2月9日のオンライン科学雑誌『Sciebfific Reports』に鹿児島の南方の海底に、世界最大級の大きさの溶岩ドームが形成されたことを示す論文が掲載されました。本日の天気のあれこれでは、その内容について見ていきたいと思います~
目次
- 1.滝沢秀明と神戸大学が鹿児島沖で世界最大級の溶岩ドームを発見!
- 2.えっ!?滝沢秀明ってあのタッキーだよね!?
- 3.今春その様子はNHKで放送される予定!!
- 4.『深江丸』を用いた3回の探査航海を実施し、地球上で最大クラスの巨大溶岩ドームが形成されたことを確認!!
- 5.現在も鬼界カルデラの地下には巨大なマグマ溜まりが存在している可能性あり!!
- 6.『巨大カルデラ噴火』は発生すると、甚大な被害が予想される!!
- 7.まとめ
1.滝沢秀明と神戸大学が鹿児島沖で世界最大級の溶岩ドームを発見!
2月9日にオンライン科学雑誌『Sciebfific Reports』に鹿児島の南方の海底に世界最大級の大きさの溶岩ドームが形成されたことを示す論文が掲載されました。この論文には、17人の共著者がおり、その中には滝沢秀明も名を連ねています!!
2.えっ!?滝沢秀明ってあのタッキーだよね!?
滝沢秀明氏ってあのタッキーですよね!?そうなんです、実は滝沢は鬼界カルデラを調査する研究チームの一員として、NHKの潜水取材班とともに海底に潜り、溶岩ドームそのものから岩石の採取に成功しています!!
2013年にプライベートで世界中の溶岩湖を訪問してから、色々と興味を持っていたようですね。
3.今春その様子はNHKで放送される予定!!
今回の大発見に繋がった滝沢が鬼界カルデラの謎に挑む様子は、今春以降にBSプレミアムで放送が予定されています。番組名はまだ(仮)ですが、「滝沢秀明の火山探検紀行~巨大カルデラの謎に迫る」になる予定ですね。
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4.『深江丸』を用いた3回の探査航海を実施し、地球上で最大クラスの巨大溶岩ドームが形成されたことを確認!!
では、早速その論文を見てみましょう。
この論文によりますと、神戸大学の巽好幸教授を中心とする研究チームが鬼界カルデラにおいて、神戸大学大学院海事科学研究科附属練習船の『深江丸』を用いた3回の探査航海を実施しました。
その結果、7300年前の巨大カルデラ噴火以降の短期間に32km3を超える地球上で最大クラスの巨大な溶岩ドームが形成されたことを確認したようです!!
5.現在も鬼界カルデラの地下には巨大なマグマ溜まりが存在している可能性あり!!
この論文によりますと、この発見された溶岩は、7300年前の巨大カルデラ噴火の噴出物とは化学的特性が異なっていて、薩摩硫黄島などの後カルデラ火山と同じ化学的特性を示している事が分かりました。
つまり現在も鬼界カルデラの地下には巨大なマグマ溜まりが存在している可能性があるようです。また溶岩ドーム上には、水柱音響異常が認められており、活発な海底熱水活動が予想されています!!
6.『巨大カルデラ噴火』は発生すると、甚大な被害が予想される!!
『巨大カルデラ噴火』は、ひとたび発生すると、大量のマグマを一気に噴出します。日本列島で今後100年に起こる可能性は約1%と言われていますが、実際に起きると甚大な被害がもたらすと言われています。
詳しくはこちらをご覧下さい↓
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7.まとめ
オンライン科学雑誌『Sciebfific Reports』に鹿児島の南方の海底に世界最大級の大きさの溶岩ドームが形成されたことを示す論文が掲載されました。これによりますと、現在も鬼界カルデラの地下には巨大なマグマ溜まりが存在している可能性があるようです。
日本列島で今後100年の間に発生する確率は1%と言われていますが、ひとたび発生すると甚大な被害をもたらすと言われています。続報が気になるところですね。
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