空前の仮想通貨ブームの影響で、リップルは知名度が上昇しています。そのため、「リップルを購入してみたい」と考える方もいるでしょう。
では、世界で流行しているリップルとは、一体どんな仮想通貨なのでしょうか。
チャートによる価格の推移、メリット・デメリットなどを通して、仮想通貨リップルの将来性について検証していきます。
仮想通貨リップルとは?
リップルは、国内トップクラスの人気を誇る仮想通貨です。通貨単位は「XRP」で表します。この仮想通貨は、Ryan Fugger氏により作られ、2013年に公開されました。
コインの発行上限枚数は、1000億枚です。ビットコインが2,100万枚、ライトコインが8,400万枚なので、かなり多いことがわかります。
2018年2月現在で、時価総額は第3位にランクインしています。
仮想通貨リップルの将来性は?2018年の価格は上がる?下がる?
2018年、リップルの価格は上がるのでしょうか。下がるのでしょうか。 リップルの将来性について、チャートやメリット・デメリットから考えてみましょう。
チャートで価格の推移を知ろう!
リップルの価格は、ここ3カ月ほどで大きな変化を見せています。2017年11月までは、20円台で前後していました。
しかし12月から1月上旬にかけて、ものすごい高騰を見せています。1月の一番高い時期では、380円台まで上昇しています。11月と比べると、およそ19倍も価格が上がっていることがわかります。
ただ、1月上旬から2月にかけて下落が進んでいます。2018年2月現在では、80~100円台まで下がってしまいました。
メリットで将来性を考えよう!
国際送金がスムーズ
リップルのメリットは、国際送金の速さと安さにあります。従来の国際送金には、いくつかの銀行を通して送金する必要がありました。
仮に、日本に住むAさんが、海外に住むBさんに送金をしたいとします。ストレートに、Bさんの口座に送金されれば楽なのですが、従来の銀行のシステムでは、それができません。
場合によっては、Aさん→日本の銀行→海外の銀行X→海外の銀行Y→海外の銀行Z→Bさん、というように、送金が遠回りしてしまいます。
そのため、1~2週間ほどの時間と、高い手数料がかかってしまいます。
しかし、リップルでは、Aさん→リップル→Bさんというように、AさんとBさんの間には、リップルだけが介在しています。そのため、複数の銀行を通す必要がなく、送金手続きを数秒で、かつ安く済ませることができます。
多くの有名企業が出資している
リップルには、多数の大手企業が出資しています。例えば、みずほ銀行や三菱UFJ銀行といいた大手金融機関のほか、Googleなどの企業もリップルを採用しています。
最近では、「SBI Ripple Asia株式会社」という、住信SBI銀行とリップル社の合同企業が設立され、さらなる注目を集めています。
一概には言えませんが、大手企業が出資しているということは、安全の判断材料になります。というのも、大手の企業には、優れた経営者や技術者がおり、彼らの判断で、出資するかどうかが決められているからです。つまり、リップルに信頼があるからこそ、出資されているのです。
デメリットで将来性を考えよう!
管理者が存在する(中央集権型)
リップルには、管理者が存在する(中央集権型)というデメリットがあります。何がデメリットかと言うと、リップルラボ(リップルを運営する会社)が倒産した場合、リップルの価値がなくなってしまうということです。
ただ、これは銀行も同じです。倒産した場合、ある程度の損失補償はあるでしょうが、満額が帰ってくることを期待するのは難しいです。そのため、「銀行と同じリスクがある」と考えれば、このデメリットはリップルに限った話ではありません。
仮想通貨リップルを取り扱っている取引所・販売所は
現在、リップルを取り扱っている取引所は、数社あります。その中でも今注目を集めている取引所について、ご紹介します。
GMOコイン
GMOインターネットグループが運営する、仮想通貨の販売所です。東証一部上場の大手企業です。
GMOコインでは、スプレッド表示がわかりやすく、アルトコインのキャンペーンをやっていることが多いため、初心者でもリップルを買いやすくなっています。
gachiribito.hatenablog.jp
DMMビットコイン
DMMビットコインは、タレントのローラさんがCMに出演していることで、知名度が上がってきています。
この取引所の最大のメリットは、出金手数料がタダだということです。入金の手数料が無料という取引所はよくありますが、出金手数料無料のところは、なかなかありません。
また、24時間365日カスタマーサポートサービスを受けられる点も魅力の一つです。LINEでの問い合わせもできます。
bitbank(ビットバンク)
ビットバンクは、チャートの見やすさで有名です。ツールも充実しているため、仮想通貨の初級者から上級者たちまで、広く支持を集めています。
また、2018年現在、手数料が無料です。取引所によっては、手数料が結構かかってしまうところもあるので、無料というのはユーザーにとって非常にありがたいです。
ちなみにビットバンクでは、リップルのほかに、イーサリアやライトコインなどの仮想通貨も取り扱っています。
仮想通貨リップルを購入しよう!
「収益を増やすはずが、逆にマイナスにならないだろうか」「仮想通貨を購入してみたいけど、なんか怖い」そんな悩みを持った方の参考になれば幸いです。
仮想通貨は、今では1,000を超えるほど存在します。選択肢が多いと、どの仮想通貨を選ぶか悩んでしまうもの。
しかし、仮想通貨の特徴やメリット・デメリットなどを理解しておけば、通貨の将来性をある程度は見定めることができるのではないでしょうか。
最後になりますが、何事もアクションが大事です。どんなに知識や情報を得ても、アクションがなければ何も始まりません。やり方がわからない場合、損失が怖い場合は、少額から始めてみてはいかがでしょうか。