キヤノン製一眼レフ用のレンズ紹介コーナーです。
今回は【超広角レンズ】
単焦点レンズなんかは、「足で距離を稼げ!」なんていう言葉がありますが、
山では「ここからこれ以上動けねーよ!」という状況も非常に多いです。
山の雄大な景色や、圧倒的な自然の造形物を前にすると自然にシャッターを押したくなってしまうのですが、
あかん、写真に入りきらんわ…
という状況は、誰しも一度は経験することだとは思います。
その問題に対するひとつのアンサーとして、自分が使っている広い範囲を写せるカメラ用交換レンズ(超広角レンズ)を紹介させていただきます。
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山で活躍 Canon EF16-23mm F4L IS USM
レンズの外観
Lレンズらしくガッチリした高級感のある外観です。
赤ハチマキと呼ばれるレンズ回りの赤枠が「俺スゲーだろ?」感を演出しています。
簡単に説明
超広角ズームレンズを簡単に説明すると、『超広く写せるレンズ』です。
阿弥陀岳山頂から赤岳の写真。
【上】が今回紹介しているレンズを使い16mmで撮った写真。
【下】がよくある広角24mmで撮った写真です。
全く同じ場所に立って撮影しているわけではないので、厳密な比較ではないのですが、感覚として通常のレンズと比べるとかなり広く撮れるということがおわかりいただけると思います。
スペック・特徴
Canon EOS 6Dに装着した図。
【製品特徴】
・焦点距離16-35mm
・F値は4通し
・インナーズーム
・防塵防滴
・手ブレ補正機構(IS)搭載
・重量615g
焦点距離16-35mmは旧型(?)の17-40mmと比べると広角寄り。その点は超広角レンズとしてより割り切った印象。
インナーズームは24-105mmみたいに、首から下げているときに勝手にびよ~んと伸びてこないので好き。
防塵防滴は、雪山で使うときに、雪まみれになってもわりと気にせず登りに集中できるので大事です。
手ブレ補正機構(IS)は…使ってみた実感として、正直すごくありがたみを感じているわけではないです。超広角で手ブレするときって、被写体ブレか撮り方がすごく雑かのどっちかなので。ないよりはあった方が、ブレ率が減るので助かりはするんですけどね。
F2.8とF4どちらを選ぶべきか
キヤノンの超広角Lズームレンズには今回紹介しているF4の他に
EF16-35 F2.8L III USMという製品も出ています。
こちらはASCとかSWCとかいうなんだかよく分からない高そうなコーティングが追加されています。
重量は790gと+175gと増量しています。
F値は2.8通しで、これがこちらのレンズ魅力ですね。
手ブレ補正(IS)はこちらでは搭載されていません。
値段は(2018年2月11日 AMAZON JAPAN調べ)
●EF16-35mm F4L IS USM ¥119,070
●EF16-35mm F2.8L III USM ¥233,947
となっており、F2.8は2倍近い価格差となっています。
選び方としては、
山で少しでも軽快に持ち運びたいならF4
予算が限られているならF4
画質最優先ならF2.8
三脚を据えて星空撮影とかしたいならF2.8
手持ち撮影メインならF4
デカイレンズとカメラで所有感を満たしたいならF2.8
失敗談
EF16-35mm F4L IS USMのレンズフードはロック式となっています。
ロック式のレンズフードははじめてだったので慣れていないのもあり、
やってしまいました。
はじめてレンズフードを取り外す際、ロック式であることを完全に忘れており
「なんか固いなー」
とか思いながら、強引にバキッとレンズフードを取り外してしまったのです。
本体側についているレンズフード固定のツメが壊れました。
その結果、フードの固定がスカスカになって、勝手に外れてしまうようになってしまいました。
定価で¥5,000ぐらいする付属のボッタクリレンズフードを1週間ぐらいでなくしまい、買い直すはめに…
お高いレンズフードをまたなくしたら辛いので、今はセメダイン スーパーX様を使用して、レンズフードを完全に固定し事なきを得ました。
そんなにかさばるレンズフードではないので、付けっぱなしになる形でも問題ないと判断しました。
EF16-35mm F4L IS USMを購入予定の皆様、レンズフードを強引に外さないように注意してくださいね~。
※セメダイン スーパーXを称える記事※
作例
最後にEF16-35mm F4L IS USMを使って撮影した写真をいくつか載せていきたいと思います。
超広角レンズの作例なので、すべて当レンズ最広角の16mmで撮ったものになります。
2月 御嶽山麓 濁河はもずしエリア
3月 美濃戸の氷柱
4月 小同心クラック登攀後 横岳山頂直下
4月末 西鎌尾根より 槍ヶ岳
6月 坊抱岩 Aボルダー
8月 中央アルプス檜尾岳より 夕暮れ
12月 八ヶ岳 硫黄岳への登り
12月 八ヶ岳 氷結した醤油樽の滝
個人的な用途としては、アイスクライミングで出番の多いレンズです。
アイスの主なフィールドが谷になるので、下がれない場面が多いからです。
動ける場所が制限されることも多い山の中で、圧倒的な景観を画面に収めるために、超広角レンズは役に立つことが多いです。
APS-Cサイズのセンサーを搭載したキヤノンのカメラ(EOS Kissなど)に対応している超広角レンズです。
こちらの方が軽量で値段も安いです。
お使いのカメラのセンサーサイズと対応レンズを確認したうえでレンズ選びをして下さいね。
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