目標を見失ったドイツの社民 迷走1年、党首が自滅

ドイツ政局
ヨーロッパ
2018/2/8 12:00
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日本経済新聞 電子版
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 ドイツでメルケル首相が率いる保守系のキリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)と中道左派の社会民主党(SPD)が7日午前、政権樹立で大筋合意した。昨年9月の議会選から4カ月あまり続いた政治空白がようやく終わろうとしているが、露呈したことが2つある。座標軸を見失って漂流するSPDの姿と、そんな党を仕切ることができないシュルツ党首の未熟な手腕だ。

 連立交渉がまとまって安心したのもつかの間、7日午後、…

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