予備校で働いているんだけどさ、医学部の面接で、女子生徒だけ「女性としてのワーク・ライフ・バランスをどうとりますか?」という内容のことを聞かれることがまあまああるわけよ。女性差別じゃん。あとは男女問わず「家庭と医師としての仕事、どちらを優先しますか?」って。ちなみに模範解答は当然、公僕としての医師像を述べ私もそうなりたいと言うってやつである。医学部入りたいから問題視する声はあまり上がらない。
うちの予備校は大手だから、大学の先生を講演会なんかで呼ぶんだけどさ、そういうときにやっぱり面接の話とかして探りを入れるわけよ。まーー探るまでもなく「家庭とか犠牲にして国のため人のため働け。何千万とかかってるんやぞ。僕は息子の参観日も運動会も七五三も全部行ってないでもやりがいがある云々」と言う内容のことをぶっ★ちゃける人が多いけどね。
そりゃね、国は一人あたりに税金何千万かけて医者育てて、高齢社会に医療で貢献してもらわねーとダメだから、子供生まれたんで時短しまーすじゃねえよ馬鹿野郎、馬車馬のように働けやってのが現場の本音でもあるんでしょうけどね。でも医師だって公僕である前に労働者なのにさ。子供の七五三も運動会も参観日も誕生日も全部仕事のせいで顔出せないような働き方って絶対おかしいと思うし、そういう風潮を肯定する入試というのも俺は大問題だと思うんだよ
キモくて金のないおっさんがそもそも子供を持てないことは差別ではないのでしょうか?
そう思ったなら医学部なんか行かせなきゃいいのに バカだねえ
でも女性医師が産休と楽な診療科に入りまくって全部男医にしわ寄せ行ってるのも事実だし