1380/1380
閑話2 忘れられた里にて
――魔人。罪人の牢獄ハルバロニスより、盟主ベリスティオに率いられて地上に解き放たれた者達。
生ける者を蝕む瘴気を纏い、超常の力を操り、他者の負の感情を食らって生きる長命の者達。そう言えば聞こえも良かろう。
なるほど。確かにそれは間違っていない。しかしそれは魔人という種族の一面でしかない。魔人になってからの事を考えれば――その特性は呪いであるとさえ彼は考えていた。
魔人にとって他者の負の感情こそが食事だ。相手を恐怖させ、絶望を食らっては舌鼓を打ち、敵意や殺意をぶつけ合って心を踊らせる。逆に言えば大抵の魔人にとっての娯楽というのはその程度のもので。
だからこそ暴虐に快楽を見出して必要以上に残虐に振る舞うようになるか、戦いの中に価値や己の居場所を見出す、という者が多い。しかし……大抵の者はいずれそれらにも飽きて、長い長い人生の果てに人格も精神も擦り切れて摩耗していくのだ。
目に見える色は褪せ、香りは意味を失い……ただただ灰色の世界が何時までも、何処までも続くという地獄。魔人の生というのはかくも不毛なものだと、そう彼――オズグリーヴは考えている。
しかし、後から生まれた魔人達は生まれついてそうであるが故に、自分達が不幸であるという事すら知らないのだろう。だからオズグリーヴは魔人の生について他者に多くを語らない。自覚しなければ自分が呪われていると、不幸だと気付く事もないからだ。
そう。オズグリーヴはベリスティオとの契約で転じた、最古参の魔人の一人だ。そうして自身が不幸だと自覚しながらも今も尚生きているのは、彼が盟主と一つの約束を交わしたからである。
つまり――第二世代以降の魔人達の中で芽の出なかった者達を隠れ住まわせ、守ってやってほしいと。
オズグリーヴは最古参の魔人の一人にして、その中でも当時最年少だった人物だ。
盟主と契約したにも関わらず、未熟故に中々覚醒に至れずに他の者達に疎まれていた魔人でもあった。だからこそ覚醒に至った後も人格に極端な変容は無かったし、弱肉強食が当たり前の魔人達の中で、弱い者達の気持ちが分かるだろうと――ベリスティオに選ばれたのである。
純粋に仲間を守る為――ではない。そうした気持ちがベリスティオに無かったとは言わないが、人間達――七賢者との戦いが激化する中で、一つの保険を打ったのだ。弱き者達を戦場から離れた場所に隠れ住まわせれば、自分や仲間達が敗北し、全滅したとしても、後方で契約した者の肉体を乗っ取り、蘇る事が出来るから。
もっとも――実際はどうだったのかと言えば、ベリスティオは封印されてしまい、そうした備えが役に立つ事も無かったのだが。
ともあれ、オズグリーヴを長とする忘れられた魔人達は、深い森の奥深く、他の種族が近付かない魔力溜まりを選んで隠れ里を作り上げた。
魔力溜まりに引き寄せられる魔物を狩り殺し、その負の感情を以って食い繋ぐ。
元々出生率の低い魔人達にとってはそれで食うに困る事は無かったし、自分達が魔人達の中で力に劣ると知っている彼らは情報収集を除いて、積極的に隠れ里の外に出る事もあまり無かった。贅沢さえ言わなければ生きるのに困ることはない。弱き者達の理想郷なのだ。ここは。
それでもたまに外の世界を目指す者もいるが――。そういう者には同種――力の劣る魔人と知り合ったら隠れ里の事を伝えて欲しいと伝言している。オズグリーヴは去る者は追わず、来る者は拒まない。
盟主はいなくなってしまったけれど、いつしかオズグリーヴの長い人生の中で、里の者達を守るのが生きる意味になったのだ。
ガルディニスが世俗的な権力を求めて人間性を保っていたように。擦り切れて朽ち果てない為に忘れられた魔人達の長として生きる。自由を求めてハルバロニスを出たはずが、新たなしがらみを生んだだけなのかも知れない。
しかし集落を維持する事が矜持となり、日々を自分らしく生きる力を与えてくれているのもまた事実なのだ。
そんなオズグリーヴの生き方は……魔人らしくはないだろう。だからこそオズグリーヴは同じく魔人らしくない魔人――ガルディニスと同様に、擦り切れてはしなかった。
同様に野心を捨てて世俗を諦め、守りたい者達がいたからこそ、あの力強い魔人の青年、ヴァルロスの誘いに乗る事もなかった。オズグリーヴにしてみれば、自ら選んだ道なのだ。
それでも。それでもだ。この生き方はいつまで続くのかとオズグリーヴは――そして里にいる、自身が不幸であると気付いている者達は、事あるごとに自問している。
長命に飽いて里を出て帰って来なくなった者、或いは魔人の不毛な在り方に壊れてしまった者もいて。そしてそれらの者達はオズグリーヴ達が赤子の頃から知っている者達でもあるのだ。
だから――見知った者達がまた変質してしまうのではないか、いつしか自分も疲れて立ち止まり、壊れてしまうのではないか。そういう恐れがあった。
そんな折だ。オズグリーヴが夢を見たのは。
隠れ里の物見櫓に立つベリスティオの夢だ。見た事も無い程に穏やかに笑うベリスティオが森の彼方を指差し、一言だけ言葉を紡ぐ。
「お前達が求めるものは、我が指し示す先に」
ただ、それだけの夢。
単なる夢ではない、と思った。何か意味があるからこそ、ベリスティオが契約を通じて自分に夢を見せたのだと。そうオズグリーヴは感じた。
その夢の意味するところが分かったのは、それから暫く後の事である。
「魔人を普通の人間に戻す事ができる、らしい」
「ヴェルドガル王国の英雄だそうだ。魔人を近くに置き、その内の一人を実際に人間に戻したとか」
「人と共存の道を模索するのなら拒まないと喧伝しているらしいな。本当かどうかは……分からないが」
そんな情報を齎したのは、隠れ里の外に情報収集に出ていた者達だ。
「ヴェルドガル王国――」
報告を受けて、夢の意味が繋がったような気がした。
頭の中に地図を思い描く。そうして、確信と共に衝撃を受けた。ヴェルドガル王国の王都タームウィルズは、夢の中でベリスティオが指で示したその先にあるからだ。
もしも若い魔人達が持ってきたその情報が本当であれば、集落の者達にとっては福音なのかも知れない。魔人になる前のあの色鮮やかな世界を取り戻す事ができるのかも知れないと考えると、長らく忘れていた渇望のような強い感情と共に胸が高鳴るのを感じた。
自分自身だけではない。己が不幸である事を知らない子らに、違う世界を見せてやることができるのかも知れない。見知った者達が壊れる前に――新たな道を模索させてやる事ができるのかも知れない。
魅力的な話。だが、直観だけを信じて行動するにはオズグリーヴは老いている。故に慎重になるのだ。間違いであっても絶望しないように。隠れ里の者達が不必要に傷付く事がないように。
「それは……もっと詳しく、追って調べる必要があろうな。話が真実で、その者が信用に足るのかどうか」
「もし……本当の話で、その英雄も、魔人との共存を本気で望んでいる、としたら?」
「望むのであればこの里を出て、その者を頼るのも良いのかも知れぬな。我らは我らより賢く、力に勝る者達が倒れたという事実を知っている。であれば……魔人であり続ける事は絶対の価値とはならぬ……のかも知れん。共存の道があるというのならば、或いは――」
そう言って、オズグリーヴは天を仰いだ。本当であったなら、それはどんなに素晴らしい事か。
長く長く、外界から忘れられて久しい彼らに、変革を告げる新しい風が吹き始めようとしていた。
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。
この小説をブックマークしている人はこんな小説も読んでいます!
二度目の人生を異世界で
唐突に現れた神様を名乗る幼女に告げられた一言。
「功刀 蓮弥さん、貴方はお亡くなりになりました!。」
これは、どうも前の人生はきっちり大往生したらしい主人公が、//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全391部分)
- 28992 user
-
最終掲載日:2018/02/05 12:00
フェアリーテイル・クロニクル ~空気読まない異世界ライフ~
※作者多忙につき、当面は三週ごとの更新とさせていただきます。
※2016年2月27日、本編完結しました。
ゲームをしていたヘタレ男と美少女は、悪質なバグに引//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全228部分)
- 24690 user
-
最終掲載日:2018/02/03 07:00
ワールド・ティーチャー -異世界式教育エージェント-
世界最強のエージェントと呼ばれた男は、引退を機に後進を育てる教育者となった。
弟子を育て、六十を過ぎた頃、上の陰謀により受けた作戦によって命を落とすが、記憶を持//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全179部分)
- 26363 user
-
最終掲載日:2018/02/01 04:25
黒の召喚士 ~戦闘狂の成り上がり~
記憶を無くした主人公が召喚術を駆使し、成り上がっていく異世界転生物語。主人公は名前をケルヴィンと変えて転生し、コツコツとレベルを上げ、スキルを会得し配下を増や//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全504部分)
- 24657 user
-
最終掲載日:2018/02/09 18:00
蘇りの魔王
勇者に討たれ、その命を失ったはずの魔王ルルスリア=ノルド。
彼にはやり残したこと、解決できなかった問題がいくつもあったが、悪は滅びると言うお題目に従い、消滅した//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全272部分)
- 22151 user
-
最終掲載日:2017/03/23 18:00
聖者無双 ~サラリーマン、異世界で生き残るために歩む道~
地球の運命神と異世界ガルダルディアの主神が、ある日、賭け事をした。
運命神は賭けに負け、十の凡庸な魂を見繕い、異世界ガルダルディアの主神へ渡した。
その凡庸な魂//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全363部分)
- 24622 user
-
最終掲載日:2018/01/07 20:00
マギクラフト・マイスター
世界でただ一人のマギクラフト・マイスター。その後継者に選ばれた主人公。現代地球から異世界に召喚された主人公が趣味の工作工芸に明け暮れる話、の筈なのですがやはり//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全1789部分)
- 25712 user
-
最終掲載日:2018/02/10 12:00
転生したらスライムだった件
突然路上で通り魔に刺されて死んでしまった、37歳のナイスガイ。意識が戻って自分の身体を確かめたら、スライムになっていた!
え?…え?何でスライムなんだよ!!!な//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
完結済(全303部分)
- 28848 user
-
最終掲載日:2016/01/01 00:00
無職転生 - 異世界行ったら本気だす -
34歳職歴無し住所不定無職童貞のニートは、ある日家を追い出され、人生を後悔している間にトラックに轢かれて死んでしまう。目覚めた時、彼は赤ん坊になっていた。どうや//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
完結済(全286部分)
- 28650 user
-
最終掲載日:2015/04/03 23:00
異世界迷宮で奴隷ハーレムを
ゲームだと思っていたら異世界に飛び込んでしまった男の物語。迷宮のあるゲーム的な世界でチートな設定を使ってがんばります。そこは、身分差があり、奴隷もいる社会。とな//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全221部分)
- 26804 user
-
最終掲載日:2017/11/30 20:07
異世界はスマートフォンとともに。
神様の手違いで死んでしまった主人公は、異世界で第二の人生をスタートさせる。彼にあるのは神様から底上げしてもらった身体と、異世界でも使用可能にしてもらったスマー//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全461部分)
- 22469 user
-
最終掲載日:2018/02/06 21:36
奪う者 奪われる者
佐藤 優(サトウ ユウ)12歳
義父に日々、虐待される毎日、ある日
借金返済の為に保険金を掛けられ殺される。
死んだはずなのに気付くとそこは異世界。
これは異//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全241部分)
- 21753 user
-
最終掲載日:2018/01/15 18:00
ありふれた職業で世界最強
クラスごと異世界に召喚され、他のクラスメイトがチートなスペックと“天職”を有する中、一人平凡を地で行く主人公南雲ハジメ。彼の“天職”は“錬成師”、言い換えればた//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全304部分)
- 34312 user
-
最終掲載日:2018/02/10 18:00
金色の文字使い ~勇者四人に巻き込まれたユニークチート~
『金色の文字使い』は「コンジキのワードマスター」と読んで下さい。
あらすじ ある日、主人公である丘村日色は異世界へと飛ばされた。四人の勇者に巻き込まれて召喚//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全824部分)
- 27747 user
-
最終掲載日:2017/12/24 00:00
八男って、それはないでしょう!
平凡な若手商社員である一宮信吾二十五歳は、明日も仕事だと思いながらベッドに入る。だが、目が覚めるとそこは自宅マンションの寝室ではなくて……。僻地に領地を持つ貧乏//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
完結済(全205部分)
- 32362 user
-
最終掲載日:2017/03/25 10:00
進化の実~知らないうちに勝ち組人生~
柊誠一は、不細工・気持ち悪い・汚い・臭い・デブといった、罵倒する言葉が次々と浮かんでくるほどの容姿の持ち主だった。そんな誠一が何時も通りに学校で虐められ、何とか//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全116部分)
- 23036 user
-
最終掲載日:2018/01/09 00:01
とんでもスキルで異世界放浪メシ
※タイトルが変更になります。
「とんでもスキルが本当にとんでもない威力を発揮した件について」→「とんでもスキルで異世界放浪メシ」
異世界召喚に巻き込まれた俺、向//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全403部分)
- 29868 user
-
最終掲載日:2018/02/06 00:24
二度目の勇者は復讐の道を嗤い歩む
魔王を倒し、世界を救えと勇者として召喚され、必死に救った主人公、宇景海人。
彼は魔王を倒し、世界を救ったが、仲間と信じていたモノたちにことごとく裏切られ、剣に貫//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全134部分)
- 22028 user
-
最終掲載日:2018/01/28 08:43
蜘蛛ですが、なにか?
勇者と魔王が争い続ける世界。勇者と魔王の壮絶な魔法は、世界を超えてとある高校の教室で爆発してしまう。その爆発で死んでしまった生徒たちは、異世界で転生することにな//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全537部分)
- 24533 user
-
最終掲載日:2018/02/03 23:34
賢者の孫
あらゆる魔法を極め、幾度も人類を災禍から救い、世界中から『賢者』と呼ばれる老人に拾われた、前世の記憶を持つ少年シン。
世俗を離れ隠居生活を送っていた賢者に孫//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全127部分)
- 28127 user
-
最終掲載日:2018/02/03 03:49
盾の勇者の成り上がり
盾の勇者として異世界に召還された岩谷尚文。冒険三日目にして仲間に裏切られ、信頼と金銭を一度に失ってしまう。他者を信じられなくなった尚文が取った行動は……。サブタ//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全864部分)
- 22658 user
-
最終掲載日:2018/02/06 10:00
ニートだけどハロワにいったら異世界につれてかれた
◆書籍⑧巻まで、漫画版連載中です◆ ニートの山野マサル(23)は、ハロワに行って面白そうな求人を見つける。【剣と魔法のファンタジー世界でテストプレイ。長期間、//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全193部分)
- 23899 user
-
最終掲載日:2018/01/13 21:00
Re:ゼロから始める異世界生活
突如、コンビニ帰りに異世界へ召喚されたひきこもり学生の菜月昴。知識も技術も武力もコミュ能力もない、ないない尽くしの凡人が、チートボーナスを与えられることもなく放//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全444部分)
- 21893 user
-
最終掲載日:2018/02/03 01:00
デスマーチからはじまる異世界狂想曲( web版 )
◆カドカワBOOKSより、書籍版12巻+EX巻、コミカライズ版6巻発売中! アニメ放送は2018年1月11日より放映開始です。【【【アニメ版の感想は活動報告の方//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全565部分)
- 35482 user
-
最終掲載日:2018/02/04 18:00
レジェンド
東北の田舎町に住んでいた佐伯玲二は夏休み中に事故によりその命を散らす。……だが、気が付くと白い世界に存在しており、目の前には得体の知れない光球が。その光球は異世//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全1638部分)
- 30596 user
-
最終掲載日:2018/02/10 18:00
Knight's & Magic
メカヲタ社会人が異世界に転生。
その世界に存在する巨大な魔導兵器の乗り手となるべく、彼は情熱と怨念と執念で全力疾走を開始する……。
*お知らせ*
ヒーロー文庫よ//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全136部分)
- 22374 user
-
最終掲載日:2018/01/21 22:59
甘く優しい世界で生きるには
勇者や聖女、魔王や魔獣、スキルや魔法が存在する王道ファンタジーな世界に、【炎槍の勇者の孫】、【雷槍の勇者の息子】、【聖女の息子】、【公爵家継嗣】、【王太子の幼//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
完結済(全255部分)
- 22643 user
-
最終掲載日:2017/12/22 12:00