分かりますか?」
こここっ、と指先で軽くノックされた場所には腸壁越しの固い感触。
今までとはやや異なる、腰がとろけるような甘い刺激に思わず声が漏れ、
「あ、あ…あぁっ⁉イッ、イ、ギぃ…いぁ、グギィ…!」
同時に肉を食われる鈍い痛みに喉の奥から悲鳴が押し出される。
その痛みの元は男性器。搾り取られしなびていたソレは先の刺激を受けムクムクとそそり立とうとしていた。
だが根元にはめられた鉄の輪がギリギリと肥大する肉に無慈悲に食い込み、その痛みが再び肉棒を中途半端に萎えさせる。
「痛いですよね…ここは本来はペニスの動きを促進するためのものなんですが……」
指の動きをいったん止め文香は心の底からいたわる様にありすに話しかける。
「ああ、痕までついてしまったかも……辛いですよね…?楽になりたいですよね…?」
生ぬるい快楽を長々と味わった先に思いもよらない激しい苦痛を味わった彼にはその声は救いだった。
そもそもの原因が背後の彼女にあることは昂る感情の波に既に押し流されてしまっている。
「助けてあげますよ……あなたは私のモノですから…」
いまや、ありすは文香を「言うことを聞いていれば気持ちいいことをしてくれる人」と認識してしまっていた。
その女性が楽にしてくれるというのだ。どうして受け入れないという選択ができるのだろうか?
「楽になりたいなら……三回啼いてください?」
「…は、ぁん。わん…わん…」
「んん……聞こえませんでした…この痛みのままでいい、ということですか?」
「あ、わん!わんっ!わんっ!」
「…はい、大きな声で啼けましたね……偉いですよ…」
自分が頑張ったことを褒めてくれる。疲弊したありすにはそのことがうれしくてたまらない。
そのうえ、これから痛みをとってくれる。この女性はまるで女神のようだ。
飴と鞭をカラダとココロに覚えこまされたありすは背後の文香のクスクス笑いにすら気づけない。
まして彼女が口だけは微笑みながら、侮蔑しきった目をこちらに向けていることにも。
- 66 :1:2016/10/02(日) 03:05:12 ID:0QijPW26
- 「それでは…いきますよ……?リラックスして…」
再び指を前立腺へ置いた文香は指先から魔力を浸透させる。
すぐにありすは体の変化に気づいた。むず痒い。快感は確かにあるのに絶頂までには至らない。
ふぅ、ふぅと息は上がり、目には涙が浮かぶ。切ない。恋しい。体の中から表面にこみあげてくる快感。
「今、あなたの神経に魔力を送っています……神経、分かりますか?」
そんなありすの態度を知ってか知らずか文香は滔々と話す。ありすからの返事は切なげな喘ぎ。
「志希さんからの伝聞で恐縮ですが…能力を通常以上に引き上げる魔術というのは…人の神経を魔力によって制御しているそうです」
「ぁ…ぁ…」
「それを応用して……今はありすちゃんの腸内の神経に魔力を集中させています…」
「ぅあぁ……ひ、ぁ…」
「送り込んだ魔力は全身を巡って…また戻ってくる……それを繰り返してどんどん蓄積されて…敏感になる」
「ぉ…ほぉ、おぉ…」
「そうすると……ほら、だんだんお尻の中がひくひくしてきて…えっちな汁もたっぷり出てきましたよ…?」
「あ、ぁぁぁ…!んんんっ、ぉぉお…」
魔力の流れに身を任せてどこか幸せそうに、虚ろな目を空に向けて喘ぐありす。
排泄感にも似た快楽はあっという間に彼を肛虐の虜にする。
前立腺を軽くさすられる。それだけの刺激でありすは小刻みにイき、文香の指に腸壁のうねりを伝える。
「ああ…完全に魔力が溜まりきったというところですか……気持ちいいですよね…どうぞ、存分に味わってください」
- 67 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/10/02(日) 03:08:00 ID:b.eIrBac
- ああ^~
- 68 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/10/02(日) 03:10:32 ID:mk1cueC2
- やったぜ。
- 69 :1:2016/10/02(日) 03:13:01 ID:0QijPW26
- 話などほぼ聞いていない彼を無視して文香はマイペースに話を続ける。
「……ここに魔力を常に集め、固定しておくには…どこかから拝借する必要があります」
「いひぃ…おぉ…んおぉぉ!」
「今回は…身体の中心からペニスに通じる神経から貰ってきました……だんだん硬さがなくなっていくのが…よくわかるでしょう?」
「あはぁっ…!はっ、はっ、はぁぁっ!」
「……そろそろ完全に吸いきれますね…そうすると……」
「んんっ!おぉっ、へあぁ……あー…あぁぁ…」
ガシャンッ!ガシャンッ!
文香の話し声を重々しい音がさえぎる。
それは二つの鉄の輪、すなわちありすにつけられていた貞操帯が役目を終えた音だった。
ありすのペニスは話の間に完全に萎縮してピクリとも動かない。
「あー…ぁ、はぁ?…ぉ、ぉぁ…」
「……うまくいったようですね…触られて気持ちいいとは思いますが…勃起は完全にしなくなりましたね」
「ぁあっ!…おほ、ほぉぉお……」
ありすの呆けた声を聴いて満足げにペニスから片手を離す文香。
尻穴の奥に置かれたもう一方の手で褒美とばかりに天井を擦ると知性のカケラもなくなった媚声がかつての挑戦者の口から漏れた。
その姿からは既に誇りは失われているかに見えた。
「……あとは仕上げだけ…ですが…」
完全な調教に満足げだった文香の顔が曇る。彼女にとってコレは余りにも完璧すぎた。
もう少し歯ごたえがほしいのだ。堕ちまいとする最期のあがきこそ至高の甘美。
理性を溶かしきり、快楽に追い落としただけでは満足できない。
逃げ場を無くし完膚なきまでに叩き潰し、その上で手に入るものが飢えを満たしてくれる。
「私はあなたの…すべてが欲しいのですよ。ありすちゃん」
凄絶に美しく笑った彼女は獲物に対してどこまでも貪欲で
そして、どこまでも残酷になれる。
パチン、と指が鳴り、王国魔導士ありすの自我は再びの、そして最期の覚醒を迎えた。
- 70 :1:2016/10/02(日) 03:17:03 ID:0QijPW26
- 更新は以上です。
残りはありす君完全堕ちと、飛鳥君との不幸せなホモセのつもりです。
飛鳥君と魔王美波の話は他の人が良作書いてるから、ほら見ろよ見ろよ
- 71 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/10/02(日) 08:01:31 ID:x8J2gdGU
- ち勃ハ
- 72 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/10/02(日) 08:16:09 ID:srRz6NRE
- ヌッ!
決め台詞の彼岸島語録で草生える
- 73 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/10/02(日) 08:42:43 ID:qNnwRyNY
- クッソ濃厚なメス落ち描写すごいですねこれ
- 74 :再開いたします:2016/10/11(火) 01:22:38 ID:RYpX3Lv6
- 「……う…こ、こは…?私は一体何を…?」
「おはようございます……いい夢は見れましたか…?」
「あなたは…?……ッ!ぅああああ?な、なんですか!これは?なんでっ…動けない?」
目覚め、思い出し、驚愕し、混乱する。
ありすの狂乱具合を見ながら、今まさに四肢の拘束を逃れようと必死に抵抗する彼の顔の前に笑顔でかがみこんだのはこの状況を作り出した悪魔。
「私があなたにナニをしたか……思い出しましたか?」
「あっ……ひぃっ、ッ!ふぅ、ふぅぅぅ…!」
その言葉で本能をさらけ出した姿を思い出し、それでも必死に去勢を保とうとするありす。
表情とは裏腹に恐怖ゆえかがくがくと震える背中を撫でながら文香は思案する。
「ふむ……このままだと表情と体の反応を同時に見れませんね…」
僅かな思考の末、文香は科学の利器を活用しようと柏手をパンッパンッと二回打ち鳴らす。
その命令は文香の思った通り、四つん這いのありすをぐるりと動かして床に仰向けで張りつけた。
「…ンギッ?ごっ…かへぁっ?」
「背中を打ってしまいましたか……改善の余地ありですね、後で博士には報告を送っておきましょうか」
突如反転する視界。背中から伝わる衝撃。
背骨にしみる痛みに咄嗟に体が防御姿勢を取ろうとするが、その動きは冷たく光る枷に妨げられた。
- 75 :1:2016/10/11(火) 01:23:46 ID:RYpX3Lv6
- 「ぐ…いっ…はぁ、はぁ…は、ぁ…ぁっ」
痛みで霞む視界が晴れると、そこには満面の笑みの可憐な女性。その笑顔はしかしてありすにとって恐怖の貌。
仰向けになったありすの脇にかがみこんだ彼女は笑みを一切崩さずに滔々と歌うように流れるように言葉を紡ぐ。
「人間の脳というのは非常によくできていますね……負荷に耐えきれない衝動や恐怖を前にすると、理性を放棄した狂気によって自我を維持しようとする…」
「ぁ…はは、ははは…」
「あぁ…今は言葉を話してくださってもいいですよ……その思考、その能力を内包する理性、自我、知能こそ私が最も欲するもの…」
「は、もういやですよ?なんで、なんでこんな…」
「自我の崩壊の際に何を失うのか、再形成された自我は果たして元と同一なのか…教えてください、あなたはあなたを何で定義しているのか、あなたは根源を何と定めるのか」
「ひぃっ?」
「私はソレが欲しいのです壊したいのです支配したいのです従いたいのです打ちのめしたいのです驚かされたいのです……真理を知りたいのです」
笑顔のまま、彼女の首がずいと曲がり顔と貌が接する。
理解できないことが幸せであろう気狂いじみた言葉を吐き出すその貌は醜悪に美しく、ドス黒い清らかさを帯びている。
どこまでも真っすぐなその言葉は、常人にとってはどうしようもなく歪。
- 76 :1:2016/10/11(火) 01:24:59 ID:RYpX3Lv6
- 「っと、失礼…ありすちゃん……あなたに解放の機会をあげましょう」
「…!…知っていますよ、あなたたち淫魔は嘘をつく生き物です!そんな、甘言でっ…」
あまりに唐突な提案。それも目の前の狂気の魔族が急にしてきたもの。
ありすは期待を抑え、文香の目を見ないようにそう返答する。黒く大きなその瞳が昏い深淵に見えてしかたがなかった。
「そちらがどう思おうと私はやるだけですから……あなたは結局やるしかありませんよね?」
ありすにしなだれかかり耳元でとろけるように囁く。その言葉の間に右手がすーっとありすの股間に伸びた。
「少し…前準備をさせてください…」
縮こまったありす自身を揉みほぐされながらそこに魔力が注ぎ込まれていく感触。
その手からの快楽に必死に耐えようとしていたありすは、ふと気づく。
以前に感じた身もだえするような強烈な快楽を一切感じない。彼女の手の感覚はあれど、それ以上の刺激が伝わってこないのだ。
現在進行形で注がれる魔力のせいである可能性は高いが…それでも。
サキュバスの性質から考えても、この勝負は生殖器官を狙われる可能性が高い。
であれば、今自分のこの状態は…非常に有利なのではないか。
いまだ混乱する頭でなんとかそこまで考えたありすは一度息を整える。
ここが頑張り時だと。ここで勝って約束を履行させるのだと。
「…さて、これくらいでよろしいでしょうか」
「…何をしていたかは知りませんが、私はもはや負けません。負けては、いけないのです!」
「……ふむ、そう言うのなら仕掛けは少し保留しておきましょうか……」
「構いません。先ほどの不覚をここで返上させていただきます。」
心を強く持て。相手に怯えず屈するな。
先人の教えを、魔導士としてのプライドを、友への誓いを力にありすは覚悟を決める。
- 77 :1:2016/10/11(火) 01:25:37 ID:RYpX3Lv6
- 「ではルールを……これから右手で三回…ある動作を反復いたします……その後、あなたが帰りたいと望むなら…私はその意思に従いましょう」
右手の指を三本立てて分かります?とでもいうように小首を傾げる文香にありすは憮然と応える。
「いやに遠回しな言い方ですが、要は三回あなたの下らない行為に耐えればいい。そういうことでしょう?」
「ええ……多少の仕掛けもさせていただきましたが…それはまた、お楽しみということで」
三回。たったそれだけ。耐えれば私は解放される。王国に戻り飛鳥と対策を立てねば
この屈辱を晴らすべくさらなる魔術の改良にも励まねばならない。強大かつ陰湿な敵を打倒するには相当な努力が必要なのだ。
「それでは…」
そう繰り返し言い聞かせるありすの脳内にふと一抹の暗闇がよぎる。
何か忘れていないか。何か意図的に無視していないか。精神はほぼ統一されている、なのにこの不安はなんだ。
「…いきますよ?」
その闇は、消そうとしても執拗にありすに絡む。まるで警告のように。
彼女がなぜこんな提案をしたのか。そもそも快楽を感じなかった原因に本当に思い当たる節はないのか。
……体がすでに感じなくなるようにされていたのではないか。
- 78 :1:2016/10/11(火) 01:26:32 ID:RYpX3Lv6
- 「いー……」
そう考えた瞬間、文香の掛け声を認識し始めた瞬間にソレは起こった。
体中をを圧倒的な何かが食い荒らしていく。脊髄を、脳神経を、大脳が白く染まっていく。
「ぅぅうぅぅううああああああぁぁぁああああああぉあおおおお゛っ、お゛っ、お゛おお゛ぉぉっ!」
その声を自分が出しているとありすは気づけなかった。気づいても止められなかった。
文香が右手の指を僅かにありすの尻穴に潜り込ませ曲げる。それだけの動作。
それだけでありすの下半身は激しく震えた。痛みではなく悦びを感謝するような絶え間のない痙攣。
刹那の遅れでその快楽が、快楽というにはあまりにも暴力的なパルスがありすの凛とした表情を完膚なきまでに粉砕する。
脳がスパークする。先ほど抱いた決意が崩れ、鼻水と涙と涎になって顔を汚す。
白目を剥きヒトを捨てた咆哮が口からあふれると同時に下半身からも白い液体がこぼれる。
"射つ"のではなく"押し出される"。力ないままの肉棒からチョロチョロ流れ出るソレはもはや排尿と大差ない。
理解を超えた肛悦と快感が全くないままの射精に訳のわからぬ震えを感じ、また思考が寸断し崩れ落ちる。
肛内の甘いしびれと精液を垂れ流す感触でありすは不意に気づいた。
もう手遅れだったのだと。彼女は、目の前の悪魔は、獲物を逃がすわけがなかったのだと。
いや、獲物とすらみなされていないのだろう。彼女にとってコレは躾なのだ。
ペットを、家畜を、より従順により扱いやすくするための一工夫。人間をやめさせる最後の一押し。
- 79 :1:2016/10/11(火) 01:27:20 ID:RYpX3Lv6
- 「…ちぃー……」
「んんんーーーー!えぁ…はひ、ひぃ、いひいいぃっ!いぎぃん!んにぃ!」
指の腹で腸壁をぐりぐりと擦られながら人差し指がずるりと戻っていく。
意識が飛びかけていることは開いたままの瞳孔とエビ反りになった背から明らかで、無意識に歯を食いしばれたことは奇跡に近い。
だらだらと流れる白濁は既にその砲身すべてを覆い、腰にまで滴っている。びちゃびちゃという水音は止まらない。
「おやまあ…一回目でこんなに醜くヨガって……ほら、頑張って帰るんでしょう?」
ちゅぽんと引き抜かれて嘲笑交じりの言葉。反応する前に引き抜かれた刺激でまた肛内で絶頂する。
一度発生した快楽は波のように穴の神経を巡り、新しい快楽を生み出しまたありすの理性をシェイクする。
さらにそのリズムは情けなく垂れ下がった男性器にも作用して、精の成れの果てをぴゅー、ぴゅーと半永続的に吐かせ続ける。
「しらないィっ、こんなのぉ!あたまとけちゃう、おしりとめてぇ!とめてください!」
「クスクス……もう私は指を抜いていますよ…?それに……まだ一回目、ですよ?」
まだ一回。あと二回。無理だ。耐えられるわけがない。壊れてしまう。戻れなくなる。
先の決意は快楽にのまれ、その波間に耽美な絶望が見え隠れする。
- 80 :1:2016/10/11(火) 01:28:57 ID:RYpX3Lv6
- 「今自分がどうなっているか……きちんと説明できたら、ちょっとだけ優しくしてあげますよ」
声は相も変らぬ天女の様で、その内実が悪意と劣情にまみれたものであってもありすはその罠を掴まずにはいられない。
「おしり!おしりがかってにうごくんです!とまらなひっ!びくんっ!びくんっ!てぇぇっ!」
「自分でお尻の中を動かして絶頂してる…それって最低じゃないですか?……勝手にケツアクメ、そんなのもう人間失格ですよ?なんで止められないんでしょう?」
「わがんっ!にゃいでしゅぅっ!けちゅ、けちゅあくめぇ!じぇんじぇん!とま、とまらにゃくて!りゆーわかんにゃい!けつあくめするんぇしゅぅ!」
「…質問を変えましょう?では、どうして射精し続けているんですか?……もう男として役立たずって、言いましたよね?」
「おしりがびくってするとこっちもなるのぉぉぉ!お゛っ、おかしいのに゛ぃぃ!からだがかってに、い゛いぃぃっ!」
「……お尻弄られて精垂れ流す…メスイキ、その理由を説明してください?」
「ひひぃ!めしゅいき゛っ!むり、むりぃ、むりです!あはぁ!せちゅめいとか、りゆーとかっ!わけ゛わか゛んに゛ゃい゛のに、め゛すいき゛ぃ!いぃ、い゛く゛ぅぅっ!」
文香の質問に必死で答えているありすは、彼女の言葉を使って回答するよう誘導されていること、自分の思考が染められていくことに全く気付かない。
ありすの穢れを知らなかった頭脳には、もう取り払うことのできない邪淫が深く深く刻まれてしまっている。
- 81 :1:2016/10/11(火) 01:32:33 ID:RYpX3Lv6
- 「でもまあ…きちんと言えましたから…二回目は優しくしてあげます……偉いですよ、ありすちゃん」
「あっ…ほめられたぁ…!あは、はぁ!やしゃしく、やしゃしくじゃないと、おしりこわれりゅのぉ!」
昏い笑みを浮かべての見え透いた慰めもありすの疲弊した正気には当然のこととして刷り込まれ、ありすの笑みはどんどん壊れて汚れたモノになっていく。
「ええ、ええ…たっぷり優しくしてあげますよ……私も殺すほど鬼ではないので…」
応える文香の表情は変わらず。何気ない日常、落としたものを拾ってくれた。その程度の気軽さでありすの尊厳を毟り取っていく。
「にぃー……」
すっと差し込まれた人差し指は今度はコリコリとした前立腺に優しく触れる。
とろりとした快楽は腸襞を震えさせ緩やかな絶頂へとありすを登らせる。
「あー……あー…イってますっ!ケツアクメしてますぅっ!……あっ、メスイキもぉ!メスイキ、きて、るぅっ…!」
ひときわ粘度の高い精液がとろとろと流れ落ちたところで、ありすの身体はようやく長い長い絶頂の高みから一時解放された。
「ひぃ…ひ、はぁ…きもちぃぃ…なんれ、こんなにぃ…もどるために、がまんしなきゃ…」
それでも目的は忘れない。国のために、友のために。
「かえって…かえって、あしゅかしゃんにあやまりゃないとぉ…それで、もういっかい、ぼーけんに、にひぃっ!」
余韻に浸りにへらにへらとだらしなく笑う口からうわ言が漏れる。
ぐちゃぐちゃになった表情と身体をねめつけながら、文香は指を埋めたまま次の責めを開始する。
- 82 :1:2016/10/11(火) 01:35:33 ID:RYpX3Lv6
- 「…そろそろ仕掛けを明かしましょうか……ありすちゃん、呪文をいろいろ思い浮かべてみてください…?」
「はぁ、はひぃ!あっ、あっ、あぁぁー……」
ただ言われるままに虚ろな目を空に向けながらありすは必死に考える。文香に従えば優しくしてもらえる。その考えがありすを動かす。
火の魔法、水の魔法、風の魔法。隠されたものを探す魔術に、空間転移をおこな…う…
「あ…あ…?あへ?なんで…あれ…?」
思い出せない。その魔術の存在は思い出せるのに、唱え方も、必要な物品も、詳細を思い出せない。
「どうしたんですか…?呪文を思い出せない魔導士なんて……存在価値がありませんよ…?」
「あ…あぁ……なんで、だってぜんぶおぼえて!ほんもたくさんよんだのにぃぃっ?」
「ほら…がんばってください……?その間お尻虐めて待ってますから…」
「んはぁっ⁉おぶぉ…おひりやらぁ…!あたまおかひくなって…あ、あ、また、またおもいだせなくっ!」
絶望が心中に広がる中、それでも与えられる快楽は変わらずどうしようもなく甘美で。
ありすはただもう訳も分からずわめきながら、脳から滑り落ちる知識を拾い上げようと無駄なあがきをする。
「アンチマジック……かっこいい名前でしたから応用をしてみました…」
こりこりとした肛内のでっぱりを押しながら熱っぽい言葉を涙まみれのありすに吹きかける。
知的好奇心に彩られ異様な光を放つ彼女の目が何もかもを失いつつあり虚ろな彼の目をがっちり捉えていた。
「あなたのコレは…精としては何の役にも立ちませんが、魔力の媒介としては使えましたよ…」
水っぽい精液を指でつまみありすの胸板に塗り付けながらの囁き声。
「ここからどぷどぷする度に…覚えた魔法も一緒に出ていくように少し弄ってみたのですが……そろそろ半分、でしょうか?」
「あ、あ、やだ、また、きえる…やだ、やだやだやだやだあああ!」
複雑な呪文はもうとうに思い出せなくなって、そこらの一山いくらの魔導士ですら使える呪文もふと気が付くと忘れている。
恐怖か快感か、びくびくと震える下半身にやわらかな乳を押し付けられて、魔力が体外にどろろと消えていく感覚が伝えられる。
- 83 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/10/11(火) 01:39:49 ID:2RTprTgw
- ああ^^^^~~~~~~
- 84 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/10/11(火) 01:41:38 ID:eruhDV0s
- 完全敗北ですね…
- 85 :1:2016/10/11(火) 01:42:02 ID:RYpX3Lv6
- 「だから…頑張ってください?……今から頑張れば、半分の魔術は残りますよ?」
「はぁ、はぁぅん!がんばりますから!もうこれいじょぉとるのはいやです!」
「クスクス…はい、じゃあ動かしますよぉ…」
「ふんっ…ふぅ…たえなきゃ…」
ずり、ずり、と人差し指の腹がひときわ強く前立腺を擦る。
「たえ、あはぁっ!おしり、がまん…けつあくめぇ…」
ぬち、ぬち、と蛇行しながら指がゆっくり引き抜かれていく。
「おほぉぉ…おっ、おっ、たえりゅの…めすい゛きやでしゅ、やなのにぃ!」
がりり、と完全に引き抜かれる直前、第一関節が曲がり、前立腺をごそっと揺らされる。
「あっ!おっ、おっ、おぉぉっほぉぉ!いぐ!いぐっ!いっげしまいましゅぅぅ!」
勢いが弱まりかけていた肉棒が、爆ぜた。
裏側への乱暴な刺激をうずく脳髄が求めていたのだと実感した。
身体の内側を蹂躙されているのに、必死に覚えた脳みその中身が同時に消え去ってしまうのに。
「き゛も゛ち゛いい゛ぃぃ!あ゛ぁぁああ゛ぁっ!」
どうしようもなく気持ちいい。
指が触れただけで腸全体がうごめき、その動きすべてが快楽に変換される。
尿道を通ってただ外へ何の役にも立たない液体を垂れ流す、無様なその行動に身が震える。
積み上げてきたものがプチプチと躊躇なく踏みつぶされる感覚が、こんなにも心地よいものだったなんて。
- 86 :1:2016/10/11(火) 01:42:24 ID:RYpX3Lv6
- 「ぜんぶっ!ぜんぶなくなってしまいましたぁっ!あはひひぃっ!」
心からの笑いが口から出る。それは狂気ではなく、改変されつくされた理性からの感情。
「愉しそうですね……魔導士としての務めはいいんですか?…勇者様を助ける役目は?」
「よくない゛れす!よくにゃいけどぉぉ…き゛も゛ち゛いいんでしゅぅぅ!」
感情が溢れて目からは滂沱。悲しいのか嬉しいのか、そのどちらも圧倒的なピンクの波に押し流される。
「ほら…早くメスイキやめてこの洪水を止めないと…取り返しがつかなくなりますよ……?」
「あはぁっ!でも、でもぉっ!なくなってくの、ぜんぶきえちゃうの、しゅごくい゛いぃぃっ!めすい゛き゛ぃっ、さいこ゛ぅぉぉ!」
「…ほんとにいいんですか…?……快楽のために、あなたの十何年ぜんぶ、ムダになってるんですよ?」
「だってぇ!だれも、だれもこんにゃにきもちいいこと、おしえてくれにゃかったのぉぉっ!」
歪み切った自我が赴くままに言葉を重ねているうちに体中から絶頂の波が引いていく。
こんなので終わりたくない。もっと、もっと気持ちよくなりたい。楽しいことを教えてもらいたい。
その一心でありすは拘束された状態ながら、下半身をぐいっと上げて自身を見下げる淫魔にアピールする。
「ずいぶん…かわいらしくなりましたね……それでいいんですよ…」
彼女のまなざしは暖かい。その笑みの意味するところがいうことをなかなか聞かなかったペットがやっと聞いてくれた、その程度だとしてもありすにとっては幸せだった。
- 87 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/10/11(火) 01:43:10 ID:qWFwS0gc
- 弱体化の流れ良いすね。
- 88 :1:2016/10/11(火) 01:43:22 ID:RYpX3Lv6
- 「さて三回目……最後です…いきますよ?」
「はぁ…はぁ…おしりをぐりって、ぐじゅってしてください…」
「……ええ、お望みどおりに」
口の端に残した微笑は何の感情なのか。充足か侮蔑か哀れみか。
ありすにとって重要なのは、細く白いその指が自分の穴を虐めてくれる瞬間だけだった。
「あっ…んぅうぅっ、あぅ、あひっ!はいってきてるぅ」
「…んにゃぁぁっ!こしゅっ、こしゅられるのっ、すきなんれすっ!おひりよろこんじゃうんでしゅ!」
「あはぁ!でてりゅ!どんどんまりょくでちゃってる…ぐちゅぐちゅってぇ、あたまのなか、ぬられてりゅぅ!」
「…ん゛ほ゛ぉ⁉そこ゛いい゛ぃっ!おひ゛りぃ、びくんびくして゛ぇぇ!くる゛ぅ!また、めし゛ゅいき゛し゛まふっ!」
三度目の侵入、もはやありすの不浄の穴は完全に快楽を貪る器官と化した。
1mmずつ指を進めるごとに法悦を極め、だらだらと汁が分泌され、股間からは絶えず白濁が噴き出す。
前立腺に到達した指が軽くゆすられると、縮んだままの肉棒からは大量の精が飛び散った。
もはやメスの潮吹きと同じ、子孫を残すことなど無視したただ快楽に屈した放出。
だがそれにも終わりは来る。
ちょろちょろと流れていた精液はやがて勢いが弱くなり、とうとうぴちゃりと滴を垂らすだけになった。
「これで…完全にありすちゃんの精と、ついでに魔術はもう無くなってしまいました……ゴミになりましたよ、よかったですね」
「あ、あー…あー…?」
「今のあなたには…雄としての役割も、魔導士としての知識も、人間としての尊厳も……何も残ってないんですよ?」
どんな気分です?と主人に問いかけられても、奴隷には応えようがなかった。
この幸せをどう言葉にすればいいのか分からなかったからだ。
- 89 :1:2016/10/11(火) 01:44:41 ID:RYpX3Lv6
- 「ああ、でも…魔術はなくなりましたが、この指を抜いたら…あなたは自由になることができるんですよ……嬉しいですよね?」
自由、その言葉にありすの瞳にわずかな知性が戻る。だがそれは風前の蝋燭が放つ最後の煌めき。
「じゆう…自由になって、私は、王国へ、戻って…」
「ええ……戻って、それから…?」
「戻って……あれ、私は、わたしは、なんで、もどるんですか?」
認識もしていなかった。考えつきもしなかった。そもそもなぜ私は戻りたかったのか。
主人の顔をうかがっても、彼女は微笑みを保ったまま沈黙している。
「まりょくはぜんぶ…ぜんぶ、めすいきしてだしました」
「おうこくのせいじは…たのしくないのに、どうしてもどりたかったんでしょうか」
「ゆうしゃ…あすかさん……わたしは、なんでかれについていきたかったんでしたっけ」
魔術を覚えて努力をした日々、少しでも王国をよくしようと走り抜けた日々、かけがえのない友と語り合った日々。
それらが全て動きを止め、色あせて見えた。すぐ近くの快楽の方がもっとずっと価値があるのに、なぜ戻るのか。
- 90 :1:2016/10/11(火) 01:46:35 ID:RYpX3Lv6
- 「ふ、みか…さま……なんで、ですか」
「…はぁい?」
「なんで、わたしにこんなことを?」
「…そうですね……最期ですから、話しておきましょうか」
「好きなんですよ…そういうのが、生まれつき……」
「サキュバスとして…精を奪い取るのと同じくらい……あるいはもっと…」
「若くて、優秀で、夢を持っていて、勇気に満ち溢れている……」
「そんな子たちを嬲って、虐めて、苦しめて、壊して、狂わせて……」
「彼らの人生を滅茶苦茶にして、私から与えるものだけが無上の悦びになるまで躾ける……」
「指先一つでどんな命令でも利くようになった彼らをその日の気分で使いつぶして……」
「かつての希望の星を私のこの口と手だけが支配し、弄び、壊すことができる……」
「そういうのが、趣味なんですよ」
そう言った悪魔はいつも通り恥ずかし気に笑っていた。
ありすは淫魔のその笑顔を初めて、純粋に美しいと思った。
- 91 :1:2016/10/11(火) 01:52:21 ID:RYpX3Lv6
- 「もどりませんんっ!わたひはぁっ!ふみかしゃまにしたがひまひゅっ!」
そして間もなく指は引き抜かれ
「なりましゅぅぅぅ!どれぇでも!ぺっとでもぉ!かちく、かちくにならせてくだしゃい!ふみかさまああぁぁあぁっ!」
かつての希望の魔導士は家畜に成り下がり
「文香さま!今日は、今日はどなたにご奉仕すればよろしいですか!アナスタシア様ですか!フレデリカ様ですか!」
悪魔たちの所有物として人間だったころでは味わえなかった幸せを謳歌し
「……今日はステキなゲストがいらっしゃっていますから…そちらに向かいましょう?……ああ、ここからは人の言葉を禁じます」
主人に忠実に付き従っては快楽を享受し
「ハァッ…ハァ…ブヒィ!ブヒィッ!」
かくして捕らえられた勇者と服従した賢者は邂逅を果たす。
- 92 :1:2016/10/11(火) 01:55:56 ID:RYpX3Lv6
- 今回の更新は以上になります。濡れ場がぬるいってそれ一番言われてるから
ありす編の冗長さが大変なことになってるぞ!大丈夫か⁉というかこれ勇者いる?
次回で最終更新予定。男の娘同士の騎乗位、流行らせコラ!
完結したらちょろっと書き始めた蒼騎士凛君(♂)でもまた投稿するやもしれません。
- 93 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/10/11(火) 02:14:43 ID:eruhDV0s
- 飛鳥くんに感情移入して見るありすくんの堕ち描写は興奮するし濃密でよかったゾ~
- 94 :お菓子好きかい?:2016/10/11(火) 19:19:54 ID:???
- 見たくないのに文章力と展開に惹かれて結末が気になって仕方がない
- 95 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/10/11(火) 21:05:14 ID:2RTprTgw
- 例えば...
恋人が知らない男と...
気持ち良さそうに...
セックスしてるのを覗くと...
「気持ちがいい」とか...
あるいは...
純粋だと思っていた...
幼なじみが...
AVのパッケージに映っている...
といったシチュエーションが...
「気持ちがいい」
といった事を...
「鬱勃起」と言うんだ。
嫌だねぇ...(ギンギン)
- 96 :再開いたします:2016/10/17(月) 01:04:14 ID:0ghdMW.6
- 話し終わった文香が疲れたようにふぅと息をつくと、場には複数の息遣いだけが残る。
一つ、荒く激しく深い息遣い。それは動揺と衝撃から来るもの。
「…そんな、ことが、あってたまるか…!ありすが自分から望んでなどっ…!」
飛鳥は静寂に耐えかねたようにそう怒気を文香に向ける。だが、その声がどこか力ないものであることは明白であった。
「……私の言葉が信用できない…そういうことでしょうか?」
対する文香はあくまで穏やかに返す。聞き分けのない子をなだめる聖母もかくやの声を、しかし飛鳥は受け入れることはできない。
「…そうだ。キミたちの手の内は分かっている。ボクの心を揺らがせようというのだろう?」
そこで言葉を切って大きく深呼吸。目線をキッと上に向け、強い口調で言葉をつなげる。
「ボクは、キミたちの欺瞞には、決して、屈しない」
- 97 :1:2016/10/17(月) 01:05:39 ID:0ghdMW.6
- 「ふふふ……声が、震えていますよ…?」
だがその言葉を受けても、目の前の深い闇をたたえた瞳は悠然と微笑む。
「私が言っても信じられないというのなら……ありすちゃん、おいで?」
イスに腰かけた文香が一言そう呼ぶと、床に這いつくばったありすは荒い息のまま四つ足で文香の足元に近寄った。
飛鳥の目からは、彼は決して考えようともしなかったが、彼に背中を向けるその姿が主人に忠実なペットにしか見えなかった。
「今から言葉を使うことを許可してあげます……あなたの今の立場を…きちんと。飛鳥君に説明してあげてくださいね?」
「…!ハァ、はいっ!わかりました文香さまぁ!」
のぞき込みながらボソボソとつぶやかれる言葉を目を輝かせて聞くありす。
その間に、文香の細い指がするするとありすのローブを脱がしていく。
美しい細やかな動きは、なぜか捕食者たる蜘蛛をも連想させる。
「うまくできたら…飛鳥君を褒美としてあげましょう……だから、失望させないでください?」
- 98 :1:2016/10/17(月) 01:07:06 ID:0ghdMW.6
- ありすにとっては絶対の命令を皮切りにありすはくるりと振り向いた。
仰向きの状態であるせいか部屋の照明のせいか、ありすの表情や身体の細部は見えない。
ただ彼が恥ずかしげもなく全身を裸で晒していることは紛れもなく事実で。
飛鳥の腹の内から激情とも恐怖ともつかない感情がこみあげ、言葉にもならず只詰まった吐息となって空気を揺らす。
そうしてうす暗い部屋の中を、ありすは一歩ずつ、はやる気持ちを抑えるように拘束された飛鳥の元へと近づいてくる。
じっと待つしかない飛鳥の耳は微かな音をまず捉える。
チャリ、チャリという鈴の音。どこか懐かしいその音はありすの歩みと同期している。
考えと呼べるものではない。嫌な予感、直感が飛鳥の視線を僅かにありすから背けさせる。
ありすを、信頼できる仲間を、共に高めあった親友を、見てはいけない気がしてならないのだ。
拘束台に何かが乗る。見ずともわかる。ありすが台の上に登ってきたのだろう。不愉快なほど甘くなるい匂い。
もう片側にも膝が乗せられる。ありすの息遣いと自分の息遣いがまじりあう。
体の横にそっと手のひらがおかれる。顔をのぞき込まれる体勢。視線を逸らす方が不自然な体勢だがそれでも目を背け続ける。
腹の上にやわらかい肉の感触。馬乗りになられている。ごくりと唾を飲み込んだ唇にポタリと汗が垂れる。
目に焼き付いた彼の素肌の色、甘ったるい毒花のような香り、誘う鈴の音、自分のものではない汗の味、肌の神経で感じ取る悩まし気な動き。
- 99 :1:2016/10/17(月) 01:07:58 ID:0ghdMW.6
- ドクン、どくん、自分の心臓がかつてないほど脈打つのが分かる。
先ほど、自分の精を無理やり飲まされた時と同じ状況。
あの時は心が動転していた。今は覚悟を決めていた、そのはずだった。
しかし、なぜ、あの時よりも自分は動揺しているのか。
目の前にいるのは友人、そのはずだ。いつものように澄ました顔で、それでも素直な笑顔ができる魔導士のありす。
だがしかし目を向けることができない。今見てしまったら、すべてが、そうすべての理由がなくなってしまう。
魔族に騙されているのだと、ありすは洗脳されているのだと言い聞かせることができなくなってしまう。
現実を、理解したくないその現実を知ってしまうのが怖いのだと、そう理性が考えてしまう。
息が荒くなる。口が異様に乾く。無意識に口を大きく開けて息を吸う。その瞬間、
「んむぅっ?んぶ…んぉ、んんんっ…!」
「あぁむぅ…んちゅ、んじゅりゅぅ…んるろぉ…」
喰われた。比喩抜きでそう感じた。
口の中を侵されつくすその感触で思わず正面を向く。向いてしまう。
目があってしまった。
こちらの反応を窺うように、ありすは目を見開いて飛鳥の柔らかな体の入り口を征服していた。
熱っぽい視線はまるで恋をしている乙女、間違っても同性の友人に向けるものではないはずなのに。
どうしてこんな、脳がじんじんと痺れていくような、間違っている、ダメなはずなのに。
酸欠気味の脳からは具体的な解決策は何も出てこない。ただ感情だけが無暗に渦巻きスパークする。
必死で酸素を取り入れようと自分の鼻息が激しくなるのもたまらなく淫靡に感じてしまう。
- 100 :1:2016/10/17(月) 01:10:41 ID:0ghdMW.6
- 「んふっ…んー…んじゅ、じゅりゅる、じゅぉぞ…じゅぞぉぉお…」
ありすの舌がナメクジのようにのたうち、表から裏から歯列をなぞりあげていく。もはや飛鳥はされるがまま、解放を待つしかない。
「んふーっ…じゅぉ…ちゅぷ、くちゅ、じゅぷじゅるりゅぅ……」
飛鳥の口に隅々までマーキングしたありすの舌がゆっくりと引き抜かれる。
その動きに合わせて飛鳥の身体に密着したありすの身体がこすれる。
ありすの皮膚から伝わる熱でぐちゃぐちゃに皮膚が溶かされ侵されていくような錯覚すら覚える絡み合い。
やや汗ばんだきめ細やかな肌どうしの触れ合いを脳は官能へと高めていく。
「っはぁぁ…ふぅっ、へぁぅっ…こっちを見てください。飛鳥さん」
漸く口が解放され、必死で外気を取り込む飛鳥。ちかちかと点滅が収まった視界には会いたかった、会いたくない人物の顔が収まっていた。
「みて、わたしを…私がどう変わったのか、きちんと見てください」
生真面目なその口調も黒い髪も色白く雪のような肌も全てが記憶の中の「彼」なのに。
「そうしたら、文香さまからご褒美をいただけるんです。だから、しっかり見て、聞いてくださいね」
しなを作ったまぶた、艶のあるうるおいを帯びた瞳、薄く笑った口元から飛鳥は「彼女」を感じずにはいられない。
- 101 :1:2016/10/17(月) 01:13:49 ID:0ghdMW.6
- 言葉を発しようと息を吸い込むが、発する息は咳として依然と酸素不足を訴えるばかり。
そんな飛鳥の目前でありすは大きく口を開いた。
その真っ赤な舌、つい先ほど飛鳥の中にマーキングしたそこには何かの印が刻み込まれている。
バラの棘をあしらったのか、細部にわたりツタが張り巡らされたような黒いソレ。
「んふ、これは、文香さまからいただいた服従の印…直接、指先で刻んでいただいたんです」
恍惚と自分が所有物であることを語るありすに対して感じる嫌悪感と、そして微かな劣情。
それらをかき消すように飛鳥は声をあげる。
「違う!それはキミが自分から望んだものではないはずだ。キミは、鷲のような気高く、美しい自立を求めていたじゃないか!」
ありすの反応は、鈍い。飛鳥が言ったことを理解できていないかのように身体を起こし、必死に語り掛ける勇者に自分の全身を誇示しようとする。
- 102 :1:2016/10/17(月) 01:17:54 ID:0ghdMW.6
- 身じろぎのたびにチャリリと鳴る鈴の音。飛鳥はしばらくして、目の前の音の原因に気づいた。
ありすの両乳首、男としては酷く歪にはれ上がり赤みを帯びたそこに左右一つずつ、小さなリングと鈴がついていたのだ。
ありすも飛鳥の視線に気づいたのか、挑発するように上半身を動かすその度にちりんと小さく音が鳴る。
「慰安をさせていただいている時に、フレデリカ様からつけていただいたピアスです」
片方の手でピアスを摘まみながら説明するありすの紅潮した頬。彼がそれを望んでつけたのだと、飛鳥はその色を見ながら信じざるをえない。
「お口でご奉仕したときに気に入られて、今も乳首を開発していただいています…んっ…」
僅かに漏れた吐息は彼のその二つの突起が、既に快楽を得るのに十分な開発を受けたことを示していて。
「ここをクリクリってされると、体中が切なくて、とても気持ちよくしていただけるんです」
とろけた笑顔で愛しげに細工を撫でる仕草に、飛鳥は知らず知らずのうちに唾を飲み込んでいた。
- 103 :1:2016/10/17(月) 01:18:41 ID:0ghdMW.6
- 「確かに彼女はありすちゃんにご執心ですね……会議をサボってまで愛玩するのはやり過ぎだと思うのですが…」
文香の同僚に対するぼやきを背後に、ありすの手はするすると下を目指す。
飛鳥に見せつけるように前に突き出された腰、鼠径部を撫でるありすの手と連動するようにがに股に開く足。
その中心、本来なら男性器が、今まさにいきり立っている飛鳥のようなオトコの象徴があるはずだ。
だが飛鳥が見たのは小さく縮こまり皮の中に閉じこもった柔らかな物体。
同じ性別として、明らかな異変に気付いた飛鳥は思わずそこに目を奪われてしまう。
「あはぁ…そうです。もっと、もっと見てくださいぃ…もう何の機能もないですが、もっと辱めて、興奮してください…」
歓喜に震える声を絞りだしながら男性器であったモノをふりふりと煽情的に揺らすありす。
娼婦でもまずしないような下卑た動きに、飛鳥はやめさせようと顔をあげ声をかけようとする。
「ありす!やめてくれ!たの…ひっ?」
「見て、見てください!このリボン、かわいいでしょ?」
喋りかけた飛鳥を遮るようにしてずいと突き出される醜悪なモノにひるむ飛鳥。確かにそこには青色のリボンがついていた。
結んだ相手の性格が分かるような丁寧な結び方。とはいえその相手は淫魔、リボンがありかわいらしさが増すことでより哀れさや惨めさが増している。
- 104 :1:2016/10/17(月) 01:22:26 ID:0ghdMW.6
- 「アナスタシアさまに私を使っていただいたときにつけていただいたんです!気持ちよかったってお褒めいただけました…!」
飛鳥の顔を覗き込みながら高らかに語るありす。飛鳥と向かい合うその目は既に狂気に蝕まれていた。
たじろぐ飛鳥の頬を撫でながら、ありすは赤裸々に経験を語る。
「いつもすごく優しくしていただいて、いっぱい撫でてくれるんです…耳元で気持ちいいって言ってくれるだけで、私は、私は…!」
恋人との睦み事を話すかのように恥じらうありすは、飛鳥の絶望の視線をものともせずに続ける。
「アナスタシアさまは私をあぐらの上に乗せて、向き合いながらずんっずんって下から突き上げるのがお気に入りなんです」
やめてくれという勇者の苦悶は堕ち切った賢者には届かない。陶酔した語り口は勇者の精神を確実に追いやっていく。
「後ろからずぼずぼって突かれると、お尻の中がきゅんきゅんするんです。中をぐちゃぐちゃにされるの、凄く気持ちいいんです…」
「そういえば昨日もありすちゃんを使っていましたね…」
「はい!昨日は五回もお腹の中に出していただけましたぁ…キスも何度もいただけて、とてもうれしかったです」
昨日のことを思い出しているのか、視線はこちらへとむけながら腹をなでるその手。
それを茫洋と眺めていた飛鳥は、ふと脇腹に目を留めた。
「…っ?ありす、その、痕は?」
無駄な脂肪のない白磁、そこに刻まれていたのは悪い予感を抱かせる紫色の斑点。
痣になっているようなソレを一瞥すると、ありすは事も無げに悪寒を確定させる。
「コレは志希さまに色々なお薬を試していただいていた痕です。より気持ちよくなれるようなお薬を打っていただけます」
「クスリ…それは一体…なにか、キミに害を及ぼすようなものではないだろうね…⁉」
- 105 :1:2016/10/17(月) 01:26:56 ID:0ghdMW.6
- 「ほら、見てください、飛鳥さん…これもお薬の効果なんですよ」
両手で臀部を開くありすから誘うような呼び掛け。その言葉が無くとも飛鳥は目の前の光景に絶句していた。
ぱっくりと開いたそれからは絶えず中からとろりとした粘液が零れ落ちている。
こちらから触れずとも入口近くの襞が待ちかねたように波打ち、入口がパクパクと物欲しげにうごめく。
「凄いでしょう?これでいつでも、皆さんのおちんぽを受け入れられるようになったんです」
目を背けることを許さないとばかりに目と鼻の先に開発され切った肛門が迫る。
むせかえるような毒花の香りがもわぁっとより一層強くなり、飛鳥の脳をマヒさせる。
目の前の穴に入れたいという欲がにわかに湧き上がる。同性の友人の不浄の穴にハメてしまいたいという欲。
はぁ、はぁと息をつくも状態は何も好転しない。
とろとろと奥から流れ出る雫が鼻先をかすめ首元に落ちる。
ここにきてようやく、香水のような芳醇な香りがこの穴から薫ってくることに気が付いた。この耐えがたい欲望もそのせいか。
欲望のはけ口に加工された穴から流れ出るありすの腸液そのものが高濃度のラヴ・ポーション。
人類の性というものを冒涜するかのように、その匂いは、その穴は魅力的過ぎた。
- 106 :1:2016/10/17(月) 01:28:11 ID:0ghdMW.6
- だが、だからといって何なのだろうか。こんな簡単に屈するなど問題外だ。
ボクは、仲間を救わなければならない。それが勇者としての責務だからだ。
飛鳥は必死に口を引き絞り目の前の淫猥なる穴をきっとにらみつける。
大前提としてそもそも目の前にいるのは友人であり男なのだ。ありすの肛門を舐め回しあまつさえ欲望のはけ口にするなど間違っているのは考えるまでもない。
いくら芳香を放つとはいえ、それは作られた香り。この獣欲をかきたてる濃厚な香りに身を任せるのは自殺行為だ。
においだけではない。外から見ているだけでもひくひくと不定期に動くこの穴。
そこから出ている淫液と相まって、突きいれたときの快楽は想像の域を超えるだろう。
無論、賢明な勇者はそこらのメス以上にオスの本能を狂わせる魔性の穴に突き立てる衝動をぐっとこらえる。
飛鳥はそう"努めて"、"冷静に"判断する。
総合的に見ても、この暴虐的で魅力的なありすの穴に屈することは論外であるといえよう。
かつ彼女の言い分だと、どうやらコレは何らかの薬による影響であるらしい。
すなわち、絶えず流れ出るありすの体液を摂取することは避けるべきであろう。
鼻腔を刺激し脳髄に昂奮を直接叩き込み、むしゃぶりつきたくなるような芳醇な匂いも罠の可能性が極めて高い。
いったん落ち着こうとふぅと吐いた息が肛内をぴくりと反応させる。
なるほど、相当に敏感になっているようだ。それこそ生活にも苦慮するまでに引き上げられていてもおかしくない。
許すまじサキュバス、その思いからか顔がかっと熱くなる。
だが逆に考えれば、ふと飛鳥は思考を飛躍させる。
ありすがこの薬のせいで苦しんでいるのは明らかであり、自分はその苦しみを和らげることができるのではないだろうか。
つまりはこの液体を舐めとって少しでも楽にしてやる。そういう選択肢が目の前にあるのだ。
むざむざ罠に嵌りに行くのは癪だが…目の前の仲間を見捨てていては勇者の名折れになる。
飛鳥は勇者として"当然"の"理性的な"判断を最終的に下す。
そう心づもりが決まればもはや迷うことはない。
飛鳥は決然たる面持ちで、ありすの不浄の泉に舌を伸ばした。
- 107 :1:2016/10/17(月) 01:36:20 ID:0ghdMW.6
- 「……本当に飛鳥君は見ていて愉しいですね…」
飛鳥の勇者としての行いは、だが傍から見れば滑稽極まりないものだった。
あの薬の効果は催淫。そしてその作用は香りとして強く作用する。
早い話が、飛鳥の眼前にありすの菊門がさらされた時点で半ば詰みの状態にあったのだ。
「それをまあ…あんな媚びた顔で長々と理屈をこねくり回すとは……勇者の勇者たる所以、といったところでしょうか?」
あたりに漂う淫臭の中、拘束台の上で睦みあう二人に文香の目線は注がれる。
「ありすぅ…んむ、ちゅるぅ…いま、たすけるから…」
勇者にふさわしいセリフを吐く飛鳥だが、状況を見て彼を国と友を救いに来た英雄と思える者は一人もいまい。
四肢を拘束された状態で救いに来たはずの仲間の尻に顔面を潰され、顔の周りをべとべとと汚しながら恍惚としてそれを舐めている姿。
淫魔の力を見誤った末路、その典型例と思われるのが関の山だろう。
「んじゅぅ…つぎからつぎへあふれる……まけるものかぁ、ぬふ、んれろぉ…」
「はぁぁ…飛鳥さん、上手です…んしょ、もっと奥まで…」
「んぶぅ…んぼ、じゅるる…じゅ、ぞぉぉ…」
臀部を押し付けているありすの表情は悦楽とかすかな嗜虐。それは飛鳥への同族意識から来るものか。
圧迫が強まったことで息が苦しい飛鳥はさらに強く穴を吸い上げ、その快楽にありすはさらに力を抜いて体重をかける。
気高い青の戦士二人の濃厚な絡み合いはとめどなく、お互いの知性を犠牲に快楽を産んで回り続ける。
舌を伸ばし腸壁の襞にこすりつけるようにして媚薬を舐めとる。舌に残る濃厚な甘みとわずかな塩気。
舌咽の筋肉を限界まで伸ばしながら、くるりと弧を描くように腸内を清めていく。
これを続ければありすの催淫効果も収まるはずだ…だがなんということだ!次から次へとあふれ出てくるではないか!
「んぷ…てごわいな…ありす、わるいがてあらにいく……じゅるるりゅるぅ!じゅぞぉぉ!しゅぉごぉぉ!」
「あぁひぃん!そんならんぼぉにすうなんて!」
口をぴったりと外縁に沿わせてから喉奥を使って勢いよく芳香を吸い込む。
舌から脳に伝わる焼けつくような快楽の味。強烈なソレを崩壊した理性はうまみだと判断する。
もっと欲しい、もっと気持ちよくなりたい。当初の目的は形骸化し、ただ欲望のために吸いつくす。
「あ…ふぅ…もっと強く吸ってください!…イく、でるぅ!受け止めてくださいィッ!」
「じゅぼ、れるぉー……んんんっ⁉んごっ、んく、んくぅ…」
とはいえ物事には終幕がつきもの。ありすは間もなくして激しく身震いしたかと思うと、絶頂を迎えた。
快楽をしゃぶりつくす器官と化した後穴からはより濃度が高い液体が噴水じみた勢いで噴き出し、それらの大半はあんぐりと口を広げた飛鳥の口に摂取される。
- 108 :1:2016/10/17(月) 01:41:24 ID:0ghdMW.6
- しばらくして噴出が収まると、ありすは身体を飛鳥の下半身へとずらす。
その目線の先には飛鳥の屹立した欲望の塔がそそり立つ。
自分から分泌された淫靡な香りによってか、既に先走りが先端をテカテカとコーティングし柔らかな穴に収まる瞬間を今か今かと待ち望んでいる。
「……ご苦労様でした。ありすちゃん…」
その剣に熱視線を向けるありすに横合いから文香が声をかける。
「はい!文香さま!私、うまくできたでしょうか」
「ええ、上出来です…飛鳥君の身体はもうどっぷりと堕ち切っているでしょう…」
ありすがちょこんと座る飛鳥の腹部がときおりピクリと震えているのを見て文香はそう判断する。
「自分から吸い込んでいましたからね……身体が快楽に抵抗するのは無理です」
そっと頭を撫でる主人に家畜は切望の視線を向ける。声に出さずとも、今のありすの望みはただ一つしかない。
「では…ご褒美の時間にしましょうか……許可はとってありますから…たっぷり味わってきなさい」
「ほ、本当にいいんですか?文香さまはよろしいのですか?」
「ええ…私は飛鳥君の肉体より…精神の方に興味がありまして……」
主人を気遣える質のいい家畜の喉を人差し指でなぞりながら、いまだ空を虚ろに眺め"勇者ごっこ"の続きをぶつぶつ呟く勇者の成れの果てに目を留める。
「まだ希望を捨てきれない勇者様を…絶望の淵に落としてみましょう」
それに何の意味が?決まっているではないか。
「気高いものほど汚したくなる……それがサキュバスというものですから」
自分は観覧席から優雅に楽しむことにしよう。勇者の手から希望が零れ落ち行くさまを。
- 109 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/10/17(月) 01:46:12 ID:tvhFnIds
- ああ^^^^^^~~~~~~~~~~〒
- 110 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/10/17(月) 01:46:49 ID:m3M3Dd.U
- ヌッ!
- 111 :1:2016/10/17(月) 01:47:01 ID:0ghdMW.6
- 更新は以上になります。
作者はこの更新で完結するつもりだったんだ!休日にNSKW女史の動画を見て無駄な描写加えたから畜生!
無邪気にこっちを開発してド変態にしたてあげるサキュバスフレデリカ、流行らせコラ!
他の淫魔とは違って優しくセックスしてくれて合意の上で堕とすサキュバスアーニャも流行らせコラ!
- 112 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/10/17(月) 07:45:38 ID:R/llJDM6
- ちくしょう勃起が半端ねェ
悶々としたところに唐突に差し込まれる金剛様語録は草が生えるからやめろ
- 113 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/10/17(月) 09:00:09 ID:h0TWYDtA
- アーニャちんぽ絶対つよい(確信)
自然な流れで彼岸島語録挟んでくるのは草
- 114 :再開いたします:2016/10/22(土) 08:43:09 ID:W3d0BMuc
- 「ボクは勇者なんだ…だから、みんなを、ありすを、蘭子を救わなくちゃ…」
"勇者"という言葉を自分で使うようになったのはいつからだっただろう。
白い靄が広がる思考の中、飛鳥はただ前も見えず道を進むしかない。
「たすけて、それから…あいつらを倒さないと…」
魔族を倒して国を救う、それが勇者のアイデンティティー。
誰に言われるまでもない役目。自分にしかできない仕事。
「だから、こんなことで、くじけられない…」
この戦いは本当に自分の意志で始めたことだったのだろうか。
「ありす、少しは楽に……?」
思考の無限回廊を回るのをやめた飛鳥はようやくありすが目の前にいないことに気づく。
どこへ行ったのか。繋がれた体ながら周りを見渡そうとした。瞬間、
「ふっ―――?うぁぁああぁああああッ?」
体中に冷水をかけられたような異様な寒気と脱力感。
「んう"ぅぅっう"うう"う"うぅ!おぉ、お"ぼぉおおオ"オ"ォォッ!」
ぼんやりとした意識はきりりと引き絞られ、足りない酸素を求めて口がパクパクと開閉する。
嵐の中に叩き込まれたように飛鳥の肉体は感覚の津波に翻弄され、四肢の筋肉はでたらめに弛緩と収縮を繰り返す。
涙が大量にこぼれ、ぶしゅぅと噴き出した鼻水と口から垂れる唾液と混じって白目をむいた飛鳥の顔を下品にデコレートしていく。
「あはぁ、んん…かたくて、なかでゴリゴリってしてますぅ」
ちぎれそうな知能をかき集めはるか遠くから響くようなありすの声を受け止めたところでようやく事態が飲み込めてくる。
ありすの体内から流れ出る高濃度の媚薬を大量に摂取しガチガチになった勇者の御剣。
そのはちきれんばかりの刀身をありすが胎の中に納めてしまおうと覆いかぶさってきたのだ。
そして、今やその全長の八割がたはありすの後穴を目いっぱいに広げながらその中に納まっていた。
- 115 :1:2016/10/22(土) 08:43:51 ID:W3d0BMuc
- 「あ、ぐぅ…あり、す、キミ、一体何を…」
「何って…見て分かるでしょう、飛鳥さん。んっ…セックスです!」
「ボクとキミは男同士だぞ?そんな生物に反するようなこ、と、がああああああ!があああああああ!」
事も無げに答えつつ、ありすは腰を揺らす。その動きで肉棒はずぶずぶと肉穴へと埋まっていく。
幽閉されて以降、幾度となく淫魔の女性器の中に不可抗力で逸物を突き立ててきた飛鳥だが、ありすの肛門は全くの未知の感覚だった。
入口付近はかなり狭く周囲の筋肉は異物である肉の塔を押し戻そうと圧迫し、痛みを伴うじんわりとした感覚はむやみやたらと胸の焦燥感を駆り立ててくる。
しかし一度関門を通過すれば、その奥は襞が密集し粘液がぐちぐちと絡み合うミミズ千本。
蠕動運動によって押し返そうとする運動と体重がかかり穴の奥へと逸物を引き入れようとする動き。
この二つの動きが相乗的に絡み合いながら肉棒は果てのない快楽の穴へずるずると引きずり込まれていく。
根本に近い部分は締め付けられつつ、先端部分はぬっとりと柔らかな肉で包まれる。
自分からは何のアクションをとっていない飛鳥だが、暴発はすぐ目の前まで迫っていた。
それを知ってか知らずか、ありすは最初の一撃の後はゆっくりと肉棒を尻穴に沈めていく。
「んふぅ、気持ちいいですよね。飛鳥さん。私も気持ちいいですよ」
「今からでも遅くない…抜くんだありす!そうすればまだ…んひぃ?」
「はぁ、はぁぁ…あと少しで全部入っちゃいますよ…お腹の中でびくびくってなってるのが伝わってきます」
「ありす、お願いだ!目を覚ますんだ!思い出してくれ!キミはこんなことをするために学び続けたワケじゃないはずだ!」
- 116 :1:2016/10/22(土) 08:46:02 ID:W3d0BMuc
- ピクリ、とありすの動きが止まる。
交渉の余地がある、飛鳥はとっさに今持てるだけの言葉でありすに説得を持ち掛ける。
「キミが蓄えた知識は本物のはずだ。こんなところで朽ち果てさせるものではない」
ありすの目が今何を見ているのか、どこに向けられているのか下からは窺えない。
それでも飛鳥はありすに声が届くと信じて語り続ける。
「夢を共に語り合ったあの日は嘘じゃないだろう?お互いに誓い合ったあの言葉は…嘘じゃないだろう?」
大きく息を吸って吐く。ありすは不自然なほど動かない。動けないのか。
「キミが誰よりも努力していることをボクは"知っている"!キミは王国に必要な存在なんだ」
「ボクは、キミを"信じている"!キミはもっと光の当たる場所で花を咲かせるべきなんだ!だから―」
その先の言葉は言えなかった。ギチリ、と雰囲気が変貌を遂げる音。飛鳥の口はパクパクとただ開閉するのみ。
致命的な齟齬、狂った歯車の暴走。その代償を勇者は身をもって償う。
- 117 :1:2016/10/22(土) 08:47:00 ID:W3d0BMuc
- パァンッ!
肉と肉がぶつかる音と共に飛鳥の脳髄がフリーズする。
ありすの動きは鋭かった。何のためらいもなく振り下ろされた腰は生殺しだった飛鳥の精を一瞬で放出させた。
「ッッァ………!!!!」
耳鳴り。視界が揺らめく。スローモーション。
ゆっくりとありすの顔がこちらを向くのを、見た。ありすの目が開かれるのを、見た。
その目は一点の光もない。一切の濁りでもない。ただ一面の闇。全てが虚無に塗りつぶされている。
悲哀、憤怒、恐怖、憎悪、絶望、諦観。あらゆる負の感情が詰まった深淵の色。
漆黒のスクリーンに映されているのは、怯え震えている観測者であり実行犯。
ありすの唇がゆっくりと動く。何の感情もない声。あらゆる悪意が煮詰められた声。
チュ-ニング。耳鳴りが急速に収まり、ありすの声に合わさっていく。
その音は彼らのオワリを意味する。勇者と魔導士の物語の終幕。
「アナタニ ワタシノ ナニガ ワカルンデスカ」
- 118 :1:2016/10/22(土) 08:48:29 ID:W3d0BMuc
- 不意に世界の速度は元に戻る。もはや戻れない世界を置き去りにして。
「あ、あ、アァアァアアアアアアアぁぁぁあああぁ!?!!!!?」
瞬間、全身にたたきこまれる快感。否、もはやそれは暴威に等しい感情。
自分を形作る精神が崩壊していく。目の前の存在に喰いつくされる。昏く深い穴の中で殺される。
その声なき悲鳴が、脊髄を経験したことのない速度で駆け上がる。脳髄に決して癒えない溝を刻み込む。
ドクドクドクと流れ出る精は止まることを知らない。タガなど存在しない。
頭を掻きむしりたくて、けれど手は動かなくて、脳細胞がプチプチと潰されていくのが分かって、狂いそうになって。
逃げ出したくて、でも足が動かなくて、ただ叫ぶしかなくて、いっそのこと狂ってしまえたら。
「あごぉあぁッ!あぁお"お"ぉぉ!あがぁい"イ"イ"ぃ…!ゴゲッ!コォ…かっ、はっ…!」
声が、出せない。苦しい。今しがた味わった衝撃とはまた違った、より直接的な危機感。
「ハァ!ハァッ……何もわかってないくせに。また、私のことをそうやって、知った風に」
闇の眼は、いつの間にかすぐそばに来ていた。獣じみた息遣い。呪詛めいた言葉。
彼のほっそりとした腕が自分の頸部を圧迫していることを理解するのに時間はかからなかった。
理解したからなんだというのか。今の飛鳥はただもう無暗に苦しく辛く悲しかった。
- 119 :1:2016/10/22(土) 08:49:21 ID:W3d0BMuc
-
「知ってましたか?私、勇者になりたかったんですよ。」
腰の動きを緩めることなく、ありすは恐ろしく平静な声で飛鳥に語る。
「誰よりも頑張りました。誰よりも優秀でした。待っていたのは、私が抜きさった先達からの暴力でした。」
「ガ…ギィ……!コ、コ、カァッ…!」
首を絞められて命の危機。暴走する本能は子孫を残そうと精を吐き出し続ける。
ただ絞られるだけの放出。何の意味もない射精。終わりのない快楽と苦痛。
「殴られて、けなされて、犯されました。抵抗したらもっとひどくなりました」
ただありすの告解だけが、飛鳥の脳内に染みていく。呪いのように、戒めのように。
「そのあと新しい勇者が誕生しました。神様から愛されて、才能があって、美貌を兼ね備えた、完璧な勇者でした」
あなたのことですよ、ありすは"勇者"の耳元で淡々と呟く。
「ゲェ…ぐ、ぁ…ぁ、ぁ…」
当の勇者は徐々に自分の末端の力が抜けていくのを、薄れゆく意識の端で感じ取っていた。
死を前にした現象、だが飛鳥の知覚は今ありすの声に支配されていた。
「憎くてたまらなかった、私のことを友だと語る"勇者"のことが。私の中身を理解しようと歩み寄る"あなた"のことが!」
一層、強く締められる。頸動脈が圧迫される。顔から血の気が無くなるのが他人事のように感じる。
ただ漫然と全身の寒さに震えながら、目を見開いて叫ぶありすを見上げていた。
- 120 :1:2016/10/22(土) 08:54:10 ID:W3d0BMuc
- 「分からないですよね、生まれた時から恵まれて約束されていたあなたには、私のことなんて!それなのに!」
飛鳥の意識の外で激しく下半身の筋肉が収縮と弛緩を繰り返し、穴の中を白く染めていく。
ありすの腰は一切動かされていない。暴走した司令塔が感情と感覚を置いてけぼりにしてありすを汚していく。
飛鳥の目の前で叫ぶありすの凄絶で悲壮な表情から快楽は読み取れない。
ぐぐぐとさらに首が締まる。こぽ、と空気が絞りだされる音。それでも耳はありすの独白をとらえ続ける。
「殺したいほど憎いのに!私を誰よりも信用するあなたのことが!大嫌いだった!」
「屈託なく夢を語り合ったあの時間が苦しくて、楽しくて、私自身が割れそうで」
「負けたくなくて繰り出す知識をただ褒めてくれるあなたが、私はよくわからなくなって」
「あなたを見返したくて、助けたくて、私は必死になって魔術を、それを使って魔物を」
「そうしたら、飛鳥さんが本当に私を認めてくれるって、ずっとそれだけを考えて」
いつしかありすの声は湿っぽい涙声に変わっていた。
「う、ぁ…ァ……ぁ、り…」
ずるりと硬さを無くした肉棒がありすの肉穴から抜けていく感触。
虚脱感に襲われながら、首筋の圧迫感が減っていることに飛鳥はようよう気づいた。
だが声は出ない。何と声をかけたかったのか分からないが、目の前の彼をそのままにしておきたくなかった。
- 121 :1:2016/10/22(土) 08:54:57 ID:W3d0BMuc
- 「でも、もう、ダメなんです。全部なくなっちゃいました。あれだけ頑張った魔術も、あなたと語り合えた夢も」
破綻した笑みをただ顔に張り付けながら話すありすを、
「私に戻れる場所はないんです。自分で、そう認めてしまったから。何も考えなくても褒められることに満足してしまったから。」
大粒の涙をぽたぽたとぬぐいもせずに流し続けるありすを、
「分かってなかったのは、信じようとしなかったのは、私のほうなんです。だから、こんなことになったんです」
ボロボロの心を繋ぎとめて自分自身に向き合ったありすを、
「ごめん、なさい。ありが………さよなら、飛鳥さん」
「あ、り、す…ボクは、キミを、あきらめたく…!」
親友として共に笑いあえた仲としてありすをそのままにしておきたくなかった。
勇者としてではなく、ただ一人の人間として、目の前の彼を喪いたくなかった。
体中が重い。文字通り精根尽き果て、言葉を発そうとするだけでも、気が遠くなる。
自分の鼓動が弱まっているのは十分わかっている。無理をしてはいけないことも分かっている。
それでも伝えなくては。目の前の孤独な親友に一人ではないと伝えなくては。
見捨てないと。必ず救うと。たとえどんなに時間がかかっても、泥臭くても、いかなる力を借りようとも。
そのための右手を、枷の許す限り、痛みを堪えてありすに向ける。
視界の端が黒く染まり、足先の感覚が冷え込み、知覚できる感覚が消えていく。
意識が完全に消え失せる直前、右の手の先に触れたのは誰なのか。
それを確かめることなく、飛鳥は深く優しく果てしない闇の中に身を投じた。
- 122 :1:2016/10/22(土) 09:02:26 ID:W3d0BMuc
- ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
生物というのはよくできているもので、いかに神経が追い詰められようとも食欲だけは残るらしい。
飛鳥が永遠に続くかと思われた眠りから目を覚まして初めに感じたのは猛烈な空腹だった。
もはや見慣れてしまった天蓋を視界に映して、ベッドから床へべしゃりとほとんど滑り落ちるにして移動する。
机を使って何とか立つことには成功するとドアに向かって素足で真紅の絨毯を踏みしめる。
一歩、二歩はなんとか体勢を崩さず、三歩目の右足をついて前に重心がつんのめり、四歩目でがくりと姿勢が崩れる。
そのまま前に体を倒すようにして、崩れ落ちるようにドアに全身を預ける。
やらなくてはいけないことがある。彼のために、彼女のために、自分のために言っておかなくてはいけないことがある。
大きく深呼吸すると、何も入っていない胃が膨らんで切迫した状況を司令部に伝える。
体重をめいっぱいかけて扉を外に開き、廊下へと足を踏み出して。
「お、やっほー!勇者くん!あのまま死んじゃったらヤババー★って思ってた…ってボンジュール!」
能天気な声のサキュバスの目の前で、ピンク色の装飾を至る所にあしらった壁に頭から激突した。
「わー、コレはコレは。フリーダムだね♪もしかして、アタシにメロメロになっちゃった?」
横からひょこひょこと覗き込むサキュバスにふらふらと向き直った飛鳥は端的に要求を伝える。
「食べ物を、くれないか。それから、魔王に今すぐ、会わせてほしい。」
そうしてそのままの体勢で、
「ほほう、食べ物ならここにトレビアーンなカップケーキがあるよーん♪でも美波ちゃんたちは今オハナシちゅ…ってウィームッシュ!」
力を使い果たしたかのようにフレデリカに向かって倒れかかった。
- 123 :1:2016/10/22(土) 09:03:19 ID:W3d0BMuc
- 「…ありがとう。おかげで多少だけれど、活力が湧いてきた」
それからしばらく後、フレデリカに若干引かれながらカップケーキ二つを食した飛鳥は彼女と付き添われながら会議をしている部屋に向かっていた。
「ドゥアーリアン♪どいたま~♪てかさー、キミ顔色すっごく悪いよー?もしかして~ゾンビになっちゃった?なーんちゃって♪」
「今、会議室には、誰が、いるんだ?」
「うンわー、ムッシムッシーされたー★大体のコは集まってるよー!誰かにお願いなら後で伝えといてあげデリカでもいいよ~?」
まだ十全の体力は戻っておらずやや息を切らしながらしゃべる飛鳥に対して、フレデリカの返答は軽い。
「だってさ!キミはどーせここから出れなーい!だ、か、ら、フルコース食べてお腹ポンポコリンにしてから遅くないんじゃな~い?」
それでも時折のぞかせる値踏みをするような視線は彼女が魔族としてはかなり上位に位置する存在だと雄弁に物語る
「ダメだ。話にならない。今、すぐ、伝えることがある」
「アッフゥフン!そこまで言われたらしょうがなーい!サボってきたけど付き合ってあげちゃうルネッサーンス♪」
そんな中身のないような腹の探り合いの会話をしながら、飛鳥はひときわ大きく重厚なオークの扉の前にたどり着く。
忘れもしない。この城へ乗り込んでこじあけた扉。この中でサキュバスたちと、魔王と邂逅を果たしたのだ。
「こー、こー♪んじゃ、アタシ、ギャランティー貰ってシルブプレー★」
「案内に、感謝する。が、キミにも関係のある話だから、入ってくれ」
「むー。そんなアプローチかけられたら、ていちょーにお断りできないじゃ~ん?」
- 124 :1:2016/10/22(土) 09:05:53 ID:W3d0BMuc
- 愉し気に言いながら扉に向かう魔物を見ながら、ふうと息を吐き目をつぶる。決意が鈍らないようにぐっと手を握る。
「ねぇねぇ、勇者くん?」
ぞくっとする声がすぐ後ろから聞こえる。わずかな間に背後へ移動されたのか。
先ほどまでと同じ声ながら、甘くとろける蠱惑的な声色。男を誘惑する淫魔の力の発揮のしどころ。
「今のキミ、すっごく魅力的なんだよねー。ギラギラしてて、ガツガツしてて、すっごくセクシー。ストイックっていうのかなー?」
背中に双丘の感触。ただ後ろから話しかけられているだけなのに、血液が下半身に集まっていくのを感じる。
「このまましっぽりジュテームしちゃおうよ♪アタシのダイナマイトボディーを好きなだけ食べていいよ♪ね、勇者くん?」
身体では激しい性的興奮を感じながら、しかし飛鳥の心は異様なまでに冷え切っていた。
握った手をゆっくりと開きながら、後ろに立つ誘惑を無視して一人で扉へと向かう。
「…ボクには諦めきれないものがあるんでね。キミの誘惑に応えているヒマはないんだ」
「ワーオ♪そーゆーこと言われちゃうと、フレデリカ、キミのことジュルジュル溶かしてあげたくなっちゃうなー★」
けらけら笑う声は飛鳥の一瞬の瞬きの間に扉の近くから聞こえてきた。
わざとらしいお辞儀をしながら恭しく開けられた扉。
飛鳥はゆっくりと芳香漂う大広間へと足を踏み入れた。
- 125 :1:2016/10/22(土) 09:06:43 ID:W3d0BMuc
- 部屋の中央、長大な机には白のクロスがかかり、紅茶が九杯分並べられている。奥には会議に使用したのか、王国内の地図。
飛鳥の登場にしんと静まり返った室内をひそひそとした会話が埋め尽くす。視線の先はいましがたの闖入者。
「おや…おはようございます、飛鳥君……あの後は大変でしたよ?」
部屋の奥側から穏やかな声。その主、文香は紅茶を冷ましながらこちらにニッコリと微笑む。
「気絶した飛鳥君を運ばせて…体を洗って……ああ、ありすちゃんにはきちんと罰を受けさせましたから、ね?」
家畜の粗相の責任は飼い主がとるべきですよね、世間話の延長のように付け加えられた言葉に飛鳥は反応しない。
彼の目線は一点、部屋のもっとも奥の椅子、そこに座りこちらを見つめる魔王美波にのみ向けられている。
「話がある。ここにいる全員に、だ。構わないね?」
- 126 :1:2016/10/22(土) 09:08:49 ID:W3d0BMuc
- 飛鳥の言葉に美波は手を顎に当てて考え込む。それだけで絵画の題材になりそうな完璧な構図とプロモーション。
「んー…私は大丈夫ですけど、文香ちゃん、時間大丈夫かな?」
「あとは周子さんの王国内での活動報告だけですから……飛鳥君に少し待っていただいて…報告後にお話しいただくのはいかがでしょう」
「あ、別に特別な報告もないしー。シューコちゃんの報告はパスってことでいいかな~」
「そうですか!わざわざすみませんね、周子ちゃん」
「いいよいいよー。それに美波ちゃんも気になってるでしょ?勇者様のお話ってなんだろうね♪」
姦しい会話が終わり三人の、そして部屋の中の目線が再び飛鳥を見据える。
ワクワクした目線。興味深い目線。見定めるような目線。誘惑の目線。
熱を帯びた静寂、様々な目に晒されながら飛鳥は思いを口にする。
「ボクは、キミたちを打ち倒して、ありすと蘭子を助ける。これはボク自身の宣戦布告だよ」
- 127 :1:2016/10/22(土) 09:09:49 ID:W3d0BMuc
- 「えーっと、飛鳥君?それって今更、じゃない?キミがここに来たのも元々そのためでしょ?」
美波が当惑したように言葉を重ねる。真意を図りかねる、そう言いたげなまなざし。
「それに飛鳥君忘れちゃった?何も歯が立たずに負けて、私にレイプされちゃったよね♥その上でもう一回戦いを挑んでくるの?」
くすくすと周囲から笑い声。今までの飛鳥ならここでくじけていたかもしれない。
「あ!分かったよ、素直に犯してください♥って言えないからこんなことしたのかな?もう可愛いなあ、飛鳥君は」
だが今は、今からはそれではいけないのだ。
「確かに、ボクは一度キミに敗れた。だからこそ、こうやってもう一度宣言するんだ」
「一度倒れた程度で、ボクはくじけていられないんだ。取り戻さなくちゃいけないものが、そこにあるから」
「にゃーっはっはー!でもさでもさー?何回も敗北して押し倒されてよがっちゃう勇者なんて、あたし聞いたことないにゃ~?」
机の中腹あたりから愉快そうな声。身を乗り出してこちらをにんまりと見つめる彼女のものだ。
「てゆーかさ、負けた時点で勇者失格だよね?一回でも折り目がついた希望はもはや羨望の対象じゃない」
空間に染みわたるカンタレラ。その退廃的な雰囲気の中、飛鳥は自分の道を突き進む。
「負けた回数で肩書が決まるのなら、勇者としての肩書きなど不要だ。希望の偶像、アイドルとしての価値などボクから捨ててやる」
「心が折れようと体が汚されようと、ボクは決して諦めない。何度だって復活してやる。何度だって立ち上がってやる」
「神も悪魔も、キミたちも利用してみるさ。ボクにとっての希望を取り戻すためなら」
- 128 :1:2016/10/22(土) 09:10:39 ID:W3d0BMuc
-
いつしか、部屋の中には冷たく凛とした静寂が満ちていた。
すぅ、と息を吸い込む音が響く。飛鳥がかつて見たことがないほど真剣な眼差しの美波はゆっくりと問いかける
「それが、飛鳥君の宣戦布告かな?」
「そうだ。ボクの、勇者としてではないボク自身の宣言だよ」
「…ふふっ、ふふふっ…あははははははっ!飛鳥君、本当にステキ…最高です…」
美波は晴れやかに高らかに笑う。目には耽美。口には隠し切れない愉悦。
「皆さん、今日の会議で決定された大規模侵攻は中止です。もっと愉しくてやりがいのあることができました」
立ち上がり卓上の幹部たちに呼びかける。頷く者、笑う者、驚く者。反応は様々だ。
- 129 :1:2016/10/22(土) 09:11:13 ID:W3d0BMuc
-
「覚悟してね、飛鳥君♥あんなコト言われたら昂ってしまったの、みんなで協力してあなたのココロを引き裂いてあげる」
麗しく淫らな魔王は華やかな笑みで宣告する。
「やはり……その精神性こそが、人間を代表し我々に立ち向かう源…ということなのでしょう」
慈母のごとき笑みを浮かべながら賢者は囁く。
「ハラショー…とても、強い瞳です。ズヴェズダ、まるで星のような」
魔王の傍らに立つ剣士は感服したように呟く。
「わーお!やっぱりさっきつまみ食いしとけばよかったかも~?過熱した競争がエスカーレートしちゃう~♪」
金髪のサキュバスは愉快そうにけたけた笑う。
「シューコと一緒に篭絡しに行っちゃおっか、フレちゃん。二人に勝てるわけないやん?」
銀髪のサキュバスは賢しい狐のように薄く嗤う。
「宣言だけなら誰でもできるだろう。問題は結果だよ、結果。天才のこの私が作った機械に耐えきれるかということだ!」
白衣を着た博士は落ち着き払って悠然と語る。
「あたしのトワレも併せて使ってあげるよ。本質を見破られぶち抜かれても、壊れないでいられるかな?」
香水を纏う科学者は目を細めてじっと見定める。
「うふ、たまには城に戻ってきてみるものね。勇者に興味はなかったけれど…凄く美味しそう」
羽の生えた麗人は真っ赤な舌を出して唇を煽情的に舐める。
「みりあもやるー!かっこいいペットが欲しかったの。いっぱいかわいがってあげるね☆」
幼く無邪気な小悪魔は獲物に向けてウィンクする。
強く、手を握る。親友のありすを救う。思い人の蘭子を救う。それを達成するまでは決して諦めない。
地を這いずりまわり塗炭の苦しみを受けようとも、必ず救い出してみせる。
「かかって来るといい。今のボクは手強いぞ。二人分の思いを背負ってるからね」
真の勇者となるべき若者は真っすぐ前を見据える。
- 130 :1:2016/10/22(土) 09:15:50 ID:W3d0BMuc
- SS終わり!閉廷!以上!お疲れ解散!
半分以上ありす君開発の話になったけどお兄さん許して!タイトル詐欺になっちゃ^~う
次回作があれば、蒼騎士凛君と卯月姫、男の娘TP、巨根だりーなのどれかだと思います。
拙作ではありますが、最後まで読んでいただけた方がいらっしゃれば最大限の感謝を
お前らも作者になるんだよ!(豹変)
- 131 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/10/22(土) 09:19:05 ID:3btEaOMo
- おつシャス!
こんな熱い終わり方して誇らしくないのかよ?
- 132 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/10/22(土) 09:53:35 ID:LOZ11J0s
- >>1乙倉君
飛鳥君ほんとかっこいいけど捕まった状態からどうするんですかね……
- 133 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/10/22(土) 11:44:01 ID:ygpEq.HI
- 日本一やお前
- 134 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/10/22(土) 12:10:23 ID:mCNY2oCI
- こんな熱いSS書いちゃってさぁ...誇らしくないのかよ?なんとか言えよ文豪
- 135 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/10/22(土) 14:23:09 ID:v58E/072
- 情けない敗北からのクッソ熱い復活だいすき
これは正統派で王道な熱血モノですね間違いない…
- 136 :1:2016/10/22(土) 20:54:59 ID:W3d0BMuc
- 暖かいお言葉ありがとナス!
参考までにホモの兄ちゃんたちがサキュバス化してほしいアイドルがいたら至急書き込みくれや。
(勇者側の人物でも構わないので)よろしく
- 137 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/10/22(土) 21:08:14 ID:7IiSX1EM
- そうですね、ボクはやっぱり、王道を征く.......相葉夕美さん、ですか
一応淫魔軍側にいる感じだけどあんまり出番が無いので
- 138 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/10/22(土) 21:10:42 ID:GRIhvCGU
- オツシャス!
見習い淫魔リカとかも見たい……見たくない?
- 139 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/10/22(土) 21:41:23 ID:v58E/072
- 淫魔ちゃまに精神ごと溶かし尽くされてえなあ…
- 140 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/10/22(土) 21:44:44 ID:N0TZgHCk
- >>130
>お前らも作者になるんだよ!(豹変)
こんな力作見せられたら気後れしちゃうよヤバいヤバい…
取り敢えず完結お疲れ様でした
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