先日購入したタイのアクア雑誌『AQUARIUM』のダトニオ特集記事の一部にプルケール種の分布が分かるものがあったので、すこし紹介します。 他にも興味深い記事、写真が載っていますが、ボチボチ紹介していきます。 バンド等の特徴として、ブンボラペット湖のものは6本バンドが主、メークローン川のものは尾筒の5本目のバンドが途切れている変則6本バンドが主で体色は黄色で、ここの産地が一番綺麗なダトとされている。 因みに、伝説となっているホワイトタイガーはこのメークロン川のみで採取がされたらしい。 ※↑2年前にカンチャナブリ県のメークロン川で捕獲されたダトニオの写真 そして、東北のウボンラチャタニ産(メコン川水系)のダトは、カンボジア同様にバンドの種類も分かれ、プラスワンのように3番目のバンドがもう1本多い個体や、フォーバーそっくりの細バンド個体も稀に確認されたようです。 ※↑プラスワンパターンのダトニオプルケール、希少性が高い カンボジアの生息地は、なんといってもトンレサップ湖です。 この湖も広大で、北部と南部でも少し特徴があるようです。 生息するダトニオは6本バンド、7本バンドの半分に分かれるようです。 そして、その中の約1パーセントがプラスワン・パターンだと書かれています。 さらに北部にはウボン同様にかなり少ないらしいですがフォーバーのような細いバンドのダトニオプルケールがいたようです。 続いて、 ベトナム産の生息地は南ベトナムで、カンボジアのトンレサップ湖から流れている川の下流のみとされている。 ここのダトニオのバンドはかなり乱れて色んなパターンがあるのが特徴のようです。 タイ~カンボジア~ベトナムへと同じ水系なのにバンドの種類が多いというのは何が原因なのでしょうね。 ベトナム戦争時の枯れ葉剤の土壌への影響などがあるのかもしれません。 ウチのベビーダトもこのベトナム産と言う事なので、そんな成魚に育つか興味津々です。 おまけ: |
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