前の記事「最近の練習会について」の続編みたいな感じになりますが、アマチュアピアノ弾きのブログを見ていて、とても驚いた事が
あるサークルでは、ショパンノクターン2番を弾く人は初心者と見なされて相手にされないそうです(爆)
でも、当方の先生によると、ノクターン2番を弾くのは、バイエルぐらいだとさすがに無理で、ピアノ歴4、5年くらいは必要みたいです(^^;ピアノ歴4、5年は、もう初心者じゃないですよね今回、当方は発表会の曲はノクターン2番にしました昔弾いたことがあるのですが、何年も前ですっかり忘れてしまったので、もう一回やり直します
話を戻しまして・・・
ですので、一般のピアノ愛好家はノクターン2番をYouTubeにアップしたり、発表会や練習会で弾いたりと、決して無下な扱いはしていないと思いますじゃあ、誰がそんなヒエラルキーを作っているのかという話になるのですが・・・(ここから先は、良い子は見ないほうが良いかも(笑)かなり当方の偏見が入ってますので下にスクロールしますね)
それは、
プロ崩れと言われる人々ではないかと思います。
概要を説明すると、音楽の専門教育を受けたけど音大には行けなかった人々、また、音大には行けてもピアニストとしては大成しなかった人々、程度の差はあれ、共通するものがあるかと思います。
プロ崩れに共通するメンタリティーは、「自己中」 「傲慢」 「勘違い」
これでは、ピアノどころか、どの世界でも一流の仲間入りは無理かと(^^;
こちらに挙げた「勘違い」は、見たくない現実から目を逸らし、幻想の世界に生きていることも入ります。
一つの例は、周りにそそのかされてCDデビューが出来ると勘違いした、某音大ピアノ科を出たピアニストが、スタインウェイ社に依頼したがレコーディングの段階でボロを出し、レコーディングの技術者の音楽的要求にも応えられず、肝心のレコードは継ぎはぎだらけという結末が、高木裕著『今のピアノでショパンは弾けない』に載っていました。
実は、そのピアニストが勘違いした一番の原因は、ピアノサークルで褒められたあげく天狗になってしまったことにありました
でも、良く考えてみると、幼少の頃からピアノを弾いている彼等は、一般の愛好家より弾けて当たり前なんですね逆に弾けないほうがおかしいピアノサークルは、そういう方をべた褒めして優遇しますが、実は、プロである彼等のためにはならないことが多いんです
まあ、一般のピアノ愛好家はなかなか弾けない、難しい曲を弾きこなす彼等にどうしても憧れてしまうのも分かりますが~
次回は、こちらの例より、更にとんでもない人々についての話です