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2018-02-10

平昌オリンピック開会式中のシステム障害についてまとめてみたAdd Star

| 06:08 |  平昌オリンピック開会式中のシステム障害についてまとめてみたを含むブックマーク

2018年2月8日より韓国で開催されている2018年平昌冬季五輪で、2018年2月9日の開会式直前にシステム障害等のトラブルがあったと報じられました。ここでは関連情報をまとめます。

インシデントタイムライン

日時出来事
2018年2月9日19時15分頃平昌五輪組織委員会の内部でシステムトラブルが発生。
開会式会場でWifi等が使用不可。
〃 20時平昌冬季五輪大会開会式が始まる。
2018年2月10日9時頃公式Webサイトの接続障害が解消。(現地時間8時)
〃 午前平昌五輪組織委員会定例会見でシステムの復旧が済んだことと詳細調査中とコメント。

開会式に関連して確認されたトラブル事象

発生原因がサイバー攻撃によるものなのか、同一の原因なのかなど不明だが報道されていたトラブルは次の通り。

(1) メインプレスセンターで開会式の映像中断
(2) 公式Webサイトの一部で接続障害
  • 大会公式の統合ログインサイト(exp.pyeongchang2018.com)のWebサイト上でシステム障害を示すメッセージが表示されていたとの投稿が報道されている。*3
  • 入場チケットを印刷することができなくなる事態が発生した。
  • 障害は内部ネットワークの遮断を受けて発生したものとみられる。
  • 接続障害2018年2月10日8時頃に復旧した模様。
(3) インターネットWifiが利用不可
  • 開会式45分前の19時45分頃より利用ができない状況が発生。
  • 2018年2月10日正午時点で完全復旧はしていない。*4
(4) 撮影で使われる予定のドローンの飛行停止
  • システム障害による影響かどうかは不明とされている。
  • IOCの広報担当者は突然の計画変更を受けドローンを展開させることが出来なかったとコメント。

関係組織の対応

平昌五輪組織委員会
  • 組織委員会の宋百裕報道官が次の通りコメント。
    • 重要性が低いシステムのいくつかで影響を受ける事案が発生した。
    • トラブルによる迷惑をかけたことを陳謝する。
    • 現時点では(サイバー攻撃とは)確認されていない。
    • イベントでの混乱は生じず、選手、観客の安心安全にも影響をあたえるものではない。
専門チーム

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