クリスチャントゥデイと張在亨氏の異端疑惑
クリスチャントゥデイ(http://www.christiantoday.co.jp/)は、2002年に創業されキリスト教に関して幅広いテーマの記事を掲載している国内最大手のキリスト教系ネットニュースメディアである。
クリスチャントゥデイ
内容的にはキリスト教系メディアとして特段異常さを感じさせるわけではないが、ここには常に疑惑の目が向けられてきた。それは、クリスチャントゥデイ創業者の高柳泉氏に牧師按手を行ったとされる韓国人の張在亨氏が、自身を「来臨のキリスト」として若者たちに教え込んでいるという情報があったためだ。
ダビデ張こと張在亨氏(70)
オリベット大学HPより
この張在亨氏は現在アメリカに在住し、世界福音同盟北米地域理事などを務めているが、20代の頃には統一教会の学生部である原理研究会の学舎長をしており、その後、1800双合同結婚式で結婚し、統一教会が設立した大学である鮮文大学で講師をしていた過去があると言われている。張氏自身は、自分はキリスト教福音派の牧師であり、来臨のキリストなどとは教えていないと主張しているが、張氏のグループが日本で設立していた「東京ソフィア教会」で教義を学んだ脱会者のノートには、「西暦2000年にダビデという名の来臨のキリストが到来する」と読める記載があったという。
イエス・キリスト以外の人物を来臨のキリストとして教えることや、そのように信じること自体は違法行為では無いが、正統的なキリスト教にとってそのような信仰は教義の根幹に反するものであり、異端として明確に位置づけられるものである。キリスト教を名乗るニュースメディアが実はそのような異端信仰を持っているとすれば、クリスチャンにとっては到底看過できないことである。しかしながら、そうした内情を知る証言者の数は少なく、「東京ソフィア教会」の他「CEF」「ACM」などの名称を用いて活動してきたとされる張グループの実態は長らく謎のベールに包まれてきた。
クリスチャントゥデイvs山谷裁判
2007年、キリスト教の一派である救世軍の山谷真少佐(牧師)がブログ上でクリスチャントゥデイと張在亨の関係について記述していたところ、クリスチャントゥデイが山谷氏に対して1000万円の損害賠償請求、調停申立を行った。調停が不調に終わると翌年、名誉棄損などで210万円の損害賠償を求める民事訴訟を東京地裁で起こした。
山谷氏は脱会者の証言などを元に自身の記述の正当性を主張したものの、2013年、東京地裁は山谷氏の主張が客観的な資料に基づき慎重な分析されたとは言い難いとし、95万円の損害賠償の支払いと記述の削除を命じた。山谷氏は賠償金を支払った上で控訴を断念し、敗訴が確定した。
韓国でも2008年に張氏のグループとされるアンテオケ教会の脱会者が「私は張氏を来臨のキリストと信じていた」と記者会見で告白した。これに対し、アンテオケ教会が名誉毀損などで告訴したが、こちらは無嫌疑として処理された。
クリスチャントゥデイ問題について韓国CBSテレビの報道
- 「張在亨を再臨主と信じた」告白記者会見 無嫌疑(韓国語)http://m.amennews.com/news/articleView.html?idxno=9444
日本基督教団総会議長の声明
同年、日本のキリスト教の最大会派である日本基督教団の総会議長の山北宣久氏は「(クリスチャントゥデイの)疑惑が解決されない限りキリスト教として同一の線に立つことは出来ない」とする声明を出し、クリスチャントゥデイとの関係を絶ち、創刊号に送った祝辞とメッセージを取り消した。
http://uccj.org/newaccount/14915.html「クリスチャントゥデイ」に関する声明
2008年6月13日
日本基督教団総会議長
山北宣久
2004年4月11日に発刊され、現在はインターネット新聞として出されている「クリスチャントゥデイ」については、その当初より発行団体について疑念が持たれてきた。ことに韓国における設立者である張在亨牧師の統一協会の前歴問題をはじめ異端問題までも提起されている。日本においても救世軍 山谷真少佐、クリスチャン新聞 根田祥一氏に対して法的抗争を図るなどをしている。
日本基督教団としては、これらの疑惑が解決されない限りキリスト教として同一の線に立つことは出来ないと判断する。従って、今後一切の関係を持たないと共に、クリスチャントゥデイ紙創刊号に掲載した祝辞及びメッセージを取り消す。
クリスチャントゥデイ新体制の発足
2011年になると、クリスチャントゥデイはウェスレアン・ホーリネス教団・淀橋教会の峯野龍弘牧師を会長とし、堀内顕牧師(論説委員特別顧問)、折田政博牧師(論説委員顧問)、宮村武夫牧師(論説主幹)ら、福音派プロテスタントの牧師を主要な役職に就ける新体制を発足した。
これらの福音派牧師が張在亨氏を来臨のキリストとする信仰を持っているとはさすがに考えにくいが、この淀橋教会の韓国部が独立してできたヨハン早稲田キリスト教会は、これまで本紙でも報じてきたようにゴスペルコンサートや就職セミナーを謳っての大学キャンパス内での勧誘の他、金圭東(キム・ギュドン)牧師によるセクハラ、暴行、杜撰な資金管理などが問題となった。問題が明るみに出て教会内での反発が強まると金牧師は億単位の退職金を受け取ってヨハン教会牧師を辞任し、共にヨハンを離れた弟子たちが高田馬場に「東京リビングストーン教会」を立ち上げたと言われている。
今年、改めて日本基督教団総会議長が声明
その後、クリスチャントゥデイに関する疑惑は有耶無耶になったまま、山谷裁判の判決から5年の時間が流れていたが、2月1日付けで(公表は1月27日)、日本基督教団総会議長はクリスチャントゥデイを含む多数の団体・教会が張氏の影響下にあり、張氏を来臨のキリストとする教義のほか、過酷な集団生活や無償労働をさせられていたとする複数の脱会者の証言があるとし、キリスト教として同一の線に立つことは出来ないとする声明を改めて出した。
クリスチャントゥデイなど張在亨牧師グループに関する声明
日本基督教団は2008年6月、議長声明において、クリスチャントゥデイに対する疑惑が解消されるまで、クリスチャントゥデイと一切の関係を持たないことを宣言した。
2008年4月に、クリスチャントゥデイは、疑惑を指摘したキリスト教教職者を名誉毀損で提訴した。この民事訴訟の2013年11月判決において、この教職者の表現の一部に適切でない部分があったとされる一方で、クリスチャントゥデイを含む多数の関連団体・教会が張在亨牧師の影響下にある一体的なものであったことが明らかにされた。
そして今年、かつて同グループ内において、張在亨牧師は来臨のキリストであるとの信仰に誘導する聖書講義が行われていた事実や、団体・教会の活動を維持するため、メンバーが消費者金融から借り入れをするように仕向けられたり、人事指示を受けて過酷な集団生活や無償労働をさせられていた事実などについて、複数の脱会者から証言を得た。
このような事実があるにもかかわらず、現在のクリスチャントゥデイには、多数のキリスト教教職者等が取材を受けるなど関係しており、キリスト教界に多大な影響を及ぼしていることを、深刻に憂慮せざるを得ない。
ゆえに日本基督教団は、クリスチャントゥデイなど張在亨牧師関係グループに対して、キリスト教として同一の線に立つことは出来ないとの判断を再確認する。
日本基督教団総会議長 石橋秀雄
議長声明に対する抗議
2日後の1月29日、日本基督教団に所属する6名の牧師が、この声明に対して、国内外の情報網を駆使して調査した限りにおいて、クリスチャントゥデイ社が声明において示されているような団体であることを証明する満足な証拠は何一つなく、公平を期した声明ではないとする抗議を表明した。
日本基督教団総会議長
石橋秀雄 殿
クリスチャントゥデイ社に関する議長声明に対する抗議
主の御名を賛美します。
本年1月27日付『教団新報』において、石橋秀雄総会議長名で「クリスチャントゥデイなど張在亨グループに関する声明」が発表されました。
この声明に対し、ここに署名した私たちは、日本基督教団に所属する教職として、深い憂慮を覚えて、強く抗議いたします。
今回の声明は、私たちが情報開示の請求をしても拒否されたまま、強行して出されました。またこの声明が出されるまで、わが日本基督教団は「脱会者」と名乗る人の話だけを聞いて、それを当事者であるクリスチャントゥディ関係者に直接に確かめることを、全くしておりません。従って、これは公平を期した声明ではない、と強く訴えます。
今回の声明にはクリスチャントゥデイ社および関係先とされる諸団体が「活動を維持するため、メンバーが消費者金融から借り入れをするように仕向けられたり、人事指示を受けて過酷な集団生活や無償労働をさせられていた」とあります。
しかし、我々が一年以上にわたり、日本ばかりではなく中国・韓国・アメリカに至るまでの海外の情報網を駆使して調査した限りにおいて、クリスチャントゥデイ社が声明において示されているような団体であることを証明する満足な証拠は何一つありません。むしろ、この疑惑を否定する証拠ばかりを目にする結果になっています。私たちは、これらの証拠を全て公開・提出する用意もあります。
ですから、私たちはこのような不正確な内容の声明を看過できません。このまま行くと疑惑の真相を解明していくどころか、誤解を増幅したまま「デマ」として拡散させていくことにつながると思われます。このことで係争先であるクリスチャントゥデイ関係者から名誉棄損訴訟の対象となる可能性もあります。私たちの求めることは「公開された証拠」に基づく真相究明と相互対話であるべきであり、誤報の拡大、訴訟の拡大は避けるべきではないでしょうか。
もし石橋議長殿ご自身が、この声明を重要なカルト情報であると思われるのでしたら、連絡会で流されたビデオ動画を早急に公表して頂きたく存じます。私たちがその内容の真偽を確かめ、正しい情報を得て正しい信仰生活を守るよう呼びかけるために、是非必要であるからです。
必ずしもここに署名した全ての教師が、クリスチャントゥデイ社の疑惑が完全に晴れていると考えているわけではありません。しかし、私たちはこの問題について、隠された証拠ではなく、明確に社会に開示された証拠に基づいた議論を望んでいるという点で一致しています。
今回の声明公表の強行に厳重に抗議するとともに、議長殿が証拠とされておられる「脱会者証言」を何らかの形で公開して頂くことを強く要請いたします。
2018年1月29日
正教師 臼田宣弘(世真留教会牧師)/正教師 山本隆久(水戸中央教会牧師)/正教師 石田聖実(鈴鹿教会牧師・名古屋学院大学非常勤講師)/正教師 藤崎裕之(函館千歳教会牧師)/正教師 荒又敏徳(香川教会牧師)/正教師 千葉敦志(木造教会牧師)
日本基督教団内においてもクリスチャントゥデイに対する見方は様々だったのである。閉鎖的な団体の内情を知るためには脱会者の証言が貴重な情報源となるが、脱会者は生活上の様々な事情から実名や体験の詳細を公開することが困難であることも多い。
クリスチャントゥデイ従業員のお詫び声明
そうした中、昨日(2月8日)、クリスチャントゥデイ編集長と従業員の計7名により、下記の声明が出された。
クリスチャントゥデイ異端疑惑をめぐる弊社従業員声明
2017年12月23日付の日本基督教団機関紙「教団新報」で報じられたクリスチャントゥデイ問題、および本年1月27日付で日本基督教団の石橋秀雄総会議長より発せられたクリスチャントゥデイに対する声明について、私たちはその対策を社内で話し合ってきた。特に、クリスチャントゥデイ創設当時からいる社長の矢田喬大氏(33)と編集補佐の内田周作氏(33)が、張在亨(ジャンジェヒョン)氏を「来臨のキリスト」とする異端疑惑に関わっているか否かが問題の焦点だった。
この2人はウェスレアンホーリネス淀橋教会(峯野龍弘主管牧師)で役員や教会員として信仰生活を送っていながら、あいのひかり教団の集会にしばしば参加していることが明らかになった。あいのひかり教団とは、張氏を創設者とする元東京ソフィア教会などの信者によって作られた教団である。
もし2人の身が潔白なら、その疑惑を払拭するため、会見を開くようスタッフ全員が再三要求してきたが、両氏はそれを拒否し続けた。さらに今月2日、編集長の雜賀信行(52)が矢田氏に対して、キリストの働きのために社長を辞任するよう要求すると、矢田氏は逆に雜賀を解雇すると言い渡し、矢田・内田氏以外の全員を解雇する予定であることも話した。
また経営にも大きな問題がある。給与遅配が常態化し、収入と支出の流れも不明な点が多い。それにもかかわらず、今日までスタッフに対して矢田氏から説明は一切ない。異端疑惑についての説明責任も果たさず、明確なビジネスプランも示すことのできない矢田氏には、経営者としての資質がないと判断する。内田氏についても、異端疑惑に対してきちんと説明することなく、極めて不誠実である。
両氏を除く私たちスタッフは、張牧師とは関係ない、プロテスタントやカトリックの教会で信仰生活を送るクリスチャンである。今までクリスチャントゥデイに掲載された記事を読めば、クリスチャンの記者として誇りをもって取材し、執筆したものであることが理解していただけると思う。ただ、異端疑惑は誤解だと主張してきた矢田氏たちを信じて、その働きの一翼を担ってきたことは慚愧に堪えない。読者並びに関係者の皆さまには心からお詫び申し上げたい。
クリスチャントゥデイは、月間40万ページビュー(閲覧数)を超える多くの読者、スポンサー、取材対象者を得て、今やキリスト教界最大のメディアへと成長をしてきた。今まで支えてきてくださった方々を蔑ろにする両氏の態度は断じて許すことはできない。現在、両氏の処遇については、取締役会を通して申し入れをしている。
2018年2月8日(木)
㈱クリスチャントゥデイ編集長 雜賀信行
同編集 久田雄治
同営業 中橋祐貴
同記者 坂本直子
同記者 河西みのり
同記者 池上紅実
同記者 守田早生里
この従業員声明によると、「東京ソフィア教会」などと名乗っていた張氏のグループは現在「あいのひかり教団」という教団を作っており、クリスチャントゥデイ創設当時からいる社長の矢田氏と編集補佐の内田氏が淀橋教会の役員や教会員でありながら、この「あいのひかり教団」の集会にしばしば参加していることが発覚、さらにこの2名は疑惑払拭のための会見を開くことも拒否し続けたとのこと。従業員への給与遅配が常態化しており、収入と支出の流れも不明な点が多い、とも。
この2名を除いたクリスチャントゥデイのスタッフは張氏とは関係がなく、異端疑惑は誤解だという矢田氏らを信じてその活動の一翼を担ってしまったことを読者・関係者に謝罪する内容だ。
この声明はキリスト新聞やクリスチャン新聞でも直ちに報じられた。
- 【速報】 「クリスチャントゥデイ」現役従業員が連名で声明 〝一翼担ってきたことをお詫び〟 2018年2月8日 ーキリスト新聞ー http://www.kirishin.com/2018/02/09/10856/
- クリスチャントゥデイ現役スタッフが声明 社長、編集補佐が異端疑惑の説明責任果たさず ークリスチャン新聞ー http://xn--pckuay0l6a7c1910dfvzb.com/?p=18816
あいのひかり教団
東京あいのひかり教会(http://www.ainohikarichurch.org/)は、所在地を都内で転々と変えながら、現在は早稲田大学や日本キリスト教会館からほど近い早稲田通り沿いのビルにあるようだ。
あいのひかり教団サイトに掲載された沿革には、1929年に広島で「アメンの友」として創立され、1952年に宗教法人認可を受けたと書かれており、そこから61年間ジャンプして、2013年に「あいのひかり」に名称変更したと書かれている。
あいのひかり教団HPより
また、オリベットアッセンブリー教団と連合し合併したとも書かれているが、このオリベットアッセンブリー教団もまた張氏のグループが立ち上げたと言われる教団である。
「アメンの友」創立者の田中種助牧師は小説家・田中小実昌の父であり、張氏とは無関係であろう。これらの経緯を見ると、張氏のグループと「アメンの友」教団の間で、「新天地」など韓国系の新興キリスト教派でしばしば指摘されるような「教会の乗っ取り」のようなことが起きたのではないか、とも思えてくる。
現在「あいのひかり教団」は全国に、東京あいのひかり教会(東京)、横浜聖門キリスト教会(横浜)、広島平和キリスト教会(広島)、仙台あいのひかり教会(仙台)、愛知キリスト教会(名古屋)、エペソキリスト教会(大阪)、愛多キリスト教会(福岡)を有している。
こうした経緯を受け、ツイッターフォロワー5万超を数える上馬キリスト教会も、クリスチャントゥデイでの記事連載の休止を表明した。
上馬キリスト教会 @kamiumach より
今日、また新たな動きがあった。
クリスチャントゥデイに掲載されていた従業員によるお詫び声明が、忽然と削除されてしまったのである。昨日まで掲載されていたスタッフ紹介のページも削除され、スタッフはクリスチャントゥデイのサイトにログインできなくなったとのこと。
スタッフ紹介削除前
スタッフ紹介削除後
松谷信司氏 @macchan1109 より
そして、昨日お詫び声明文を出した雜賀編集長の雇用契約の終了を告げるお知らせが掲載されたのだ。
クリスチャントゥデイ 編集長交代のお知らせ
本紙前編集長の雜賀信行との雇用契約が1月末日で満了したのに伴い、本紙論説主幹の宮村武夫が2月より編集長に再就任したことをお知らせ致します。
なお、宮村は論説主幹を引き続き兼務し、編集補佐の内田周作は副編集長として業務に当たります。
つまり、張グループとの関わりの事実を認め読者に謝罪した雜賀氏が更迭され、矢田氏と内田氏は引き続きクリスチャントゥデイの運営に関わる形だ。
日本基督教団が説明会を開催
日本基督教団は今月23日に、「クリスチャントゥデイなど張在亨牧師グループ」に関する説明会を開催するとのことである。
「クリスチャントゥデイなど張在亨牧師グループ」に関する説明会の開催について
2018年2月8日
教派・団体関係者 各位
日本基督教団総会議長 石橋 秀雄 日本基督教団統一原理問題連絡会 代表世話人 宣教委員会委員長 米倉美佐男
「クリスチャントゥデイなど張在亨牧師グループ」に関する説明会の開催について
主の御名を賛美いたします。
さて、日本基督教団は、2018年1月27日付で、「クリスチャントゥデイなど張在亨牧師グルー プに関する声明」を総会議長名でいたしました(『教団新報』第4875号に掲載)。ついては、この 声明についての説明会を、下記のように開催いたします。
この問題についてのご理解を深めていただくべく、多くのご参加を願っております。貴教派・団体 における担当者、または関心のある方にご周知くだされば幸いに存じます。どうぞよろしくお願い いたします。
記
【日時】 2018年2月23日(金)午後1時30分~午後4時30分
【会場】 日本基督教団A・B会議室 〒169-0051 新宿区西早稲田2-3-18 日本キリスト教会館4階
【内容】 1.「最近のクリスチャントゥデイ内部の動き」について 2.「張在亨(ジャン・ジェヒョン)牧師グループ」について 3.その他
※ 問い合わせ先 日本基督教団 統一原理問題連絡会 〒169-0051 新宿区西早稲田2-3-18 電話 03-3202-0544 FAX 03-3207-3918
この数日で大きく動いたクリスチャントゥデイ問題。クリスチャントゥデイの読者層であるクリスチャンにとってはイエス・キリスト以外の人物を来臨のキリストとして信じるという信仰は決して受け入れられるものではない。また、純粋なクリスチャンとして記者活動に励んできたスタッフたちも、異端扱いされるのは耐え難いことであろう。実態が解明され、クリスチャンの記者と読者が心身ともにスッキリと活躍できるようになってほしいと願う。今後の展開に注目したい。
2 コメント:
クリスチャントゥデイ問題の本質は、不明朗な資金の流れや従業員への給与遅配、そして記事内容における人権侵害の有無にあるのであって、「キリスト教として異端であるか否か」は副次的なものであろうと思う(そんなのはキリスト教会内での内輪揉めでしかない)。
「脱会者の証言を公開せよ」と主張する「牧師」を自称する人々の人権感覚の頓珍漢さが問題に輪をかけているが、そんな「抗議」なんかはっきり言って自分たちのエセ宗教者ぶりを暴露しているだけのことだ。
キリスト教って、ホントにどうしようもない人たちの集まりだね。
匿名さんへの応答 クリスチャントゥデイ問題の本質は、「不明朗な資金の流れや従業員への給与遅配、そして記事内容における人権侵害の有無」にだけあるのでありません。「キリスト教ではなく張在亨=再臨キリストとするグループであるか否か」にあります。人権侵害は、そのような偽キリストによる集団は、自らの追従者獲得のために、「正体隠しの伝道」、「信者の生活支配」など、人権侵害行動を多くの場合に、惹起しています。ただ一企業体の人権侵害事案には解消してはならないでしょう。「そんなもの」は貧困問題が溢れかえる現代には、数え切れないほどなので、そのカテゴリーに解消するなら問題解決にはなんの役にも立ちません。張グループは大手メデイアのニューズウィークすらも傘下におくもので、放置しておけば現代世界は知らない間に、このグループに情報コントロールされる危険性すらありました。この件は、やや日で続報を期待します。「そんなのはキリスト教会内での内輪揉めでしかない」というのであれば、どんなにかよいだろうと思う。
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