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レジェンド 作者:神無月 紅

レーブルリナ国

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1639/1639

1639話

 レイ達がスーラやギメカラ達と別れた、翌日の昼すぎ……やがて視線の先に、見覚えのある、それでいて見覚えのない存在が目に入る。
 それは、レイにとっては第二の故郷ともいえる、ギルム。
 見覚えがなくなったのは、増築工事中だからだろう。
 実際にレイ達がギルムを離れていた期間は、そう長い訳ではない。
 それでも人の力というのはもの凄く、これだけの人数でも十分に街の形を変えることが出来たのだろう。

「この調子でも人が足りないってんだから、どれだけ工事が進んでるのやら。……手抜き工事とかないよな?」

 遠くのギルムを見ながら呟くレイだったが、ダスカーの性格を思えば、そのような真似を許す筈は絶対になかった。
 もしこの工事でそのような真似をしようものなら、それこそギルムに住んでいる者であればただではすまないだろうし、出稼ぎとしてギルムに来ている者であっても、最悪賞金首に指名される恐れすらある。
 真面目に働けば間違いなく金になるというのに、それを棒に振るような真似をするかと言われれば……まず、考えられないだろう。

(いや、ギルムやダスカー様にに対して何らかの恨みを持っているのなら、そんなことをする可能性もあるか?)

 ギルムはミレアーナ王国唯一の辺境ということもあり、莫大な価値を持つ。
 それを狙っている者、狙って失敗した者……それ以外にも様々な者がおり、その中には当然ギルムやダスカーに対して恨みを抱いている者も少なくない筈だった。
 そのような者達がこのような機会を逃すかと言えば、まず有り得ないだろう。
 もっとも、ダスカーもその辺りについては当然のように把握しており、草原の狼を主力とした諜報部隊がギルムを守っているのだが。

(あの連中がいれば安心か)

 そう判断しつ、レイはセト籠に乗っているエレーナ達に声を掛ける。

「ギルムが見えてきたぞ。もう少しで到着だ」

 その声に、セト籠の中からはほっとした雰囲気が伝わってくる。
 ギルムというのは、マリーナ達は勿論……貴族派のエレーナにとっても重要な場所なのだろう。
 そしてギルムの正門の前では、街中に入ろうと並んでいる者もいれば、許可を貰っているのかそのまま素通りしている者もいる。

「よし、じゃあそろそろ下ろすぞ。セト籠は向こうから見えないから、ギルムから少し離れた場所になるけど、いいよな?」
「それで構わん。私も、他の者を驚かすのが趣味という訳ではないしな」

 エレーナの言葉に、レイはセトを撫でながら話し掛ける。

「じゃあ、セト。ギルムから少し離れた場所にセト籠を下ろしてくれ」
「グルルゥ!」

 レイの言葉にセトが嬉しそうに喉を鳴らし、地面に向かって降下していく。
 ……尚、ギルムの近くにいた者の中でも聴覚の鋭い者は、そんなセトの声が微かにでも聞こえたのか、不思議そうに周囲を見回していた。
 セト籠の機能で、どこからその声が聞こえてきたのかが分からなかったのだろう。
 そのような者も含め、不意に響いた音に多くの者が視線を向ける。
 音の発生源は、当然のようにセト籠。

「え? あれ? どこから出てきたんだ、あれ!?」

 何人かが驚愕の声を発するが、その中でも本当に少数の者達は、嬉しそうな表情を浮かべる。
 嬉しそうな表情を浮かべた者達は、セト籠が何なのかを知っているのだろう。すぐに上空を見上げ、そこにセトがいるのを見て、喜ぶ。

「グルルルルゥ!」

 セトの鳴き声が周囲に響き、それでようやく他の者達もセトの存在に気が付く。
 セト籠のことは知らなくても、ギルムに来る以上、当然セトのことは知っている。……中には、仕事だけを求めてやって来た為か、セトのことを全く知らない者もいるのだが。
 特に現在は増築作業中で人の数も多いので、そのような者も少なくない。

「セト! 戻ってきたのか!」

 警備兵がセトの姿を見つけ、嬉しそうに手を振る。
 木材を馬車で運んでいた者達も、セトの存在に気が付いて嬉しそうに手を振る。
 警備兵の場合は単純にセトが戻ってきたことが嬉しかったのだが、木材を運んでいた者達はセト……正確にはアイテムボックスを持っているレイの存在を、心のそこから歓迎していた。
 増築工事をしている中で、一番レイ達の帰還を待ち望んでいたのは、間違いなく樵や切った木を運ぶ者達だろう。
 木を切り、それを何人もで協力して馬車に乗せ、その馬車をモンスターに襲われないように護衛しながらギルムまで戻る。
 ギルムで増築工事を行っている影響で人の行き来が活発になっている以上、モンスターもそれに対応するように活発に動いており、襲撃されることも珍しくはない。
 以前は増殖して出来た森にはモンスターがいなかったのだが、最近は住みやすいと判断したのかモンスターの姿も増えており、護衛も気が抜けない。
 そのような者達にとって、レイという存在は仕事を劇的に楽にしてくれる、まさに救世主の如き存在だった。
 そんな者達の視線を浴びつつ、レイとセトはまずセト籠を下ろした場所に向かう。

「んー……中はそんなに狭いって訳じゃないけど、やっぱりこうして外に出ると気持ちいいわね」

 セト籠から出たヴィヘラが、大きく伸びをしながら言う。
 伸びをした際に巨大な双丘が揺れ、少し離れた場所にいる男達の視線を集めたのだが……本人は特に気にした様子はない。
 そしてヴィヘラに続いてエレーナ、マリーナといった一生に一度見ることが出来るかどうかといった美女が姿を現すと、ざわめきはより大きくなる。
 ……一生に一度どころか、ギルムに住んでいる者であればマリーナとヴィヘラは何度も見たことがあるという者が多いのだが。
 また、イエロやビューネといった者達の方に視線を向ける者も多い。
 色々な意味で人目を惹きつけつつも、いつものことだとレイはそれを気にした様子もなくセト籠をミスティリングに収納する。

(セト籠、幾つか改善点はあったけど……次に使うまでに、改良出来るか?)

 セト籠を改良するにも、具体的にどのような手段で行うのかは分からない。
 そうである以上、いつまでに出来るのかといったことは当然計算出来ないし、改良するにしても一ヶ所や二ヶ所といった風ではなく、大規模な改修になるのは間違いない
 そうなると、やはり本職に聞くのが最適だろうと判断する。

「じゃあ、行くか。ダスカー様に帰ってきたのを報告する必要があるし……何より、増築工事の方も出来るだけすぐに手伝った方がいいだろうしな」

 そんなレイの言葉に、全員が頷く。
 イエロのみは、セトの背の上で横になり、日向ぼっこをしていたのだが。
 夏も盛りをすぎ、現在秋に向かって幾分か涼しくなってきてはいる。
 だが、それはあくまでも朝方や夜といったところで、まだ日中は水浴びしたくなる程の暑さだ。
 それでも黒竜の子供のイエロにとっては太陽から降り注ぐ強烈な日光も苦にならないのか、セトの背の上でこれ以上ない程に寛いでいた。

「グルゥ……」
「キュ!」

 セトと会話を交わしながら。
 そんなセトを引き連れ、レイ達はギルムの正門に向かう。
 本来であれば、レイ達も正門前に並んでいる者達の後ろに並ばなければならないのだが……前もってダスカーから指示が出されていたのか、すぐに手続きを終えてギルムの中に入ることが出来た。
 もっとも、レイ達の場合は元々増築工事の要員として登録されていることもあるので、上からの指示がなくてもそのまま中に入ることが出来たのだが。

「うわぁ……何だか、随分人が多いように思えるわね」

 そう言ったのは、ヴィヘラ。
 短い期間であっても、レーブルリナ国という小国で活動していたヴィヘラにしてみれば、ギルムはもの凄く発展し、人が多いように思えるだろう。
 移動している時は千人近い人数で移動していたので、それ程人数が少ないという訳ではなかった。
 いや、寧ろそれだけの人数が一緒に移動しており、日中は馬車に、夜は砂上船で寝る以上、かなり多くの者達が集まってはいたのだ。
 それでもやはりこうしてギルムに戻ってくれば、人の多さに目を見開く。
 元々ギルムはミレアーナ王国唯一の辺境ということで、冒険者や商人を含めて多くの者が集まっていた。
 だが、今はそれ以外にも仕事を求めて多くの者がやって来ている。
 冒険者や商人も以前と比べると、増築工事の件で仕事を求めて人が多くなっている。
 人があまりに多くなりすぎ、増築工事の近くに簡易的な宿泊所が作られ……それでも足りない程度には、ギルムに集まっている者達は多くなっているのだ。

(夕暮れの小麦亭、部屋をそのままにしておいてよかったよな。もしチェックアウトしていれば、間違いなくもう泊まることは出来なかっただろうし)

 当然チェックアウトをしないということは、泊まっていない間の宿泊料金も掛かる。
 だが、逆に言えばその宿泊料金さえどうとでもなるのであれば、全く問題はない。
 そしてレイを含めた面々で金に困っている者はいない。
 ビューネのみはこれまでの生活から貧乏性なのだが、ビューネの宿泊料金は一緒に部屋に泊まっているヴィヘラが出しているので問題はなかった。
 もっとも、最悪の場合は貴族街にあるマリーナの屋敷に泊まるという方法もあったのだが。

「人が多いのはいいが、こうまで歩きにくいと多少厄介だな」
「昼だし、その辺りはしょうがないでしょ」

 周囲を見回しながら呟くエレーナ、マリーナがそう言う。
 実際、現在はちょうど昼の時間で、増築工事をしている者達の多くが食事を求めて街中に出ている。

「ん!」

 そんな中、ビューネが人の多い屋台を見て呟く。

「取りあえずダスカーに報告してから昼食にしましょう。もしかしたら、ダスカーの方で食事を用意してくれているかもしれないし」

 ダスカーの名前を出してそう告げるマリーナに、ビューネは不承不承頷く。

「冷たいうどんか。……まぁ、この季節だしな」

 ビューネが食べたいと言っていたうどんの屋台を見て、レイは納得したように呟く。
 暑い日々が続く中、本来の……という表現は正しくないのだろうが、満腹亭で売られるようになった熱いスープのうどんを食べたいと思う者は、必ずしも多くはない。
 暑いからこそ、冷たい料理を食べたいと、そう思うのは当然だった。
 もっとも、レイ達がギルムを発ってからそれ程の時間が経った訳ではない。
 そう考えれば、以前から冷たいうどん料理を出している屋台があってもおかしくはなかったのだが。

(色んな村や街から働く為に人が来て、それでうどんを食う。働いている連中は自分の故郷に帰ってうどんを広め……そういう意味では、うどんはもの凄く流行るかもな)

 そんな風に思いつつ、レイ達はギルムの中を進む。
 当然セトを連れ、エレーナ達と共にいる一行は非常に目立ち……

「あ、セト! ちょっとセト! いつ戻ってきたのよ!」
「セトちゃん、遊ぼうよ! セトちゃん!」

 真っ先にセトを見つけた者達がレイ達の側に近寄ってくる。

「あー、悪い。セトと遊ばせてやりたいところだけど、今は領主の館でダスカー様と話さなきゃならなんだ。だから……」
「あら、じゃあセトちゃんだけをここに残していってもいいんじゃないですか? 何かあった時は私が面倒見ますから。どうです、レイ隊長?」

 セトに群がってきていた者達に断りの言葉を言おうとしていたところに割り込んできたのは、レイにとっても見覚えのある人物だった。
 それこそ、ここにミレイヌがいなくてよかったと、そう思う人物。

「ヨハンナ、いい加減隊長はよせ。何年前の話だと思ってるんだ?」
「何年前って、別に十年も二十年の前って訳じゃないんだから、いいじゃないですか」

 笑みを浮かべつつそう告げてくるヨハンナは、ギルムでもミレイヌと同じ……とまではいかないが、かなりの有名人の一人だ。
 腕の立つ冒険者としてもそうだし、何よりセト好きという点でミレイヌと並び立つ存在なのだから。

「あのなぁ……」
「それより、どうします? 私はセトちゃんと一緒にいられるので、預けられても全く構いませんが」

 そんなヨハンナの言葉に、周囲にいる子供達がレイに期待の視線を向ける。
 そのような視線を向けられたレイは、どうするか一瞬迷うものの、結局は頷く。

「分かった。じゃあ、セトのことを頼むな」
「ええ、任せて下さい。ね、セトちゃん。レイさんが戻ってくるまで、一緒に遊ぼう?」
「グルルルゥ」

 レイのことを先程とは違って隊長ではなくレイさんと読んだヨハンナの言葉に、セトは了承の意味を込めて喉を鳴らす。
 セトも久しぶりにギルムに戻ってきて、自分と遊んでくれる相手がいたことが嬉しいのだろう。
 結局レイ達はセトをその場に残し、領主の館に向かうのだった。

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