キレイに美しく!?

テーマ:
少し前からですが、当方の周りやアメブロで、非常に引っかかっていることがありますガーン


「キレイに美しく弾く」をモットーにしている、専門ピアノの人々(一部のピアノの先生も含む)がブログを開設したり、ブログを再開したりして、自分の信仰を広めようと、布教活動をしておりますポーン


まともな人は、そこに書かれていることは詐欺&宗教だと気付いているかと思いますが、アメブロのピアノ愛好家の方には引っかかる人も少なからずいるので、注意を促しておきますニコニコ




①番目の事例

アメブロピアノ部の方ですが、その方は当方が聞いた中では、一番音が美しい人で、「ベニスの舟歌」や「ブルグミュラー18の練習曲」「シューベルトの即興曲」の美しい演奏が印象的でしたニコニコ

その方は、そのままでも十分充実したピアノライフを楽しめるレベルだったのですが、もっと美しく弾きたいと先生を探した結果、「真珠先生」というあだ名の「真珠のような音で弾かないと絶対駄目」「バラード三番は、完璧に弾けるまでレッスンしない」とほざくトンデモ教師に引っかかり、遂には、メンタルをやられてしまいました(泣)えーん



②番目の事例

情けないのですが、当方が遭遇した事例ですガーン

当方は以前、ピアノを弾くと肘や肩が痛むのに悩んでいて(肘と肩が固まっていたんですね😢)「楽に弾ける弾き方を教えてます」とアメブロで宣伝している先生のところに行きました〜(ブログ名は挙げませんが、クラシックブログ村上位のブログです)

実際のレッスンは、ブログの宣伝とは大違い‼️

肝心の体の使い方は5分で終了びっくり

あとは当方の演奏に対するイヤミ発言
「あんたはバリバリ弾くわね〜」
(だからなんだっつーの⁉︎しょんぼり

当方が、どうしても弾けない箇所を示して教えて下さいと言うと、イキナリその箇所を片手で弾いて「アンタより、わたしのほうがもう弾けるようになったわよ」と自慢話ゲロー(教師なら弾けて当たり前だよ❗️)


あと、この教師は自分の演奏を披露しましたが、「美しい音で伸びやかに」「私の音は、単音でも感動してくれる人がいるんです」というブログでの言葉とは対照的に、「中身の無い、スッカラカンな演奏(笑)」でしかありませんでしたえーん


無論、次回以降は、口実を設けてお断りしますたチュー



③番目の事例


これもアメブロで人気のあるブログです(^_^)

「音楽は愛」がモットーらしく、アメブロで紙上レッスンの記事を書き、生徒を集めてますニヤリ

「丁寧にキチンと」「三拍子はしっかり守る」「ドタドタ弾かないこと」「拍子を決めてから弾くこと」「終止はキチンと収める」

この先生が書いていることを一部引用しましたが、書いてあること自体は間違いではないです(^_^)



ただ、一つだけ考えて頂きたいびっくり

昭和ピアノでは、
「キチンと鍵盤の底まで弾きましょう
そして現在は、
「キチンと丁寧に美しく弾きましょう

昭和ピアノと今では根本的に何も変わってないですよね⁉️何か変わりましたか?えーん



こういう教師と、それに引っかかる生徒の共通点は美しい音さえ出せるようになったら上手くなるだろうという馬鹿げた期待が心の奥底にあるということムキー



本からの引用ですが、

「ピアノは強く弾くか弱く弾くか、速く弾くか遅く弾くかの二つを除いて、他に出来ることはない。ピアノで弾くひとつの音符には、フォルテかピアノか、長いか短いしかなく、絶対的に美しい音というようなものは存在しない。何世代にもわたる無数のピアノ教師が信じていることとは違い、どんなに優雅に鍵盤を押してみても、その結果出る音には何の違いも生じない。…(中略)…
だがピアノの音色には、確かにさまざまな美しさがあり、ピアニストは、一人一人が人と異なる自分独自の響きを開発することが出来る。しかし、それは音の出し方から生じるのではない。「よく歌う音」とは楽器によってではなく、ある音楽フレーズに楽器をどう使うかによって決まる。そして、この使い方は機械的でも、単に技術の問題でもなく、一瞬一瞬の音楽センスに左右される。ピアノでは、音楽無しに美しい音色は出せない…(引用終了)

ピアノ・ノート(チャールズ・ローゼン著、朝倉和子訳、みすず書房)



※同じようなことは、日本のピアニストの雁部一浩さんも著書に書いてます。



ピアノの先生だけではなく、ピアノ愛好家もピアノの構造について、もう少し勉強すべきかと❗️そうすれば、馬鹿げた宗教に引っかかることはなくなるでしょうニコニコ




AD