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2018年の天体イベント、カレンダーにまとめてみました
Image: NASA

2018年の天体イベント、カレンダーにまとめてみました

2018年、宇宙や天文関連で何が起きる?

元旦の夜に今年最大級の満月が現れたことを筆頭に、2018年は天体イベントが盛りだくさん。油断していると見逃してしまいそうですが、ありがたいことにニューヨーク・タイムズが今年の注目すべき天体イベントをカレンダーにまとめました。しかも、GoogleカレンダーやiOSに追加できるんです。

冒頭に書いたように、今年最初のスーパームーンは1月2日の夜明けにやってきました。もし見逃してしまっても、月末の31日には皆既月食とブルームーンがやってくるので、月を観測するチャンスにはもう一度恵まれます。NASAによれば、皆既状態は北米の西部から太平洋をまたいで東アジアにかけて観測できるとのこと。

月以外では、今年は流星群を数回観測できる予定で、その先陣を切ったのは4日未明にピークを迎えたしぶんぎ座流星群でした。このカレンダーが役立つ理由の1つに流星群のスケジュールが組み込まれていることを挙げたのは米GizmodoのJones記者。スーパームーンは自宅から見ることができますが、ニューヨークは光害がひどいので郊外へ旅行を初めて前もって計画をするのに役立つと評しています。

宇宙開発関連の人為的なイベントも控えており、たとえば3月31日はGoogle Lunar X prizeのレース期限となっています。ファイナリストに残った5チームが、初の民間月面探査機を月に送る能力を示し、グランプリの賞金2000万ドルを得ようとしのぎを削っています。Googleは、当初の期限までに各チームが月面に到着すると考えていましたが、物事を少しだけ容易にするために後になって条件を変えました。宇宙探査の期限はテレビゲームの発売日のようなもんで、いつだって変更され得る道標というだけのこと。

このほかにもたくさんの天体イベントが控えている2018年、このカレンダーを同期しておけば、注目すべきイベントは追っていけそうです。各イベントの詳細についての記事もありますよ。

Image: NASA
Source: New York Times (1, 2, 3), Google, Space.com, NASA, WLOS, Lunar X prize

Rhett Jones - Gizmodo US[原文
(たもり)