Win/Mac/Android向けなど一斉に登場

メディアプレーヤー「VLC」バージョン3.0登場、8KやHDRなど対応。Chromecastサポートも

編集部:風間雄介
2018年02月11日
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VideoLANアソシエーションは、メディアプレーヤーアプリ「VLC」の最新版となるバージョン3.0 “Vetinari” を提供開始した。Windows、Mac向けなどが提供開始されている。

VLCは、VideoLANのコミュニティによって開発された、フリーかつオープンソースのメディアプレーヤーアプリ。

今回のバージョン3.0では、12bitのコーデックや拡張された色域に対応。HDRもサポートする。またChromecastなどのレンダラーへのストリーム再生にも対応する。Chromecastがネイティブサポートしていない映像フォーマットでもストリーミング再生できるのが特徴だ。

Chromecastへのストリーミングもサポートする

さらに360度動画や3Dオーディオ再生への対応、字幕サイズの変更なども行える。E-AC3、ドルビーTrueHD、DTS-HDなどのHDMIパススルーにも対応した。

さらにデフォルトでハードウェアデコードによるアクセラレーションに対応しており、これにより4K/8Kなどの高解像度映像の再生もスムーズに行える。VLCのウェブサイトでは、Galaxy S8で8K/48fpsの360度動画を再生しているデモや、Windows 10で8K/60p動画を再生しているデモが動画で紹介されている。

またコーデックでは、BD-Javaメニューの再生にも対応。さらにAV1やDaalaといった次世代ビデオコーデックの実験的な対応も行われている。

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