挿絵表示切替ボタン
▼配色







▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる
絶対に働きたくないダンジョンマスターが惰眠をむさぼるまで 作者:鬼影スパナ

ドラゴンなクエスト

しおりの位置情報を変更しました
エラーが発生しました
319/319

帝都再び 1

 ついに帝都に到着した。
 長い道のりだった……無駄に。

 帝都の門をくぐると、そこには広く長い石レンガの道路が伸び、左右には石造りの建物や木製の建物による店が並んでいた。今までの町に比べると圧倒的に華やかでオシャレだ。勇者工房とかいう錬金術集団の尽力もあるんだとかで、ヨーロッパ建築風のすごく「それっぽい」「いかにも」な建物が多いのが帝都の特徴だ。
 首都の大通りという言葉がふさわしく人も多いし馬車も走っている。10台に1台くらいの割合で明らかに豪華な馬車や紋章入りの馬車もあるな。

「ここが帝都です!」

 と、馬車の中でワタルが自慢気に大通りを背にして言った。
 幌馬車だからお前がそこに立ってたらよく見えないんだが、それはさておきお上りさん丸出しで恥ずかしいやつに見えるなぁうん。
 帝都出身のシティエルフなシキナは、「帝都にはたまにこういう人いるので、今更こういうこと言っても気にする人もいないでありますよ」と生暖かい目で見ていた。

「そうだな、帝都だな」
「あれ、驚きが無いですね。まるでこのくらいの町を見たことがあるかのような」
「ミーカンはともかく、ツィーアやドンサマ、コーキーとデカい町を見てきただろ」
「……規模がだいぶ違うと思いますが」
「よく言うだろ、1,2、3、いっぱい、いっぱい、いっぱいってな。一定以上はデカい町だって感想で同じもんさ。ゴレーヌ村と比べたらすごくデカい、そんなもんさ」
「雑ですね! さすがケーマさん」

 まぁ前に来たこともあるからね。言わないけど。そして雑なことの何がさすがなのか。
 ちなみにここ帝都の門でも俺達の馬車はノーチェックで素通りだった。呼び出し効果すげぇや。

「まぁとりあえず近場の冒険者ギルド行きますか。ここもコーキーみたくいくつかありましてね。東西南北中央の5か所ありますよ」
「門の近くにそれぞれ、か。じゃ、東のギルドだな」

 ちなみにミーシャが居るのは中央の冒険者ギルドだ。特に会うこともないだろう。……ないよね? 会うとややこしいことになるくらいミーシャも分かってるだろうし。

「そんなことよりケーマ、美味しいものよ。ところでイチカ、帝都では何が美味しいの?」
「牧場とかもあるから、やっぱり乳製品とかやな。シチューとかあるで」
「ロクコ、ここはチーズも美味いんだよ。ニオイが独特だから好みは分かれるけど、好きな人にはたまらないよ」
「へぇロップのおすすめね。チーズも食べてみましょう。まぁ口に合わなかったらその時はその時で」

 ……ロクコ、お前すっかりイチカに影響されて……気持ちは分からなくはないけど。

「ところでロクコ、ここに来た目的って覚えてるか?」
「なんだっけ? 食べ歩き旅行じゃなかったっけ」
「惜しい。全然違うぞー? ドラゴンを倒したからそれで呼ばれてんだからな?」
「そう言えばそうだったわね」

「これまでの町と比べてここでは確実にやることがあるからな。ワタル、その辺の予定ってどうなってる」
「はい。門で手紙を見せたので、そのあたりは確実に連絡が行っているでしょう。おそらくギルドの方に顔出したタイミングで接触があると思うので、あとはその流れでってところですね」

 宿もあちらが用意してくれる手筈になっている。なんなら配達依頼の荷物を納品してギルドで待っていれば確実か。

  *

 ギルドに荷物を納品し、少し待とうかとギルド併設の食堂へ行くと、そいつは現れた。

「やほー! 迎えに来たましたにゃーっす!」
「あっ、ミーシャさんお疲れ様です」
「おっすワタル。相変わらずこき使われてますねぇ? また稽古つけてあげるからいつでも来なさい!」

 うわぁミーシャ来ちゃった。ピンクのおバカ猫耳Aランク冒険者兼ギルドマスター来ちゃった。しかもなんかテンション高いんだけど。どうしよコレ。
 とりあえず俺は知らない人のふりをした。

「おいワタル、そのミーシャってのは知り合いか? 紹介してくれ」
「は? なにいってるんですケーマさん、別に今更紹介なんて――必要ですよね! そうですよね! ええそうでしたそうでした。お初にお目にかかりますでした」

 苦し言い訳だが、そう。俺とミーシャはあったことが無いはずなのだ。なぜなら普段俺はゴレーヌ村から出ないし、ミーシャは帝都のギルド本部でごろごろしている。
 つまり、俺とミーシャは本来は出会うはずのない2人。ダンジョン関係な都合で面識はあるが、それを除けば面識があるのはおかしいのだ。

「……あれ、ミーシャさんケーマさんと知り合いだったんですか?」
「いや初対面だ。何者か知らないけどノリがいいやつだなーミーシャ。気が合うな!」
「そうですね! 初対面ですがもう何度も顔を合わせているような気の合いよう! 私たち、親友になれますね!」
「そうとも、ひと目見てこんな親しみを感じるんだもんな、親友だ親友! いえーい」
「いえーい!」

 とりあえずハイタッチした。誤魔化せただろうか。誤魔化せてると良いな。誤魔化せてなかったとしても勢いで押し切る。

「まぁ自己紹介しようか。俺はケーマ。ゴレーヌ村の村長だ。こっちはロクコ。で、俺の奴隷のクロとイチカだ」
「僕は不要ですね。えーっとこっちはパーティーメンバーのゴゾーさんとロップさんです」
「自分はシキナ・クッコロであります!」
「うんうん、私はミーシャ。帝都冒険者ギルドのギルドマスターをやってます、よろしく!」

 よし、これで以降は顔と名前を知ってても不自然じゃなくなった。
 でもってまだ首を傾げているワタルに耳打ちをする。

「ワタル。ここだけの話、ミーシャは前にウチに来たことがある。が、お忍びだったからな。そういうことだ、変に言いふらすなよ」
「ああなるほど。そういうことでしたか」

 納得して頷くワタル。聞こえていたのかぐっと親指を立てるミーシャ。
 よし。完璧。しかもこれは今後ハクさんのパーティーメンバーと顔を合わせても使える言い訳だ。相手が知らないふりしてもお忍びだったから。知ってるふりしてきたらお忍びで会ってたから。バッチリだ。

「それじゃ行きましょうか! 私の騎獣で先導するんで、馬車ごとついてきてくださいねー」

 と、ギルドの外に止めていた座席を載せたライオン(羽の生えてて尻尾が蛇の)にまたがるミーシャ。俺達も馬車に乗る。

「んじゃ、ロクコ様はこちらへどうぞ」

 そしてミーシャはごく自然にロクコだけに手を伸ばす。

「ミーシャ。今の私はただのロクコだから余計な気を回さなくていいわよ」
「……あ。すみません、配慮がたりませんでした」

 ちらりと見ると、ワタルはともかく、ゴゾーとロップが「あぁ……うん、そっかそっか」と何か言いたげな、けど言わない方が良いなって顔をしていた。シキナはその反応に首を傾げていたが、そうだよね、ギルドマスターが様付けで呼ぶとかね。あからさまにロクコだけ優先するとかね。

「それじゃ改めて、城へ行きますよ。離れずについてきてくださいねー」

 改めてミーシャを先頭に帝都の往来を行く。ミーシャの騎獣はやはり珍しいのだろう、注目を集めていた。……それにロクコ乗せようとしたんだ? へぇー。

 しかしホント大丈夫かミーシャ。お前対応穴だらけじゃねーか。
 ……いやもしかして、そういう対応をロクコにしろとハクさんからのお達しが?


 ないか。ミーシャだし。
(やばい(´・ω・`)お絵描きとか動画作りとかしたくなってきたけど書籍化作業しなきゃ)

評価や感想は作者の原動力となります。
読了後の評価にご協力をお願いします。 ⇒評価システムについて

文法・文章評価


物語(ストーリー)評価
※評価するにはログインしてください。
― 感想を書く ―

1項目の入力から送信できます。
感想を書く場合の注意事項をご確認ください。

名前:

▼良い点
▼気になる点
▼一言
お薦めレビューを書く場合はログインしてください。
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。

この小説をブックマークしている人はこんな小説も読んでいます!

転生したらスライムだった件

突然路上で通り魔に刺されて死んでしまった、37歳のナイスガイ。意識が戻って自分の身体を確かめたら、スライムになっていた! え?…え?何でスライムなんだよ!!!な//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全303部分)
  • 25997 user
  • 最終掲載日:2016/01/01 00:00
ありふれた職業で世界最強

クラスごと異世界に召喚され、他のクラスメイトがチートなスペックと“天職”を有する中、一人平凡を地で行く主人公南雲ハジメ。彼の“天職”は“錬成師”、言い換えればた//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全304部分)
  • 26148 user
  • 最終掲載日:2018/02/10 18:00
黒の召喚士 ~戦闘狂の成り上がり~

 記憶を無くした主人公が召喚術を駆使し、成り上がっていく異世界転生物語。主人公は名前をケルヴィンと変えて転生し、コツコツとレベルを上げ、スキルを会得し配下を増や//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全504部分)
  • 18637 user
  • 最終掲載日:2018/02/09 18:00
二度目の人生を異世界で

唐突に現れた神様を名乗る幼女に告げられた一言。 「功刀 蓮弥さん、貴方はお亡くなりになりました!。」 これは、どうも前の人生はきっちり大往生したらしい主人公が、//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全391部分)
  • 20324 user
  • 最終掲載日:2018/02/05 12:00
用務員さんは勇者じゃありませんので

部分的学園異世界召喚ですが、主役は用務員さんです。 魔法学園のとある天才少女に、偶然、数十名の生徒・教師ごと召喚されてしまいます。 その際、得られるはずの力をと//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全143部分)
  • 19686 user
  • 最終掲載日:2018/01/01 00:48
私、能力は平均値でって言ったよね!

アスカム子爵家長女、アデル・フォン・アスカムは、10歳になったある日、強烈な頭痛と共に全てを思い出した。  自分が以前、栗原海里(くりはらみさと)という名の18//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全263部分)
  • 20426 user
  • 最終掲載日:2018/02/09 00:00
望まぬ不死の冒険者

辺境で万年銅級冒険者をしていた主人公、レント。彼は運悪く、迷宮の奥で強大な魔物に出会い、敗北し、そして気づくと骨人《スケルトン》になっていた。このままで街にすら//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全394部分)
  • 18899 user
  • 最終掲載日:2017/12/25 18:00
二度目の勇者は復讐の道を嗤い歩む

魔王を倒し、世界を救えと勇者として召喚され、必死に救った主人公、宇景海人。 彼は魔王を倒し、世界を救ったが、仲間と信じていたモノたちにことごとく裏切られ、剣に貫//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全134部分)
  • 20088 user
  • 最終掲載日:2018/01/28 08:43
デスマーチからはじまる異世界狂想曲( web版 )

◆カドカワBOOKSより、書籍版12巻+EX巻、コミカライズ版6巻発売中! アニメ放送は2018年1月11日より放映開始です。【【【アニメ版の感想は活動報告の方//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全565部分)
  • 27912 user
  • 最終掲載日:2018/02/04 18:00
ニートだけどハロワにいったら異世界につれてかれた

 ◆書籍⑧巻まで、漫画版連載中です◆ ニートの山野マサル(23)は、ハロワに行って面白そうな求人を見つける。【剣と魔法のファンタジー世界でテストプレイ。長期間、//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全193部分)
  • 19185 user
  • 最終掲載日:2018/01/13 21:00
レジェンド

東北の田舎町に住んでいた佐伯玲二は夏休み中に事故によりその命を散らす。……だが、気が付くと白い世界に存在しており、目の前には得体の知れない光球が。その光球は異世//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全1638部分)
  • 19408 user
  • 最終掲載日:2018/02/10 18:00
賢者の孫

 あらゆる魔法を極め、幾度も人類を災禍から救い、世界中から『賢者』と呼ばれる老人に拾われた、前世の記憶を持つ少年シン。  世俗を離れ隠居生活を送っていた賢者に孫//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全127部分)
  • 20178 user
  • 最終掲載日:2018/02/03 03:49
転生したらドラゴンの卵だった~最強以外目指さねぇ~

 目が覚めたとき、そこは見知らぬ森だった。  どうやらここは異形の魔獣が蔓延るファンタジー世界らしく、どころかゲームのように敵や自分の能力値を調べることができる//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全404部分)
  • 19086 user
  • 最終掲載日:2018/02/10 21:29
盾の勇者の成り上がり

盾の勇者として異世界に召還された岩谷尚文。冒険三日目にして仲間に裏切られ、信頼と金銭を一度に失ってしまう。他者を信じられなくなった尚文が取った行動は……。サブタ//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全864部分)
  • 18863 user
  • 最終掲載日:2018/02/06 10:00
八男って、それはないでしょう! 

平凡な若手商社員である一宮信吾二十五歳は、明日も仕事だと思いながらベッドに入る。だが、目が覚めるとそこは自宅マンションの寝室ではなくて……。僻地に領地を持つ貧乏//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全205部分)
  • 24528 user
  • 最終掲載日:2017/03/25 10:00
異世界転移で女神様から祝福を! ~いえ、手持ちの異能があるので結構です~

 放課後の学校に残っていた人がまとめて異世界に転移することになった。  呼び出されたのは王宮で、魔王を倒してほしいと言われる。転移の際に1人1つギフトを貰い勇者//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全193部分)
  • 20836 user
  • 最終掲載日:2018/02/10 00:00
人狼への転生、魔王の副官

人狼の魔術師に転生した主人公ヴァイトは、魔王軍第三師団の副師団長。辺境の交易都市を占領し、支配と防衛を任されている。 元人間で今は魔物の彼には、人間の気持ちも魔//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全415部分)
  • 21716 user
  • 最終掲載日:2017/06/30 09:00
聖者無双 ~サラリーマン、異世界で生き残るために歩む道~

地球の運命神と異世界ガルダルディアの主神が、ある日、賭け事をした。 運命神は賭けに負け、十の凡庸な魂を見繕い、異世界ガルダルディアの主神へ渡した。 その凡庸な魂//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全363部分)
  • 20519 user
  • 最終掲載日:2018/01/07 20:00
10年ごしの引きニートを辞めて外出したら自宅ごと異世界に転移してた

【本編完結済み】※書籍化しました!10/25、オーバーラップ文庫様より最終巻となる⑤巻が発売されます!詳細は活動報告にて!  北条雄二、30才、無職、引きこもり//

  • ローファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全519部分)
  • 20233 user
  • 最終掲載日:2016/10/25 18:00
進化の実~知らないうちに勝ち組人生~

柊誠一は、不細工・気持ち悪い・汚い・臭い・デブといった、罵倒する言葉が次々と浮かんでくるほどの容姿の持ち主だった。そんな誠一が何時も通りに学校で虐められ、何とか//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全116部分)
  • 18469 user
  • 最終掲載日:2018/01/09 00:01
Re:ゼロから始める異世界生活

突如、コンビニ帰りに異世界へ召喚されたひきこもり学生の菜月昴。知識も技術も武力もコミュ能力もない、ないない尽くしの凡人が、チートボーナスを与えられることもなく放//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全444部分)
  • 20273 user
  • 最終掲載日:2018/02/03 01:00
蜘蛛ですが、なにか?

勇者と魔王が争い続ける世界。勇者と魔王の壮絶な魔法は、世界を超えてとある高校の教室で爆発してしまう。その爆発で死んでしまった生徒たちは、異世界で転生することにな//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全537部分)
  • 27630 user
  • 最終掲載日:2018/02/03 23:34
魔王様の街づくり!~最強のダンジョンは近代都市~

 書籍化決定しました。GAノベル様から三巻まで発売中!  魔王は自らが生み出した迷宮に人を誘い込みその絶望を食らい糧とする  だが、創造の魔王プロケルは絶望では//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全216部分)
  • 23667 user
  • 最終掲載日:2018/02/09 19:00
無職転生 - 異世界行ったら本気だす -

34歳職歴無し住所不定無職童貞のニートは、ある日家を追い出され、人生を後悔している間にトラックに轢かれて死んでしまう。目覚めた時、彼は赤ん坊になっていた。どうや//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全286部分)
  • 23547 user
  • 最終掲載日:2015/04/03 23:00
ワールド・ティーチャー -異世界式教育エージェント-

世界最強のエージェントと呼ばれた男は、引退を機に後進を育てる教育者となった。 弟子を育て、六十を過ぎた頃、上の陰謀により受けた作戦によって命を落とすが、記憶を持//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全179部分)
  • 19669 user
  • 最終掲載日:2018/02/01 04:25
異世界迷宮で奴隷ハーレムを

ゲームだと思っていたら異世界に飛び込んでしまった男の物語。迷宮のあるゲーム的な世界でチートな設定を使ってがんばります。そこは、身分差があり、奴隷もいる社会。とな//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全221部分)
  • 21720 user
  • 最終掲載日:2017/11/30 20:07
とんでもスキルで異世界放浪メシ

※タイトルが変更になります。 「とんでもスキルが本当にとんでもない威力を発揮した件について」→「とんでもスキルで異世界放浪メシ」 異世界召喚に巻き込まれた俺、向//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全403部分)
  • 27169 user
  • 最終掲載日:2018/02/06 00:24
金色の文字使い ~勇者四人に巻き込まれたユニークチート~

『金色の文字使い』は「コンジキのワードマスター」と読んで下さい。 あらすじ  ある日、主人公である丘村日色は異世界へと飛ばされた。四人の勇者に巻き込まれて召喚//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全824部分)
  • 18868 user
  • 最終掲載日:2017/12/24 00:00